001 第32章 1.創造、知恵者、義人の名において。 2.知恵ある師である、創造に讃えあれ。 3.新時代の予言者は、知恵の金言を明らかにする。知識と真実によって、それが彼に与えられているごとくに。 4.賢者の所で意見の相違が起きると、そこからしゃれやユーモアがなされる。又は沈黙がある。何故なら賢者は沈黙するか、ユーモアやしゃれを言うからである。彼らは低俗ではなく知識人である。 5.無知なる者が、別な無知の者に知識を説明することは、盲が他の盲に、見ることを説明するようなものである。 6.将来を、知恵をもって観る者は皆んな、全ての利点又は損害を予見する。だから彼は所与の時間に素早く正しい決断をする。何故なら彼は、過去からまだ何が出来るか知っているからだ。そのために、彼は敵に強いられることが無い。 7. まだ人が生まれ出でず、母胎の中にいる時から、彼は自己の寿命、死にざまを決定する。又自己の知識、仕事、性格、知性、生活方法も決定する。 8.人は他人による七つの危険に脅かされる。即ち公官吏、泥棒、敵、偽りの友、権力者、司祭、反対者によるそれである。 9.無理解者や無知な者は、ほんの僅かな企画をするが、それに対して十分な要求をする。それに対し理解者や知識者は大いなる企画をし、その際、自由で負担が無い。そして彼らは熟考と学習の時間をまだ沢山持つ。 10.無理解者や無知なる者は、僅かな仕事でも負担が掛かり、何の業績も上げない。しかし理解者や知識者は、大きな仕事をして最高の業績を上げる。そして尚かつ彼には負担が無い。 11.深い共感を持つ者は、気持の滅入った者を元気付けるが、同情する者は、悲しむ者と自らを死に追いやる。 12.恋する者は見える盲である。何故なら彼らは自分達の前で、他人の恋人達に起きた傷に注意しないからである。 13.人間の意思が自由に生じる感覚に従うなら、それは人間の理性を無理に奪うことである。嵐が大海の舶をさらって行くごとしである。 14.愚者は華美と、地上の栄華、独断の中に生きる。一方知恵者は慎みの修業をする。しかしカラスの大群は、たとえ山の最高峰にとまる事は出来ても、川では浅瀬にしか立てない。フラミンゴに比べる事は決して出来ない。 15.見知らぬ者は、ただ金持ちであるだけで、愚者の所で友や親類と成る。しかし友や親類が貧しいと、彼らは知らぬ振りをする。 16.嫉む者、同情する者、恐れる者、欲深い者、怒る者、権力者、官吏、分派論者、他人の財産やあらゆる不義で生きている全ての者は、自分を不幸だと感じる。 17.不義者が不義者に対して、不承々々に憎恚するのは不思議ではない。何故なら不義者は、不義者に対して独白の低劣と卑屈な性格を明らかにするからである。 18.義人や貧しき者は、泥棒や不正な金持ちが達成出来るより、もっと大きな真の喜びを、努力して働いた硬貨で沢山手にいれる。 19.優れた人だけが、苦境や悲しみが原因で生じる打撃に耐えることが出来、不正な人間にはそれが出来ない。貴石のみが砥石の摩擦に耐え、柔らかい石灰石がそれに耐えないのと同じである。 20.人はへつらいと謙遜により、高位の人を獲得する。同盟者との冒涜と誇大妄想により英雄を、安い贈り物により不正な貧者を、公然の強さにより同じ権力者を、嘘と策略により宗派論者を勝ち取る。しかし義人は、人に取って真実により友と成る。 21.人は互いに尊敬、愛、真実、理性を持って話せば、真実の言葉は別のものを生む。それはたっぷりと水分を含んだ種が、芽をだし、新しい植物と成り、再び種を生じるようである。 22.骨折ることによってのみ、人は全てを要求するがよい。 23.人が言葉を持って言い渡すことは、家畜でさえ理解する。だから家畜は語られると左や右に行ったり、車を引いたり、待機したりする。しかし愚者は全てに逆らって語り、理解し、行動する。 24.働く意思、知識、勤勉、忍耐、悟性、愛、真実、義、賢さ、知恵を所有する者の前では、最も権力のある者ですら恐れをなす。 25.女が狂気の愛の発作をもって、その行く手に立ち塞がる行動を開始することを、神々すら恐れる。 26.残り火、負債の残り、残った嘘、残った敵は、絶え間無く成長し、損害をもたらす。だからすべて残余物は、最後の僅少に至るまで抹消すべきである。 27.人は第一に全ての罪を取り除き、意識を救いに向けるべきである。救いの前に罪を取り除かない者は、独自の地獄に落ちて燃える。 28.射撃手が撃つ弾丸は、当ったり当らなかったりする。しかし知恵者が放つ悟性の矢は、不義者、誤った権力者、不正な支配者を滅する。 29.邪悪な働きを遂行する者は、一人であり、多くの者がその実を味わう。味を味わう者は自由に外に出ていく。そして行為者に責任がかかる。 30.愚者が生涯に犯し、贖わない邪悪な業は、この為に100回の生まれ変わりと、新しい人生に7000の悲しみを生む。 31.品性のある男女が、娼婦や男娼がたとえ魅力的で美しくても、キスをしたり、彼らと寝たり、彼らを単純に求めるであろうか。何故ならいずれにせよ、権力者、スパイ、裏切り者、兵士、低俗な聖職者、盗人、殺人者、略奪者、役者、あらゆる無頼漢のたんつぼ、偽善の屍、豚野郎であるからだ! 32.折れた歯、ぐらぐらする歯、悪い支配者、その他自堕落な無頼漢は、直ちに根ごと引き抜かれるのが最善である。 33.官吏、低俗な聖職者、権力者、詐欺師、その他の悪漢は、乞食に等しい。何故なら彼らは、多くを与えず又は何も与えないのに、多くを受け取る。彼らは時機を尊ばない知恵の無い者、一文を重んじない貧しき者に等しく、愚か者である。 34.清さは、取るに足りないものにも大きな価値を授ける。バラの中に真珠のように輝く露の球のように。 35.肉体を射た敵の矢は、再び引き抜かれ傷も治されるが、傷つける言葉は引き抜くことはできない。何故ならそれはプシケ(Psyche)の中に固着して留まり、記憶されるからである。 36.人は、行い、働き、言葉から、正しくその人の知識、悟性、生活様式を推論出来る。 37.人間に与えられる報酬はいずれも運命に依存する。どんな運命も、人は自分で定める。何故なら彼は自分の運命の鍛冶屋であるからだ。理性と悟性も運命の特色に従う。 38.争いは、家族、集団、宮殿を滅ぼす。邪悪な言葉は友情を、無能で悪い支配者は全帝国と民を、低俗な聖職者や分派論者は全人類を、邪悪な行いや嘘は人間の名声を、科学者や軍隊の狂気は全世界を滅ぼす。しかし愛の念は全宇宙を創る。 39.ある利点に拠ってパンを稼ぎ、その為に人に善人だと褒められるなら、その利点を守り、増やすべきである。 40.多くの弱者は、その人望と誇りで膨らんだ胸を、自分が立っている庇護と名声の優美に拠ってのみ勝ちえる。彼自身は弱く、無知で、知恵が無く、この点では挑発的な女の目に塗られる汚い軟膏のようだ。 41.宗教や分派は、人の意識を奪うか、殺してしまうサソリの毒のようだ。知恵者はサソリを避ける。しかし精神薄弱者は素手でそれを掴む。 42.ガラスは割れやすく、金が入るとエメラルドのような外観を持つ。そのように愚者も知恵者と交わることによって染まるが、僅かな打撃が彼を砕いてしまう。 43.邪悪な種牛が雌牛を見ると追いかけ始めるように、最も邪悪な人間ですら愛を求める。 44.つまらないきっかけから、友や敵が出来る。しかし敵が生まれるきっかけとなるような事は避けるべきである 45.怒りは多くの美徳を破壊する。悲嘆に満ちた立場は、鮮明な思考、行動、人の栄誉を損なう。偽善は真実の裏をかく。飢えは法律の範囲内で品行を欠かせる。不幸は毅然さを破壊する。激情は、家族、人間、財産を破壊する。不注意は死と破滅をもたらす。噂を広げることは共同社会を破壊する。酩酊は良い態度と生活を破壊する。卑劣は人間の尊厳を破壊する。我欲は良い評判を、嘘は知恵を、邪悪な言葉は平和を、悪徳は世界を破壊する。 46.真に将来のために、あらゆる人の生命を問題にしている人は、隣人が過ちや罪ある行いをした場合、たとえその隣人が親友であっても、大目に見てはいけない。 47.師が公正であり、時機に適って報酬を支払うのを決して、怠らなければ、労働者は決して彼を去らない。たとえ彼らが厳しい仕打ちを受けたとしても。 48.公正な師は、必要条件に対して厳しいが、必要なものには寛容である。即ち彼は他人であろうと自分の家族であろうと、すべて平等に扱う。 49.理解する者に取って、時は、労働、愛、学習、進歩、努力と共に過ぎ去る。しかし医者に取って、時は快楽、眠り、口論、不義で過ぎ去る。 50.聴講者が誰もいない時に、演説者は何の役に立つだろう。すべての人間が、裸で往来している所に、洗濯屋カや何の役に立とう。平和と愛を説教しながらたちまち武器を、殺人、撲殺、平和破壊の為に祝福する宗教は、何の役に立とう。 51.人に知恵と知識が欠けている時、彼に取って名家が何の役に立とう!しかし人が教示を受け、知恵と知識に従っているなら、たとえ彼が貧しくとも、自ずと知恵者に尊敬される。 52.人が生まれても、母親から青春が奪われ、彼が生命の義を成就させる為に、船旗のように帆柱に高く掲げられないのであれば、何の役に立とう。 53.知恵者はたとえその時、悲しみがあっても、理性的で清い人生を送る。そうして彼は地上で名声を得、将来の命も失われることが無い。 54.友や敵に刻する当然の思い遣りは、知恵者の装飾品である。しかし無理解者は愚かでその事を理解しない。 55.人は失った過去を悲しみ、悲痛になってはいけない。知恵者は過去を理性を持って考え、そこから良い将来を形成する。 56.教師の娘や妻、友の妻や娘、師匠の妻や娘と関係に入る者は、信頼関係を殺害する者で、普通の殺人者のように多くの生まれ変わりにおいて、その罪を償わなければならない。 57.独自の陣営にいる敵は、すべてを知っている。だから彼は、炎が乾いた木材を焦かす様に、弱点、感じやすい場所、強者、弱者、全てを内側から焦がしてしまう。 58.水の一滴が水瓶に落ちて集まると、ゆっくりとだが満ちる。真実、知恵、知識を学習する者に取っても、同じ法則が成り立つ。 59.生まれた者は死を、死んだ者は生まれ変わりを確信する。だから人は避けられぬ事柄について悲しんではいけない。 60.自分の人生をいとおしむ者は、絶えず理出の無い争いが支配している家を、遠くから避ける 61.たとえ殴られ、鋭い武器でズタズタに裂かれ、罵られ、中傷され、強奪されても、邪悪なことや復讐を考えない者は、真に知恵が有り、慎みがあり、公正である。 62.偽りの友情と偽りの行為はその都度贈り物が届けられるかぎり続く。子牛は母親の所に留まっているが、牛乳が出なくなると故親を去るのと同じである。 63.知恵者の悟性は鋭いが、人の心を傷つけない。彼の行いは柔和であるが畏敬を求める。彼の意識は焦げないが燃える。彼は説き伏せ、厳しい話をするが、その話は忠実である。 64.愚かな態度を取る人間から発する、激しい不安を引き起こす言葉は、鋭い刃の様に人の感じやすい部分を切る。 65.海は広く深い。山は高く威力的だ。太陽は暖かく力がある。天は知恵を秘めている。しかし知恵者は一人ですべてを持つ。 66.中傷の痛みは、権力者、貧者、友によって隣人に与えられたものであろうと、皆同じである。貴重なマホガニー材も、ニワトコの木と同じように燃える。 67.人はその話し方により、鈍粋で上手であろうと、下品で下手であろうと、自分の感情、思考を明らかにする。 68.人について、愛について、身上の出来事について、又性的な要求について、下品な言葉を使う者は、自己を人間の尊厳以下に置き、臭いぬかるみを掻き回す豚に等しい者である。 69.知恵者はその冗談においても、慎重さを期し、彼の言葉もそれに応じている。しかし愚者は礼儀を知らず、糞を掻き回す豚のように話す。 70.隣人の生命が問題になっている時、我が身を忘れて隣人に尽くす者は、良いことをしたのであり、生命の実を享受したのである。 71.ただ家族の下に留まり、公正な友を家族にしない者は、生命の意義を理解していず、人々の間で除け者である。 72.悪人との交際を避け、善人との交際を求めよ。 日夜善を行い、絶えず万象は無常であることを意識せよ。 73.誰も傷つけてはならない。同情するのではなく共感せよ。創造の永遠の法則と掟に注意し、遵守せよ。自らの人生を献身して、すべての被造物を助けよ。 74.困った時の不義者は自己憐憫をして、隣人に何の感情も抱かない。しかし知恵者は、隣人に共感して独自の悲しみを誠実に克服することによって、それを軽視する。 75.人は確かに、善行、悪行に対する報酬を生涯に必要とする。すべての報酬は、法則により、30年、3年、3か月、1.5か月、3週間、3日、3時間後にやってくる。 76.歯の無い蛇が完全な爬虫類でないように、知識、知恵、愛の無い人は、ただ人の名を持っただけである。 77.日々と生活が、知識、真実、知恵、愛も無く通り過ぎる人は、鍛冶屋のふいごに、等しい。何故ならそれは呼吸をするが、生きていないからだ。 78.不義者は、邪悪に手を怪我させる。義人はその手をもって彼にパンを与える。 79.愚者は誰でも遠くから見ると注目すべきように見える。しかしそれも彼が口を開くまでのことである。 80.人の愛ある思いの中にいる者は、その人が遠くに住んでいても絶えずその人の近くにいる。しかし、人の愛ある思いに遠き者は、たとえ同じ屋根の下に住んでいようと遠く離れた者である。 81.するべき事を確かに知る者は、独自の運命をもたらす。そして力強い振る舞いと賢明な態度により、人の平安をもたらす。 82.富を手に入れることは難しい。しかしそれを手に入れたら維持することが難しくなる。金持ちや資産家に取って富を失うことは死である。だから富について考えない方が良い。 83.お金に欲深い者はいつも不満足であり、その思考も威力的でない。だから彼は自分の願望を思うように出来ない。そしてすべての不義が彼に割り当てられる。何故なら彼の感覚が満足しないからである。 84.人は手の中の風船のように、落ちたり上がったりする。お金がある時には得意になり、お金を失った時には絶望して崩れる。 85.金持ちはお金がある限り万事に力がある。しかしお金を失うと単なる只の人である。即ち生活力の無い道化者になる。 86.富、悪徳、権カ欲、一生、食物、飲料、女、男に関して、決して満足せず、又決して満足しない者は、崩壊したし、崩壊するし、やがて崩壊するであろう。 87.意思の力と知恵が授けられている悟性のある者の所に、大小の河川が大海に流れ出るように、特に幸福と人々が流れ集まる。 88.満足、平安、克己、共感、知恵、平和、知識、親切、正直、愛、悟性、誠実、真実、力は、幸福の炎を守る2×7本の割り木である。 89.人は誰も生まれた時から他者の敵であったり、友ではない。何故なら、ただ誘因があって友と敵が生まれるだけだからである。 90.次の瞬間に何が起きるのか知る者は誰もいない。だから悟性のある者は、死の時、完成を必要としているすべてのことがなされているか、絶えずすべてを最善に片づけて置くべきである。 91.どんな人間も、生まれた時から高潔でも卑劣でもない。何故ならまず独自の思考と行いに拠って、彼が世の中で尊敬されるか、軽蔑されるかが決まるからである。 92.運命は自分自身の側を通りすぎない。運命は必ずやってくる。又それは根源的な本質に忠実にとどまり、人間が定めたことを見過ごさず表現する。 93.人は苦境、不幸、悲嘆にあうまで親友や知恵者が大きな経験を持っているにも拘らず、彼らの言葉と助言を聞かない。 94.要求した事柄が享受されても、要求は静まらない。何故なら享受することにより、油の中に火が注がれたように、その要求はもっと強く募るばかりであるからだ。 95.人は白髪になることによって年を取るのではない。何故なら若者も知識が有り賢ければ、良い助言者であるからだ。 96.人は日の出と日没を喜ぶが、自分の生命も消えていくことに気づかない。 97.他人の供述に拠り、彼についての基準を定めてはいけない。何故なら尊敬したり、叱る前に、自分で真実を納得していなければならないからである。 98.尋ねられないのに人に何かを言ってはいけない。又隣人を訴えてはいけない。尋ねる人にも、失礼な方法で答えてはいけない。理性的で悟性のある者は、秘密の内に見たもの、又は知った物事について認識がある時、唖のような態度を取り沈黙する。 99.知恵者は賢く、悟性が有り、決して得難いものを求めたり、無くしたものを悲しんだりしない。そして不幸の中にあっても落ち着きを保つ。 100. 怠惰は決して真の富と成功に到達しない。人の噂話を恐れる者や、虚弱な男や高慢もそうである。彼らは永遠に待ち、決して勇気を出して行動開始しない者に等しい。 101. 頼って近づいてくる者を軽蔑して扱ってはならず、追い帰してはならない。何故なら犬でさえ、乞食から固いパンのかけらを貰うからだ。 102. 志望や感情に敵意を抱いた者には、たとえ彼が親切な言葉を話しても誰も近づかない。ノロジカが守人に近づかないのと同じである。 103. 良い叱責を無視する者は、灰を空中に敷き、それが自分の頭の上に落ちてくるように、自分自身を汚す者である。 104. 意識がもうろうとしている者は、霊力ももうろうとしている。太陽が雲に包まれると、その暖かい光線が包まれ力を失うのと同じである。 105. 知恵者は何の長所も無い被造者に共感する。太陽がその光りと暖かさを不義者の上にも注ぐように。 106. 人は価値の無い事柄に対して、大きな音を立てたり、大声で叫ぶ。しかし、知恵、真実、知識、愛について、人は沈黙する。何故なら、彼は愚かさの故に、その大きな価値を認識しないからだ。 107. 願望を持たぬ者は成功しない。愛を知らない者は真の友を待たない。不器用な者は決して親切なことを言わない。しかし知恵ある者は、誠実ですべてに公正である。 108. 不義者が名誉ある地位を得ると、自分の師匠に襲いかかる。腹を空かせた犬が、自分の主人を引き裂くのと同じである。 109. 人は過酷な厳しい言葉によって、心が揺さぶられなければならず、過酷で厳しい言葉を必要とする真実に教えられるべきである。独裁者に耳を澄ますのではなく、真実をもたらす人に耳を澄ませなさい。 110. 真実を教示されたがらない愚者を教えようとしてはならない。何故なら彼は、真実を嘲笑するだけだからである。正に敷難辛苫汝を玉にする、である。 111. 愚者は救いようが無くなるのに、気付かない内に汚いものから食事の準備をし、毒を飲んだり食べたりする。 112. 無知で不義な人は感覚的な事柄を享受しない。しかしそれ無しで生きることは出来ない。彼は骨をなめるだけの歯の無い犬に等しい。 113. 知恵者はほんの僅かな敵でさえ軽視しない。何故なら僅かな残り火も大火になり、田畑、森、村、町を灰にするからだ。 114. 気の進まない愚者を教えようとしても、彼らは嘲笑し卑劣な事をするだけである。蛇にミルクを与えると、ただその毒が増えるようなものである。 115. 燃える草の茎が森全体を燃え上がらせ、大火によって破壊するように、不正を生む家族の一員は、家族や親類を破壊する。グループの中の裏切り者は共同体を破壊する。軍隊の中のスパイは、全国民を滅亡させる。 116. 義人は役に立つことに飽き足りない。不義者は危害を加えることに飽き足りない。子供には望んでも望み足りない。知恵者は学んでも学び足らない。 117. 愚者、単純な人間、精神薄弱者は、ただ人間の五感のみを語る。しかし知恵者は人間の七感の真実を知っている。即ち聴覚、視覚、臭覚、味覚、触角、プシケ(Psyche)感覚、意識の受信である。 118. 知恵者にすべての長所が見出される。愚者にはすべての欠点と不利が見られる。だから賢者は10万人の愚者以上の価値がある。 119. 自分も同じ失敗を犯すのに、他人の失敗を中傷する者、怒りを制御出来ずに爆発させる者は、あらゆる愚者の中で最低の愚者である。 120. 他人を喜ばせ、自らは何の長所も持たない道化者は、皆、不幸な奴である。彼は他人の失敗を嘲笑し、話題にすることによって礼儀正しい人と義人を得ようとする。 121. 知恵者や義人は、他の女や財産を欲しがらず、隣人の悪は言わず、師を笑わず、たびたび住居を移転したり、意見を変えたりしない。又絶えず方向を変える風の話もしない。 122. 知恵のある人は他人の悲しみに暗くなり、自分の幸福を大して気に止めない。 123. 知恵者は決して他人の悪を語らない。損害をもたらす時には、真実であっても話さない。 124. 唯一の生物の生命を守ることの方が、日々1000人の聖職者を養ったり、神々に無数の祈りを捧げ、信心ぶるよりずっと価値がある。 125. 