001 OM-31 その1 第 31 章 1. 創造、賢者、義人の名において。 2. 創造に讃えあれ。創造は記憶である。 3. 予言者はヤーウェの記憶の話を告知する。地球人は過去を知るべきである。 4.「これは真理の言葉の書である。それは知恵の教えとして、即ち貴方の人生の道案内として、記憶として、貴方に明らかにされる。 5. 貴方がたの予言者であり、貴方がたに与えられることに従え。ヤーウェとその援助者によって、貴方がたに送られる事に従え。 6. 貴方がたの予言者の知恵に従え、即ちヤーウェの知恵に。貴方がたの真の霊的指導者に従え。嘘偽りの偽の守り神に従ってはいけない。 7. こうして昔から多くの町、多くの土地、多くの人間の命が、偽の守り神、偽の予言者の責任により破壊された。即ちノアの時代よりずっと以前から。ノアは知恵の中に生き、箱船を建造し、彼の家族と全ての従僕と小動物は、邪悪な破壊を乗り越えた。 8. まことに多様な刑罰がしばしば地球人を襲った。何故なら彼らは、知恵、真理 愛、知識を避けたからだ。だから彼らは自ら刑罰を生み出し、課したのである。 9. 地球人は自らに対して呪い、悲しみと重荷、恥辱、責任。苦しみ、悲惨を作り出した。即ち彼らは殺人、火災、破壊の中に生きてきた。何故なら彼らは、真理、知恵、愛、知識を避け、暗い呪いの奈落に落ちたからだ。 10. 昔から貴方がたは全てにおいて不義を犯してきた。貴方がたはそのことを確かに知っている。しかし貴方がたは、その為に偽善的に、偽りの神や偶像に誤った許しの祈りを請うている。そして腐敗と誤った信仰の中に、更に生き続けるのである。 11. 即ち貴方がたの誤った信仰、宗派、利己心のある感覚から抜け出よ。貴方がたはその中に捕われ、その中で誰もが他者の敵と成っている。 12. まことに貴方がた地球人には、貴方がたの世界を命の都市として与えられているのだ。そこで貴方がたは生計を立て、生き、死ぬのである。そこで貴方がたは死を過ごし、そこに再び生まれ変わってくるのである。だから義をもって生き、生命の生活へと旅を続けよ。 13. しかし貴方がたは、昔から忌まわしい行いをした時には、次のように語るのである。「我々はそのような行いを祖先にも見てきた。我々の創造がそれを命じたのだ。」と。しかしまことに創造は決して忌まわしい行いを勧めてはいない。祖先が忌まわしい行いをしたからと言って、その子孫が同じことをして良いのではない。 14. 貴方がたは知っていながら、祖先と同じ様に誤った処置を取っている。何故なら貴方自身は、自らを誤謬に導いているからだ。そうして貴方がたは悪魔的な愚者を友とし、創造とその法則と掟を締め出している。 15. まことに創造の法則と掟は小さな者にも大いなる者にも、命の喜びを締め出さない。ただ公然と又はこっそりと、あらゆる不義の形で為される恥ずべき所業のみを締め出すのである。 16. 人々の心の中に広がった全てのものが洗い流され、彼らから愛と平和の流れがほとばしるべきである。そうして彼らは語るだろう。彼らとそこに導いてくれた創造に、総ての讃えがあるようにと。 17. まことに人間は、創造がその法則と掟によって自ら導いてくれるのでなければ、己の中には十分な導きは見出さないのである。これはヤーウェや予言者である知恵者も同じである。 18. まことにヤーウェと予言者は、その行いにおいて絶えずただ真理のみをもたらし、こう呼び掛けたのであった。「地球人よ、真理はこうである。貴方がたは自分の中に天国と地獄を作ったのだ。そして天国と地獄が、貴方がたの思考処置の遺産として存在するようになったのだ。貴方がたが考え、処置(行動)を取るその報酬として。 19. ヤーウェの予言者ノアがいた。彼は地球の民の間に送られた。彼は創造と並ぶ創造は他に無いと言う真理を証しなければならなかった。しかし地球人は彼を冷笑した。だから人々は自分の罪と非理性の故に、何百万人の死を持って罪滅ぼしをしなければならなかったのだ。何故なら彼らは自ら箱船から遠ざかり、荒れ狂う洪水の中に溺れ死んだからである。 20. 冷笑家や人民の指導者は、ノアに向かって、彼は明らかに誤謬の中に居り、その話と思考において混乱しているとヒソヒソしゃべっていたのだ。 21. しかしノアは、「ヤーウェの知らせと直々の助言を持参した。既にしばしば災害をもたらしたことのある移動惑星により生ずる何週間も続く大洪水がやってくも」と語ったのだった。 22. しかし人々は、ノアの言うことを聞こうとせず、移動惑星に関する真理を知ろうとしなかった。即ち彼らは、危険が迫る土地を去るか、ノアと同じように箱船を建造するようにと言う忠告に従わなかった。 23. ノアは民に警告し語った。「貴方がたはしっかりと警告を受け、救われるように、地上のヤーウェから貴方がたの中の或る一人の人間によって、警告が発せられたことを不思議がらないのか?」 24. しかし冷笑家や支配者達は、ノアを誤っていると訴えた。そこでノアは大洪水の嵐がやって来て、冷笑家や全ての民を飲み尽くす前にそこから去り、家族の者を箱船に入れて救われたのだった。 25. まことにノアの民は盲目の民であった。今日地球上の人類全ても同じ盲目である。予言者は新たにその民の盲目を嘆いている。 26. まことに公正な人々のみがヤーウェの真理の言葉に従う。即ち彼らは真理の言葉、予言者の知恵に従う。彼はその真の愛において純粋である。 27. 地球人よ。最後の真理の予言者が貴方がたの所に遣ってくる。以前貴方がたの所にいた同じ予言者である。貴方がたは、貴方がたの祖先である祖先達の書に言及されている、その予言者を見出すことが出来るだろう。ウルク・ガルトの叙事詩の中に、ウパニシャド(古代インド哲学書)の中に、トウト、アンキ、アモンの印の中に、古代トーラやコーランの中に、そし福音書や聖典の中に。 28. 貴方がたの予言者であった予言者は、近代の予言者である。地球人よ。真の愛を持ってあらゆる悲しみの苦境を身に引き受けよ。そして公正と不正を学べ。そうすれば貴方がたの上にのしかかり、貴方がたを抑えつけている重荷を解かせてから、自由になることが出来るだろう。 29. 地球人よ、しかし貴方がたは、尊ばず、慰めず、予言者を助けない。即ち貴方がたは予言者の知恵と教えの助言を受けない。貴方がたはもうその人生において、貴方がたの祖先がなした以上のことをしたのである。 30. おお、人類よ。確かに予言者は貴方がたにとって、教えであり、知恵であり、命である。彼は昔いつでも存在していた。しかし今日も当時と同じように、彼は迫害され、嘲笑され、不義者である愚者によって、偽りであると責められている。 31. 教訓を受けよ。何故なら、そうすることによってのみ、貴方がたは真の命に達するからだ。即ちそうすることによってのみ、自ら脅かしている荒廃と地上に於ける多様な死を防ぐのである。 32. まことに地球人よ、貴方は予言者の真理に従わないのであれば、自らに誤謬の判決を言い渡すことになるのだ。貴方のために、生命に道を示す指導者は誰もいない。 33. 貴方の祖先も、前世の貴方も、天と地の軍国や創造によって創られている万象に目をくれなかった。そうして貴方がたは、貴方がたの生命期間が直ぐに終わりに近づいてくるのに気付かなかった。今日の貴方がたもそうである。 34. その時がいつか尋ねてはならない。何故なら貴方がたは予言者がそれについて教授したことを知っているからだ。貴方がたはまだ無法者であるから真理に教えられない。たとえ貴方がたが誤った考え方をしていても、その権利は貴方がたにあるだろう。しかしこの権利を貴方がたは無知なる者として持たない。ただこの真理を知ろうとしないが故に、である。 35. まことに貴方自身を役立てるか、害するか、その力は貴方自身が持つ事は前世における貴方がたにも、貴方がたの祖先にも通告された。即ち貴方がたはどんな事や関心事においても、そこに隠された真理を自分で見つけなければならない。 36. まことに誰でも、自分で豊かな善を創り、又あらゆる種類の悪の量についても同様である。即ち彼は、自分に降り掛かるあらゆる運命の持参者であり、警告者である。 37. 人間は人間であり、それ以上の高い人も低い人もいない。即ち人は他の者より上位にはいない。親方も彼が指導している弟子より上位にあらず、王様も貧しき者より上位には無い。しかし貴方がたは、人間や偶像を貴方がたより上位に置き、自らを貴方がたと等しき者又は死人の奴隷としている。 38. 貴方がたは自分達の上位に置いた人々を呼び求め、それに祈っている。貴方がたは狂気の人である。何故なら貴方がたは貴方がたが祈る対象から、決して助けを得ることが出来ないからだ。貴方がたはその前世においても助けを受けなかった。そして貴方がたの祖先にも同じことが生じた。 39. しかし、愚か者で、世間知らずで意志薄弱な者よ。貴方がたは神々、偶像、修道院長、司祭を呼び求める。しかし誠に彼らは貴方がたを助ける事は出来ない。彼らは自分をさえ助ける事が出来ないのだ。何故なら彼らは、自分を助ける事が出来ない貴方がたと同じ無法者で不義者であるからだ。 