至る所で専門知識の学識を持ちだすこと、売春婦の所で愛を買って享楽を味わうこと、他のテーブルからパンを盗むこと、裏切りの為に身を投げ出すこと、これらは人々が物笑いの種にする事柄です。 126. 木は嵐の危険に脅かされる。睡蓮は寒さに、山は落雷に、善人は悪人に脅かされる。 127. 甘露のように満足をゆったりと飲む者は、至高の幸福に授かるが、不満足の人間は絶えず悲痛を味わう。 128. どうして古い出来事を持ち出して、人に、より優れた道を与え助けるべきであろうか。だから知恵者は、過去は過去の出来事とし、現実と未来の真実に従って生きる。 129. 敬意に値しない者が尊敬され、訪問を受けるに値しない者が訪問され、歓迎に値しない者が歓迎される事は、それはただ不義とお金の力が引き起こすことである。 130. 誰でも少なくとも3人、畏敬を捧げるべき人が居る。それは父、母、知恵有る教師である。 131. 知恵者は貴重な性向を持ち、その中に大きな才を持っている。加えてしばしば明るみに出された他人の誤りを長い間、秘密にしておく。それに対して、肝心の独自の長所を公に言い表す時には、極端なぎこちなさを示す。 132. 自分を高める為に卑しめる事、生きる為に自らの生命を断念する事、友を持つ為に犯罪と係わり合いになる事、不安を隠す為に犬の様に遜って、役人、司祭、神の前で物乞いをしながら接吻をするほど馬鹿げている者は、愚者と不義者以外の誰であろうか。 133. 時流に逆らわず、時流に準ずる者は、急激な吸引から免れる。 134. 人は毎日、自己の思い、行動、感情を吟味し、動物や人間と何を共有しているか尋ね、確信するべきである。 135. 人間の大部分は愚者である。何故なら彼らは、目の前で悪が為されているにも係らず、美しい偽りの 言葉で自己を欺いているからである。 136. 愚者は武力によってのみ平和が作られると主張している。もっと酷い愚者は、無意味を信じ、政府の愚か者は喜びのために戦争を率い、殺したり、殺害したりする。彼らはそれを平和と呼んでいる。 137. 潜在力を持った殺人者は、軍隊を召喚し、指揮し、人命を奪い、殺害するが、知恵者は、真実、愛、知恵、平和によってのみ、人生が栄えることを教える。子供が憎しみではなく、愛によって育てられるのと同じである。 138. 戦争であろうと、平和であろうと、他人を殺す為に武器を取る者は、正当防衛でないかぎり殺人者である。 139. 現実の喜びに耽り、将来の喜びを希望する者は、知恵者のやり方ではない。知恵者は真の喜びを享受する為に、その為に働き、虚しい希望に耽らないからである。 140. 破壊せず、何等かの成功をもたらそうとするなら、悟性と均等な意見を持ち、決して急いで開始してはならない。始めから大張りきりで熱中すると、全て成功するものに妨害を築くことになる。何故なら、まことに、水も全ての堤防を破るからだ。 141. 低俗な人間は他人の名声を嫉妬し、彼らに対する嘘と陰謀に耽る。何故なら彼ら自身、その地位に達する生活能力が無く、弱く愚かであるからだ。しかし義人は、隣人の名声を喜び、自らそれに輝く。 142. 隠れて寄付する事、即座に行動する用意のある事、他人に示した親切をすっかりしゃべってしまわない事、他人が人に尽くした功労を公言する事、幸福な時に思い上がらない事、他人について話す時に、面目を失わせる様なことを全て避ける事、全ての人々と他の生命に公正である事、自ら謙虚である事、自分で自分を褒めず、自分の行為を強調しない事、それらは知恵者のみが為すことが出来、愚者には決して出来ないことである。 143. 1つの仕事を完成させるつもりの有る者は、それが大仕事であれ、小さな仕事であれ、力と沈着と悟性をもってそれと取組み、慌てたり、張り切り過ぎたりしない。何故なら、そうでなければ、まもなく力と意思は沈み、成功の代りに、損害が生じるからだ。 144. 咲き始めのバラが良い芳香を放つように、悟性ある人間は、既に青年の時代に知恵が入る。だから彼は、成熟した悟性を完成させるまで、高齢になるのを持つ必要が無い。 145. 世の中が不正なのではなく、人間自身が不正なのである。何故なら人は、要求や気紛れによって、自分の最内部を天国、即ち義又は不義に形成するからである。 146. 女は一人だと絶えず不満で、夫に対して嫉みを持つ。女が二人だと互いに争いを引き起こし,嫉妬する。女が三人だと次のような組合せになる。即ち、二人が一人に対抗し、その一人に嫉妬深くなる。女が四人だと平和と良い世帯を維持する。何故なら彼女らは、ただ一人の女に対して多数決を実現させず、敢えて嫉妬しないからだ。だから少なくとも四人の女を持つ男は幸いである。 147. たった一人だけ妻を持つ男は放埓な密猟者であり、思いの中でも、現実においても、愛人や娼婦を抱えている。しかし二人又は三人の妻を持つ男は、家の中に地獄を持ち、愛人や娼婦が彼を過ぎゆく。四人又はそれ以上の妻を持つ男は尊重され、彼女等から敬意を表される。そしてまことに彼は家を支配し、未知の女を求める欲望から解放されるのである。 148.宇宙生命の息吹が全被造物に浸透し、その中を満たすように、人間は、愛、忠誠、真実、平和、知識、知恵をもって、全被造物を満たす。 149. 科学と権力は、人間に、金、権力、富をもたらすが、それらは知恵に高貴さを授けない。だから多くの科学者や権力者は低能である。 150. 有利を役立てない者、怒りを制御せず利益をもたらさない者を人は好きにならない。女が去勢された男を夫に欲しないのと同じである。 151. 愛着、親切、軽卒から、不義者を信頼する者は、木の上に眠る者が、起きてみたら地面に寝ているようになる。 152. 春の温かい風に当る冬の虚飾のように、気紛れ者や不義者の悟性は、真実の軽視により、日々消え去る。 153. のみ込みの遅い人は、しばしば老齢になって初めて或る程度の悟性の成熟に達する。白檀の木も、高齢になって初めて快い香りを放つ。 154. 知恵者は自分の話を機会に合わせ、自分の親切を功労に、怒りを力に適合させることを理解している。しかし知恵の無い者は不釣合な折りに話をし、誤った親切や、力を越える怒りにより、自分が愚者であることを明らかにする。 155. 蚊は低俗な者や不義者の見本である。蚊は人の前に膝まずき、居を定め、背中を刺す、耳元で何か美しい歌をそっと優しく口ずさむ。しかし、裸体に気付くと粗野に刺し、血を吸うのである。 156. 生命を殺す事を止め、未知の人のものを強奪したり、盗んだりせず真実を話し、正しい時期に、正しい力と量に応じて寄進し、貪欲が押し寄せてくるのを防ぎ、尊い人に対しても慎み深く、あらゆる存在、被造物に共感すること。このどこにも矛盾の無い、あらゆる法則の書に共通の掟は、救いに至る道である。 157. 生命の殺害、強奪、泥棒、見知らぬ男や女に触れることを、人は避けるべきである。又無意味なおしゃべり、侮辱的な言葉、密告、偽り、悪徳、欲張りも同様である。何故なら、それら一つ一つ又全部が、苦境と悲痛に通じているからである。 158. 人が自分自身の生命を愛するように、隣人とその他全ての被造物も、自分の生命を愛している。だから気高い人間は、全ての生命の為に共感を持つ。彼らは全ての生命に自分自身を見るのである。 159. お金を横領する事、領土を品物と交換する事、ひいき、怠惰、貪欲、悪徳、偏狭さ、快楽生活は、あらゆる不義考の醜態である。 160. 不義者や愚者は、大金を掴むとすぐに幸福になる。それ以外には幸福にならない。彼らは、水分が飽和状態になり、稲光を走らせ、水分を失う前に雷鳴を轟かせる雲のようだ。 161. 知恵者が倒れるとボールのように転ぶのが常で、再び立ち上がる。しかし知恵の無いものは丸太のように転がり、倒れたままである。 162. 地上では不義者が不義を叱責する。不幸な者は幸福な者を、欲張りは物惜しみしない者を、不正直な者は正直者を、貧乏人は金持ちを、奇形に生まれた者は美しさを、悪人は徳の高い者を、愚者は知恵者を叱責する。しかし知恵考は決して叱責しない。何故なら彼らは真実を、愛を持って全ての人に教えるからだ。 163. 弱者や不義者は障害に対する不安や恐れから、決して、善良で誠実な企画に関わりあわない。しかし強者や義人は、多くの障害が立ち向かってきても、企画されたものを放棄しない。 164. 親切ごかしにならず、又親切にしなくても愛想の良い話をするべきである。又自慢せずに英雄であれ。相応しくないものを寄進せずに、物惜しみ無く与えよ。邪悪でなく、侮辱的にならず、断固とした処置を取るべきだ。 165. 最も微力なものでも団結すれば、権勢の有る大敵でさえ、彼らを傷つけることが出来ない。又同様に木々や植物が一つ所に密集して並んでいる時には、大風もそれを害することが無い。 166. 強者と無意味に、見込も無く勝利の戦いをしなければならないと言う法則や掟は何も無い。そして、風に逆らって動く雲も無い。 167. 知恵の無い老人の顔は、しわで覆われている。頭は真っ白になり、手足は震え、よぼよぼする。しかし、貪欲と欲望は彼らの内で活き活きしている。 168. 愚者と不義者を避けよ。何故なら彼らは欲望と陰謀によって生きているからだ。彼らの多くが集結すれば、無実な者に罪をきせる事も出来る。 169. 多くの人を相手にして戦いに関与してはならない。何故なら多くの人々に勝利することは難しいからだ。巨大な蛇でさえ、たとえ激しくのたうちまわったとしても、多くのアリに食べられてしまう。 170. 家畜のように共同生活している多くの愚者の群れは、優れたものを全て隠匿し、破壊する。雲が太陽を曇らせるように。しかし、集団生活をしている多くの知恵者の軍団は、日の輝きが生命を与えるように世界を建設する。 171. 意味の無いものでも多くのものが一致団結すると力をもたらす。何故なら最も繊細な糸でさえ、強固な綱に編まれると、それで牡牛も、つないでおくことが出来るからだ。 172. 子供からでさえ善を受け取るべきである。何故なら太陽が出ていない時には、最も小さな灯火も部屋を明るくするからだ。 173. 家に足を踏みいれる者を、子供であれ、老人であれ、尊敬しなければならない。何故なら客は全ての人々にとって尊いからだ。 174. 愚者、不義者、精神異常者との交際により分別は消え、凡庸な人との交際により人は凡庸になる。しかし、知恵者との交際により、分別は最善に上昇する。 175. 弱者も、知恵有る同盟者を持てば目的に達する。細流も小川や河川と結合すると大海に至る。 176. 学識の有る者、愚者、不義者は、学識の無い者が知恵者である時、嫉みで精神を消耗させる。 177. 人間は二足動物の最高者であり、牛は四足動物の最も卓越したものであり、知恵者は尊敬に値するものの最高者であり、良い子供は、親が生んだ最も喜ばしきものである。 178. 知恵者は他人が邪であっても、彼の美徳のみを尊敬する。それに対し悪人は欠点や全ての害悪のみを尊ぶ。 179. 高貴な人が他人の長所を全世界に知らせる時、彼の出現は取り分け美しい。 180. 男娼や娼婦のように、敵は最初恐る恐るゆっくりと禁断の場所に忍び込み、後ではもはや何も遠慮しなくなる。 181. 悟性は、肉体の力よりもっと価値が有る。 182. 不動性と誠実さに乏しい善人の意見は、悪人の話にぐらつく。 183. 相続財産が家の中に入ると、血縁者は他の血縁者を襲い、彼を殺す。 184. 役に立たない奴は、妄想と高慢な態度を取り威誤り散らす。そして彼は、誤った考えの者から尊敬を得る。 185. 哀れな奴は自分のことや理想ばかりを話し、自分を褒め、他人の名声に沈溺する。 186. 愛すべき女の話は蜜のようだ。そしてビロードのように彼女の胸は柔らかい。だから男は彼女の唇に接吻し、彼女の胸を愛撫する。あたかも知恵が愛であり、真実が回復であるかのようだ。だから人は知恵を愛し、真実の中で元気を回復する。 187. 蜂が花の中から蜜を吸うように、人は生命の御国から愛を取り出し、それで養われる。 188. 愛らしい女の柔らかい唇は蜜のように甘い。彼女のビロードの胸は、いたいけな若枝のように優雅である。 189. 女の真心からの愛によって、男は元気になる。知恵により人の感覚が活発になるのと同じである。 190. 男と女は性交によって愛を満たし、自分達の好意を明らかにする。あたかも知恵が愛によって満たされ、愛が喜びになるように。 191. 意識の中で考え出した仕事を、言葉を通して漏らしてはいけない。何故なら他人に気付かれる事項は、成功しないのが常であるからだ。 192. 公認の問題は意識的に決定され、その後で言葉を用いて知らされ、最後に行いをもって完成される。だから意識は、人間が生み出す全ての事柄の基礎である。 193. 他人に対して、何か良からぬ事を思考の中でもくろむだけでも、既にその事は、此の世で自ずと彼のものと成る。又来世においてもそうである。 194. 高貴な女の唇からほとばしる話は、知識のように清く、胸は知恵のように優しく、優雅である。又恥毛の無い恥部は愛のようにビロード状で、体は真実のようにしっかりしている。 195. 高貴な人は、思考、言葉、行いが、完全に一致するが、卑しい人は、思考、行い、言葉、全てが矛盾する。 196. 知恵者は彼を侮辱する考に対して寛大であり、赦す。何故なら知恵を持った彼は、弁明の必要を問題にせず、謙虚さが、あらゆる侮辱、不敬、即ち無礼を凌駕しているからだ。 197. 協議する事は、少しも傷つけられたり、裏切られたりしないよう、愛しみ深く養い、保護されなければならない種である。さもないと決して芽が出ないからである。 198. あらゆる知恵と賢さの敵は、良い計画を見捨て、本末転倒したことの後を追う人々である。 199. 文書が二、三の言語で相並び、一面に書かれると、一目瞭然で判りやすくなるように、知識、真実、知恵も、全部一つになると判りやすい。 200. 知恵者の悟性は、平和締結と、分裂したものを再び集結させる時の助言によって明らかになる。医者の悟性は病人の治療の際に、女の悟性は、その唇、胸、肉体、無毛の恥部の手入れによって明らかになる。 201. 美しい女、雄々しい男は、創造の法則と掟に従うことで、危険にあっても幸運に導く事が出来る。 202. 誇大妄想家や高慢な者は、自ずと目減りする盲目の目明きである。 203. 呪文、人、巡礼地、信仰、神、運命、鑑定師、薬、教師について、人がどの様に想像するかによって、彼の成功も真実に従って決まる。即ち、誰にも信仰に応じた成功が訪れる。だから知恵者は、信心家でぱなく、知識に通じているのである。 204. 愚者でさえ飲み込みが早ければ、知恵者と交際すこより、理性的で悟性の人と成ることが出来る。水も砂利や小石を通して流れると、自ずと清くなる。 205. 犯罪を犯し、又犯した者は、誰も彼を見ていないし、又見ることは無いと信じている。しかし彼自身のプシケ(精神)と、あらゆる生命体の無意識が、彼を見ているのであり、見たのである。 208. 精神異常者や不貧者は、知恵者や後人の名誉棄損を賭事のようにみなしている。彼らはその行いにおいて、死の呼吸に伴われている事に気付かない。 207. 砂漠に降る雨のように、求める者にとっては、知識と真実も同じである。 208. 人が、死ななければならないという事を考えることによって、痛みを感じ、自ら独自のプシケ(精神)にその痛みを導くのであれば、敵すら友になることが出来る。 209. 大きな捧げものの報酬も、時と共に消える。しかしあらゆる危険に対する保証された安全は、朽ちない報酬をもたらす。 210. 醜い女でも、真の愛に生きるなら賛美される。 211. 女性は、顔に化粧をする事によって、美を獲得することは無い。何故なら冒読者が生命を辱めるように、女は化粧することによって自らを売春婦にし、それによって自然らしさを嘲笑するのである。 212. 自然のままであるのが女の美である。化粧は自然の姿を破墳する。それは泥沼を掻き廻し、雌豚のように身を汚す鳩に等しい。 213. 娼婦や男娼の特徴は顔の化粧である。彼らは、糞尿の中を掻き廻し、玉虫色に輝くダイエクコガネの甲のようだ。 214. 知恵者の偉大さは何よりも次にある。彼らは生活の賢さという宝石を身に付け、酷い災難が訪れても一旦始めたことを諦めない。 215. 正しい手段を知っている者は、強者にも弱者にも絶えず同じように対処する。その川の流れが大木も小さな草も、根こそぎするように。 216. 朝日を浴びて花びらに滴る水滴は、まるで真珠のように輝いている。同時に、知恵者との交わりは知恵の無い者を高め、彼を知恵者と同じようにする。 217. 女の胸に滴る真味のような水滴は、容姿の端麗さを示す。同じく自然の美形は、創造の壮麗さを明らかにする。 218. 知恵者のみが、知恵有る事柄を完成させる事が出来る。同じように、女はその愛しき胸によって美化される。 219. 川が泉から湧き出、滝と成って落ち、大海に注ぐように、愛すべき女の唇から柔和な言葉がほとばしる。それは男の優しい愛撫により彼女の胸を流れ落ち、無毛の恥部に集う。同じように創造は、法則と掟を与え、これを全ての生命に植え込む。そうして全てが生き、栄える為である。 220. 肉、尿、糞、骨から成る肉体の心配を捨て、創造の法則と掟を保ちなさい。 221. 見知らぬ女を自分の母のように尊敬し、他人の財産を一区画の上地のように、全ての被造物を自分自身のように見る者は、真に知恵が有り、公正である。 222. 真の男は、無毛の柔らかい女の恥部を、誇りを持って自分の命のように護る。又しなやかな胸を自分の呼吸のように彼女の唇を自分の瞳の様に、彼女の肉体を自分の生き血の様に護る。同じく知恵者は、自分の命のように知恵を護る。愛を彼の呼吸の様に、知識を瞳の様に、真実を生き血の様に護る。 223. 誤った愛は成長しないが、真実の愛は喜びと成長をもたらす。 224. 真実の愛は人間の最高の善であり、真の愛をその様に労る者は、決して恥をもたらさない。何故なら愛そのものが、不義を取り除くからだ。 225. 知恵者は自分の栄誉を重んじる。だから彼が誇りを持って行うことが出来る時、隣人を尊ぶことが出来るなら、自ずと自分自身の誇りをも断念する。 226. 知恵者は尊敬することが無ければ、偉人や権力者と同席しない。 227. 他人に愛を感じたら、その愛を他の人に打ち明けるべきである。何故なら秘密の愛は、悩み、苦しみ、痛みをもたらすからである。しかし公の愛は理解をもたらし、願望を成就させる。何故なら知られた愛は、どんな種類であっても愛し返すことで、返答をもたらすからである。だから人は、自分が思いを寄せる人に、愛と願望を告自し、不安から解放されるが良い。 228. 公の態度により、友を勝ち得、高慢な心によって敵を作り、お金によって欲張りを、犬のような謙遜により権力者を、配慮と真実により知恵者を、愛着により男や女を、平静な本質により親戚を、与えることによって利己的な人を、学習性により教師を、嘘により愚者を、学問的なことにより賢明でない者を、道楽により激情的な人を、愛、真実、知識、知恵により、全ての人々を勝ち得る。 229. 真の喜びを持っている人は、完成することが非常に困難な事柄でも、成就させる。 230. 男が、女の唇に、胸に、無毛の恥部に、肉体に、彼の善と清さを認識するように、人間の真の本質は、それを悟性、知識、知恵、真実、愛の中に認識することが出来る。 231. 二人の女が愛し合うことは、化膿した傷につける薬のようだ。 232. 無毛の恥部からほとぱしる愛は、怒った男を鎮め、彼の怒りをすっかり寸断し、破壊する。 233. 愚者、無知な者、不義者は、女の唇に胸に、無毛の恥部に、肉体に、快楽と気紛れを追い求める一個の獲物を見る。 234. 気後れは快括さを破壊し、冬は秋を、太陽は暗闇を駆逐し、忘恩は全ての徳を破壊し、喜びは悲しみを取り除き、賢い態度は不幸を追い出し、愚かで低俗な態度は、自ずと大きな幸福を破壊する。 235. 誠実で優しい女性の最大の愛は、知恵者に妥当である。知恵者の性愛は、彼女のために燃え盛る。創造の愛が、全て善と最良の人に漂うごとくである。 236. ひっそりと森の中に住む知恵者の周りにすら、3組のタイプが自己修養する。即ち、友、冷淡な人、敵である。1番目は知恵、2番目は愚かさ、3番目は悪行から成る人である。 237. 愚者、精神異常者、無知な者、不義者は、成功者を憎む。貧者は金持ちを、行儀の悪い人は敬虔な者を、不誠実な者は誠実な者を、慎みの無い者は慎みの有る者を憎む。 238. 低俗な権力者、大酒飲みの主人、倒錯した恋人、金持ちの蹟罪者、醜い娼婦、醜い男娼、神に仕える坊主は、いつも人間の物笑いの種である。 