40. まことに創造の法則と掟の中にのみ、寛容と思い遣りが見られる。だから無知から背を向けよ。地球人よ、そして知恵を使用してその中を歩め。 41. 不機嫌、害悪、不義は、既に昔から地球人の上に重くのしかかっている。最初の予言者エノクが地球にいる前に既にそうであった。 42. エノクは地球人類にその義務を行ったが、愚者にあざ笑われた。近代の予言者もそうである。 43. エノクは地球人であり、予言者として、予言者イマヌエルより9308年前に生まれた。即ち近代の予言者より11245年前である。彼は地球に誕生することによって、全く地球人と成った。しかし彼の出生地はラサン(Lasan)である。そこは地球からずっと離れた世界である。 44. 即ちエノクは深遠な宇宙からやって来た宇宙人であり、彼は真理における知恵が有り、知識が有り、能力があった。即ち彼は愛と義務意識に満ちていた。彼は悲しみと苦境を自分で引き受け、予言者として地上で働いた。 45. 多くの歴史が地球人の聖典や書物に書かれたが、多くの事柄が偽造されたので、真理は非常に欠けている。 46. エノクの祝福の言葉は、他所で確保されている。それが記憶により地球人に教訓とされたのである。だから地球人よ。真理を良く考え、その中で歩め。 47. 即ちヤーウェは、記憶の言葉に付いて知らせる。それはエノクと、他の啓発された人々により与えられたものである。 48. 即ちこれがエノクの祝福の言葉である。かつて彼はその言葉をもって義人と知恵者を祝福した。彼らは苦悩も無く、死の日を乗り越えるであろう。彼らは悪人や不義者の不安や恐れからまぬがれるであろう。 49. エノクは正義の人であった。彼の眼は知恵を放っていた。彼はヤーウェの守護天使が示す事柄を見ていたのだった。彼は天使から聞き、知り、見るものすべてを理解していた。 50. そしてエノクはヤーウェの見張り人たちによって高く引き揚げられた。彼らは、地球人類に起こる事柄について述べる所に、エノクを長い間連れて行った。 51. 即ち、エノクは将来に至るまで 出来事を眼前に見せられた。即ち彼はその中で地球人に教示し、次のように語っていた。 52. 「私が見、聞いたことはすべて理解できる。即ち、私に与えられ、語られ、啓示された全てのことを、私は理解し、知った。 53. しかし、私が見たものは、現在の人類の為ではなく、やがて訪れる遠い未来の人種のためである。 54. まことに義と不義について、私はヤーウェの知恵を持ち、偉大なる人即ちヤーウェと共に語った。ヤーウェとは地球のヤーウェであり、地上の人種であり、宇宙からやって来た知識人である。 55. ヤーウェとその助手達は、地球人の知らない場所に生きている。そこから彼は、地球と人類を見張っている。そこからヤーウェやその守護人達は歌う光によって現れる。即ち空中を遊泳しながら。 56. 即ちヤーウェは、そこから一人で又はその軍勢と空中を伝って視れる。即ちヤーウェは、彼の権威を表す全兵士を募って、輝く光の船で天を覆いながらやってくる。 57. 人々は今日それを恐れている。又私が見、聞いたことについてもそうである。遠き将来の人々も不安になり、恐れるであろう。 58. まことに全ての者が近い将来には恐れるであろう。又守護人も、将来の新しいヤーウェも。何故なら多くの災害が地球人により世界と生命の上に襲うからである。即ち至る所、地の中まで大きな恐れと、戦慄が人々の心を捕えるだろう。 59. 高くそびえる山々は揺れ崩れるだろう。小高い丘も沈み平地になるだろう。それは燃える炎の前で、溶ける蜂蜜のようになるだろう。 60. 大地は大地の中に沈むだろう。即ち地上にある全てが。 61. 生命は失われるであろう。何故なら、生存する全ての上に訪れる裁きであるからだ。即ち裁きが不義者の上にも義人の上にもやってくる。それは人間自身に拠って生み出され創られたものである。人間は自らとその世界について、何千年にも続く重大な連鎖を持って腐敗を定めた。 62. まことに腐敗は、義人に平和をもたらすだろう。義人の大多数は守られるだろう。何故なら義人が遠い将来予言者に耳を貸す時、真の予言者の知恵の助言の元に守られる義人は、まことに僅かであるからである。 63. 義人は選ばれた者と成る。しかし彼らは知恵により自ら選ばれた者と成るのである。それでもそれが阻止出来ない時、恩寵が彼らを支配するであろう。 64. ほんの僅かな義人のみが無事であろう。予言者の教示は冷笑されるが、まことにほんの僅かな者だけが死の太陽の炎に生き残るのである。 65. 生き残った者は愛と知恵の光を灯す、そうして彼らは祝福される。不義者は燃える赤熱で灰となる。 66. 見よ、地球人の自ら生み出した刑罰に制裁を加える為に。何万という偉力を持った義がやってくる。そうして全ての不義者は、独自の責任により破滅させられる。彼らは愚者で、創造をあざ笑った者達である。 67. 彼らの上に自ら生み出した正義の刑罰が訪れるだろう。真理と創造に向かい、変化し、理性によってそれが阻止させられない時に、彼らの肉体は生きたまま焼かれる。 68. 無法者は独自の罪により、致命的な火の中で罰せられるであろう。人間は致命的な狂気の中で、それを自ら生命の礎石から生み出す。 69. こうして私は遠い将来の出来事を見たのである。悪から善へと転向せず改心しなければ、その事は成就するであろう。 70. だから人間は、これと、やがて訪れる全てのために警告と注意を受けるが良い。そして救いようの無い致命的な腐敗が、彼の上に襲い来る前に。義の道を歩め。 71. まことに私は、地上、宇宙、人々に関する全ての事柄を見た。又私は、命と法則と掟の全ての事柄を学習した。 72. 私は天に起る全てのこと--夜空に輝く星である光を見た。それは僅かの間には軌道を変えず、何千何百年で軌道を変えるのである。 73. まことに私は見た。星は太陽であり、惑星であり、又日中照る我々の太陽であり、夜輝く何であるかを。 74. まことに私は、どの様にそれが東方の空に昇り、西の国の遠い地平線の後に沈んでいくのかを見て取った。その秩序に全く正確に従い、どの天体も決まった時を持ち、法則に忠実で、それに違反することは無かった。 75. 又私が、地球が変わり易い球形であるのを見た。他の全ての天体もそうであった。それらは球形であるが、まだ完全に球形になっていない。即ち卵と球形の中間であった。 76. 即ち私は、太陽の周りを巡る天体の軌道を見て取った。又惑星の周りを巡る月を。惑星はその道を持っている。それはアヒルが生む長い形をした卵のようであった。 77. 即ち人々よ。私のように貴方がたの地球を正視し、全てのことを認めよ。地球の上で夜と昼に起る出来事を、初めから最後まで、そしてどのように創造の働きが現れるかを。 78. 目を開けて夏と冬を見よ。成長する実と穀物を見よ。そして雲と露と雨を。そして知恵のマントのように山々や大地を包む冬の雪を見よ。 79. しかし私は、目下人間の目に見てとれる以外の事柄を見た。私は、まだこれからやって来る別の時代の時を見たのだった。 80. 即ち私は映像や現象を見た。その中で全ての木々が打たれ、腐敗しているかのように私にはっきりと、示された。全ての木々の葉は14の木(訳注。14の人間のグループ)に至るまで枯れ落ちた。その木は新しい葉が新芽を吹くまで、3年間葉を付け、落葉しないのだ。 81. 再び私は夏の日を観察した。そして太陽の向こう見た。即ち私は、その太陽の向い側にもう一つの別な太陽を見た。それは人々の手により生命の礎石から造られたものであった。 82. 太陽は多くの死をそれ自体に隠し、全地、水中、空中へと広がっていた。人々は、この人間の造った太陽の熱を避けるために、涼しい場所や日陰を探した。しかしほんの僅かな人々だけが救われ、多くの者は片輪に成った。 83. 人の手による太陽の炎熱のもとで、大地は火山地帯のように燃えた。人々は大地の上にも、岩の上にも足を踏み入れることは出来なかった。何故なら炎熱は流れる火山地帯のように激しかったからだ。 84. 人々は、大海や湖や河川の水によっても涼むことが出来なかった。何故なら水は煮え蒸気を上げていたからだ。即ち水は厚い霧のように高く立ち昇り、重く暗い雲と成ってもうもうと、群がっていた。 85. 致命的な人の手による太陽は、目に見えない死の力を放射していた。それは雲、即ち最も微細な塵と混ざり、空中を漂い、太陽の光を暗くしていた。 86. 死の力を持って飽和した雲は、その死の雨を全ての地と地上の水面に降らせた。そして人々の皮膚は燃えた。それは動物や全ての植物にも生じた。その雨に当った者は、死ぬか、片輪に成った。 87. 更に私はどの様に木々が新たに緑の葉に包まれ、新たに実を結ぶかを見ながら観察した。 88. 即ち私は、生き残った人々が変化し、創造に祈るのを見た。何故なら彼らは、全ての生命を創り永遠に生き続ける創造に注意し、その全てを配慮することを、認識するに至ったからであった。 89. そして人々は創造の働きを認識した。それはもう長い間、 々の前に満ちたりて存在していたものであり毎年時が来ると新たに発生するのであった。 90. 人々は、創造の働きが変化せず、その働きは創造の法則と掟、そして秩序により、創造が生み出したままで、いつも変わらないことを知った。そして全ては、永遠に命令の均斉の中で生じる。 91. だから人々よ、見よ。河川、湖、大海、最も小さな川が、いつもどの様に一緒に成って、その共同の仕事を完成させているかを。 92. しかし貴方がた人間はいつも何をしているのか。貴方がたは、見ず。聞かず、忍耐しなかった。貴方がたは創造の法則と掟を成就せず、その秩序にも従わなかった。 93. 貴方がたは、創造の全ての紀律に反し、貴方がたは汚い口から高慢の言葉を吐き、創造の偉大さを冒涜し中傷した。 94. まことに貴方がたの行いと思考と処置(行動)は、命と創造に対する反逆である。何故なら貴方がたは無情で、長い間、平和を見いださない、からだ。その時は何千年も続くであろう。 95. 貴方がたは、その違法の罪滅ぼしをしなくてはならないと考えてはならない。何故なら貴方がたは、いずれにせよ死ぬからだ。貴方がたは愚鈍の中で倒錯しているからだ。だからその中で倒錯しているがよい。 96. まことに命は長く続かない。貴方がたは死なねばならない。何故なら貴方がたは、絶えず再び死後新しい生命に目覚め、新しい存在を地上に持つからだ。何度も何度も休むこと無く。誰もそれを回避することが出来ない。 97. 即ち貴方がたは、死後も再び生きる。絶えず繰返し。そうして貴方がたは、やがて生まれ変わる生命を持つ時、貴方がた自身の子孫となるのだ。即ち貴方がたは過去世に対する忌まわしい悪行に対し、将来自分で生み出した刑罰に耐えねばならない。 98. そうであるから、貴方がたは忌まわしい生命の日々を呪うだろう。貴方がたはそうした生活を現在も将来も送るのである。その生活は貴方がたにとって、災いの時に過去と成り現在と成ろう。 99. そのように、貴方がたは教訓を受けようとしないので、貴方がたにとって命の年は滅びるであろう。 100. そしてまことに遠い将来、貴方がたは独自の刑罰の裁きが貴方がたに訪れるであろう。だから自分自身の呪いの中に苦しみ、自ら呪う不義者として、見掛けだけの脆い平和を生み出さなければならない。 101. そしてまことに義人にとっては、喜び、愛、光、平和になる。彼らは独自の劫罰の呪いを避ける為に素早く立ち上がる時、世を受け継ぎ、新たに世を存続させるだろう。 102. 選ばれた人は、かつてよりもっと多くの知恵を得るであろう。彼らは皆生き、不注意や思い上がりから不義に耽ることなく、知識人となるであろう。彼らは大きな知恵を持ち、規則と掟、創造の秩序を、畏敬に打たれた喜びの中で成就するであろう。 103. 彼らは、貴方がたが、独自の力の中で何千年もそうし続けるような、一生涯己を罰するようなことは、もはやしないであろう。 104. 即ち彼らは、もはや血生臭い手と裁きの判決、かしやく、怒りの裁き、戦争、嫉み、その他の害悪により死ぬことは無いであろう。貴方がたは、まだ何千年と長い間、それを行うであろうが。 105. 人々は遠い将来、その命の年月を最後の瞬間に至るまで全うさせるであろう。即ち彼らは平和のうちに年を老い、彼らの幸福の年は多年に及ぶであろう。長く続く歓喜と愛の中で、一生涯の間。 106. これが私エノクに与えられた、未来と過去の真実についての知識である。即ち地上の人類に起きる事柄についての知識である。 107. 即ち私は、これらの事柄について、ヤーウェとその守護天使から教えを受けた。そして私が地上の人々に教えることが出来、彼らがその種の起源について知るためである。 ![]() 002 OM31 その2 108. 人間は地から創られた。植物や動物の最も小さな生き物から。しかし動物や植物との共同体ではない。即ち人間は独自の種属である。 109. 人の子が地上に増えた後、天の息子や娘達が地上にやって来た日々があった。彼らは深遠な宇宙からやってきた知識人であった。 110. 当時、人の子達はまだ野蛮で抑制出来なかった。しかし男も女も彼らは十分な美しさを備えていた。 111. 天の息子や娘達は、地上の人の子の美しさを認め、彼らを欲しがり、互いに相談し合い、こう語った。「さあ、我々はこの地上の人の子の中から男と女を選ぼう。そして彼らと一緒に子孫を生み、独自の民族を起そう。」 112. この行いはヤーウェの命令に背いた行為であった。ヤーウェは、深遠な宇宙からやって来た知識人の最高の指導者であった。 113. 最高指揮官ヤーウェは副指揮官を持っていた。彼らは天の息子や娘達の間で、ヤーウェの代理人と成っており、見張り人とか守護天使とか呼ばれていた。 114. 彼らの中にはセムヤーサがおり、彼は副指揮官の中の最高指揮官であった。彼はヤーウェの副指揮官として責任をもち、天の息子や娘の意図に気付いた時、彼らにこう語った。「貴方がたは自分の行いを全うする意志が無く、その為に。差し迫る刑罰を身に受けなければならないのではないかと私は恐れる。何故なら貴方がたは、そのような振舞がヤーウェによって禁じられていることをよく承知しているからだ。」 115. しかし皆は答えて言った。「我々は皆、自分達の意図を諦めず、これを遂行し、ヤーウェが知ることの無いように、それについて沈黙を守る団結の誓いをし、その誓いを通して互いに義務を負おう。」と。 116. 即ち彼らは皆共に誓いあい、互いに義務を負い、まもなく200人の数を伴い、密かに去った。そして歌う発光体に乗って山の頂きに飛んだ。 117. そして彼らは、山の頂上に着陸した時、もう一度同志の誓いをした。彼らはその誓いの山を、彼らの言葉でアルディスと名付けた。それは誓いの山という意味である。 118. 200人の中には、副指揮官の最高者セムヤーサがいた。そして他の全ての人達の中には、より低い副指揮官も居り、彼らの名はアンダニ、エゼケール、アサエラ、アサエル、バトラーラ、アルミルス、サヤカヤル、アラジャル、トレラ、ヨマエル、サルタエル、サタノン、サムサフェル、サタナ、ザケベル、ラリイサ、テルイエルであった。 119. 即ち天の息子や娘達は、地上の人の子の中から女と男を奪った。娘達は男を選び、息子はそれぞれ女を選んだ。それから彼らは紀律の無い混血の交わりをした。 120. 天の息子や娘達は、不当に得た地上の人の子等に、手仕事、思考等あらゆる事柄について教えた。そして彼らは、根や実や植物のせん定や木を紹介した。 121. やがて地上の人の子の女達が、天の息子によって妊娠する時が来た。又天の娘達も、地上の人の子である男達によって妊娠した。 122. しかし地上の人の子は、天の息子や娘達とは異なった種であったので、彼らは自分達とは異なる子供を生んだ。 123. そして彼らは子を生んだ。子供は素早く成長し、地上の人の子よりも大きくなった。即ち彼らは、天の息子や娘達よりも大きくなった。 124. そして子孫達は成長し巨人に成った。彼らの足の長さは30エレ(1エレは55~80センチ)である。 125. 子孫の数は多く、僅かの世代のうちに大きな民と成った。 126. 新しい民が増え、彼らは地上の人の子のように野蛮で制御出来なくなった。彼らは皆、地上の子から生まれたのだが。 127. 新しい民の多くは、人間の数に等しく、彼らは暴食家であり、地上の人の子の全ての収穫物までも食べ尽くした。やがて広域に飢餓が襲った。 128. 飢餓は益々大きくなり、人と巨人はもはや生活することが出来なくなった。 129. その時、巨人達は彼らから生まれたのであるが、巨人は地上の人の子に背き、又天の息子や娘達に対しても背いた。 130. 巨人達は地上の人の子等や天の息子や娘達と戦争を起し、彼らを捕えた。彼らは虐殺され、食べられてしまった。 131. しかし地上の人の子の多くは逃亡した。天の多くの息子達や娘達もそうである。そうして彼らはもはや見られず、もはや巨人に迫害されることは無かった。彼らの邪悪は高じ、その野蛮性も増した。 132. もはや地上の人の子や天の息子や娘達を見つけることの出来なくなった巨人達は、そこで活動している全ての小動物を損ない始めた。 133. 即ち彼らは、小動物、鳥、地の動物、水の中の魚がいる所に這い込み、それらを殺し、互いに食べ尽くした。そうして彼らは肉で食物を得、血を飲んだ。 134. 即ちこうして地上に、悪、不義、戦争、嘘、流血、地上の人々の間にある他の全ての悪が生み出された。 135. 巨人達は子を生む能力が無くなり、絶滅するまでの長い間、地上に生きていた。 136. 地上の人の子は遠くの地に逃れた。天の息子や娘達が彼らと共にいた。 137. 彼らは皆、彼らの子孫であり、その又子孫である巨人達によって引き起こされた事件に囚われた。 138. 更に天の息子や娘達と地上の人の子達は、互いに一緒に生活したので、その後巨人のようになった。即ち邪悪で全ての悪が彼らの心に刻まれた。 139. 即ちその後、彼らは野蛮に生きた・・・つむじ風のように。そしてたけり狂う風のように堕落した生活を送った。だから彼らはぜいたく放縦な生活を送ったと言われている。 