239. 愚者は、歓談の時に良い話と悪い話を間くが、彼は雌ブタが泥沼を掻き廻し、身を汚すように、悪い話を自分のものにする。 240. ところが賢者は、歓談の時に良い話や悪い話を聞くと、蜂が良い蜜だけを集めるように、良い話を自分のものにする。 ![]() 002 241. 人は貧困によって悲痛な思いをし、美しい容姿の価値をぶちこわしてしまう。身だしなみの良くない女がその唇から汚い言葉を吐き、その胸から酸っぱい母乳をだし、恥部には恥毛が生えているように。邪悪な災難、そこからあらゆる損害が生じる。邪悪な災難とは、死に対する単に別の言葉にすぎない。 242. 血縁者、友人、教師を犠牲にして、誰か見知らぬ他人を尊敬したり、彼らの所で冗談を言うべきではない。何故なら家族、友情、共同体、政府を破壊に導くのに、これより邪悪な過失は無いからだ。 243. 命はどんな瞬間にも、蜃気楼のように崩れることを知った者は、既に非常に多くのことを知っており、義人であろうと努力する。 244. 夫の死後貞淑を守る女、又はたった一人の別の男性と結ばれる者は、多くの男性を持つより三倍優れているそして今世より三倍優れた夫に恵まれるという、来世の宿命を得る。 245. 真の愛を持って一人の知恵者と結婚した徳の有る未亡人は、たとえ子供がいなくても、来世で三倍高潔な宿命を定められる。知恵者と結ばれる独身の女性にも同じことが言える。 246. 不義者は生きた死人であり、愛も無く性交することは死であり、墓標は死であり、不義に死んだ者は全て死である。 247. 不義者は刑罰により隣人を苦しめ、殺す。知恵者は穏やかで思い遣りカ確り、忍耐強い。だがいつも罪人や過失者に警告するから、より厳しい人である。 248. 多くの男は男でない。何故なら彼らは弱く、公正な厳格さと粘り強さを行使しない。だから彼らは、彼らより男性的になった女より、もっと女々しい。 249. 寛大な者には絶えず辱めが付きもので、正直で厳格な者には、不満、畏敬、尊敬、喜びが同時に有る。しかし不義者には、憎しみ、復讐、死、痛みが与えられる。 250. 太陽が照ろうと雪が降ろうと、あられが降ろうと雨が降ろうと、雷が鳴ろうと稲光が走ろうと、正直で徳の有る女達は、絶えず夫のもとに急ぎ、寒さや暑さを苦にしない。 251. 子鳩が鷹に会う事が出来ないように、多くの人々は義において厳格であろうとする能力が無い。 252. 義は全ての彼造物に公正で平等であることが出来る。盗んだり殺したりする血縁や友は、同じことをする他人と同じく盗人であり、殺人者である。だから彼らには他人と同じ処置履行がとられて当然である。 253. 足を踏まれて沈黙する者は、大目に見るのではなく、慈悲深い人である。隣人が誤った処置を取るのを見て沈黙する者は、生命を成就させる義務を裏切る者である。 254. 女の唇、胸、無毛の恥部、肉体、プシケ(精神)を傷付ける者は、正当防衛でもないのに、人を殺す殺人者に等しい。 255. 人間の美は、肉体的にも精神的にも破壊され得る。だからそのようなことをする者は、正当防衛でもないのに、人を殺す殺人者に等しい。 256. いつも男女の性別の区別無しに、法則と掟が等しく有効とされる。即ち、男や女による区別はない。 257. 女に性的不道徳を持って不正に接触したり、手で触ったり、子供を作らせたりする者は、楽園を掻き廻すプタに等しい。 258. 男又は女が、まだ成年に達していず、又は夫持ちや女房持ちでなければ、彼らに禁欲が命じられる。何故なら彼らには自慰行為が許されているからだ。しかしそれに反する者は、汚泥にいる自分の子豚に、子を生ませる雌豚に等しい。 259. ピチピチとした胸が若い娘を飾るように、弛んだ胸は、母の栄誉を表わす価値を飾る。 260. 悪を行う者は自分自身をも愛さない。彼は内側にも外側にも毒を含んでいる悪い実のようだ。 261. 戦争を目的とし、戦争を始め、戦争を統率する者は、血に飢えたピラニアより酷い。彼らは自らに邪悪な刑罰を科すので何故なら、7000回の生まれ変わりにおいて彼らは、痛み、不安、死、驚愕を味わうからだ。 282. 知恵老のみが、地球人類の指導者に等しい。養子が草原の王であるように。 263. 中傷、嘘、陰謀に耐え忍び、そこから生じる成功に感謝する者は、真の知恵者である。 264. 仕事を始める前に、尊敬に値する知恵者に尋ねる者は、仕事をする際、途中で何の障害にも出会わない。 265. 理性的でない者は自分の力を知らない。理性的でない少女や少年が口喧嘩をするように。 266. 適切なところで思い遣ること、規約、法則、掟に対して従順であること、創造に祈りを捧げること、プシケ(精神)の満足を大事にすること。与えることを楽しみにすること、富の断念を常とすること、普遍の敬虔を喜ぶこと、辺ぴな場所に住むことを常とする。知恵者や教師の前で畏敬のある態度を取ること、高貴な人達と交際すること、真実、知識、愛、知恵を喜ぶこと、これらは即ち真実と教いの道である。 267. あらゆる食物、全ての飲料、全ての力、全ての金、全ての富、全ての宝石、全ての動物、全ての女や男に欲張りな人間の貪欲さは飽き足りない。 268. 男娼にとって、地上の全ての娼婦、全ての正直な女、更に迫害に曝されている人があっても物足りない。無理矢理独占する売春婦や彼女らの情夫にも同じことが言える。 269. 知恵者も真の教師もいないところでは、精神異常者が知識人として称讃される。同じように精神異常な人間は、神を創造に称揚させる。どんな神もやはり人間であるのに。 270. 全ての樹木が絶滅した上地では、オダマキの湯水が木とされる。同じように、知恵者や真の教師がいない土地では、愚者や精神異常者が司祭や権力者に高められる。 271. 力強く仕事に取り掛かり、怠惰の虫が断念されるところに、更に賢さ、勇気、悟性、知恵が加われば、必ず人の幸福カ溜まる。 272. 何の利益も得られず、苦労以外の何物も期待出来ない師匠は、遠くから避けるべきである。彼が権力者や司祭であるなら、尚更のことである。 273. いわゆるカラスムギや野生のゴマが、単なる大麦やゴマと言う名前だけであるように、それは何も役に立たない。人間も、知識、愛、真実、知恵が無ければ、単に人間という名前だけのものである。 274. 時期に適って種蒔きをする者は、良質で豊かな実を取り入れる。同時に時期に適った良い話は、健全な実を結ぶ。しかし全ての種がそうであるように、まずそれは暫く時が過ぎてからのことである。 275. 最善の支えの上に建つ家も古くなるといつかは崩れる。その様に人間も年齢と死の威力に落ち込むと、がっくりと側れる。 276. 乳房から出る甘い母乳が乳呑児を静かにさせ、男を強くする様に、創造は自然の全ての糧である甘みと善で、人間と全ての被造物を養い強くする。 277. 牛が子牛に乳を与えた後、牛乳がたまったり乳熱にかかり死なないように、人間の手でそれを始末してもらう必要が有るように、女も乳児や夫によりそうされる必要がある。そうされなければ、女性らしさを失う。 278. 真に愛しあっている者同志の愛の行為に、タブーは無い。 279. 熟れた実が枝から地上に落ち、あらゆる無常の道に入っていくのが自然な最後に他ならないように、此の世に生まれた人に取って、その終焉は死である。 280. 狩人が、大地に落ちた血の滴りで鹿の居場所を見つけ出すように、人は評価する人のために、権利の場所を見出すべきである。 281. 人の欠点は、隣人に取って長所よりももっと目立つ。月に出来た染みがその光よりずっと目立つように。だから人は、善より悪をずっと多く見る。 282. 考えていることが言葉と成り、言葉が行いとなる。だから人が低俗な事を話せば、彼は低俗な事を考えているのである。しかし人が良い事を話すなら、彼は良い考えを持っているのである。 283. 木の実を見て良し悪しが見極められる。同じように人は、その言葉によって知られる。彼が追従的で低俗な話をするなら、彼はそのように考え、感じ、行動するのである。又彼が、思考、虚者、処置において優れ、愛に満ち、上品であるなら、話もそのようである。 284. 影、薄明かり、暗闇が、互いに絶えず密接に結合しているように人間の性質、思考、言葉、行いもそうである。 285. 女の唇、胸、無毛の恥部が完全に一体化しているように、人それぞれの性格、思い、言葉、処置も均一である。 286. 乳呑児が母の母乳を見出すように、男が女の無毛の恥部を見出す様に、幼い動物が母乳の乳頭を見出すように、それぞれ完成された行いの義は、善と同じく悪においてもその行為者を見出す。 287. 可愛らしい芽も、労り保護されれば時間と共に大きな植物に成り、素暗らしい実を結ぶ。真実、愛、知識、知恵の芽も、植樹され労り保護されるなら、人間の中で成長し、優れた健全な実を結ぶ。 288. 昔も幸福な女は、誤り様の無い道を知る年長の知恵有る夫を持つ女である。その夫は、あたかも大河がその深い川床の中を、誤り無く大海に注ぐかのようである。 289. 蜂は蜜を取り、同時に受粉する。その時、花を大切に労り受粉するように、男も、女の唇からキスを奪い、乳房から母乳を、無毛の恥部から性愛を奪う。 290. 粘上の塊から鉢が作られるように、人は独白の性格、思考、言葉、処置により、自分の欲するものを作る。だから人は、絶えず独白の行いの報酬を刈り取るのである。 291. 男は女達に親切で誠実になればなるほど、女性遠の全ての出産の成就を認識する。即ち彼女等は彼の一部であり、平等の権利と義務を持って結合することによってのみ、一体と成るのである。 292. 人は感覚と志望を善に向ければ向けるほど、全てのことに成功する。 293. その時が来ると、死は友と敵を制圧する。人間も努力をすれば、無知と不義を克服する。 294. 愚者と不義者のみが、助言者は必要でないと信じている。しかし知恵者は、絶えず創造の助言を必要としていることを知っている。 295. 健康な者は、不義者や愚者が知恵者を嘲笑い、彼の忠告を放棄するように、医者を放棄できると信じている。女は、愛すべき胎の実が、愛によってのみ生まれる事を知っている 296. 去勢された男子が、妻を持たず子供を作ることが出来ないように、狼と雌豚が一緒になっても子供を生まない。不義者に与える贈り物が消え去るように男同志が寝て交われば、それは誤って浪費する力であり、豚のように汚い行いである。 297. ニ人の男が性愛を行うなら、それは臭い泥沼を掻き廻す2匹の雄豚が交尾しているようなものである。 298. 二人の女が性愛の結合をすることは、男と女のそれと同じく、それは愛すべき融合の一体化である。それは太陽の光線がそれ自体に光と暖かさを含んでいるのと同じである。 299. 海に沈む者は海蛇にしがみつく。それによって致命的に噛み殺されるか、それとも救われるか彼は知らない。その様に真実、愛、義、知恵、知識を求める者も、同じ感じを持つ。何故なら内的分裂した多くの坊主、世界改良者、嘘付き、詐欺師、権力者が、地球を支配し、人々を混乱、苦境、邪教に導いているからである。 300. 水の無い川、草木の無い森、農産物の無い畑、花の無い草原、牛飼いの居ない牛がそうであるように、伴侶の居ない人間、即ち夫の居ない女、妻の居ない男もそのようである。 301. ブレーキをかけずに車の輪が止まらないように、人の行いも努力無しでは成就されない。 302. 雨が全ての生命を養い新鮮にするように、人間も隣人を養い、活気を与えるべきである。 303. 片手では手を叩くことが出来ないように、仕事をしなければ実は結ばれない。 304. 焚き木が自ずと発火するように、浄化されていない意識を持つ人間も、不義によって破滅する、 305. 花が咲くや否や蜂蜜泥棒がどっと襲いかかるように、卑劣で、低級で、欲張りで、恥を知らない男達は、その眼差しと野獣のような肉体を持って、恥も尊敬も無く、あらゆる畏敬も知らず、醜い言葉を持って裸の女に襲いかかる。 306. 水晶を鼻であしらう者はルビーを持つに値しない。これは人間にも言える。愛を尊ばない者は、女を持つに値しない。 307. 既に遠くから富と権力を放棄するべきである。何故ならその為に、息子や娘は両親の殺人者と成るからである。 308. 男と女が互いに真の愛をもって意に従って生きれば、彼らは進化の目的に遼する。 309. 昔から男は女を制圧し軽視している。それにも拘らず彼は、喪服の未亡人がただ性交と快楽の為に雲助を利用しその後食べてしまう様に、女の所に押し入り彼女を強姦する。 310. 女がろくでなしの男と交際するのが常であったり、そう言う交際を求め、忍耐する限り、女は彼に抑圧され強姦される。 311. 女が進歩的であろうとするなら、力を高く掲げずに、自分を行動と埋考に於て、男と同位置に置く。 312. 権力の為に努力したり、それを行使する者は、臭い泥沼から出てきて、出生を隠す為にバラの香水を浴びる雌豚や雄豚以下である。 313. 人がその思いを真実に向け、それを尊ぶなら、彼は偽りと不義の断崖と奈落を認識する。 314. 人々の間に権力者でなく、霊的指導者だけが存在するならば、地球人は内的にも外的にも、真実のパラダイスに住むであろう。 315. 人々を導く霊的指導者がいないと、民族は海で大嵐にあった船のように、あちこちに翻弄される。そして権力者が彼らを完全に支配する。 316. 行為者自らに行き会わなければ、その息子か娘に、又息子か娘に行き会わなければ、その孫か孫の子に落ち合う。何故なら善であれ悪であれ、それぞれの行為の結果は、いつも遅かれ早かれやって来るからだ。 317. 人間の身体が、創造の服務のために用いられなければ、日々人間は、その体をどこに奉仕すれば良いのだろう。 318. 真の愛そのものによって憎い余所の男が、不義な女の心に住むなら、彼女は決して夫を愛さないであろう。例え夫がアドニス(神話、愛の女神に愛された若者)より美しくとも。 319. 人に利点が有ればそれは自然と表れてくる。同様にまず人は、他人の断言によって香をかぐのではなく、自分でバラの芳香をかぐ。 320. 大多数の人間は嘘付きで、性的に不道徳で、女の人を嘘や性的不道徳で罵倒する。その間、彼は人間自身を、加えて多くの人々を嘘で固め、女の人を売春や嘘と偽りで誘惑する。 321. 道徳説教者は、堕落した人の中でも最も悪い奴である。彼らは道徳を説教しながら、あらゆる機会にこっそりと娼婦、男娼、動物と性的不道徳を行っている。即ち彼らはその事に物怖じせず、正直な男や女を売春や嘘と偽りで誘惑する。そして子供にまでも悪戯をする。 322. 女の美しく均斉の取れた肉体は、ただ豚のような入間のみを、快楽と欲望のために誘惑する。しかし知恵者はそこに、美、創造の華麗さ、女の優美を見出す。そして驚嘆、清さ、愛おしさ、愛、敬虔を呼び醒ます。 323. 豚は臭い泥沼を掻き廻し汚物と一緒に見つけたジャガイモを食べる。その様に動物として豚のような精神に成下がった男は女を見、その精神に応じて女を扱う。 324. 真の男は、彼の全ての持ちものの中で女を高く評価する。そして女をそのようなものとして、怒りの中にあっても尊敬する。しかし卑猥な男は、彼の本質に忠実に、彼の精神異常に応じて、最も美しく正直な女の中に、ただ雌豚のみを見る。 325. 卑猥な男にとって、女は彼らがその上に寝、ふしだらな格好少し欲情を満足させ、又それに飽き飽きすると、その上で放尿するマットレス以上の何物でもない。 326. 卑猥な男は女を乗馬のように利用する。女達がくたくたになるまでその上に乗り、その後でつばを吐きかけるのである。 327. 卑猥な男が正直な女を侮辱し、つばを吐きかけ、彼女に対しごうまんな話をするなら、それは彼の精神異常にあり、彼の独断に有り、卑猥な性格に有る。 328. 正直な男達は烈火のごとく怒っていても、尚女は女とみなし、彼女を尊んでいる。 329. 女の唇、愛おしき胸、無毛の恥部、女の肉体は正直な男に取って、尊敬、優美、誉れ、喜び、元気回復の宮である。女の感情、思い、言葉は、彼に取って配慮であり、彼自身のそれと同じ価値が有る。 330. 女が自分のものであろうと無かろうと、女を尊ばない男は、臭い泥沼を掻き廻す雌豚や雄豚以下である。何故ならこの種の家畜ですら、互いに愛着を感じるからである。 331. 女は女であり、そのような人として産む人である。しかし種を芽生えさせ、それを良い実に成長させ、これを大きな痛みの中で、喜んで生み出す者以上の誉れは、誰にあるだろうか! 332. 正直な女の最も聖なる場所は無毛の恥部である。そこに男の最大の性愛があり、そして愛と畏敬をもってそこに接吻がなされよ。何故ならそこは、最大の愛、最大の畏敬、唯一の受胎、唯一の生成、唯一の誕生を施すからである。 333. 男達にとって、どうしても女性に対する尊敬が気に喰わないと言うなら、それは彼の思い上がった精神異常な軽視と言うものである。そこには女と寝ても、彼女を満足させる事が出来ない不能さと独自の諦めに対する男の然るべき恐れがある。だから思い上がる者や精神異常者は嘆き、自分自身の肉体の男らしくない事に驚く時彼らは自分自身に同情し、絶えず侮辱されるのである。 334. 男が女に寄贈し、与え、自分で享受するものが、彼の此の世の真の富である。 335. 人間の中で、その偉大さにおいて、自分の体から生命を実らせ、産む女に等しきどんな存在があろうか! 336. 正直な女は万事において、どんな立場にあっても、どんな時にも、夫のために勇敢である。あたかも水瓶のようである。人はそれで、同じ海、川、小川、泉の水を汲む。 337. 不義者がたとえ何を望もうと、彼の願望はいつもあらゆる成就以上のものである。何故なら彼は、全ての願望が目的を持ち、全ての成就が目的地で終わり、それにより全ての願望がやむと言う現実の知恵ある真実を知らないからだ。 338. 人間に気付かれ、折悪しく鳴き叫ぶ動物は、知恵者を怒らせない。しかし不義者を怒らせる。知恵者は、動物はそのようにして人間に与えられているので、他に仕方の無いことを良く知っている。 339. 全て幸福な結果は、人間の廻漕に拠って計算される根拠により定められているにも拘らず、知恵の無い者、不貧者、懐疑家は、常に厄介なことを恐れている。 340. 欲情が満たされて漏らす女の溜息や歓喜の声は、男が有能であり、女が愛を感じていることの証ではない。何故なら女は、彼の感度に従った態度を取るからだ。だから大抵の能なしは、誇大妄想にも自分を有能者であると思い込む。 341. 人は気に人らないものは、たとえそれが美しくとも求め様としない。いわば夢遊病者が、暗闇の夜が敬太で最良の平安と休息と平和を与えるにも拘らず、それに我慢出来ず、恐れるようなものである。 342. 互いに似合うものを、知恵者は互いに結び付ける。しかし互いに似合わないものは、たとえ損害をもたらそうと知恵者は引き裂く。しかし彼はそのことによって、より大きな禍から守られる。 343. 知恵者は、時が必要な時、厄介な関係に陥った時、立場を必要とする時、有利な機会が訪れるまで待つ。しかし知恵の無い者は、不適当な時期に暴力で全てを変化させようとし、結局全てを破壊してしまう。 344. 知恵者は自分の時間にそれぞれの仕事を果たし、話すべき時に話すからいつも成功する。何故なら彼は、あらゆる瞬間に学び、学習した事を時宣に適って利用し、成功させるからだ。 345. 率直で真っ直な弓、真の友、正直な女、又時宣に適ってたわむそれは、たとえ長い間、探し求めねばならないとしても、正直な男にとって無くてはならない三物である。 346. 子供を教育する者は、子供のように扱うのではなく、最大の愛を持って成人のように扱わねばならない。何故なら子供は、愛を求め、与え、大人であろうとするからだ。 347. 子供と話をする時は、大人と話すようにすべきであり、低級な言葉を用いてはならない。つまり太陽は太陽と話し、お日様ではない。又兎は兎であり、うさちゃんではない。そのように真実は真実であり、嘘を話してはならない。 348. 女は決して卑猥な男を頼みとしたり、そこに避難所や助けを求めてはならない。何故ならベラドンナの木も美しい花を咲かせ実を結ぶが、それを食べた者は、大いに苦しんで死んでしまうからだ。 349. 正直な男は誰一人として、自分の正直な妻を使者として他の男に送る様な愚か者であってはならない。何故なら女は、嘘、偽り、売春によって策略で出し抜き、男をたらし込む卑怯者になり得るからだ。 350. 正直な男女が、その子供が誕生する時に痛みと悲痛を喜んで耐える。そうした痛みは子孫によって100年経っても回復される事は無い。 351. 