140. このようにして彼らが互いに生きたように、彼らにとって未知の人々である他人に対してもそうした。即ち彼らは、その人々を悪へと誘惑し、彼らと戦った。 141. 過ちの時代、天の息予や娘達は、ヤーウェとその従者達に追放され彼らはもはや仲間達の所に戻ることが出来なかった。だから彼らは地上の人の子等のもとに留まり、彼らよりずっと長く生きたのだった。何故なら天の息子達寿命は1200才あったからだ。 142. 地上の人の子等は天の息子や娘から、あらゆる種類の手仕事、その他の多くの事柄についても、善についても学んだ。 143. しかし禁令の中で造られた巨人が生んだ悪のように、悪の方が至る所で多く理解されたので、それは広まった。 144. 即ち地上の人々は、天の息子や娘達から学んだ。それほどに彼らは呑込みの早い弟子であった。 145. そしてアサセルは、人々に、剣、そして武技や日常的使用のためのナイフ、装甲、盾の作り方を教えた。 146. 又彼は、人々に生きるための戦いやフェンシングを教えた。又宝石のような技工的細工も教えた。そして彼は、身体を飾るための宝石を作った。又必要のために化粧料を作った。 147. 彼は女達に腕輪を身に付けること、眉毛の美化、最も高価で貴重な選ばれた宝石類を身に付けたり、吊るしたりすることを教えた。又彼はあらゆる色素の生産、鉱石の発見、地の金属を溶解したり、鍛錬することを教えた。 148. まことに間もなく、地球で大いなる不義と偶像礼拝が起った。何故なら全ての人々が誤った教えの中で腐敗し、自分の利益のために生きたからであった。 149. 多くの真理の教えと多くの邪教が広まった。それらは遠い宇宙の知識人や地上の子等の、正しさと誤りの中から出たものであった。彼らは巨人の邪悪な行いによって、邪悪と不義に陥った。 150. テメラは星を見る技術を教え、カカベルは自然の印を読む事を教え、アスラデルは月の運行を教え、アメザーラクは死者を呼び出し、根全体から成る治療医学の技術を教えた。バラカラは占星術を教え、カラナスは創造の法則と掟を教えた。 151. 人々は破滅し、邪道に走り、真理を得ようとしなかった。こうした事態は、テクラ(ガブリエルの娘)によって観察され、聞かれた。ガブリエルはヤーウェの軍団の統率者であり、知識人、遠い宇宙の天の息子であった。 152. テクラは地上の全ての事件を観察した。彼女は歌う発光体に乗り遠くへ飛んだ。何故なら地上で人の子等の間に何が起きているかを伺い、観察する義務があったからだ。即ち追放された天の息子や娘達によって何が為され、どんな影響が出ているかと。 153. しかし観察によって得たことは、ただ不義、流血、偶像礼拝、恐ろしい出来事、あらゆる種類の害悪であった。そしてテクラは、その父ガブリエルに、見たこと、聞いたこと、観察したこと、全てについて説明した。 154. 最高指揮官ガブリエルは、それを聞いて仰天し、聞いたことに関する情報をヤーウェに伝えた。彼は大いに憂慮し、最高指揮官ガブリエルと副指揮官ミカール、ウルヤナ、スルヤナに、もう一度報告するように指示し、委任した。 155. 即ち最高司令官ガブリエルと副指揮官ミカエル、ウルヤナ、スルヤナは、歌う発光体に乗り地上に飛んだ。彼らは天から下を眺め、地上に流れている多くの血を見た。即ち彼らは皆、地上の人々の間にある不義を見て取ったのだった。 156. 彼らは全ての害悪を見た時、非常に驚き互いにこう語った。「我々は、嫌悪すべきあらゆる邪悪の中から見て取った事柄をヤーウェに伝えなければならない。」と。 157. 即ち彼らはヤーウェの前に歩み出て言った。「我々が見たことは、人間の可能性を越える残虐行為だった。何故なら大地は、彼らの叫びと悪行を、天の門に至るまで木霊させているからだ。」 158. ほんの僅かだがまだ義人がいた。彼らは天に嘆願し、訴え、祈った。彼らに権利が得られるように、そして力あるお方が、彼らのこの権利をいつももたらしてくれるようにと。 159. 即ち彼らはヤーウェに語った。「人々は無効の言葉をもって創造に祈っています。その祈りは即ちこうです。創造よ、貴方があらゆる創造の中の創造であられます。貴方は栄光の御座に座す王であり、全ての世界の全ての人種によって存立なさいました。貴方の御名が聖化され、全ての世界の全ての人種によって讃えられますように。 160. 創造よ、貴方は全てをお創りになりました。全ての支配権は貴方にあります。貴方は全てを暴露し、明らかにします。貴方は全てを御覧になり何も貴方を避けて身を隠す事は出来ません。それなのに何故貴方は、私達を助けて下さらないのでしょうか。何故、私達に救いを下さらないのでしょうか?」 161. こうして彼らはヤーウェに伝え、まだ僅かに義人が居り、彼らは創造の助けを望んでおり、人々は、創造があらゆる悪に対して、剣を振るうべき多くの軍団兵士を携えた王であることを、信じるようになった、と言った。 162. 又彼らは、セムヤーサが悪の最高者と成り、あらゆる害悪の邪教を導いている主導者であることをヤーウェに語った。又アサセルも地球人類の間にあらゆる不義を教え、宇宙の深淵からやってきた知識人の大いなる秘密を漏らした事を伝えた。 163. 即ち彼らは、地上で血と偶像礼拝と不義に満ち、僅かな義人はあらゆる害悪から逃れ出ることが出来なくなっているとヤーウェに伝えた。 164. ヤーウェは愕然とし、地上の不義者の間に、間も無く終わりが来るだろう。何故ならそのような行いは、人間が自滅し、全てを破壊するまで続けられるだろうから。それまで、ただ観察するしか無いと語った。 165. こうして全てはヤーウェの算定通りに起きた。地上の人々は戦争に耽り、セムヤーサの仲間と民が一方に、アサセルとその仲間と民が他の陣へと分かれて戦った。 166. セムヤーサとアサセルは、生命の礎石から死の太陽を生産する専門知識に通じていた。即ち彼らは秘密を漏らし、死の弾丸を築き、彼らは互いにそれを密かに自分達の町に隠した。そしてそれらの町を邪悪な死の炎熱で破壊し、焼いてしまった。 167. セムヤーサの町はソモン、アサセルの町はトゥラスであった。そして人間の手による死の太陽は、それらの町に、各々の時間に、つまりソモンの町は太陽が昇る頃に、トゥラスの町は太陽が最高地点に達した時に、火を吐いて燃え上がった。 168. そして全ては廃虚と成り、一面に生存者はもはや無かった。何故なら全ては、死の炎熱の中で灰と化してしまったからであった。 169. 即ちヤーウェの予言は成就し、呪われた2つの都市のすべての害悪は、罪人自身によって抹消されたのだった。 170. そしてエノクは人々に語った。「聞くが良い、ヤーウェが私に言った事を。」 171. そしてエノクは民衆に向かってこう言う。「ヤーウェ(叡智の王)が私に言ったことをよく聞け」 172. 「エノクよ、よく聞け。お前の時代よりずっと前の時代にそのようなことが起こった。しかし同じことが将来又いつか起こるであろう。何故ならば地球の人間は今なお間違った方向に導かれており、悪の手に落ち、そしてつまりは真実や正しい生活に関して、判ろうとしないからだ。 173. エノクよ。よく見ていよ。私が言ったようになっていくであろう。私は未来を見て取ることが出来る。そして,別のヤーウェか地球上に存在するようになり、従者を引き連れたそのヤーウェは邪悪であり、人間に苦境や大きな苦難が降り懸かってくることを予言することが出来る。 174. そしてヤーウェと地球の人間は邪悪化し、彼らは完全に堕落していくであろう。 175. 遠方から来た意地の悪い天の息子と娘達は、苦しめられている地球の人間ほど売春行為や堕落によって不正化していない。つまり、遠方から来た彼らにとって、奴隷である地球の人間の行動が煩わしくなり、地球の人間は彼らに罰せられるであろう。 176. 天の息子と娘達は、セムヤーサやアサセルがずっと以前に行ったことと同じ事を、又いつか行うであろう。しかし、天の息子と娘達が歌う灯火(宇宙船)で劫罰の街々を飛びながら、非常に高い所からその街々に、死の太陽を投げ捨てる点で彼らとは違っているであろう。 177. 残虐の地、堕落した売春行為と劫罰の地は、ずっと遠い未来になってから建設され。死の太陽によって破壊されるであろう。かつてのソモン(Somon)とトユーラス(T u r a s )の様に。そしてその名はソドムとゴモラであろう。 178. しかし、時間は更にその法則に従い、何千年が地球上を過ぎていくが、人間はその思考と行動の面で変化することは無く、再び又同じ出来事が起こる。しかもその時には、地球全体を巻き込む戦争の中で。 179. そして又、生命の礎石が権力を振るう時、2つの死の太陽が天空から落され、致命的な火災が広がるであろう。 180. その時、死の太陽は売春、不正、劫罰の2つの街に落ちるのではない。死の太陽は、ヒロシマ、ナガサキと呼ばれる生命の地に落されるのである。 181. それは世界が滅亡し始め、人口が物凄い数に増大する時であり、困窮、飢餓、病気、殺人、戦争が起こるであろう。 182. だがそれは、あらゆる禍を終らせるものではない。実際には、それによって最悪の残虐行為が開始するようになる。