同じような霊的方向に有り、同じ価値を持つ二人の聞には、友情や夫婦の絆が結ばれる事が出来る。しかし栄養の良い肥えた者と、飢えで衰弱した者の間では、決してそうならない。 352. 人が法則の基準に従うとき、彼に取って年下の兄弟、姉妹、生徒、他人の子供は、自分の子供のようである。 353. 知恵者を尊敬しようと思う者は、最大の献身を持って創造を崇拝しなければならない。何故ならそうして知恵考は、自分が尊敬されていることを感じるからである。 354. 手仕事に就かず、目的に着手せず、築かない者は、一生依存者のままであり、おまけに彼は言い逃れを常套手段とする。 355. 不幸の中にいる人間を除け者にする者は、自分の禍と刑罰を作り出す。 356. 人が自分で現実を生きている時、彼によって多くのものが生きる。 357. 感覚は、独自の運命により敗北を決定した者から悟性を奪う。だから彼は、すべてを本末転倒させて見る。 358. 自分の家が川岸に建っている時、伴侶が未知らぬ者と情事をする時、彼の家に蛇が巣喰う時、人はどうして喜ぶことが出来ようか。 359. 狩人にとって、弦の無い弓が何の投に立とうか。女の生殖力も男無しで何の役に立とうか。又男のそれも女無しで何の役に立とうか! 360. 絶えず過去の出来事で心を静める者の悟性は弱い。愚者は未来を見て自己を慰める。しかし知恵者は、過去から役に立つものを引き出し、現実の中で未来を形成する。 361. 人が自分の運命により、一度定めた処置、損傷は、彼がたとえどんなに急ごうとも、彼の後を追い、彼に追い着く。 362. 誰かに対し怒りを抱き、その者と大声で対処しても、部外者とは落ち着いて理性的に話せる者は、全世界を制覇する能力が有る。何故なら彼は知恵が有り、公正であるからだ。 363. 自分の弟子に、絶えず誠実な助けと誠実な尊敬を示す師匠を、弟子は去らない。たとえ師が、最も厳格で非情な振る舞いを彼らに対して為しても、去ることは困難である。しかし不正な師を、弟子達は遊び半分のようにあっさりと捨てる。 364. 生れ付き備わったり、覚え込んだ人と成りを、改善するために克服する事は人間にとってとても困難である。犬も肉のついていない骨を噛む。それから最良の食を楽しむ。 365. 瞬間に処置しなければならない時に、まず依頼を申し立てる人は、万事においても期待はずれの人である。 366. 人は自分自身の働きにより昇ったり落ちたりする。彼は再び自分の手許に崩れ落ちてくるような、粗末な石垣を作るレンガ積み職人のようだ。 367. 農夫が自分の畑に種を蒔き、収穫の実を決定するように、人はどの様に生きるかによって、その実を明らかにする。 368. 犬は吠えようによって噛み付く。人間の話し方によって性格が決まる。 369. 人は、たとえ非常に権力があろうと知恵が無く、何の知恵も表わさない人は、燃える前の枯れたまきのように軽視される。 370. 女が誠実な愛をもって真の知恵者と交接する時、彼女は頭に沢山の髪の毛が生えているように、そのように多くの生まれ変わりにおいて、多いなる生命の喜びを享楽する。 371. 女の肉体、唇、胸、無毛の恥部が、まだ若くて健康であるかかぎり、その限りにおいて、全ての不義者、卑損な者、無能者、好色な男、欲情の激しい男は、そこに固執する。しかし女が年を取ると、義人と知恵者のみが、そこに美、愛しさ、優美さを見る。 372. 女を女とか、女達を女共とか言って叱る者は哀れな性格の人であり、不作法でろくでなしである。 373. 女は尊敬される女であり、女達は尊敬される女達である。 374. 人は非常に多くの貴重な連絡を意識につなぐように、心の中にも、多くの苦悶の槍をも突き刺す。 375. 人はつまずかないかぎり平らな道を気持良く歩く,、しかし一度つまずくと、すぐに至る所で道は凸凹になる。 376. 愛の中に生きる者には、誠実な愛が与えられる。しかし惚れ込んだ者は、誤った感情を持ち、誤った愛に囚われる。 377. 恋慕が彼を苦しめないかぎり、その限りにおいてのみ、非理性的な者は、自分の思いの思考に小さな支配力を持つ。 378. 不親切を親切に、悪を善に、愚者を知恵者に、隠されたものを公然なものに毒を蜜に、低俗さを愛らしさに不義を義に、嫌悪を愛に、知恵者は変える。 379. 正直で優雅な女性をただ見る以前に、彼女等に出会う前に人は既にその愛らしさを大きな炎のように感じるものだ。だから彼女の眼差しを見、彼女に触れた時には、蜂蜜のように溶けてしまわない作用が、まるで奇跡のごとく正直者の上に表れる。 380. 正直で優雅な女性が、正直な夫を欲する事が地上ではまれになった。 381. 正直な男にめあわされた真に正直な女は、夫によって不注意に使者として他人や不正直な男達に送られなければ、夫の生命を犠牲にする代償のためになる必要も無く、彼等の汚れた手に落ちることは無いであろう。 382. 知恵者は子供からも相応しい言葉を得る。何故なら彼は子供の中に一人の人間を見るからである。しかし知恵の無い者の特色は、ただそこに子供だけを見るのである。 383. 家族のために戦い、朝早く起き、家族に同じ食事を与え、自分の妻や子供を護ること、これを男は雄鶏から学ぶべきである。 384. 誤った尊敬と誤った自己感精により、強者と戦う弱者は、強者の願望を叶え、それによって自分自身の一門を破滅させる。 385. 人を裏切る者は、致命的な武将のように殺人を犯すのである。彼の生まれ変わりも、それに応じたものと成る。 386. 賞讃に値することをした者に、人々は絶えず再び会いに行く。 387. 生物の生命を不義に縮める陰険で不義な人々は、あらゆる彼造物の恐怖である。 388. 軽装で、健康な肉体と良い性格を包む人間が真実である。モダンで突飛で、ぜいたくな服装をする者は、娼婦の身体とろくでなしの性格を包む。 389. 清潔なぼろを纏って往来する人がいるが、彼の性格は、高価な衣装を身に付けて歩む者のそれより価値に富む。 390. 隣人を苦しめ、搾取し、いじめ、中傷する事だけに注意を払う者は、自らの悪意によって破滅する。 391. 既に若い頃、そして生きている間に思索、学習、知識、真実に専心しない者は、老いてから彼らの脳は収縮し、低能に囚われる。 392. 真実によって、意識が啓発される者の喜びは尽きない。 393. 貪欲と所有によって意識が濁っている者の、それに対する渇望は止むことが無い。 394. 一目見て陰欝な彼造物や、一目見て喜びの彼造物に共感する者は、徹底的に共感の法則を理解している者である。 395. 確実なものを諦め、不確実なものの後を追う者は、確実なものを失うのであり、彼に取って不確実なものも既に失われるのである。 396. 自分の家を一度も出ず、多くの不思議に満ちた地球を検証しない者は、井の中の蛙に等しい。 397. ただ天窓から見ただけで、あらゆる奇跡に満ちた全世界を見たと、決して信じてはいけない。 398. 友、女、血縁、知恵者の経験が最善である事を洞察しない者は、全てを失い、しばしば敵の手に落ちる。 399. 他人の長所を高く評価する事を知らない者を、誰も好きにならない。何故なら、彼から何の実も期待出来ないからだ。良く手入れの行き届いた塩床からも同じことが言える,, 400. 自分自身を他人のように見せ掛ける者は、何と原始的で邪悪で低俗な人に違い無い。彼は自分自身の人格と名前を否定しているのである。 401. 微弱にも拘らず、力において優勢な人と戦うために出掛ける者は、歯を欠き、手足の骨を析って帰ってくる。そしてその後、不具者の生活をするのである。 402. 或る問題について、愚者、無知な者、不義者に頼る者は、その問題を決して成功させない。 403. 他の愚者が助力してくれたとし盲目のうちに信ずる愚者は、他の愚者の暴力に陥る。そして調教された猿のように、辺りを飛び跳ねなければならない。 404. 夫が正直な妻を、彼女が卑猥で汚れた情事に陥らないように護るように人は自分の住んでいる場所を護るのが常である。 405. いずれにせよ人は努力し、正しい形で望んだものを疲れて捨てないかぎり獲得する。即ち、それが成就する時期は、現在であるか、又は来世であろう。 406. 不正直な男や不後者と関わり合いになる正直な女や義人は、蛇の所に行き、友情を求める蛙のように、生命の危険を犯すものである。 407. 共に喜び。づ緒に昇り落ちる友があるなら、彼だけが真実の友であり、彼は生命と全ての財産の見張り人にされ得る。 408. 恐れと不安を持たない者は、自分の家や庭の他に、友を故郷のように尊重する。 409. 敵がやってくるので驚いて故郷を捨てる者は、命に値しない。何故なら故郷を維持するか、新しい故郷を探すのが良いか、戦う価値があろうと無かろうと、どんな立場にあっても、冷静に留まるか去るか考えるべきである。 410. 真の事情を知らずに怒りでかっとする者は、愚者であり、蛇に噛まれる蛙のように後悔する。 411. 必要とあれば避け、行わないように。まず結果を考えず行動する者は、人々に嘲笑され。自ら刑罰を作り、自分と等しき者に罰せられる。 412. 途中で障害が立ち塞がっている時、落胆を克服する者の努力は、もし彼が行動力で武装すれば、駄目にならないであろう。 413. 時宜を逃し、或る問題に対する正しい時点を一度だけでも逃す者は、もう一度本当にそれを取り扱おうとしても、その時宜を掴むのが酷く難しい。 414. 愛を金で買う者は、犠牲者の信頼をだまし取り。それを誤用し殺す殺人者以下の者である。 415. 人を裏切りつつ、尚その骨までしゃぶる者は、友を不注意により殺害し、その命を'失ったことを悲しむ者以下の処置を取る者である。 416. 途中に障害が立ちはだかっている時、勇敢な態度を取る者により、全ての人々は生きる。全ての被造物が、雨によって生きるように。 417. どうして狂信者というものは憤激するだけなのだろうか。フライパンの豆だって熱せられると高く飛び跳ねるが、フライパンを壊すことは出来ない。 418. 恋慕した人間はヒョロヒョロのまきのように燃え。火から逃れることは出来ない。 419. 人は高価な真珠に甘んじない。あらゆる不義にも甘んじない。 420. 毒蛇が犠牲者に毒を掛けるだけで満足するように。不義者も隣人に悪を行ってのみ、満足するだけである。 421. 良い共同体や良い夫婦は、初めから感激や恋慕の結果、生まれるものではない。そこからは後で戦いが生じる。良い共同体や良い夫婦は、初めに戦いが解決され。そこから愛と連帯が形成される事によって成立するのである。 422. 初めは全て厳しく困難であるが、そこから喜びが発展するものである。 423. 全て初めが簡単であると、全く事の誤りを証明することに成り、必然的に破滅に導く。 424. 全ての生命が炎天下に有り、冷たい水や日陰で元気回復を求めているように。知恵者は真実の中に愛を求めている。 425. 悪い愛着に囚われる者は、嵐の海に漂う船のように邪悪な要求によって翻弄される。 426. 悪い愛着に囚われる者の邪悪な要求は、欲情になる。 427. 坊主や権力者が振る舞うように。その手下も振る舞う。 428. 上等な衣服は、まだ長い間人格を作らない。羊の衣の狼も。狼のままである。 429. 権力者は人と成るには余りにも小さい。しかし小さき者は、人と成るのに充分大きい。 430. 宗教坊主は愛を装い、お金を考える。権力者は平和を装い、権力を考える。しかし知恵者は、創造について、知恵について語り、知識と愛を与える。 431. 誠実な者は汚れていてもきれいである。しがし不誠実な者は、清潔であっても汚れている。 432. 誠実さは、育まれるかぎり持続する。 433. 嘘付きは皆自分の嘘につまずく。 434. 坊主や権力者の言う通りになったり、彼らに仕えることは、毒の刃をなめるようなものだ。 435. 坊主や権力者に従い仕える者は、蛇の毒牙にキスをするようなものである。 436. まず仕事と従事できる作業を探し、それから伴侶を探せ。その後に自分の家と、物質的富と子孫を求めよ。 437. 知恵者は喜びを喪失した者の友であり、彼は盲の目となる。しかし不義者は破滅の友であり。盲の落とし穴である。 438. どんな暗闇も。盲が全て手で感じられないほど暗くは無い。又最も不義なる者も、真哩の道を見出せないほど不義ではない。 439. どんな夜も過ぎ行き、後で新しい一日が輝く。全ての死後に新しい生命が咲くように。 440. 悩み、哀愁、悲嘆、監禁。不幸は、人間独自の消滅する木の実である。 441. 不義者は真実の実と真実の実を軽視する。何故なら彼らは、全く絶えず病気に襲われ。何の楽しみにも振り向かない病人のようであるからだ。 442. 馬を打った傷は塞がる。斧できり倒した森は再び高く繁る。口から出る邪悪な言葉はいやらしい。邪悪な言葉によって打たれた傷は、二度と塞がらない。 443. 堅固な意思を持って仕事に就く者を、幸福は見捨てない。 444. 幸福は義人を決して見捨てない。影法師が体から離れないように。 445. 義人の幸福は義人と共に成長する。影法師が体と共に成長するように。 446. 女の体の美しさは、万事において男のそれを凌駕している。だから人間の感覚とプシケを喜ばしてくれる、最大の美が描写されるべきではないのだろうか? 447. あらゆる被造物の内、最も完全な肉体を女は持っている。その肉体を愛撫することは。それを描写するように大きな喜びである。同様に創造の栄光と詩歌に詠じても、その喜びは決して十分ではない。 448. 人は自然の懐に養われる。子供は母の胸で育てられる。知恵者は創造の愛によって育まれる。 449. 自然の恥部は、そこから全てを生み出す大地である。女の恥部は愛の喜びをもたらす愛らしさであり。そこから進化が成される。中心太陽は銀河系の恥部である。そこから全ての天体が生まれる。創造の理念は、あらゆる誕生の恥部である。そこから生命と存在が生じる。 450. 創造が知恵により知恵者に力を与えるように、正直な女もその母乳で乳児と正直な夫を養う。同じように知恵者は、その知識に拠り無知な者を養い元気づける。 451. 知恵者は血を分けた母の様に、畏敬を以って多くの徳を第一に生き、純粋な気持で喜んでそれに従っている。そして真実の誓いに努める。その為には喜んで物質的富を与える。そして決して約束を破らない。 452. 知恵者は人間の寿命を計算することが出来るが、知恵者によって自分の寿命を知らされた者は、それを最も深い秘密として護らなければならない。そのようにしない者は、ずっと早く死んでしまう。何故なら消息通が嫉みを持ち、強い力を展開させ、それによって大部分の人生が破壊されてしまうからである。だから秘密は、言葉や文書で記憶されてはならない。 453. 自分の寿命を知ることは知識の利点をもたらすが。欠点ももたらす。だから知恵者はその賛否について決定する。即ち大きな善行は、この知識と結び付いていなければならない。自分の寿命を知る者は真剣に生きる。それについて真実の掟は、計算された1年が、75ロートの銀の価値がある善行の1年で査定されるべきであるといっている。(lロート=16.625g/lkgの銀は約700スイスフラン。1984年現在) 454. 知恵者は多くの事柄に精通しているから、血縁者や友の中に何の助言も得られないい時には、知恵者のみに助言を求めるべきである。 455. 助言を求める者は。全ての知恵者に感謝するべきであり、独自の判断により彼らに寄付するべきである。何故なら知恵者も又生きなければならないからだ。しかし彼は、自分のために請い報酬を求めることを心得ていない。だから彼は、全て獲得した大部分を更に配り、自分のために必要なだけを保持する。 456. 賢者は。どんな助言が欲しい時にも、知恵者の所に行くが良い。何故なら知恵者の所でのみ、彼は満足の行く助言が得られるからだ。 457. 知恵者は。男の中にも女の中にもいることを知るが良い。何故なら知恵者は義であり、全ての人に平等に有るからだ。即ち男にも女にも。 458. 獲得した全ての奉仕に対して、公正な量で寄進する者は、決して奉仕してくれた人に借り力又有ると感じない。しかし獲得した奉仕に対して、不正な量で寄進する者は、奉仕してくれた人に対して借りが有ると感じる。そうして彼は悲痛な思いをし始め、自分のプシケ(精神)を痛める。 ![]() 003 459. たとえ既に富を獲得しても尚それで失敗する事が有ると知るがよい。即ち富が相応しくない者に与えられたり、妥当な人に渡されない時である。 460. 可愛がる時には、懲らしめる時と同じく利点と欠点がある。だから甘やかしたり、せっかんする前に、よく相談せよ。 461. 不義者や愚者は弄ぶように、家族、共同社会、民を破滅させる。脅威の嵐が岸を崩壊するように。 462. 欲張りは、何をするべきか、何を怠るべきか、決定しない。天国と地獄、権利と不正、救いをもたらすか、損をもたらすかの区別もしない。 463. 人は金によって欲張りを得、両手を組むことによって怒る者を、意に従うことによって愚者を、真実によって知恵者を得る。 464. 次の5つの事柄が無い所に。住まいを決して設けてはいけない。即ち生計費、安全、恥じらい。配慮に満ち、作法の有る態度、移転の自由。 465. 不義者は、憎しみの中にあったり、憎まれたりして生き続けるより、楽に死んだ方がましである。 466. 欲張りから、激怒、止むことの無い欲求、盲目、腐敗が生じる。何故なら欲張りは、あらゆる害悪の根であるからだ。 467. 欲張りにお金が支給されても。彼らが悪人の為に利用されたり、命を落すような好ましからぬ場所に、彼らの物欲がそこへ彼らを連れて行く。 468. 物欲の結果、悟性は揺れ動く。物欲は激しい欲望と悪徳を産む。欲望と悪徳に襲われた人間は、此の世でもあの世でも生命の悲しみと苦しみを体験する。 469. ルビーとガーネットの間に、何の区別もされない所で、どうして真面目に宝石が売却されえるだろうか! 470. 偽った、欲張りで恥ずべき人間と、友情の絆を結んではならない。何故なら彼らは。生命も善をも尊ばない殺人者のような冒涜者であるからだ。 471. 非難演説によって不義者は。義人の尊厳を無くすことが出来ない。全くその反対である。不義者の義人に対する中傷は、義人の成功と尊厳を高める。宝石の価値カ峨磨によって損する事は無く、輝きと価値を増す様に。 472. 知恵の無い者や不義者のみが、聖典オームについて大きな事を言い、理解もせずに愛の開花について語る。しかし彼らは、それを理解していない言葉で語り、偽装している。そして多くのことを語るが、何も理解していない。何故なら聖典オームは決して大言を必要としない教え、法則と掟、謙虚さ、であるからだ。真実そのものが、真実の最大の言葉である。 473. 言葉が言い表された実を結び、永続して保証される所に絶えず持ち出される。色彩が油性の上ではなく。固着し輝きを出せる清潔なものの上に塗られるように。 474. 稲妻は、真実のように威力的な火花を散らす。それに撃たれた者は、もはや稲妻から逃れることは出来ない。真実に確信を抱いた者もそうである。 475. 義において、ダイヤモンドより固く、花のように柔らかな知恵者の感覚と意識を、誰力;窮めることが出来ようか! 476. 正しいダイヤモンドの組合せにより、稲光りによって生じる危険は収まる。又金属プラチナによってもそうである。人間にとってルビーから幸福が生じる。サフアイヤとエメラルドによって、たとえどんな種類のものであろうと、死と毒が無害にされる。他の宝石や半貴石は、その力が限られ、多種類が組み合わされ、強力な壁にならない限り、ほんの僅かの力しか溌揮しない。あたかも知恵者は、その測り知れない偉大さに抜きん出ている威力的な宝石のようである。 477. 知恵者のみが、宝石と準宝石を正しい形に組合せる術を知っている。そしてそれは大きな力に発展し、人間の力と成るのである。知恵の無い者は、それを誤ってお守りや魔よけに組合せる。そして人間はそれらに依存し、それらから真の意味を奪うのである。 478. 義人は、決して不義者からお守りや魔よけを貰ってばならない。何故ならそれは、見せ掛けの幸福、生命、健康をもたらすだけで、真実にはそれ自体の中に、狂気の信仰と信心深さである死と腐敗を含んでいるからである。 479. 知恵者によって生み出される御守りと魔よけだけが、人間の生命と幸福を明るくする。 480. 正しい時に来ない者は、いつも残りものだけになる。 481. 正しい時に来て処置しない者は、身から出た錆として、与えられるものだけに従って生きなければならない。 482. 正しい時に処置(行動)しない者には、不愉快と欠点が与えられる。 483. 真実の顔容(かんばせ)により、悪が征服される。 484. 義人は。他人の味方をする時に完全に援助する。休息する者が木陰で休む時、実を与える木のようだ。 485. 木から熟れた実を摘み、そこから何の果汁も得ず、おまけに種子も失ってしまうように。知恵の無い者。坊主。権力者からは何の知恵も得られない。即ち彼は、知恵の成果を失うのである。 486. 欲求が大きい者は貧しいと言われる。それに対してプシケと意識は健康である。それなら誰が尚富んでいるとか、貧しいとか呼ばれるであろう。彼には調和という平均が与えられているからだ! 487. 師匠さえ殺してしまう邪悪な種牛が住んでいる牛小屋より、空っぽの牛小屋の方が良い。 488. 愚かな権力者のいる町に住むより、地獄に住む方がましである。 489. 権力者や坊主はいつも愚かである。何故なら前者は、民が彼らを愛していると信じ、後者は出鱈目と嘘を信じているからだ。 490. いずれにせよ。権力者と坊主が居て全てがばらばらな場所より、全てが団結していて、権力者や坊主の居ない方が良い。 491. 坊主、権力者、不義者と関わり合いになるより、剣の刃にかかった方が良い。 492. 夫婦の一方が余所に関係を持つ人が居る時、残された者や余所の相手に走っている夫婦の一方を情事にたらし込ませたり、誘惑させるより、他方の夫婦の一方が死んだ方がましである。 493. 愚者、坊主、権力者と、祈りの家や宮殿を往来するより、自然の動物達と、奥の知れない山岳や森をあちこちさまよう方がましである。 494. 愚者、坊主、権力者と意見を一致させるより、死んだ方がましである。 495. 悟性や理性の無い人間は破滅する。不義者、愚者、坊主と関わり合い、彼らのひいきを得ようとへつらう人のようなものだ。 496. 報酬の為に行いを完成しようとする者は、行いを完成させるのではなく、報酬の為の重荷を完成させるのである。 497. 偽りの言葉を語るより沈黙した方が良い。不当に他の女と寝るより、取り巻き連は生殖力を無くした方が良い。中傷者の話を気に入るよりは、生命を失った方がましである。他人の財産である疑わしき享受に喜ぶより、物乞いをして得た食物を食べる方が良い。 498. 賢者は、絶えず欲深く、全てを一人占めする偽りの友を持たない。 499. 二人か審議する時には、賢くあり、これを内密に行うべきである。何故なら賢者は、顔色、外観、言葉の響き、目や口の動きから、他人の考えを察するからだ。 500. どうして悪人の称揚や敬意が喜びをもたらそうか。何故なら毒の木は、決してためになる実を付けないからである。たとえそれに蜜を注いでもそうである。 501. 両親の一方、子供、友が、死の威力に落ちると、単純な者はそれを酷く悲しむ。それに対し知恵者にあっては、果汁の無い実の世界とのその様な別れは、平静さを強め、それによって彼らは、内的平安という幸福感を生み出す。 502. 自分の感覚を意のままにし、欲望を克服し、不実な者に鞭を振り回さない者、良く熟慮して処置する賢い者には、幸福がたっぷりと訪れる。 503. 知識。真実、知恵、愛の無い人生は、唇、肉体、胸、無毛の恥部の無い女のようだ。 504. 悪人の放つ矢は口から外に飛び出し、それに的中した者は昼も夜も、何週間、何か月、何年も悲しむ。 505. 理解の有る者は知識を持ち、尋ねる者に話すべきである。それに対し、無知で尋ねもしない人に話すのは、死んだ森に呼び掛けるのと同じである。 506. 願望を完全に排除することは、知恵者に取って息災に値する。金や富によって願望は静まらない。それは砂漠に行ったり、甘いものを嘗めることによって、渇きが収まらないのと同じである。 507. 無知は、風に流される雲のように気紛れである。 508. 単純な者は、まず身を売ってから着飾る。愚者、娼婦、男娼、不義者のみが、他人のために着飾り、自分の肉体を飾る。 509. 臆病者や勇気の無い者は自分の運命に従う。しかし勇敢な者と大胆な者は、全ての良き運命を自分で作る。 510. 非加工のダイヤモンドが、その輝きを抑えるように、賢者は自尊心ヽを控える。 511. 知識は良い振る舞いをもたらし、良い振る舞いは尊厳をもたらし、尊厳は愛をもたらし、愛は知恵をもたらす。 512. 知識、知恵、愛は、人間の最大の美である。内密に保存され宝のようであり、女の隠された胸、肉体、無毛の恥部のようである。 513. 悪人にとって、博学は戦いに役立ち、お金は高慢に、権力は他人の抑圧に役立つ。しかし高貴な人間にとって、博学は知識の増加に、権力は教示、隠善に役立つ。 514. 盲目のうちに愚者、坊主、権力者、その他の不義者に、娘、妻、知識について悩みを打ち明けることは、名声や功労ではなく、害悪と悔いをもたらす。 515. 知恵者、坊主、権力者、不義者の立場は決して同じではない。何故なら坊主は、ただの交際範囲の人々だけに尊ばれ、権力者や不義者はその土地、場所だけで尊敬されるからである。しかし知恵者は、至る所で尊敬され、自ずと最も目立たない世界の場所や、それを越えて無限の彼方まで。又今世から来世に至るまで尊敬される。 516. 知恵者のみが知恵を認識するため、面倒な労働を知っている。しかし子を産まない者は、激しい産みの痛みを知らない。 517. 賢者には助言して良いが、愚者には決して助言を与えるべきでない。 518. 誰も自分で定めた運命の規定の進路から外れることは出来ない。何故なら全ての運命は、どの様な生誕、生の喜びと悲しみ、死亡、死と生まれ変わりであるかを、人が工面した通りに、成就する決定に根差しているからだ。 519. 自分が独自の運命によって引いた線は、最も賢い者でさえ洗い流すことは出来ない。 520. 悪を成就した人間は風下に眠る。その際彼らは。まず火を乾燥した枝に投げてしまっている。 521. 人は無意識に次のことに気を付けている。即ち自ら決定した運命が成就され、自分で気力附かなくても、それが成るようにと。 522. 悪人の腹黒さは、他人の長所をけなそうとする時に、特に頭角を表わす。 523. 多くの人達が良い知恵を知っているが、彼らはそれを成就させる努力をしない。 524. 行儀作法の無い美が何になろうか。月も星も出ていない夜が何になろう。内容と真実の無い巧みな弁舌が何になろう。 525. 知恵者の知恵や教示無しに、知恵者の所でそれを見たように振る舞う者は、物笑いの種になる。単純な生徒が、自分を教師よりも偉大だと思うようなものだ。 526. 真の善の本質は、決して吟味されずに明らかにならない。即ち人生は、間断の無い試験の鎖である。 527. 知恵者はお金や富が無くても、相手を最高に尊重する。しかし哀れな貴人は、お金をたっぷり持っていても相手を軽蔑する。 528. 不幸の中に落胆せず、幸福にあって小躍りせず、真実の真実を学ぶのに臆病でない者は、全ての母なる宝であり、彼の周りに集まる全てのものの宝である。 529. 最も小さな剌でさえ化膿し病むように。最も小さな不義も。時と共に重荷に成り、呵責になる。 530. 知恵者は苦境の中ですら、欠乏して苦しむことは無い。しかし知恵の無い者は苦境の中に居なくても、欠乏に苦しむ。 531. 不義者は自分の顔を鏡で見ない限り、義人の顔より自分のそれを美しいと思っている。しかし一度本当に鏡を覗くと、彼は自分と義人との相違を知る。 532. 鳥が姿を隠し、バラの花が閉じ、ジャスミンが咲くのを見て日が沈むのを知る。人が人を笑うのを見て、人は愚者や不義者、坊主や権力者が近くに居るに違い無いことを知る。 533. 内なるところに秘めた怒りも、青白い顔によって知れる。滴る水滴で湿った木から、いぶる炎を知る。同じように人の話で、その人の価値を知ることが出来る。 534. 種蒔く人は、それが豊かに実ろうと実るまいと、静かにその種を蒔く。そのように人も知恵者より助言を受け、沈黙して自分の義務を行使せよ。 535. 知恵の格言や金言の教えを、人は毎日鳴り響かせよ。何故ならそれらは良い霊的核心であるからだ。人はそれを覚え込み、それに従うべきである。 536. 全ての初め、手段、終わりを、創造は全ての人に問題とさせる。だが創造と共に開始されたものは、決して禍にならない。 537. 人は自分の理想を成功させたければ、一切始めから創造の助けを借りて行うべきである。 538. 何か全体なるものを創り出そうとする者は、自ら全力を奮い起さなければならない。 539. 人は全てを創造と共に終了させるべきである。何故なら創造は自己完成であるからだ。 540. 青年時代、人は煩わずに多くの事を学ぶ。何故なら彼は、大人のように絶えず目的や意義を尋ねないからだ。 541. 人は老いては学ぶに少なく、おまけに困難になる。何故なら絶えずそれが何に役立つか、どこに由来するのか知りたがるからだ。 542. 公正な人生の目的は、何が真実であるか誰もが知ること、そして何が美であるか誰もが感じ、良いことを望むことである。 543. 人間は舌をうまく制するべきである。何故なら余りに早く用いると、悪い言葉が出るからだ。後で悔いても役に立たない。 544. 不義者が或る人から全てを奪い、その人に愛より他に何も残らなくても、まだその人は。人間の最も価値に富んだ財産を持っている。 545. いつも目の前に最高のものを置き、いつも今日達成出来ることを成し遂げようと努力せよ。 546. 決して知っていることをすべて言ってはならない。しかし語るべきすべてについては、いつも知っていなければならない。 547. 自分白身を認識したければ静かに沈黙し、他人がどの様に動くか見るが良い。何故なら彼らの中に貴方白身を認識するからだ。 548. 他人を理解したければ、自分自身の感覚、思考、志望に目を向けるが良い。 549. 真実、愛、知識、忠実な意識は、絶えず正しい目的に導く。 550. 邪悪な扱いをし邪悪に語る者は、人間の名にも値しない。 551. 忠実に見せ掛け、尚誤っているなら、 それは人間の名を汚すことである。 552. 語るに少なく、尚かつ語ることを実行するが良い。そうすれば貴方は、とんでもない腹黒い人間だと思われない。 553. しばしば舌は悟性を追い抜く。だから誰でも何を言おうとするのか、あらかじめ洞察をもって吟味するがよい。 554. たとえ貴方が完全になることができなくとも、絶えず完全を求めて努力せよ。そしていつも存在を貴方に結び付け置くが良い。 555. 人間は創造を尊ぶべきである。そうすれば貴方の内なるところは恐れが無くなるのである。何故なら創造を尊ぶことだけが、貴方を人間的恐怖から解放するからだ。 556. 絶えず安心して義の道を追及しなさい。貴方は良識を保ち不義者には叫ばせておけ。 557. 人間の悲しみは目的に達する手段である。そして目的は完成である。 558. 日陰は喜びであり、喜びは影の様である。 559. 忠実な記念や愛すべき思い出は、悲嘆を内的な喜びにする。 560. あらゆる贈り物の中で最も素晴らしいものは、創造の愛をもつことである。 561. 自分の持ち物に足ることを知る者は、毎日祝ごとをする者である。 562. 創造に、尊い創造につながっているが良い。それを貴方の感覚と志望をもってしっかり確保せよ。何故ならそれは、貴方の力の強い根と成るものだからだ。 563. 今日の心配を明日に延ばしてはいけない。何故なら今日貴方の心配することは、明日には憂慮と成るかも知れないからだ。 564. 地球上で最も美しいものは、人間の感覚を明るくさせる全てである。 566. プシケ(精神)の清浄さが住む人には、真の愛が君臨している。 567. 愛だけが人間の顔を清浄にする。 568. 人間に与えられないその多くを、彼は真実には、無しで済ますことが出来る。 569. 時間と日は急ぐ。しかし人はその中に留まってはいけない。何故なら過ぎてしまったことは。過ぎてしまったことであるからだ。過去を振り返って悲嘆に暮れてはいけない。 570. 忍び寄る時間を無為に落ち着いて去らせよ。悲しみに満ちたものなら、貴方がたはその時を避けるが良い。 571. 貴方に与えられるものにもっと眼差しを向け、良くそれを観察しなさい。多分貴方はその中の何かを不必要に思うことがせできるでしょう。 572. 偽りが、たとえどんなに多く迫っていても、創造の真実は、絶えずもっと沢山有る。 573. 地上の全偽りの為に、いつか真実による春が訪れなければならない。 574. さあ、成長し大人になるが良い。何故なら臆病でいる限り、貴方は全て小さいものを大きいと思い、大きいものを小さく見たりするからだ。 575. 貴方に愛を持って警告し、敬意を持って貴方を厳しくとがめる者は、真の友である。 576. 世の中のすべてに辛抱せよ。ただ不義者と不愉快には辛抱してはいけない。 577. 世の中の全てに辛抱せよ。ただ不品行な男には我慢してはいけない。 578. 世の中の全てに辛抱せよ。ただ愚問だけは辛抱するな。 579. 世の中の全てに辛抱せよ。ただ、憂慮を持ってはいけない。 580. 世の中の全てに辛抱せよ。 ただ、悲嘆の日々が続くことを辛抱してはいけない。 581. 世の中の全てに辛抱せよ。ただ偽りの贈り物の連続に辛抱してはいけない。 582. 世の中の全てに辛抱せよ。加えて最愛の人を葬り去ることにも耐えるがよい。 583. 世の中の全てに辛抱せよ。そして数え切れない良い質問にも耐えるが良い。 584. 世の中の全てに辛抱せよ。いわんや空っぽで飢えた胃にも耐えよ。 585. 真実なものを探し、美しきものを見つけること。それは人間に喜びと平和をもたらす。 586. 地上では真実以外、どんな純粋な幸福も、人間を知識と理性の人にしない。 587. 求める者には内なる泉から、真実、愛、知恵が、大きな歓喜となって湧き出ずる。 588. 世の中の偉大なことは、全て静かな行動によって生じ、世の中の全ての害悪は、邪悪で騒々しい行いに拠って生ずる。 589. 真実、愛、知恵について知りたければ、絶えず親切で勤勉であれ。 590. 人生に幸福と喜びを持ちたければ貴方は真実を楽しまねばならない。 591. 貴方がたの所に来る訪問客や巡礼者を、いつも親切に慰め、接待に勤しむが良い。何故ならかつて多くの知恵者は、その言葉を知らずに彼らをもてなしていたからである。 592. 所有する者は、多く失うことを学ぶが良い。そうすれば思い遣りが彼の誉れと成る。 593. 心が財産に執着している者は、邪悪な痛みに悩まされる。 594. 貴方の家に真実を入れよ。そうすれば真実が出入りして、貴方を助けてくれるだろう。 595. 忍耐が支配するように気を付けよ。 さもないと貴方の人生は行き詰まる。 596. 当を得た方法で忍耐せよ。しかし決して余りに忍耐しすぎてはいけない。さもないと貴方はいつも目的に達しない。 597. 当を得た方法でする忍耐は、貴方を静かに小声にする。 598. 貴方が彼ら自身であるような人々と共に生きよ。そして貴方自身と話すように人々と話すが良い。 599. Nicht allein sein (一人ではないこと)、このようにたった三文字の言葉で言うに易く、それでいて無言でいることが酷く難しい文句が有る。それは、Ich liebe dich ( 私は貴方を愛しています ) である。 600. 徳は決して虚ろな響きではない。人は至る所でそれにつまづく。 601. 真実、愛、知恵を求めて人間は努力しなければならない。何故ならそうしてのみ人間は永遠の生命を得るからだ。 602. 人は生活の中で愛を与えるべきである。そうして人間に高められるのである。 603. 人間の最も価値有る利得は、真実と快活な感覚である。 604. 像大で全体的なもので元気を回復したければ、最も小さな真実を見つけなければならない。 605. 人にお世辞を言ってもいけない。又決してお世辞を言わせてもいけない。何故ならそれは偽善より悪いものであるからだ。 606. 他人に教える前に、自分の教師を貴ぶことを学ぶが良い。 607. 貴方に知恵があり、自分自身に教えることを学んだなら、他人は貴方を彼らの教師として尊敬するだろう。 608. 人生から何等かの善を欲するなら、絶えず陽気であるが良い。 609. 絶えず中庸で自分白身に忠実であるなら、貴方にとって人生は絶えず新しくなる。 610. いつも真実ではっきりしているなら、貴方に嘘は無い。 611. 背を伸ばして前進せよ。何故なら喜びと禍はいつも交替するからだ。 612. 貴方の感覚の中に有る勇気は、貴方の幸福である。だから決して疑い深げに後ろを振り返ってはいけない。 613. 貴方の人生を救いに導こうとするなら、稲妻も雷神の矢も問題にしてはいけない。 614. 貴方に心の内を打ち明けてくれる人には。全ての善を尽くしなさい。 615. 一日が陽気で明るくなければ、太陽の闘士と成れ。 616. 貴方の内に在る深き声に気付け。その声は私にも貴方にも真実を語っている。 617. 妨害の無い幸福は、しばしば最も反抗的な手腕よりずっと耐え難い。 618. 決して自分の時を逃してはいけない。全ての時が人には配分されているからだ。 619. 貧しい人に決して差し伸べる手を閉ざしてしまってはいけない。 620. 善行は、悪い砂漠に湧き出る泉のようだ。 621. 愛に満ちた贈り物は、全ての生命を飾る。 622. まことに敬虔な憐れみは、誰も貧困にさせない。 623. しかるべき接待を受けたければ、貴方はもっと多くを与えなければならない。何故なら与えることは、受けるより幸いであるからだ。 624. 一つの心を得ようとするなら、全生涯を与えなければならない。 625. 忍耐、沈黙、笑い、それは全ての困った問題を助けてくれる。 626. 教えの言葉を受けよ。さもないと貴方の人生は邪悪に過ぎ去る。 627. 不親切な言葉は。羽根の生え揃っていない鳥が巣から落ちるように、口から漏れるものだ。 628. いつも敬虔で汚れの無い話をするようにせよ。そうすれば貴方の話は、羽根の生え揃っていない鳥のようにはならないだろう。 629. 本質的には一体であり、疑わしき場合には自由であるべきだが。万事に愛が在るべきだ。 630. 絶えず真実を受け入れ、真実の代理人となるが良い。そして真実の故に、喜んで嫌われるが良い。 631. 偽りの事柄は。決して真実の事柄ではないことを知り、両者を混同させてはならない。さもないと貴方は全ての報酬を失う。 632. 喜んで待つことを学んだ人間に祝福在れ。 633. 貴方は離婚したり、苦しんだことも無く、喜びの中を生きてきたように、生きるべきである。 634. 多くの知識も、育まれずに用いられなければ、それだけでは役に立だない。 635. 貴方の肉体に十分な世話をしてあげるが良い。しかし貴方の霊であるかのように配慮してはならない。 636. 時間は滞り無く、あっという間に過ぎ去る。だから絶えず死の準備をしておくが良い 637. 人生において幸福でありたければ、貴方は、愛、幸福、知恵を与えなければならない。 638. 全ての人に、又他人に幸福を運びなさい。何故ならそれは。貴方のところに戻ってくるからだ。 639. 人は地上でただ巡礼者にすぎないという言葉を、決して忘れてはならない。 640. 真の知恵の為に努力するが、それを用いない者は、耕地は耕すが種蒔きを忘れる農夫に等しい。 641. 生命を愛し、死を恐れない者は、何の悔いも無く生きる者である。 642. 静かに考えもせず、真っ直に敵の陣地に飛び込む愚者は、もろに敵の刃に倒れる。 643. 他人を信じて、何かの方法で何ヵ坏幸な目に遭ったり、命を落す者は、暗殺される者であり、犯罪者は多くの生まれ変わりで、その罪に対する損害を負わなければならない。 644. 人の信用を誤用したり、人の保護下に在る亡命者を誤用したり裏切る者は、殺人罪を犯す者であり、彼はそのような殺人者として刑罰に甘んじなければならない。 645. いやらしい裏切りとは、人を欺くことである。裏切りは殺人に等しく、そうした自ら生み出した刑罰を自分の方に引き寄せる。 646. 信頼は安穏の根である。だから知恵者はあらゆる人間の指導者と成る。 647. 人は酷い境遇に陥ると自分の運命を激しく弾劾する。愚者として彼は、その責任が運命の作り手である自分自身に在る事に気付かない。 648. 与える時に決して抑制してはならない。しかし受けるときには。より多く制御すべきである。 549. 悪人は蛇よりずっと恐ろしい。毒蛇は多分一人の人間に死をもたらすが、悪人は全種族にそれをもたらす。 650. 知恵を持って創造に命を捧げる人は、賞賛に値する。 