その残虐行為は、人間によって地球上に存在するようになり、同様のものは過去にも未来にも全く見られない。地球の人間が抱く、絶滅に対する妄想や恥ずべき行為、及びあらゆる残虐行為は、地球の北側の100の死の太陽によって、自己破壊という悪い結末となるであろう。 183. このようなことは、ずっと先の新時代に起こる。天の息子や娘達が地球の人間達に対して同じことを行い、自らは惑星から逃げ去り、帆の無い飛行機に乗って宇宙の遥か彼方に出て行くときに。 184. その(終りの)時にも賛成と反対が有り、正当と不正と呼ばれる善と悪があり、それによって物事の状態が判明されるのだ。」 185. 地球の人間が更に不正行為を働いて行うならば、全てが悪として実現することが、私の顔に現われているし、ヤーウェと守護天子にそう教えられている。 186. しかし、地球の人間が正当行為を行うならば、又熟考し、心正しくあるならば、悪は実現しない。 187. つまり、正当行為又は不正行為の実現は、人間次第であり、人間が正しい思考と行動の中で生きているか、或いは不正で偽りの思考と行動で生きているかによる。 188. 地球の人間は創造の法則と掟に背き、力づくで悪いことを行うようになった。人間はそれぞれの原因によって生じる影響を、理路整然と前以って教えてくれる賢者の預言を無視している。 189.人間達は、賢者や予言者の預言による教えを無視する。つまり、人間達は偽りの行動と行為の中で、これからも生きていくのであり、悪や不正による禍が、権力と強制に拠って起こるようになるのである。 190. お前達人間は、私の時代に正当な行為を為していない。そして事情はどうであれ、来たる時代にも又ずっと邪悪な禍を引き起こして、その報いを受けるであろう。 191. 今も、この先もずっと真実の道を歩いていけば、生命や喜びが素晴らしいものとなろうが、お前達は、今もこの先もずっと禍と偽りの道を歩いていく。お前達が悪を呼び起こしている間、預言は悪として実現されるであろう。 192. そうして罪によってお前達人間に悪が起こる。お前達が人生や真実に対して不法な行いをしているからである。誠に全てが徹底的に破壊されてしまい、破壊されないものは無いような状態になるであろう。 193. 誠にこう言ったことが、真実の道を行かないならば、来たる時代に実現されるであろう。つまり、人間がこの先更に人間の血に従い、売春、無作法、堕落による、あらゆる禍を為すならば。 194. 実際にお前達は、略奪、殺人、戦争、不正な商売や窃盗、そしてあらゆる災いによって国(大地)や自らの財産を全て奪ってきた。そして自らの強奪欲や殺人欲のために友人達を殺害してきた。 195. お前達は、自らの渇望を癒すために、友人や家族さえも殺し裏切ってきた。しかし未来においてもお前達に同じことが起こるであろう。何故ならば、お前達がそれを望んだからだ。 196. 全ての災いは、来たる時代にお前達自身に降り懸かってくるであろう。お前達は再生して自らの子孫となり、更に又、お前達はその子孫の末裔となり。産みの親のそのまた産みの親となるのだから。つまり、産みの親の祖先であり、祖先のその又祖先となるのだから。 197.誠に来たる時代には、お前達の間にときの声が発せられる様になり、お前達が真の善に変わっていかないのであれば、悲惨や苦しみや困窮が、お前達に降り懸かってくるであろう。 198. 私が死んでお前達から身を隠している今、事態はそうなっている。そして私が再生して生まれ変わり、もう一度違う時代に違う名前でお前達の予言者となる時、事態はそうであろう 199. 私はもう一度予言者エノクとなる時、将来数千年もの時が過ぎた時。お前達人間が真実や生活に関して変化していなかった時、事態はそうなるであろう。 200. 近い将来、及び遠い将来どうなるか、よく聞け。お前達はこの先も不正なままであり続け、恥辱と破廉恥の生活を送る。 201. 私の言ったこと全てが起こるであろう。お前達がこの先も生命の道を阻害していくならば、全ては必ず起こるはずである。誠に予言された悪い出来事は終り無く起こるであろう。 202. ある民族は別の民族に対して蜂起するであろう。つまりある王国が別の王国に対して蜂起するであろう。物価高、地震、干ばつ、洪水があちこちに。地球の至る所に起こるであろう。 203. 灌木や樹木、植物は枯れ、多くの動物やその他の生き物は、人間によって絶滅され、その間に人間自身は数を増やし、そして更に病気というひどい罰によって、大量の人間が死んでいく。 204. そして大洋や河川や湖の水は汚染され、小川や細い流れも汚染され、空気や食料も全て汚染されてしまう。 205. しかし、全ては人間の犯した罪によって起こるであろう。人間は妄想を抱きつつ、地球全体を大々的に毒殺、汚染する技法を生み出す。 206. 世界や全生物は、死の光線によって火傷を負い、手足を切断されて衰弱する。その死の光線は、太陽光線の熱のように人目につかず。空気によって急速に広がっていくであろうが。それは人間が生命の礎石から、死の力や破壊を修得しながら、地球の至る所で、死の太陽を用いて大きな炉の中で多量に作ったものである。 207. 時代の印、予言者の時代が破滅の嵐の前に存在するであろう。そして偶像や神に対する無数の崇拝が、間違った形で行われる時代が存在するであろう。その間、真実の教えは、予言者によって、それを求める者や数少ない心正しい者に教えられるだけとなるであろう。 208. 予言者に関して知識のある人々が、つまり予言者自身が、偶像崇拝を実行する者や信仰する者によって、侮辱される時代となるであろう。その偶像崇拝の実行者や信仰者は、自己独裁、神、偶像の間違った妄想を抱きながら、平気で生き生きとしているであろう。 209. その後直ぐに予言者に関して知識のある人々が、多くのことを委ねられて苦難にあう時代が来るであろう。彼らは、教えや真実のゆえに憎まれるようになり、そのうち何人かが殺されるであろう。 210. 多種多様な偶像崇拝が相互に蜂起しあい。人間の血が多量に流されるようになるであろう。 ![]() 003 OM-31 その3 211. 多くの人間は誘惑に屈服し、互いに裏切りあい。互いに憎みあうようになるであろう。その一方、人間は思考を止め、真実に怖じ気づいた状態となり、学習していると嘘をつく。 212. その(終りの)時に無知と偶像崇拝が蔓延すると、多くの人々の心の中の愛が冷え、その為に渇望と不快だけが優勢となる。 213. 憎しみだけが世界を支配するようになり、悪が蔓延するようになるであろう。 214. しかし誠に、事態は如何なる時でも同じである。真実に執着する人、予言者の忠告に耳を傾ける人は生き延びるのである。 215. この教えは、あらゆる民族と人間の証として、遥か先の新時代でも全世界の至る所で説かれるであろう。心正しい人や不正の人がそれを聞くように・・・。そうして予言者の忠告に従って、人間に真実への大きな変化が起こらない場合には、予言されたことが実現し、終りが来る 。 216. 人間が世界の至る所で、例えば生き物、生き物の住んでいる場所、空気、水、大地の荒廃した状態を見る時、終りが、つまり自から選択した破壊の罰に至るであろう。 217. その終りの時に田舎に居る者は、山に逃げようとし、深い洞窟に身を隠そうとする。屋根の上に居るものは、家から何かを持ち出すために戻りもせずに、地上の建物の中や深い地下室に逃げる。畑に居るものは、上着を取って来る為に戻ることもせず、隣人の所へと道を急ぎ、隣人の地下室か、又は地上の建物に身を隠す。 218. だがその時に、大都会に住んでいる人々は、只では済まされない。彼らには保護してくれるものが無く、壊れてくる家によって生き埋めにされるであろう。 219. 光の激しい直撃にあった人も。みんな、只では済まされない。又、妊婦や乳飲み子を抱えた母親もそうである。彼女達は苦難や死に耐え、子供は腹の中で死ぬか、又は手足をもぎ取られ、そして死の光線や毒に拠って刻印が打たれる。彼女達の乳は汚染され、その乳を赤ん坊に与える。やがて大規模な苦難が起こる。此の世が始まってからこれまでの間存在しなかったような、そしてその後も再び起こり得ないような苦難が・・・。 221. その新時代の苦難の日々を縮めることが出来ないならば、誠に地球上には誰も生きて残れないであろう。だが、霊や叡智故に又心正しくある人や、法則や真実に尽力した人々故に、苦難の日々に起こる出来事が縮減されるであろう。 222. その(終りの)時が、人間の無分別と渇望によって突如として始まると、泣き叫ぶ声や、歯をカタカタ言わせる音がしてくるであろう。 223. 人間は空中や水中や地上用の金属製機械を作るであろうが、天の息子や娘達の歌う灯火(宇宙船)の様なものではないであろう。その機械は、火を吐き、轟音を立てる怪物の様なものであるからだ。人間はそれを使って互いに絶滅し合うことが出来る。 224. 人間は、その空飛ぶ金属製機械から重い弾丸を発射し、地上や街に落すであろう。 225.火、輝き、熱、そしてもの凄い死の嵐から弾丸から飛びだし、世界を焼き、破壊し、多くのものが被害を被る。 226. 生命の礎石を弾丸に詰め、そうすることによって死の火、破壊的な嵐や熱、光による直撃をあおる。 227. その(終りの)時に、人間の抱いている絶滅の妄想を止めさせるために、天の娘や息子達、及び新時代の予言者が現われなかったら、絶対に人間が生き残ることは無いであろう。 228. しかし天の息子や娘達が、自ら阻止のため介人するといった形で人間の妄想を止めさせることは無いだろう。彼らはひたすら思想によって阻止しようとするであろう。人間は物事を知りすぎる事も無く、又破壊のためにやり過ぎることも出来ず、何人かの人間は生き残るであろうし、又いつか生命は始まるであろう。 229. 霊の力を持った予言者が存在するであろう。予言者は、自分の義務を思考の力によって大量に果していくが、言葉、真実の教え、助言、その他に、人間にまだずっと気付かれないに違い無いような、人間の愚鈍な理解力では把握出来ない手段に拠っても、自分の義務を果たしていく。 230. 新時代の予言者はその(終りの)時の最も重要な力であり。人間にとっては多くの事物の中の一つの神秘であるだろう。いわば霊の力は、その(終りの)時に、人間にとって一つの神秘であるだろう。 231. その(終りの)時に、予言者が静寂と平和を見出すことは無く、怒って頻繁に激するであろう。昼も夜も。白寛めている時も寝ている時も。予言者に関して、今日ヤーウェが言うには、予言者は決してくつろいだり休息することは無いだろうと言うことである。 232. その予言者はいろいろな活動をするが、疲れを知らない奮言者であろう。昼も夜も、生きている間中・・・。それはかつての予言者を彼と比べてみれば、何もしてこなかったかのようである。 233. その(終りの)時、人間達は、予言者が一見休息しているか、又は疲れ果てて腰を下ろしているかに見える時に、大変な活動を行っているのだということを理解しないであろう。予言者の活動は、いかなる時にも休みが無く、一方では両の手で仕事をし、もう一方で、霊や思考の力に拠って仕事をしているのである。 234. 現代の予言煮は次のようになろう。彼は多くの害悪、不幸、窮状、即ち最も酷い破壊と滅亡を阻止する。一方、天の息子や娘は、隠れて又は半分隠れで人の子等に姿を見せない。しかし彼らはその思考と霊力によって、予言者と共同して援助を与え、働く。 235. まことにその(終りの)時の破壊には際限が無く、その時の人間の理解力で把握できる範囲を越えた災いであろう。 236. 地球の人間の数が10×5億に達し、それからその内の2つのグループが絶滅され破壊された場合、人間に真実に関して変化が見られない場合、そして人間が叡智の助言に従わない場合、前述の事が起り、実現する。 237. 自己処罰の方法が必要となるが、人間はこの法則に昔から反してきたし、そして遠い未来もそうであろう。 238. 創造の法則及び掟は、人間が変化して真実や正しい生活に従えば、全ての災い及び大規模な滅亡は回避、防止されると言っている。しかし人間がそれを行わなかった場合、災いは起るであろう。 239. 誠に、その(終りの)時には、沢山の偽の助言者、説教者、予言者が現われるであろう。人間は誰が真の予言者であるのか、どこに真の予言者が居るのかをもはや知ることは無いであろう。 240. しかしながら、真に心正しい者達や真の探求者達が、地球の北側の国々へ向かう道を進むならば、彼らは予言者を見出すであろうし、又予言者の周りに集まるようになるであろう。地球の北側では、平和な小さな国を曇らせる大規模な破壊が至る前は、しばらくの間、平和な小国が存在するだろう。 241. その(終りの)時に誰かが来て、人々に「見よ、ここやそこに予言者が居る。」と言っても、人々はそれを真実と思わないだろう。 242. 誠に沢山の偽予言者、説教者、奇跡を行う者、忠告者が現われ、大々的なしるしや奇跡を行うだろうが、賢者、心正しい者、物事が判ったものも、惑わされるであろう。 243. 見よ。このことは予言されているのだ。未来においても、頻繁に真実の予言者によって予言されるであろう。その予言者は、私の後に、私の間に現われるであろう。 244. 「”人間達は予言者が荒野に居る”と言われても、それを真実と思うべきではない。」と。新時代に関する注意、警告が為されるであろう。人間は自ら出掛けて行く事をせずに予言者を探すのである。 245. しかし、その(終りの)時に、真の予言者が登場するであろう。その予言者は自分を識別させようとするが、見分けられることは無いであろう。“予言者が納戸に居る”と聞いても、誰も自分から出向くことは無い。 246. 誠に、法則が必要となるであろう。そう言う事態と成るであろう。 247. 段々と光り始め、衰微するまで炎が輝いている稲妻のように、天の息子や娘達も登場するであろう。それに伴い、予言者もその(終りの)時に再生して現われ、活動する。 248. その時の天の息子や娘達の出現は、人間の目に見えるが、一瞬のうちに再び消えていく稲妻のようであろう。彼らの歌う灯火が空中を飛んでいるのが見えたり、見えなくなったりして、まるでその灯火は、錯覚の閃光或いは幻影であるかの様だ。しかし、それは実際に存在している。 249. ヤーウェに導かれ、天の息子や娘達が地上に現われるであろう。そのヤーウェは、地球の人間のヤーウェでもあるだろう。しかし天の息子と娘達は身を隠したままでおり、出現して介入という形で自らの仕事を、即ち、人間の妄想を阻止していくことは出来ない。何故ならば法則と掟、及び規則が決定権を持っているからだ。 250. 人間は今日でも、いかなる時にも、未来においても真実の声のみ、予言者の真の言葉にのみ耳を傾け、間違った方向に導かれてはならない。偽の予言者、偽の奇跡を起す者、偽の説教者、偽の助言者のもとへと急いではならないのである。何故なら誠に死骸のある所にハゲタカが集まってくるのである。いわば、真の予言者が望みもしないのに、偽の予言者、嘘付き、奇跡を起す者、説教者、偽りの助言者を蔓延らせる。 251. その遥か先の(終りの)時に、人間が思考や志望や行動において変化していって真実へと至ることの無い場合、滅亡が起る。人間の苦難は悲惨なものとなり、全生命の2つのグループが滅亡していくであろう。 252. しかし、苦難の直ぐ後に突如としで滅亡が始まり、世界は燃えて酷い荒廃状態と成り、多量の死者が出るであろう。そして細かい土が多量に空中を漂い。又目に見えない死の雲が空中を漂うと、太陽は暗くなり、月は輝きを失う。 253. 天空の諸力が動揺するようになるであろう。そして天空から、小さな星々が無数の輝く条を描きながら落ちてくる。 254.そして地球は、人間による死の太陽の凄まじい威力によって、太陽を巡る軌道から外れるが、又新しい軌道を探し求めるであろう。 255. 誠に、天空の組織は、無分別にあおられた人間の無法によって破壊されるであろう。人間は渇望と権力と欲望の中で、そして生命の礎石を悪用しながら、知らずに生き生きしているであろう。 256. それから天空には印が現われ、地球の人間は泣き叫び、雲の中に天の息子や娘達の歌う灯火を実際に見出すであろう。昼も夜も。人間が無分別であるがゆえに、彼等が偉大な力と共に来るであろう。 257. 遠方から来た者が何をするのか、彼等が地球の人間の無分別を裁くかどうか、彼等が唯観察するだけでいるかどうかは決まっていない。彼等のうち何人かは、我々のヤーウェでもあるヤーウェの従者に属さない者達であるだろうからだ。 258. その(終りの)時に、天の息子や娘達は、地球の人間のヤーウェではない見知らぬヤーウェの監督下に置かれることと成る。そのヤーウェは、人間のあらゆる暴力行為を格言を用いて彼の代理によって罰するであろう。 259. 地球の人間は無分別であるが故に、見知らぬヤーウェとその従者によって、宇宙の深淵から発生したヤーウェの暴力行為が。地上の人の子らの所にやってくる。人間はその無分別よって、自分達の世界を危険に曝すだけでなく宇宙に存在するその他の世界をも危険な目に合わせる。 260. 誠に人間は、創造に対して生産(生殖)の責任があり、生産(生殖)はとりわけ、真の生活である。つまり、創造の法則と掟を遵守しなければならない。 261. その(終りの)時の人間達に関してこう言われている。「人間達みんなが、実際に予言された事をその目で見る様ならば、人間達は、真の予言が実現する時期の近いことを知るであろう。 262. 天と地は消えていくだろう。そして宇宙も。しかし、真実の言葉が消えることは無いであろう。それは創造による真実の言葉であるからだ。 263. そして誠に予言されたこと全てが、実現される日と時間について、誰も知らない。天の息子や娘達も。予言者も知らない。遅かれ早かれ、地球の人間の思考や志望や行為に応じてその時が来るであろう。」 264. これはヤハウェとその天の息子と娘達の予言である。私はこの予言を、有りの儘にお前達人間に対して、今という時に、そして私の最大限の能力を出して再現する。 265. 