651. 悪人が人に驚きや恐怖を与えなくとも、やはり彼らの心根は汚れ。脳の無い愚者であり。二枚舌で隣人を害し、殺す脅迫に満ちている。 652. ワニが水から上がると殆ど力を失うように、自分の生活圏を去る不義者にもそれがあてはまる。 653. 交接を望む女は官能の世界に移され、口や体を清潔にし、その胸に香り高い香油を付け。恥毛を脱毛し、全身を湯につける。ところが坊主、権力者、不義者は、隣人の財産、彼らの富、自由、権力を求めて大曇虐殺を行い、彼らの生命を渇望する。 654. 満足している人間は、お金や財産のことを余り気にかけない。 655. 全ての出来事は、その時を接続させるが、創造の愛は永遠である。 656. 貴方が美を手に入ることが出来なければ、その代わりに善に成功するだろう。 657. 創造の庭か貴方のものにはならなくても、全ての小花が貴方のために在る。 658. 隣人の弱さを。理性、悟性、尊厳、知恵。愛を以って耐えよ。 659. 貴方が日々を種蒔きの時にするなら、毎日収穫することが出来る。 660. 明日に延ばしてはいけない。何故なら明日は心配すべき何か新しいことを見つけるからだ。 661. 種蒔く人は自分の種を静かに蒔く。人も知恵を持って同じようにするが良い。そうすれば彼は良い忠告をしたことになる。 662. 或る行為が発展しようとしなかろうと、沈黙して貴方の義務を行うが良い。 663. 万事においてただ自分自身だけを見る人間ほど、無味乾燥で、無慈悲で、窮屈なものはない。 664. 人は信仰によって全ての人の主人となるが、謙遜において全ての従僕と成る。 665. 汗は額の上から転がり落ちねばならない。作品は巨匠を讃えるべきだ。 666. いつも誠実で、しっかりと事実で、貴方の話が永久に残る様にせよ。 667. 不幸と悲しみの中にあって、絶えず大きな勇気を心に抱くが良い。何故なら全ては絶えず再び良好に向かうからだ。 668. 操縦者のいない暴れ馬をつけて突っ走る馬車は、壊れて崩壊するように。知恵者の居ない国も破壊し、滅亡する。 669. 誠実に生き平和に死ぬなら、地上で無欲に生きたという意味である。 670. 感覚、思考、志望において純粋であることは、真に人間であることを意味する。 671. 貴方が見、把握できることを、目で見、手で把握せよ。しかし目に見えないことは、悟性と創造の真実で把握せよ。 672. 時の価値を知る者にとって、怠惰は嫌悪である。 673. 優れた人は自慢すること無く、蛇が毒を捨てるように、自分の怒りを始末する。しかし幼稚な人間は、一度怒ると、無実な人まで際限無く罵倒する。 674. 幼稚な人間は。勝利者のように胸をドンドン叩くが、ただ大きな音を立てて叫ぶだけである。彼の心は虚ろで空しい。 675. 絶えず人は唖然とならないように心掛けるべきである。何故ならそれは、ある問題に不意打ちを食らったことを表明するからである。その様な態度は、不意打ちを掛けようとする者に利用される。 676. 邪悪な性癖に耽らず、エネルギッシュで好意的な人は。川や大河が大海になるように富力vやってくる。 677. 鳥は、もはや木が何の実も結ばなくなるとその木を去る。そしてツルは干上がった潟を去る。ハチは枯れた花を。鹿は焼けた森を。娼婦や男娼はお金の無い男や女を去る。坊主や権力者は、信者や臣下から絞り取った時に彼らを捨てる。しかし知恵者は、自分が用いられるかぎり決して人を見捨てない。 678. 苦難の時がやってきた時に、遅くとも年老いた人の助言が受け容れられるのだろうか。 679. 創造の法則と掟を実際に知り、誠実に知識を持って祈りに専念し、多くの祝福の言葉を知り、悟り、用いる者だけが、人々のために、真に創造のことで司祭として適している。 680. 讃える者は祈りを捧げ、敬虔な者である。その人は創造の法則と掟において成就する者である。彼は真に讃えているからである。だから彼は、讃えた人(司祭)なのである。司祭の由来は、讃えよ(preisen)にある。しかし司祭は、坊主(pfaffe)ではない。その由来は正にpfaffe(煙)のように消え去る、発煙にある。 681. 決して坊主を司祭に選んではいけない。(訳注・坊主は聖職者に対する軽蔑的表現) 682. 真の司祭は知恵者のようだ。彼は始終聖書を読み。当然のごとくその中に教えられている聖なる処置と習慣を実行する。そうして創造に対する崇拝を表明し、愛に対する思いを決して諦めない。全て不当なものと手を切り、自己の世界から、あらゆる害悪を取り除くことに注意を向ける。全霊を求めて頑張り、創造の道を決して捨てない。 683. 創造は二度、偉業を成した。即ち創造は、男と女を創られた。 684. 娼婦は、排除されるべき可燃性に富んで燃える男娼の炎である。その娼婦に、全ての不義者は売春と宝を注ぎ込む。 685. 手足の無気力、売春、姦通、転倒、不作法な態度、卑猥なおしゃべり、人間存在の喪失、アルコールはこうした熱にうかされた状態を引き起こす。 686. 高潔な女は、たとえ最も困難な立場にあっても、自らを護る。 687. 高潔な女は、世界の誰よりも清潔である。何故なら彼女の唇からは、ただ清潔な言葉だけがほとばしり、その肉体は。清潔さで輝き、その胸は香り高く塗られ、恥毛はすっかり取り去られているからである。いわば真実は純粋、知識は輝き、愛は芳香、知恵はあらゆる不浄から解放された完全性である。 688. 人間は願望を抱くと、自分の感覚や志望を悩ませる。彼らは寡婦のようだ。彼女等は、より高く評価を受けた者に出会わないと。再び結婚する願望を満足させることが出来ない。たとえ出会ってもその男を愛撫する勇気が無い。 689. 不幸にはまり、うろたえてただ嘆き悲しむ者は、ただ自己の禍を増やすだけで、決してそれを終結させることが出来ない。 690. 不幸の後直ぐなら、ほんの小さな喜びさえも非常に重要なものに思われる。先にレモンを食べた者は。水を大層甘いと感じるものだ。 691. あらゆる不幸な出来事において沈着を守る者は、間違い無く全てを克服する。 692. 与えられた指図を直ぐ実行しない者は、愚者で、おまけに自立していない。その者は、蛙が跳び刎ねて逃げるまで、大きな目を開いて、その前を動かない。 693. 人間にとって年齢は、雌虎のように脅迫的に迫る。病気は敵のようにどっと押し寄せる。生命は割れた瓶から水が流れ去るように過ぎ去る。それにも拘らず人は非理性的な悪を行う。 694. 病人、暗い気持の人、苦痛で樵悴した人、偽りの愛に責め苛まれる人、酔っぱらいが抱く夢は、彼らが真実に従って生きなければ、決して成就しない。 695. 蛇捕りが腕づくで蛇をその穴から引き出し、その歯を抑えるように、無法者も即日女を引きづり、邪悪に恥部を凌辱する。 696. 甘い話に盲目になるように、善の道に注意するよう指示する愚か者は、野獣を7本の弱い綱で縛り付ける用意をする者である。 697. バラの花びらでダイヤモンドを分断する準備をする者は。一滴の蜂蜜で塩の海に甘みを与えようとする。 698. 甘い言葉で真実を広めようとする者は、一滴の水が熱い石を冷すことを信じる者である。 699. 熱い石に落ちる一滴が石を冷すことが無いように、ただ一つの真実が、生命を成就させることは無く、知恵者を作ることもない。 700. 人は外観に気を配ったり、なりふり構わない女も居るように、独自の処置により昇ったり落ちたりする。 701. 水が川の下流に向かって流れ逆流しないように、夜と昼も、絶えず人間の生命と連れ立つことによって同じことを行っている。 702. 女又は男が、誓約や断食を喜びとし、その他にまだ素晴らしいところがあったとしても、もし彼女等が夫をだますなら、彼女等は悪い運命に預かるであろう。 703. 誉れの無い人間と草の茎は、多く群れる。だから風が吹くといつも同じように。それは力無くたわんでしまう。そして無価値さの故に、至る所で僅かな重みしか持たない。 704. 強くて賢い者も、絶えず有利なチャンスを待機している。 705. 英雄は敵の手から降りる一撃に耐えることが出来る。しかし自分に襲いかかる小さな心痛に耐えることが出来ない。 706. あらゆる威厳に欠けた貧困は、至る所で疑いの念を起させる。だから貧しき者が。たとえ人を助けに来たとしても盗人だと思われてしまう。 707. 争わず、百枚の硬貨を与えることは賢者の特性である。理由さえ無いのに争いを始めるのは、愚者の自由である。 708. 敵陣が強大になることに気付かない愚者は、止めども無く広がっていく病気で生命を破壊するように、敵にその足もとをすくわれる。 709. 人は誠実に築いた富を、ほんの少しづつ享受すべきである。理解者も煎じ薬を飲む時。決して軽率な方法で飲まないようにする。 710. 理解者の煎じ薬に対するように、収入に応じて少しづつその富を享受する者は、優れて繁栄する。 711. 宣誓によっても、献金や毒によっても、偽りによっても敵を殺してはいけない。何故なら敵ではあっても、彼も人間であるからだ。 712. その原因が知られないかぎり、露な語気を恐れてはいけない。しかし原因が判ればもはや不安の理由はない。 713. 体は喜びの所在地であり、体は悲しみの所在地である。体がどんな行いを完成させようと、体が行いに関与するのである。正に体を媒体にして行いに参与する。 714. 肉体と法の聞には巨大な相違が生じる。肉体は暫くすると崩壊するが、法は永遠に存続する。 715. 平安の剣を手の中に握る者に、悪人は何が出来よう! 716. 乾燥した可燃性物質に火をつけなければ、火は燃えない。 717. 本だらけの知識があるにもかかわらず、愚者は多い。何故なら本だらけの知識は、ただ一般的知識にすぎず、知恵と無関係であるからだ。 718. 武器で殴り殺される敵は、真実には殴り殺されない。それに対し、悟性に打ち負ける敵は、本当に打ち負かされる者である。武器は人間の肉体を殺すだけだが、悟性は、あらゆる無知、不親切、偽り、知恵の無さを殺す。 719. 平安のある、無限で純粋な霊的歓喜を与える波の無い蜂蜜の湖に、疲れた愚者が入っても、その中で元気を回復することは出来ない。しかし彼は価値の無い、塩辛い失望の海水を飲み、それを音を立てて飲み、その中で水を浴び、不確かな享楽に喜ぶ。 720. 正直な女は、男の懐に抱かれ、美しいバラのように護られねばならない。何故なら正直な女は、不正直な男に求められ、誤用されるからだ。 721. 科学は非常に考えつくされても、耐えず繰返し新たに熟考され、新しい成果に導かれねばならない。さもないとそれは科学とは言えない。 722. 科学に精通し、その人の教養が遠くまで知られ、創造の法則と掟における多くの認識も持っている者は、世界で真に知る、まれな人で、正しい処置を取る稀なる器である。 723. 正直な女は皆、夫が自分自身のことだけを考える時に、夫を見捨てる。 724. 愚者、無知な者、暴力を行う人。坊主、権力者、恩知らずは、決して真の友を持だない。何故なら真の友は、良い仕付けが習慣となっており、全ての不義を捨てるからだ。真の友を持つ良い人間は、決して期待はずれの人ではない。 725. 人が急いで片付けなければならない時に、ぐずぐずしていれば、敵対者が彼の行く手に障害を置く。 726. 知恵者はあらゆる悲しみの、寒さ、熱さ、風、嵐、あらゆる害悪の一部を乗り越え、克服しただけでも幸福である。しかし絶えず悲しんだり苦しんだりすることのない人間は、どんな状態においても決して幸福ではない。 727. 悲しみや、寒さ、熱さ、それに等しきものの克服は、金持ちになる為には十分ではないが、知恵を得る為には十分である。 728. 多くの悲しみに耐えた者だけが、知恵者になることが出来る。 729. 悲しみも無く知恵者に成った知恵者は、地球上には一人も居ない。 730. 洗練された形で、真っ直ぐにアルファベットを書く事の出来る人は、達筆な人である。同様に口や手、分肢で女の恥部を愛液で溢れさせる男は、有能な夫とされる。 731. 気高い気質、誠実さ、寛容、謹み、思い遣りに満ちた態度、好意、高潔な心は、ろくでなしやその他低俗な人間には、決して生じない性質のものである。 732. 気高い気質、誠実さ、寛容、謹み、思い遣りに満ちた態度、好意、高潔な心は、もし人間がそれを所有していなかったり失ったりするなら、生命や、富や、家族の者に何も役立たない事柄である。 733. 賢くない者は、自分の体に余りにも重きを置き、それについて嘆き悲しむ。だから彼は肉体が自在な存在ではなく、喜びや悲しみの器であり、単なる地球を変遷する体であり、不純物質の塊であることを一度よく熟考するが良い。従って、ただ瞬間、自分の体に注意するだけが賢者に相応しい。しかしそれは肉体の自己を労らねばならない時に、誤った処置を施して良いということではない。 734. 誠実さ、謹み、気前良さ、勇気、喜びと悲しみの参与、忠誠、手際、正直は、真実の友の持つ徳である。 735. 純粋であるのは地下に含まれる水、純粋であるのは忠実な妻、純粋であるのは称号を授与された司祭や知恵者の保護、純粋であるのは簡素な知恵者、絶えず純粋であるのは正直な女の口。清潔な女は皆、純粋である。又乳呑児が吸う女の胸も純粋である。母の乳房から飲む乳呑児も純粋である。しかしもっと純粋なものは、真実、真実の知識、愛、知恵である。 736. 善行も悪行も絶えず実の熟する時を待つが、収穫はその日に報酬をもたらす。 737. 侮辱と解釈しない人には、問われなくても善と悪、不快なことと愛を語るが良い。賢者はそれを理解し、それに応じて処置を取る。しかし賢くない者は自己憐憫をもってそれに反応する。 738. 必要な人に、愛と厳しさの有る言葉で、善と悪を語る者は、損害と禍から身を護り、努力するように頑張る。しかし賢くない者は、それを攻撃とみなし、それに対して防衛する。 739. 善も悪も、それが人間の最内部に隠れていようと、その人の話すことや行い、そして酩酊によってそれを知ることが出きる。 740. 犬たちは、彼らにとって愛すべき有益な人に、喜びを示すことによって従順を果たすべきである。これがオームの教えが明らかにし、人間の規約を永遠に教えている永遠の法則である。 741. 腐った肉、年老いた不義者、日の出直後の太陽、丁度酸っぱくなってしまった牛乳、早朝の性交と眠り、これらのものは素早く活気を運び去る。 742. 貧しき被造物の利用は、枯れ果て、木喰い虫に引っ掻き廻され、至る所火で焦げ付いた木のそれより、ずっと大きい。 743. 乾いたまきで火は大きくなり、愚者には心痛が、無思慮な者には怒りが、愛される人間には愛が、経験者には理性が、高潔な者には同感が、偉大な性格の人には不屈さが増す。 744. 人は乾いた木や土塊をまだ利用する。しかし不義者は全てに取っても自分自身にとっても役立たずである。彼らは何等価値有るものをもたらさず、造り出さないからだ。 745. 子供の居ない家は空っぽのように見える。一人も親友の居ない者は、永遠に虚しい。人口過剰の世界は、愚者には空っぽのように見える。貧者と誤謬に陥っている者には、全てが虚しく見える。 746. 英雄は愚者である。何故なら彼は、自分を偉大であると思い込んでいるからである。しかし雄々しいと判る人間は、人間たる人間である。 747. 死すべき者が。たとえ豪胆で、姿形が美しく整い、博学で雄弁で、全ての学問に通じていても、無知で不義者であれば、全世界でやはり無能で価値が嘸い。 748. 全ての鉱物の中にルビーは無く、全ての貝の中に真珠は入っていない。そのように至る所善人が居るのではなく、至る所に知恵者が居るのでも無い。 749. 毎日何千という心痛と恐怖の時が愚者に生じるが、万事に善と悪、全てを認識している。 750. 知恵は、新しい開始の全ての終結である。 751. 心痛は全ての洞察を破攘する。心痛は知識を破壊し、心痛は不屈さを破壊する。誠に心痛に匹敵する錯誤は無い。 752. 心痛は平静心を破壊する。心痛は知識を破壊する心痛は全てを破壊する。心痛に匹敵する敵は一人もいない。 753. 亡くなった家族の一人のために。心から嘆き悲しむことによって、どうにかして再びその者が生き返るとしても、ほんの僅かな者だけが、生き返るだけである。 754. 教養の有る人々のただ中では、学識の無い者は誰も輝かない。又知恵者の間では、博識者は全く輝かない。何故なら彼らは博識者であるが、知識のある知恵者ではないからだ。 755. 食器を洗って残っている灰かすでさえ、まだどこかで使用され得る。それに対し、不義者は何も役にも立たない。 756. 知識の有る者は、学問自体を悪人から受けても良い。 757. 知識の有る者は、子供からでさえ法則を受け取る。 758. 偽善的な方法で、知識や聖なる処置も無く捧げられる鎮魂歌や祈祷歌は、あらゆる実にかけ、人々に役立たない。 759. 個人的な護符は、それを付ける人の血で、知恵者によって有益に生産される。魔よけもそうである。同じく個人的な精液と母乳に結び付いた多産の護符もそうである。 760. 真の護符は、目的と価値に応じ、血と水晶、貴石、鉱石により、又は精液と母乳により、知恵者だけに生産される。 761. 護符は、知恵の無い者に作られ、知恵の無い者に身に付けられると、信仰により、損害、害悪、死と腐敗をもたらす。同様に知恵者の聖杯や聖石(中世ヨーロッパの伝説、文学で、選ばれた者だけに見えるという奇跡の秘宝)は、知識の無い者に死と腐敗をもたらす。しかし知恵者には知識、力、知恵、愛をもたらす。 762. 知恵者の聖杯や聖石が、それぞれの知恵者にとって地上で最大の力の領域であるように、護符は、知恵の無い者に進化する為の力の領域を作る。 763. 魔よけは邪悪な力と影響を防ぎ、護符は善の力を蓄え、進化の発展を促す。 764. 炎の中に転げ落ちる愚者は、あらゆる知識、あらゆる知恵、あらゆる正直さ、明晰な人柄に欠ける。 765. 人はどんな食品を食べるかで、性格がそれに応じてくる。どんな食品を混ぜあわせるかにより、人間と豚の区別がなされる。 766. 食品の享受とその調合選択から知恵者が生まれるが、豚の餌からは豚が生まれる。 767. 知恵者は創造の食物を食べるが、豚は全てを貪り喰う。 768. 何を食べているか私に説明しなさい。そうすれば何ものであるか言おう。 769. 忠告が聞かれないことにより、人の希望はまだ叶えられない。 770. 薬に対する知識だけでは。まだ長い間病気は無くならない。 771. 酒、女、歌は、邪悪な響きを持つ。何故なら酒、女、歌が一緒になると大抵卑怯者は、どさくさに紛れて利を得ようとするからである。 772. 卑怯ものが混乱に乗じて利を漁ろうとする所では、大理石、石、鉄が砕ける。 773. 知識は全ての人を飾る。しかし悪い習慣は愚者を飾る。 774. 全ての教義本で述べられている法則の全部に耳を傾けよ。法則と掟に従い、他者を助けることは功労をもたらす。しかしそれに逆らう者は、自らに呵責呪いを課す者である。 775. あらゆる法則と掟の全てに耳を傾け、それを聞いたなら、肝に銘じてそれに従いなさい。 776. 自分の気にいらないことを他人にしてはいけない。 777. 他人の義務をうまく成就させることより。自分の義務を不完全に果たすことの方が良い。 778. 他人の義務により豊かになり、存在を喪失するなら、自分の義務に死んだ方がましである。 779. 両親は子供の夫を決定してはならない。何故なら子供達が自分の人生を辿らねばならないように、夫も子供達自身に選択させなければならないからである。 780. 知恵が与えられている独身女性は、知恵者と交わるべきである。何故なら一度知恵者に好意を抱いた女性は、もはや決して他の男にとって真の女であることは出来ないからだ。同じくこれは、知恵の有る女性に好意を抱いた独身男性にも言える。しかし知恵の無い者は、異性と若い年齢のみを切に求める。 782 一度誤って恋慕した女は、一本のまきのように燃やされたのだから、後はただ二倍の年長者のみに心を向けるべきである。何故なら若いパートナーは、もはや何の満足ももたらしてくれないからだ。若くして夫を亡くした女にも同じ事が言える。 783. 聞くことが耳に輝きを授けるのであって、耳飾りがそうするのではない。 784. 賜物が手に輝きを授けるのであって、腕輪がそうするのではない。 785. 均斉さが体に輝きを授けるのであって、衣装がそうするのではない。 786. 強さと愛液の放出が恥部に輝きを授けるのであって、不潔な恥毛がそうするのではない。 787. 母乳が女性の胸に輝きを授けるのであって、その大きさががそうするのではない。 