即ち私は、ヤーウェとその家族の者から更に多くのことを学んだ。それらは知恵の事柄であり、創造と生命の法則と掟である。 266. 即ち私エノクは、貴方がた地上の子等に教えなければならない。つまり真理の言葉の教えである。知恵の教えを貴方がたに伝える。 267. 真理の言葉の教えは、創造の法則と掟及び七元的秩序から出たものである。だから貴方がたには、まことにあらゆる知恵の中の知恵が与えられるであろう。 268. 聞くがよい、地上の子等よ。私の言葉と予言を貴方の内に保て。何故ならそれはヤーウェの言葉であり、助言であるからだ。まことにそれらは創造の知恵である。貴方がたはそれを自らの内に隠さず、それを無制限に用い、それに従って生きよ。 269. その助言を守れば、貴方がたは生きるであろう。即ち貴方がたは、創造の法則と掟を自分の瞳のように守るであろう。 270. 言葉と助言を貴方の指に結び、それを書き印し、思考の中にしっかりと保つが良い。 271. 知恵に語れ:「まことに貴方は私の姉妹であり、貴方の中には賢さが住んでいる。賢さは私の女友達である。」と。 272. 知恵によってのみ、男は見知らぬ女や調子の良い言葉を語る他の女から守られる。又知恵によってのみ、女は追従を言う見知らぬ男から守られる。 273. 見知らぬ者と淫らな関係を持ってはならない。何故ならそれは苦境と死をもたらすからだ。 274. だから私の言葉を能く聞き、それに従えよ。貴方がた人の子よ。私の口の語る話に注意せよ。 275. 悪の道に屈してはならない。そしてその道に誘惑されてはならない。 276. まことに悪は多くの人々を傷つけ、片輪にし、倒した。悪によって、貧しき者、義人、不義者、又権力者等 あらゆる種類の人々が多数絞め殺された。 277. 邪悪は墓に至る道である。不義者は不安のために、その墓の死の部屋に落ちていくのである。 278. 知恵を呼び求め、賢さに耳を貸すが良い、何故ならそれは、通りに、道に、町の門に、存在しているからだ。そのようにそれは、至る所、呼び掛けている。 279. ああ、貴方がた男にも女にも私は叫ぶ。そして全ての人の子を呼ぶ。「貴方がた無理解者よ、知恵と賢さに注意せよ。貴方がた愚者よ。私の言葉の意味を理解せよ。 280. 聞くが良い。何故なら私は何が知恵であるかを貴方がたに話し、何が創造であるかを貴方がたに教えるからである。 281. 私の唇は知恵と真理を話す。私の唇は本末転倒した事や、偽りであるような事は、何も言い表すことは出来ない。 282. まことに全て私の話は、公正で率直である。それらは真実に従って生きようとする全ての者に取って、公正で率直である。 283. 私が貴方がたに教える紀律を受け入れよ。何故ならそれは貴方がたにとって、銀よりも好ましいものであるからだ。だから真理の言葉の教えを高価な金より、もっと高いものと見成すが良い。 284. まことに、知恵は真珠より優れている。人が何を望もうと、真理より価値の有るものは決してない。 285. 賢さは知恵の側に住み、知恵はいつも良い忠告を与える事を知っている。 286. 真理は悪意と偽り、尊大、高慢、あらゆる邪悪な道と悪の敵である。即ち正義の口は、どんな倒錯した口に取っても敵である。 287. 真理と知恵は、正義の助言と正義ある行動の両方であり、真理と知恵の中には、悟性、理性、能力がある。即ち愛と知識の中においてもそうである。 288. 知恵により、ヤーウェは人の子達に教える。即ち予言者もヤーウェと同じである。 289. 知恵により、正義の王はその民を統治する。即ち彼は知恵により、助言者、知恵者、副指揮者を任命するのである。 290. 知恵によってのみ、侯爵や君主は義の中で民を指導する事が出来る。地においても、他の何処においてもそうである。 291. 知恵は、それを愛するすべての者を愛する。それを早く探す者は、それを見出す。 292. 知恵の富と誉れは知恵の中に有り、一方では、知識、真理、愛、義の財産である。 293. 知恵の実は、最も純良な金より優れており、それを身に付けることは、最も貴重な鉱石より優れている。 294. 知恵は正しい道、正義の通りに満ちている。 295. 知恵はそれを愛し、その宝で満たす全ての人々を必ず配慮する。 296. 知恵は、創造が何かを創る前に、既にその道の初めから創造の中にあった。 297. 創造は深淵に有り、まだ泉が湧き出る以前に知恵の中に生きていた。 298. 即ち知恵は、創造における職工長であり。知恵により創造は全てを創り、生命を授けたのである。 299. 即ち地上の人の子等よ。あらゆる物質の職工長としての知恵を、自らの内に喜びと楽しみとして持つよう、配慮すべきである。 300. だから、さあ、人間も知恵の真理に従い、絶えず目覚め、絶えず正当な行いをし、真理に生きるよう望むが良い。 301. 知恵を見出す者は真の命を見出し、満悦と栄誉を収穫するであろう。 302. 知恵を冒涜し、それを軽視する者は、その独自の生命を傷つけるのである。即ち彼らは不幸を導く生きた死人である。 303. 知恵は家を建て、7つの柱を起す。その上には生命の家が実在する。 304. 即ち知恵の7つの柱とは、生命の道であり、進歩と実在である全てである。 305. 知恵の7つの柱の価値は、次に私が教えるように呼ばれる。即ち 306. 愛 307. 真理 308. 義 309. 知識 310. 首尾一貫性 311. 畏敬 312. 尊敬 313. まだ判らない者は、立上り、真理を求めよ。 314. 貴方がた判らず屋、愚者、無知なる者よ。求めよ。そして知恵のパンを食べ、知恵が、貴方がたに贈るブドウ酒を飲むが良い。 315. 貴方がたの無理解な本質を駆逐すれば、貴方がたは生きる。即ち貴方がたは賢さの道を歩む。 ![]() 004 OM31 その4 316. 次のことに注意しなさい。冷笑家を懲らしめる者は損害を自分の身に受け、不義者を罰する者は嘲笑されるであろう。 317. 冷笑家を罰してはならない。何故なら彼の冷笑が貴方に予期せぬ利益をもたらす時、彼は貴方を憎むであろう。 318. 知恵者に与えよ。そうすれば彼はもっと賢くなる。義人に教えよ、そうすれば彼の義はもっと増す。しかし貴方が愚者や冷笑家を叱るのであれば、愚鈍や冷笑をもっと増すであろう。 319. 知恵の始まりは真理の認識である。しかし知恵者を認識するためには、良き理解を必要とする。 320. まことに知恵により人々と日々は増すであろう。即ち生命の年は増えるであろう。 321. 貴方が自分に知恵を付ければ、貴方は自ずと知恵があるのだが、貴方が冷笑家であれば、貴方は自分自身を冷笑するのである。貴方が愚者なら、貴方は自分自身を愚弄しているのである。 322. 愚かで野蛮な女は御喋りに満ちている。何故なら彼女は無知であるからだ。又その無知を、多くの御喋りと騒々しい叫び声で明らかにする男もそうである。 323. 知恵は自分の食物の為に誠実に働くが、愚者は不義者であり、水やパンを盗む。そして死が彼らの中に住んでいる事を知らない。何故なら彼らは堕落しているからだ。 324. 知恵のある子供は、両親に取って喜びであり、慰めである。しかし愚かなる子供は、両親に取って悲痛であり、重荷である。 325. 不義な財は栄えない。しかし正当な財産は喜びと慰めの実をもたらす。 326. 怠け者の手は貧しく、熱心な手は豊かにする。 327. 収穫の時に一生懸命集める者は、賢く、欠乏して苦しむことは無い。収穫時に眠っている者は倒れる。植樹の時や、育成の時期に、何もせず戯れている者も同じである。 328. 義人の頭は祝福を頂いているが、不義者のロは無法の奴隷と成っている。 329. 義人は死後も記憶の中で祝福され続ける。しかし不義者の名は消え去る。直ぐに消え去る音響の様に。そして雲散霧消していく煙のように。だから不義者の思い出は、急いで虚しく消え去ると言われる。 330. 意識において知恵ある者は、知恵を身に付けるが、知恵を軽視する者は。愚者であり、打たれる。 331. 知恵は義人を飢えで苦しませない。しかし知恵は、義人の欲情はそれを押し退ける。 332. 無実に生きる者は、安全に生きるのである。しかしその道を間違った方向に歩む者は、明らかにされ、打たれる。 333. 眼で合図する者はずるい愚者であり、難儀を収穫する。即ち愚者の口は打たれる。 334.義人の口は命の泉である。不義者の口は冒涜の泥沼である。 335.憎しみは燃える怒りを引き起こす。しかし愛は柔和と平和をもたらす。 336. 義人の唇には知恵がほとばしり出ているが、愚者の背中には、鞭の一撃が燃えている。 337. 知恵者は真理と知恵の言葉を守るが、愚者の口は絶えず恐怖の側にある。 338. 知恵に富む者の財産は要塞であるが。知識に乏しき者の富みは、彼を低能にする。 339. 義人は生きる為に正直な財を必要とするが、不義者はその収入を売春行為者達の元に投げ付ける。 340. 紀律を守る者は命の道を歩む者であり、紀律を軽視する者は、その命を破壊する者である。 341. 誤った口は憎しみと不正を含んでいる。中傷する者は愚者である。