788. いつも上位にいて、高潔な者だけが人々の間で賞賛される。 789. 幸福な者は十分偉大である。貧困者から、愛の龍もった贈り物を受け取ることもそうである。 790. 明日しなければならないことは、既に今日行うが良い。明日には既に今日は遅すぎるからである。 791. 人間が全てを片付けてしまうのを、死は待ってくれない。だから死が訪れる前に、人は絶えずしなければならない全てを終えていなければならない。 792. 七音節の格言を持ち、男根や陰核にただ実らぬ液の花を咲かせるだけの者は、再び生まれ変わること無く、永遠に破滅に至るまでさまよい歩く。 793. 陰茎又は陰部の中に入られた貴石は、それを運ぶ人の意志によって、多産又は不妊をもたらす。 794. 地上の人は、幸福になりたいなら、六つの失敗を避けるべきである。即ち、沢山眠ること、怠惰、懸念、怒り、無気力、ためらいである。 795. 毒の木は、ただ1つの甘い実である花蜜を持っている。 796. 人間の並みはずれた特t生は、死後になって始めて明らかになるものだ。何故なら隣人はそうして初めて彼に対して何を失ったかを知るからだ。同じように。ロカイの木も、燃えて初めてその香りを広げる。 797. 隣人に良い忠告を知らせないでおく者は。悪い人間である。 798. 賢者はたった一度だけしか会ったことが無くでも、その人の良いところが何であるかを知る。 799. 一度話されたことの意味を理解し、またたく内にそれに従って処置する者は、簡単にそれが処置出来る。聖典オームを自分の支配下に置き、あらゆる学問に精通している者は、賢く知恵の有る者とされる。 ![]() 004 800. 真の女は、孤独時の友であり。真の父親は聖なる義務を行使する時の友であり、真の子供は、両親の悲しみにおける友である。 801. 賞賛ではなく。叱責において謙虚な人こそ、貴方が探している人である。 802. 見窄らしい人に似合う着物を合せるのは難しい。何故なら或る者は、ごてごて飾られたものを、他の者は念入りに仕立てられたものを、欲しがるからだ。 803. 夜になると勤勉な者は疲れるが、怠け者は勤勉になる。 804. 自分を取るに足りない者とみなし、誰に対しても低俗な態度を取らなければ、貴方は至る所で喜ばれる。 805. 人の気質は高貴さであり、素姓にあるのではない。 806. 人が変わる人間は、まだ長い間、改心しない。 807. ほんの僅かな道のみが真実に至るだけで、殆ど全ての道は偽りに至る。 808. 全ての人に正しい行いをする事は。知恵者なら誰でもできる業だ。 809. 初めは全て非常に困難である。だから多くの人間は空ろで虚しくなる。 810. 良いことは3つ揃うものだ。真実、知識、それに知恵である。 811. 八方美人は、全ての人の愚者である。 812. 全てには、その時が有る。知恵者だけは違う。何故なら知恵者にとって、全ての時が貴重であるからだ。 813. 古い負債は、待つことによって削除されない。 814. すべてを、その時にすべきである。平日ごとに日曜日に。いつもそうする用意が有れば、実際に全ては栄える。 815. 人はいつでも思う所に愚者を遣わす。 816. いつも勝つと疑われる。いつも負けても同じである。 817. 坊主や権力者は、犠牲者のために1個の卵を与えるが、彼らは貧しき者から3個の卵を盗む。 818. 余りに上品すぎるのは虚栄的外観であり、余りに鋭い者は、自らに刃こぼれを作る。 819. 愛から出る施しは、与える者にも受け取る者にも役に立つ。 820. 世界に出、上昇する者があるように、落ちる者も居る。 821. 貧困は人間を汚さないが、それでも多くの者は。それに精神的に参ってしまう。 822. 創造の祝福は、全て重要である。 823. 誉れの中に老いることは、生命の恩恵のしるしであり。それに対し、いつまでも若く在ることは、生命の芸術である。 824. 誰も老いるが、誰も年を取りたいとは思わない。 825. あらゆる芸術の継母は、貧困である。 826. 遅かれ早かれ多くの者は、汚れた手に執着し続ける。 827. 人間は貧しかろうが、富んでいようが、死にあっては皆同じである。 828. 時代により異なった風習がある。泣く者もあれば、悲しむ者もあった。 829. 死を望む者は、皆感覚と知識において貧しい。もっと貧しい者は、死を恐れる者である。 830. 人は笑いで人間と愚者とを知る。 831. 少なく持つ者は決して貧しい者ではない。多く必要とする者が貧しいのである。 832. 何か始めることは簡単に思える。しかしあらゆる真実の初めは、皆難しい。その後もそれに固執することは芸術である。 833. 手に出る汗は人間の誉れであり、それは指にはめられた金の指輪よりもっと多くの栄誉をもたらす。 834. 労働は、無意味な祈りより優れている。 835. 人は富を沈黙するべきであるが、慎みは示されるべきである。 836. 人間だけがつまづくのではない。何故なら最良の駄馬でさえいつかつまづく。 837. 人は家と同じく蚊に対しても身を守る。 838. 一人の知恵者も天から落ちてはこなかった。何故なら全ての知恵者も、かつては弟子であったからだ。 839. 瞬間だけが、生命を存続させる。しかし生命は多くの永遠性を持っている。 840. 決して負けた人の上に威脹ってばならない。 841. 宮所には偽善者が行ったり来たりしている。だから市場の方が人々とより良い知り合いになれる。 842. 人々にとって不義を行うより、不義を悲しむ方がいつも良い。 843. 不義者を悲しむ者は、悲しむことを学ぶ。 844. 最も美しいバラは茎に咲く。多くの人にとって最初の贈り物は、隣人に対するそれである。 845. 人が評価する中に真実を見出さない時には、無実な者を呪うより、7人の罪人を放免する方がましである。 846. まだ産まれない卵は、雛をかえすことがない。 847. 唯一度倒錯するより、多く尋ねることの方が優れている。 848. 偶然に行う者は愚かであるが、偶然を利用する者は賢い。 849. 良い忠告は、より貴重である。それは思いがけなくやってきたり、知恵者に由来したりする。 850. 7年と1日で、赤赤と燃える石炭の上で踊ることを学んでいなければならない。 851. スパイと無学者は、悪魔の綱の織物師である。 852. 絶えず変わらず、慎重深くあれ。それ故、役立たない仕事をするよりは誠実に祈れ。何の祈りをしても役立たない時には、働くが良い。 853. ぞんざいな言葉を語る者は、ぞんざいな答えを得る。同じく武骨な丸太は武骨なくさびで割られる。 854. 全ての嘘は暴かれると、もはや何の価値も無い。 855. 詐欺はあらゆる不義者の畑と鋤である。 856. 不義者や豚は、いつもブーブー言うことがある。 857. どんな木も一撃で倒れない。人間も一言叱っただけでは倒れない。 858. 大きな利潤には、いつも大きな偽りがある。 859. 公正な道を歩むなら、安全である。 860. 伝馬船は一杯になるまで積むことが出来る。 861. 忘恩は世の報酬である。何故なら感謝の種は、薄く撒かれるからだ。 862. 豊かな地だけに良い実が繁栄する様に、感謝もそれぞれ同じである。 863. 良い友、静かな口、それは地上における貴い掘出し物である。 864. 夜になると全ての猫は灰色になるが、全ての人間が友になる事はない。 865. 新しいものはいつも良いが、古いものは信頼がおける。 866. 馬の耳に念仏を唱えても、仕方が無い。 867. 欠点の無い人の子は、世界中どこにも居ない。 868. 敵の財は、いつも、より優れている。 869. 羊飼いから離れている羊は、狼に襲われる危険に陥る。 870. 卓上では、喜び、行儀、食欲が議長を勤めるべきである。 871. 公正な非難に悲しむより、乾いたパンを楽しむ方が良い。 872. 貴方がたの祝福は、創造の道に有る。 873. 飲んだり食べたりする、愚者を知る。 874. 高い衣装を来て貧しく食べるより。継ぎの当った上着を着て良いものを食べた方が良い。 875. 種馬は血統があるが、兄弟姉妹はめったに血の通った情を持たない。 876. 創造の富は至る所に落ちている。人はそれを拾い上げる事を知らなければならない。 877. どの様に人が隣人に話しかけるかにより、貰う返事も異なる。 878. ゆっくりと腐敗するより、すぐに死んだ方が良い。 879. 軽んじて的中しそこなっては、まだ長い間、蚊は殺せない。 880. 人間のプシケが、喜びや悲しみに欠いたり富んだりしているのであり、人間自身がそうなのではない。 881. どこかにくすぶる僅かな火が、最大の炎を吹き起す。 882. 隣人の畑の方が穀物が良く実っていることがあるかも知れない。だが真実には、彼の舌が上手に整列させたのである。 883. 素早い質問に決して早く答えてはならない。何故なら質問自体に、いつも、邪悪が携わっているからである。 884. 義人や知恵者が引き延ばすことを、彼らはまだ畏い間、断念しない。 885. 我家に勝る宝は無い。しかし不義者には、他人の釜の飯の方が美味だと感じる。 886. 他人の背中で踊るのは簡単だ。同じく他人の皮で良い皮帯が仕立てられる。 887. 邪悪で低俗であるより、一人で居る方が良い。 888. 光りの中で一人の顔を知るように、暗闇の中で貴方は彼の性格に突き当たる。 889. 他人の焼肉を食べるより、自分のパンを焼く方が良い。 890. 不義な幸福は愚かな雌牛のようだ。何故なら雌牛は最も大きな雄牛の所に集まるからだ。 891. 鍋の中に一切れの肉も無いより、頭の上にしらみがいる方が良い。 892. 自分の幸福を支配する者は幸福であり、不幸を物笑いにする者は喜ばしい。 893. 抵当として屋根に居る鳩より、手の中の雀が良い。 894. まずい手仕事をするより、十分に休養を取った方がましである。何故なら怒りは、災難を意味するからである。 895. 善はしばしば称賛されるが、実行されない。しかし邪悪は沈黙して実行される。 896. 悪い噂は忘れられるが、良い噂は決して忘れられない。 897. 損害を受けるより、譲歩し、敬虔である方が良い。 898. はっきりした敵より、あいまいな友の方がいやなものである。 899. 悔みより、はにかみの方が良い。 900. 人は何かを裁いてはならず、絶えず巧妙で誠実に調停するが良い。 901. 金を貸すのは、心配の種である。 902. 良心の呵責は邪悪な客のようだ。何故なら両者は平安も休息も与えないからだ。 903. 多くの不義者は、自分の悪戯な子供によって敬虔になる。 904. 不快の対象は、賞賛の対称にも成り得る。 905. 借金と宴は、人に愕然をもたらす。 906. 人間は利己主義に陥っている。だから、私、私に、私を、私のものが、世界を支配する 907. 死は微風のようだ。しかし多くの人にとって、生命は鬼火のようだ。 908. 坊主や権力者は蔓植物のようだ。悪魔すら彼らから何もだまし取ることは出来ない。 909. 人の口は庭に匹敵する。何故なら両者は垣根を必要とするからだ。 910. 最後の者が飲み代を払い、最初に来た者力>先に粉を引くように、免れ得ない円を描いて、犬は最後の者を噛む。(くずぐずする者は損をする。先んずれば人を制す。) 911. 壁にとまる蝿は病人を怒らすが、手中の金は彼を健康にする。 912. 邪悪な行いは、裁きや刑罰により抹殺出来ない。魚が溺れ死ぬことが無いのと同じである。 913. 人は際物で間抜けを知り、言葉で愚者を知る。 914. 怒りの後には後悔が付いてくる。 915. 入浴の日を日曜日として取っておくべきである。 916. 満腹な者は、最良なものの味が判らない。 917. あらゆる邪悪を回避したければ、あらゆる暴徒を避けなければならない。 918. 勤勉な者を冬は害さない。何故なら彼は、絶えず将来に対して備えをしているからである。 919. コウノトリは、自分の鳴き声が気に入るが、愚者には自分のワイワイ騒ぐ声が気に入る。 920. 文無しからは、坊主も権力者も何も盗むことが出来ない。 921. 怠け者は、塗りたくった壁のピッチのように仕事をする。 922. 貧者は確かに多くを失う。しかし欲張りは全てを欠いている。 923. 稲妻が高い塔に好んで落ちる様に、人々も好んで知恵者の所に行く。 924. 敵が逃げて行くなら、逃亡する敵を助けるべきだ。 925. 緑の草は皆干し草になる。前年の方が良かったと言われてもそうである。 926. 不義者の小麦粉は、まずいパンを作る。 927. 勇気ある者が知恵に照らされる時、世界は彼のものである。 928. 欲張りは決して十分持たない。だから持っている者も、持っていない者と同じく、彼には不足するのである。 929. 君子危うきに近寄らずである。不義は尽きないものである。 930. 悪い車軸が車についていると、いつもギシギシ音がするように。不義者は皆ブッブツガミガミ言う。 931. 日々は次々に続き、決してそれは同じ日にはならない。 932. 目を醒ましている知恵者は、全てから最善のものだけを作る。 933. 不義者は、人々の最も弱いところを突く。 934. 知識は山をも動かす。小人すらそのことを知っている。 935. 忍耐ある多年性草木は苦い。何故なら忍耐は、手数のかかる選ばれた恩寵であるからだ。 936. 武器は主人を知らない。だから武器は主人のために人を殺す。 937. 義がある所に真実が支配する。カンナがかけられるとカンナ屑が飛ぶ。 938. 知識は迎え、愛は与える。 939. 太陽は、義人、不義者、全ての労苦を明るみに出す。 940. 愚か者に全ての人がなるわけではない。決してそうではない。 941. 団結は家を建てるが、不和は、再びそれを取り壊してしまう。 942. 不当なものや大抵の幸福を愚者は持っているが、知恵者と唖は違う。 943. 博打ちは全て軽蔑される。何故なら彼は隣人の財産を得ようと求めているからだ。 944. 欲張りは馬のようだ。馬は良質のワインを飲まず、気の抜けた水を飲む。 945. 愚者は愚かな動物のようだ。一体知恵者が、彼らのために何が出来ようか! 946. キツネはガチョウのために垣根に挨拶する。 947. 揺れは飛ぶ前に大きくなり、飛ぶと強化する。 948. 最も愚かな不義者が最大のジャガイモを持っているように、知恵者は真実を楽しむ。 949. 見せ掛けが欺くように、不義者は嘘を付く。 950. 呪う者は皆、自分に戻ってくる。だから彼は全ての幸福を奪われる。 951. 復讐は恥辱の裁きである。裁きはあらゆる結果を引き裂く。 952. 恋慕する者は盲ではないが、見えない。 953. 修道服はまだ長い間、聖人を作らない。ローマ法王もその陣笠連と同じく、不義者である。 954. 不義者は、義人が稼ぐことが出来るよりもっと多くのものを、家の中から持ちだす。 955. 大抵大きな声で叫ぶ人間は、規則的に最も業績が少ない。 956. 頭巾は、まだ長い間、犯罪者、坊主、権力者を隠す隠れ頭巾にはならない。 957. 人は希望の綱を引いて死ぬ。 958. 地獄は、決して人が作るほどに熱くは無い。 959. 不義者は誰も、善人が不義者から学ぶほど多くのことを、善人から学ばない。 960. 死は、急いだり。留まったりしない。何故なら死は時を知らず、カレンダーを持っていないからだ。 961. 死の前には皆全て、貧しかろうが富んでいようが同じである。死は党派の別無く、全ての人を連れに行く。何故なら死にとって人間は同じであるからだ。 962. 良き意図も、実行を伴わぬ時には破滅に通ずる。しかし、良き意図だけが通る道である。 963. 知恵者はいつも、愚者が最後にすることを、初めにする。 964. 知恵者は、父や母を見出すめがとても困難である。何故なら知恵者として子である事は、父や母であるよりもっと困難であるからだ。 965. 人はその羽から鳥を知るが、不義者はその行いから知る。 966. 名声のために、不義者は手段を選ばない。 967. 一人のパンは他人の死であるように、一人の喜びは他人には悲しみである。又、たで喰う虫も様々である。 968. 人間の意志は自分の天国であり、或る者は笑い、或る者は泣く。 969. 瓜の蔓には茄子はならない。羊から山羊は生まれない。 970. 最良の知恵者は創造であり、二番目は「時」である。 971. 我が倫と精神異常は、愚者と無知の主人であり、エネルギーである。 972. 片足の人々の間でびっこは元気を出す。詐欺師の中で、ならず者は王様だ。 973. 足音を忍ばせてそっと歩む者は、冗談で道化師にすらなることが出来る。彼は知恵者である。 974. より賢い者は、いつも譲歩する。それに対し。愚者は災難を得る。 975. 愚者は低能に満ちた不義者である。低能と愚行は不義者だけに在る。 976. 知恵者は栄誉とおどけのある道化師である。しかし愚者は、石灰質の脳を持った低能な不義者である。 977. 不義者はその酢を、義人が蜂蜜を売るより、高く売る。 978. 芸が出来ない人以外は、誰も芸を嫌わない。 979. 芸は芸である。しかし多くの人は愚者で、愚行を気どっている。 980. 中庸はそれ自体富んでいる。欲張りは内的にも外的にも貧しく、おまけに盗人である。 981. 瓶は壊れるが泉に運ばれる。蛇もシューシュー音を立てるまで苦しめられる。 982. 坊主と権力者は。信者や臣下の集団を愛する。しかし雄羊より綿羊(御人好し)の方をもっと愛する。 983. 創造は思考し、人間は操縦する。 984. 満腹な者は、腹を空かした者が如何に毎回、食事を欠いているか決して知らない。 985. 坊主や権力者は最大の偽善者である。彼らの前では死人すら青ざめる。 986. 最良の軍隊も知恵者の代わりをしない。 987. 最も混じり気の無い損傷の喜びは。全ての不義者にとって最大の喜びである。 988. 知恵者は柔らかいべットで眠らない。 989. 気分転換は正しく取り扱われれば、人生を豊かにする。 990. 人は絶えず善だけを望むべきである。 991. 叱責と笑いだけが人間を別人にすることが出来る。 992. 自らを賞賛する者は愚者である。彼は邪悪な隣人を持っている。 993. 不義者の間に通用する事は、正しい人に禍在れ、である。 994. 多く知る者は年老いている。しかし知恵者は、年老いて知識が在りそして最も年老いた者より、年を取っている。 995. 不義者に当てはまることは、家の中で何が起きているのか知る為に、家の外に行かねばならないということである。 996. 頭を使わないと、体を使わねばならない。 997. 不義者にキスされた者は、直ちに自分の歯を研さんするよう懸命になるが良い。 998. 不義者が正しいなら、世界は破滅する。 999. 誰もが唯一の好みに従って美しい女だけを求めようとすれば、生れ付き醜い人は、どうなるだろう! 1000. よじ登ることが出来ない者は、自分のお金を猿に託してはいけない。 1001. 女は醜くなく、母も、醜い子を持っていない。 1002. 子供は化物などの非理性的なものに驚くがこ大人は人間に驚く。 1003. 貴方は青年時代に節約するものを、老いて得る。貴方はあたかもそれを見出したかのように思われる。 1004. 人間は自分から笑う様に、自分から泣く。 1005. 不義者を家に入れると、直ちに彼は貴方のべットに横になる。 1006. 死人は、誰もあの世に何かを持っていく事が出来ない。だから屍衣にはポケットが無い。 1007. 知恵者による打撃は治される。しかし愚者によるキスは、裏切りと死をもたらす。 1008. 決して思い上がって、悲しみが止むようにと祈ってはならない。何故なら悲しみが終わったら、死が訪れるからである。 1009. 人は弱すぎて倒れることは無い。余りにも自分を強いと感じるから倒れるのである。 1010. 不義は世界を制覇する。しかし最後にはいつも真実が勝利する。 1011. 人は愚かさ、低能さ、無礼をもって世界を通過するが、決して生命や永遠を通過することは出来ない。 1012. 知恵者と一緒なら、地獄の中でも助言を生み出せるだろう。愚者と一緒では、楽園に居てもそれが出来ない。 1013. どんな金持ちも自分の富みに満足していない。勿論自分の詰まらない悟性にも満足していない。 1014. 娼婦や男娼の顔につばが掛けられると、それが原因で、彼らは雨が降っているという。 1015. 鉄に対する錆の関係は、人間に対する不愉快さである。 1016. 多くの悟性は老いさせる。