何故なら彼は自ら害をもたらし、中傷された者に利益を生むからである。 342. 多く語る者は嘘をつかずにはいられない。しかし真実の話のために口を用いる者は、賢く知恵がある。 343. 知恵者の舌は最も貴重な愛であり、不義者の思いは臭い泥沼である。 344. 知恵者の唇は多くを楽しませる。老いも若きも、貧しきも富んだ者も、又義人も不義者も。しかし愚者はその愚鈍さの中に死に、唇は語るが。実は何も言っていないのである。 345. 知恵者は、自分が何も知らないことを知っている。即ち彼は非常に多くを知っているのである。しかし愚者は多くのことを知っていると信じている。大方彼は何も知らないのであり、愚鈍であり、愚かさの中に死ぬのである。 346. 知恵の祝福は人間を満たし、努力せずにも豊かにする。しかし愚者の低能さは、骨折るが全てを実現させない。 347. 愚者は、悪ふざけと冷笑を駆るが、冷笑家は自分から嘲笑を求める必要が無い。何故なら冷笑はたちまち自分自身に帰ってくるからである。 348. 知恵者は茶番や冗談をやってのけるが、決して冷笑したりしない。彼は感謝、喜び、愛、尊敬を収穫する。 349.不義者が恐れる事は、彼に遭遇する。何故なら彼の思考する恐れの力により、彼は不幸を自分の方に引き寄せるからだ。渦巻が全てを吸引し呑み込んでしまうのと同じである。 350. 義人が誠実に求めるものは、彼の元にやってくる。それは穂に光と暖かさを与える太陽の光と同じである。そのために穂は成長し熟する。 351. 不義者は邪悪な天候のようである。それは過ぎ去ると暴威的な損害と破壊を後に残していく。しかし義人は全ての生命を生き生きとさせる。決して涸れることの無い泉のようだ。 352. 甘いものが歯を虫食み、煙が目にしみるように、怠け者は、彼に仕事をくれる師匠に対してそうする。 353. 知恵の人は寿命を伸ばすが、愚かさや低能さは愚者の命を摘み取る。 354. 不義者は実現しない希望に我れを忘れるが、義人にとって待望は虚しい喜びである。 355. 義人の道は喜びの努力であり、不義者の道は不幸の中の骨折りである。 356. 義人の口は知恵をもたらすが、不義者の舌は害悪な毒を吐く。 357. 義人の唇は有益な教訓を語るが、不義者の口からは臭い息が流れる。 358. 不義者は噂により隣人を中傷して嘘を付く。何故なら彼は真理を見ず、開かない目と耳を持っているからだ。 359. 裏切り者や嘘付きは、隣人の話や行動を秘そかに調べ、それを更に言い触らす。何故なら、彼は妄想の中から探る様に生み出したものを真実と思い込み。見聞きしているからである。 360. 隣人の悪口を言い、他人に彼の過ちを漏らす者は、皆急ぎ足をしている。何故ならまことに彼はそうすることによって、ただ自分の過ちを隠そうとするからである。 361. 愚者はその感覚において虚弱で愚鈍である。何故なら彼は、隣人の門の前の塵のみを見、それを払うからである。しかし彼は、自分自身の門の前にある臭い泥沼を見ない。 362. 隣人を裏切る者は自分自身を裏切る。何故なら彼は誰の霊的子供であるかを明らかにしているからである。 363. 知恵者は隣人に誤りを見出した時、急ぎ足にならず、彼について陰険に語らず、彼に弁明を求める。しかし不義者は早足で腹黒く、愚鈍であるから、隣人の陰口を利く。その為に彼は、自分の頭に損害と恥をもたらす。 364. 見る者、聞く者は、真の真理を認識するが、嘘付きは、自分の見たり、聞いたりしたい真理を見、聞く。 365. 愚者は隣人の目の中に砂粒を見るが、自分の目の中の岩には気付かない。 366. 創造の道は敬虔な者の庇護である。それなのに犯罪者は愚鈍である。 367. 高慢がある所には恥辱と醜行がある。愚者には高慢がある。何故なら彼は、高慢に拠り愚鈍さの中へと堕落していくからである。 368. 義は敬虔な者を導く。しかし邪悪は不義者を踏みにじる。 369. 富は死の瞬間に不義者を助けない。しかし義はあらゆる不安と恐れから救い出す。 370. 敬虔な者の義は、その道を平らにするが、不義者の道はそうでない。彼は自分の愚かさの本質により倒れる。 371. 敬虔な者の義は、彼らを喜びの無い手かせから救い出すが、不義者はその愚鈍さと悪意に捕われる。 372. 不義な人間が死ぬと、彼の全ての希望は失われ、全ての待望も無に帰す。しかし公正な人間が死ぬと、彼の希望は全て成就する。 373. 義人はその死により、あらゆる苦しみから解放される。不義者にはその代わりにそれがやってくる。 374. 嘘付きは装い、偽善者は嘘を付く。即ち嘘付きは偽善者であり、偽善者は嘘付きである。 375. 知恵者の祝福により全ての苦境は緩和されるが、見知らぬ者の窓で盗み聞きし、覗く裏切り者からは憎しみと不和がはびこる。 376. 知恵ある義人は町を花咲かせるが、不義者の口にかかる町は滅びる。 377. 隣人について密かに語る者は、皆彼を傷つける者である。密かな語り手は、急ぎ足をして愚鈍である。 378. 隣人を恥かしめる者は愚者である。愚者とは愚鈍で精神の薄弱な者である。 379. 中傷する者は、彼が知っていると信じていることを漏らす。何故なら彼の信仰は妄想であるからだ。妄想に満ちた者が、どうして知っていると言えようか。 380. ある人間が、自分自身を保証することが出来ない時、自分自身の家だけ純潔に保ち、隣人の家の中を掃こうともしない人が、どうして隣人の保証人に成れるであろうか。 381. 正義があるような振りをする不義者は、腐った爪を持つ雌豚のような者だ。 382. 正義があるような振りをして密かに隣人の過ちを話す不義者は、臭い息をし、腐った身体をした雌豚のようだ。 383. 不義な陰謀は絶えず長続きしない。何故ならそれは知られ、壊されるからだ。しかし義人の仕事は長く続き、固定している。 384. 隣人を話題にする者は愚者である。彼は賢く静かに沈黙し、平和を生み出す隣人を侮辱する。 385. 中傷者は秘密を漏らし嘘付きになる。知恵のある者は、秘密を自分のために保ち、それを隠す。 386. 知恵のある忠告者がいる所では民が栄える。しかし多くの助言者がいる所では民は滅びる。何故なら民は多くの助言の中で、公正なるものを見出すことが出来ないからだ。 387. 人は他人の保証人になることは出来ない。何故なら人間の最も内なるところは隠され、移ろいやすいからだ。保証された者は、今日は正しい人であるが、明日は悪人である。 388. 圧制は暴力によって富を得るが、義によって得られる富は尊敬をもたらす。 389. 知恵有る者は、隣人と自分自身に善を行う。不義者は隣人と自分自身を欺く。 390. 義を蒔く者は、健康な財産を収穫する。不義者の仕事は狙いが外れ、腐った実を結ぶ。 391. 義は生活を励ますが、不義は害悪と死を促す。 392. 義人の種は繁殖する。悪人を助ける者は何も無い。たとえ彼らが絶望のあまり両手をよじらせて頼んでも。 393. 紀律の無い美しい女は、金髪の雌豚に等しい。同様に紀律の無い男も、金色の爪をした種豚である。 394. 義人の願望は実現する希望であるが、不義者の待望は害悪ある不幸である。 395. 知恵ある者は分配し喜んで与えるが、絶えず多く持つ。しかし不義者は少なく与え、しぶしぶ分配すればする程、益々持ち物は少くなる。 396. 惜しんで切り詰めしまい込む者は、日々貧しくなる。しかし喜びと義を持って与える者は、ますます多く得る。 397. まことに豊かに祝福する者は慰められる。又豊かに飲む者は潤されるのである。 398. 善を求める者には善が訪れる。しかし不幸を熱望する者は、間も無く不幸に掻き乱される。 399. 自分の富を当てにする者は滅びるであろう。しかし自分の手仕事を当てにする者は、葉のように青々と繁り、どんな時にも欠乏して苦しむことは無い。 400. 自分自身の家を悲しませる者は風に弄ばれるだろう。何故なら彼の相続分はやってきては過ぎ行き、どこかに消えて行く微風のようなものであるからだ。 401. 義人の実は生命の木である。知恵者は人の愛を勝ち得る。 402. どんなにか地上の義人は不義者の事で苦しまねばならないであろうか。不義者は自分自身と彼の同類によって、どんなにかそれ以上苦しまねばならないであろうか。 403. 喜んで学ぼうとする者は賢くなる。しかし教わりたくないと思う者は、愚者である。 404. 敬虔な者は、知恵により慰めを得るが、無法者は自分自身を呪う。 405. 不義の本質は人間を成長させない。しかし正義の本質は新しい根を据え、花を付け、実を結ぶ。 406. 貞節な妻は夫の冠であり。徳の高い夫は妻に取って頭に付ける祝福の証である。徳の貧しい夫や妻は、邪悪な重荷であり、伴侶に取って化膿した出来もののようである。 407. 義人の思いは実直であるが、不義者の思いは嘘と偽りである。 408. 不義者の話は流血と不和を作り出すが、義人の口は愛と平和を生み出す。 409. 不義者は去れば、もはや存在しなくなるが、義人の家は建ち続ける。たとえ義人が死んだ後も、その中には生命が生き続ける。 ![]() |