しかしより多い悟性は知恵を得させる。 1017. 話したり食べたりしても女は妊娠しない。義と愛によって地獄に落ちないのと同じである。 1018. 知恵者は尊敬すべきであるが、不義者からは離れるが良い。 1019. 偽りの知恵が世界に流血をもたらし。多くの人間を殺した。 1020. 盗人は本を買うより、むしろ本を盗むか、或いは自分で書くだろう。 1021. 悪人が親友を殺したように、彼らは自分自身を殺す。 1022. 新しい歌は皆、古いメロデーになり得る。 1023. 機知は、悲嘆の時にも、良いときにも咲く。 1024. 死は、全ての不義者の中で待ち伏せている。 1025. 地獄の中には掟が無い。しかし楽園には多くの掟がある。 1026. 人は不義者から害虫のみを無料で得る。 1027. 創造は生命を喜ぶために、母を創られた。 1028. 人生を急ぐなら貴方は足を折る。しかし余りにゆっくりしすぎると、追い立てられる。 1029. 感情は非常に値が高いが、思考はそれだけの値を決して付けない。 1030. 人は不義者にも創造にも質問しない。 1031. 不義者から財産を得たら、全く正反対のことをせよ。 1032. 富みがあると、富みが無いより決してうまく行かない。 1033. 人は決して幸福を求めてはいけない。何故なら幸福が、彼自身を見出してくれるなら。それだけて良いからである。 1034. どんな不義者の所にも、金のロバに対して開かないような門はない。 1035. 雄羊は前方から恐れられ。馬は後ろから、愚者と不義者は四方から恐れられる。 1036. ゆっくりした義人は、早い不義者より優れている。 1037. 誇り高き乞食は飢えで死ぬ。鳥が羽根を持たずに死ぬように。 1038. 知恵者によるおどけや冗談は、いつも半分真実である。 1039. 知恵者はいつも考えることが多すぎて、話しする時間が殆ど無い。しかし愚者や無知な者は、話すことが多すぎて考える時間が無い。 1040. 全ての目印はぼやけるが、不義者の目印は違う。 1041. 自負した者は、鏡を憎む。 1042. 坊主や権力者の所で、本当の言葉や誠実な助けを見出す前に、人は死んでいる。 1043. 有難うという言葉で、人は世界を制覇する。 1044. 自分の無知を隠そうとする者は、何度もそれを漏らす。 1045. 悲しんだり、迫害に耐えない者は。決して知恵者になれない。 1046. 何かが坊主や権力者の手に落ちると、白いものは全て黒くなる。 1047. 言おうとする事を熟慮せよ。一週間後にそれを言うか、決して言わぬが良い。 1048. 知恵者を打つなら、貴方は自分白身を殺す。 1049. 法王や最も大きな権力者でさえ、ぼろを纏った親戚がある。しかし彼らは、それらの人々を否定し、殺す。 1050. 人間の願望だけでなく、アリのそれも天に届く。 1051. 不幸に見舞われたら、3か月それに心を痛めてはいけない。そうすれば、その間に不幸は吹き飛んでしまう。 1052. 話された人の影は、いつも話す人に落ちる。 1053. 落ちる花は、その香りを失う。 1054. 寡婦には花が咲き、寡男にはうじが咲く。 1055. 愛と川の流れは、世の初めから変わっていない。 1056. どんな噂も、7×7日以上は続かない。その日が過ぎるとひとりでに止む 1057. 人の生命は、風の中の炎のようだ。 1058. 知恵者は生命を喜ぶ。しかし知恵の無い者は、存在を憎む。 1059. 惨敗者は、葦にも悲しい。 1060. 人間は、その良き声を失い、トラは毛皮を失う。 1061. 人間の見解は、顔と同じく異なる。 1062. 裏面にもその裏面がある。 1063. 岡目八目、(競技者より、それを観る者の方が上手である。) 1064. 人の行いに拠って前世が何で、誰であったが明らかになる。 1065. 7つの言葉が話されると、70が理解される。 1066. 犬は3日の親切を7年間忘れないが。人は7年の親切を3日で忘れる。 1067. 人は敗北により学び。勝利から学ぶことは、ほんの僅かである。 1068. 美しい言葉は稀に真実であるが、真実の言葉は美しくない。 1069. 知恵者は自分の願望を隠しで満足しているが、知恵の無い者は、それを成就させ、不満でいる。 1070. 娼婦や男娼が真実を話すなら奇跡だろう。四角い卵があるように。大きな奇跡である。 1071. 子に対する父の喜びは山より高い。母の慈悲は海より深い。 1072. 慎みの在る生活は、正しい人生を保証する。 1073. 不義な女の舌は、だったの3ツォル(2.54an)であるが、戯れながら男を殺すことが出来る。 1074. 悪い夫婦は、一生涯不作をもたらす。 1075. 多くの人の知恵は、鼻の下にある。 1076. 最初に人はアルコールを飲む。それからアルコールがアルコールを飲む。そして最後にアルコールが人を飲む。 1077. 人間を見捨てる人が居る。しかし人間を知る人は知恵者である。 1078. 人々の間に生きる知恵者は、彼らのために自分の命を与えている。 1079. 人々の間に居る知恵者は死神の手中にある。何故なら人々の間には精神異常と不義が連なっているからだ。 1080. 知恵者は人々の間で苦しみ耐えている。 何故なら人々は復讐して寝そべっているからだ。 1081. 上を見れば切りが無い。しかし下を見れば柵がある。 1082. 愛を持ってみれば、あばたもエクボに見える。 1083. 自分の体を懲らしめよ。そうすれば懲らしめられた者が、どんな気持になるかが判る。 1084. 鰯の頭に信心から何かを願えば得ると言われるが知識のある者は、自己の霊と創造に頼む。 1085. 一度怒りを追い払った者は、笑いも取り戻すことが出来ない、 1086. 偽りは扇で追放することが出来ない。霧もそうである。 1087. 貴方の妻が最初の子供を産む前に、すでに妻に心を開いておくが良い。 1088. 占い師は嘘付きである。彼らは自分の運命すら知らない。 1089. 身から出た錆と言われるように、自分が行うようになるのである。 1090. 1000マイル行くかねばならない者は、999マイルを1000マイルの半分と見成すべきである。 1091. 屋根の下の鳩は猛禽に対して安全であるが。愚者は敵の間に紛れ込む。 1092. 道楽が人間にとって最も高くつく。 1093. 坊主や権力者は、身内、又信者や臣下と、決して一つにならないが、搾取と隷属においては一つである。 1094. 多く始める者は、少なく終わらせる。 1095. 嘘に対する言葉は決して十分に見つからないが。真実はほんの僅かの言葉だけを必要とする。 1096. 嘘はあらゆる玉虫色の色を持つ。しかし、真実は青色に輝くのみである。 1097. 真実は珍しい草木のようだ。しかしもっと稀なのは.真実を本当に消化する者である。 1098. 既に若い頃から苦しめられた人間は、最大の知恵者になる。 1099. 時は全ての痛手を癒す。しかし全ての痛手は、時を癒さない。 1100. 時は、急ぎ、留まり.自分から癒す。知恵者も同じである。 1101. どんな剣も、気追のある舌ほど鋭くない。 1102. 知恵者はハチミツとミルクの入った風呂に入る。しかし知恵の無い者は、アザミやイラクサの入った風呂に入る。 1103. 二重に縫ったものは丈夫である。知識と真実も同じである。 1104. 不義の客はすぐに負担になるが、明朗な客は友を元気付けるすべてを持っている。 1105. 暴力は暴力を産み、圧力は圧力を、憎しみは再び憎しみを生む。 1106. 万事に負債が無ければ、幸福と愛のみを貴方にもたらすことが出来る。 1107. 負債を持つことは、醜聞を負うことである。 1108. 誰かに負債を負っている人は、その者に毎月7回出会う。 1109. 忍耐強い者は沈黙し、笑うことが出来る。このことは、多くの邪悪な問題にあって、彼を助ける。 1110. 愚かさと高慢は同じ木に生える。そのように他人は愚者を笑う。 1111. 賢者は損害によって賢くなる。愚者は最も深い欺隔に陥る。 1112. 純金は火の中で鮮明になり。全ての汚れが取れる。 1113. 高潔で知恵のある者は、貴族を連れてくる者よりずっと多く持つ。 1114. 婚姻は、愛する者同志が天国に居るような状態で、神聖に結ばれる。 1115. 職務があるなら、それを尊ぶが良い。何故ならそうする事によって、貴方の職務が貴方を尊ぶからである。 1116. 求めない者が尊ばれ、求める者が憎まれる。 1117. 人の誉れは、お金や財産よりも重要である。 1118. 栄誉はどこからも借用出来ない。何故なら貴方は、栄誉を自ら心覗しなければならないからだ。 1119. 正直さは一生の宝である。しかし信仰はまだ長い間、正直にしない。 1120. 当然敬わなければならない人を敬え。その事だけが義を掻き立てる。 1121. しばしば多くの不義と片意地のため、真実は静かに横たわっていなければならない。 1122. 人間の法則は致命的であり、死の偶像バール(セミ族の最高神)のように味気無い。 1123. まず打ち解けた時に、誰が友で。誰が敵である力喇る。 1124. 人は病から癒されると、自分を医者のように感じる。 1125. 人民の血が、坊主、ローマ法王、権力者、大将を偉大にする。 1126. 火は金を精製し、まきを呑み込む。 1127. バターはまだ長い間、料理人にしない。 1128. たった一人の敵がいても、77人の友は少なすぎる。 1129. 最も多く実のなる穂は。最も深くその頭を垂れている穂である。 1130. まず嵐の中で、良い船乗りかどう力哨る。 1131. ハンマーがとっくに折れても。金敷きはまだずっと残っている。 1132. 新しいホウキは掃き具合が良い。しかし古いホウキは隅々まで知っている。 1133. 男は女の人が前掛けを持っているように。もっと早く言い逃れを準備している。 1134. 病気の不義者は、あらゆる偽りを述べてもよい。しかし健康な義人は真実の故に罰せられる。 1135. 不義者は罰と不道徳を背負い込む。それでも自分が正しいと思っている。しかし知恵者は公正で。屡々無力さの中で自分を罪人だと感じる。 1136. 砥石は刃を鋭くするが、砥石自体は切れない。 1137. 星は音を立てない。何故ならそれは無限の静けさの中に漂っているからだ。 1138. 貴方の愛に全ての秘密を与え、貴方の妻に全ての愛を与えよ。 1139. 創造は創造に対して、お金を支払う人間のような負債はない。 1140. 顎のえくぼは、奔放さを隠している。 1141. 種牛の角、馬の蹄、トラめ牙から身を守れ。ともあれ悪人のいやらしい笑いから身を護れ。彼は親友も自分の利益のために殺す。 1142. カワマスを捕らえようとする時、水の音にそっと耳を澄ますように、不義者と話さねばならない時。いつも彼らの声色に注意して聞くが良い。 1143. 美はどんな鍋でも料理出来ない。骨で焼肉は作れない。 1144. 見る事は知識であり、信仰ではない。しかし信仰は、見えないことを見ることである。 1145. 感情は自ら生み出した真実である。それが真の真実である力晒:かはともかく。 1146. 飢えと渇きが共にあることは稀である。又水と火箸もそうである。 1147. 神殿や偶像を祭る寺の隣に住む者は、最後に永遠の生命を見出す。 1148. 尊敬されたければ死なねばならない。恥ずかしめられたければ生きなければならない。 1149. 早く人間的に熟する煮は、長い間若さが失われない。 1150. 決して嫉まれない人は皆、同情され得る。 1151. 正直は一生の宝であるが、不義者は不安の中に生きる。 1152. 我家に勝るもの無しである。何故ならそれは困った時にいつも在るからだ。 1153. 友の賞賛はちんばであり、手前みそは鼻持ちなら無い。敵の賞賛は鳴り響く。 1154. 自己本位は、いずれも、家族、友、集団、敵の首を絞める。 1155. 急がば廻れ、そうすれば損害も楔ももたらさない。しかし急いては事を仕損じる。 1156. 坊主や権力者は、車軸のように油を差してもらいたがる。 1157. 独裁者、将軍、裁判官、領主、金持ち、そしてこの種の他の全ての不義者は、皆権力者である。あたかも坊主が全て一つであるように。 1158. 盲のニワトリですら、飢えた者洞吃いたクロワッサンを見つけるように、小さな穀物を見出す。 1159. 枯れ葉ですら、それが落ちたりバサバサ音を立てれば。不義者を驚かす。 1160. 肝を潰した不義者は、最高にうまく隠れていても不完全だと感じる。 1161. 一つ一つ節約した硬貨は、義人にとって何倍も功労の在るものである。 1162. ならず者は、嘘つきが他の嘘付きを嘘付きだと言って叱るように、他のならず者を叱る。 1163. 愚者は隣人を愚者だと言って罵る。ロバが仲間に向かって長い耳をしていると罵るように。 1164. 一人の不義者は、百人の義人を危険に陥れる。腐ったリンゴが、100の良質なリンゴを毒するように。 1165. 大喰いは育てられるのではなく、自らそのように振る舞うのである。 1166. 唯一つの平和は、77の勝利より優れている。 1167. 坊主や権力者は義人の間に非常に稀である。貧しい男の台所に焼肉が稀なように。 1168. 知恵者の真実の言葉は、死後も尚語りつづける。 1169. 真実の金の鍵は、全ての門を開ける。 1170. 手の中の雀は、屋根の縁にいる鳩よりましである。 1171. 良い言葉と静かなお湿りは、全てに浸透する。 1172. 初め良ければ全てよし。 1173. 公正で善良な男は、愛人、名誉、長い髭を持っている。 1174. 礼遇の費用、旅の費用、緊急の費用を。賢者はいつも家の中に置いてある。 1175. 名医が善人であるように、善人は名医である。 1176. 名コックは、何倍にも医者の代理をする。 1177. 美しい不義な女と酒は毒であり、多くの男の破滅である。 1178. やましくない良心は柔らかな枕のようだ。義人なら誰もそれを手放したがらない。 1179. 正直な女は、家、中庭、園を巡る良い垣である。 1180. 金の絞首台より、棺を持たない方が良い。 1181. 嫉妬深く愛の無い伴侶を持つより、いない方がましである。 1182. 知識と経験、そして他人の愚行によって、人は知恵を学ぶ。 1183. 悪い書物は、最大の盗人である。 1184. どんな不義者も皆、自分の運命が最悪であると信じている。 1185. 不義者はいずれも、悪い伴侶と悪い商売を持つ。 1186. 愚者と不義者は、自分の商売と自分白身のパートナー、そして伴侶を批判する。 1187. 好まれざる客は断ることが出来るが、死だけはそれが出来ない。 1188. 全ての門は閉ざされるが、死の門だけは閉ざされない。 1189. 嘘がどんなに早くとも、真実はそれを追い越す。 1190. はるか彼方まで嘘をつき人々を欺すことは簡単であるが。嘘付きはいつも自ら悲しむであろう。 1191. 人間の意識力噸んでいって留守なら。彼は見える盲である。 1192. 世界には無数の宗教、宗派があるが、太陽はたった一つだけしかない。 1193. 多くの人々は、自分自身の為に眠り働くが、それでも誰のためであるかを知らない。 1194. 創造は至る所に在る。ただ人間が創造の代哩を気取る所以外に。 1195. 飢える者は、乾いたパンすら貴重なものだと見なす。 1196. 口の中の蜂蜜は、多くの果物と同じく医者を必要としない。 1197. ローマ法王と悪人が腰を落ち着ける所では、世界は失われ、破壊される。 1198. 多くの人々にとって人生は釣遊びである。何故なら、彼等は大きな脂ののった魚を陸に引き寄せようと、釣針を付けた虫を投げるだけであるからだ。 1199. 旅行者は6時間眠る。知恵者は7時間、労働者は8時間。坊主は9時間、権力者は10時間、悪人はいずれも11時間眠る。 1200. 遊び事を止めることが出来る者は、芸術をマスターする。 1201. 地球は創造の楽園であり、不義者の遊び場所であり、知恵者の煉獄と地獄である。 1202. いかがわしい嘘つきは、身体不自由者より早く捕えられる。 1203. 満腹ではどんな食事もまずく感じる。 1204. 坊主や権力者はいつも自分自身の為の場所は作る。風、水、火がそうするように。 1205. 小さな石でさえ、大きな車をひっくり返すことが出来る。 1206. 孤独な人間は、愚者か。畜生か、知恵者である。 1207. 信者や臣下は、坊主や権力者の犯行の為に罪を蹟う。 1208. 精神異常者は香りを楽しむが、賢者は焼肉を享受する。 1209. 愚者は水と飼料をやらなくても育つ。 1210. ローマ法王は、殺人によって世界の富を全部獲得したが、人間と世界を決して得ることは出来なかった。 1211. 嘘付きは、いつか嘘付きといって訴えられないように出来る程、良い記憶の持ち主では決してない。 1212. 唯一の善行のみが、邪悪な助言の升より大きい。 1213. 人、言葉が、毎日何処にも在る。 1214. 真実を熱望した人間や言葉は、誓いより直ぐ詫る。 1215. 人は誓いを立て、それによって信者を決して惑わしてはいけない。 1216. 誓う必要のある人のことを、決して聞き入れてはいけない。 1217. 誓う者は悲しみだけをもたらし。愚者の衣を着て悠然と歩く。 1218. 誓いは、絶えず音響であり、煙である。誰がそれを要求するであろうか。 1219. 決して誓いを立ててはいけない。何故ならそれは、貴方に苦しみと悲しみをもたらすからだ。 1220. 誓いは創造に反し、禁じられている。何故ならそれで酷い目にあうだけだからだ。 1221. 不義者のみが誓いを要求する。何故なら彼らの脳の中には、うっとおしさだけが入っているからだ。 1222. 誓いは、裁判官、権力者、坊主、誠に最低のイカレポンチが要求する。 1223. 真の教養がない者は、曇った鏡のようである。 1224. 砥石がナイフを研ぐように、坊主や権力者は信者を追い回す。 1225. 一人の愚者は、7人の知恵者すら答えられない多くの愚かで精神以上な質問をする。 1226. たった一人の不義者が一家けん族全員を毒する。地上にはどれだけ多くの不義者が生活していることだろう! 1227. 裁判官、坊主、権力者は、不義者である。何故なら彼らは。屡々仕事中居眠りをし、2つの異なる耳を持っているからだ。 1228. 身分不相応なことはしない方が良い。 1229. 猿は猿、権力者は権力者。坊主は坊主である。 1230. 記憶にある良い知恵の金言は、財布の中の真味である。 1231. スリは他のスリを罵倒する。 1232. 不幸はひとりでに遣ってくる。何故なら不幸に見舞われた人は、更にそのことを考え、それを自ら引き寄せるからだ。 1233. 一つの不幸が別の不幸を襲う。何故なら人間がそのように呼び出すからだ。 1234. 不義者の間で。両親は7人の子供達を養うが7人の子供は決して両親を養わない。 1235. 年老いた山羊は塩を好んで嘗める。老人は若者を理解する時、若者を悦ぶ。 1236. 老人も人である。彼らもかつては若かった。しかし多くの若者は老人を冒涜し、自分達もいつかは老人になることを考えない。 1237. 老いと若きが適宜に一緒になると。火のような熱い恋の炎を燃やす。 1238. 老人を尊ばない者は、生命に値しない。 1239. 若者達は不安がり、老人達は歌った。しかし大抵老人は、自分もかつては若かった事を直ぐに忘れてしまう。 1240. 愚者は、義人がバケツで掬うことが出来る以上に、さじでそれをこぼすことが出来る。 1241. 良い子供部屋は、お金に依存するのではなく、教育による。 1242. 人類の半分が他を笑えば、他の半分は何について笑うだろうか。 1243. 誰も歌を聞いただけでは歌手になることは出来ない。 1244. どんな教師も母の代理はしない ![]() 005 1245. ツバメが1羽来たからといって夏になった訳でないように、笑うからといって人はいつも幸福ではない。 1246. 嘘は鎖のようだ。 1247. しっかり覚悟した重荷は、たった半分の重荷である。 1248. 誰もが自分の重荷を負う。又誰もが自分の障害物を持つ。 1249. 若枝は曲げることが出来る。しかし古い枝は出来ない。 1250. たった一度だけでも、書くことは記憶に残しておくより良い。 1251. 一度は数の内に入らない。しかし数の内に入らなくても、既に一度である。 1252. 真実が貴方の所になければ。孤独は最大の重荷である。 1253. 平和が全てを養うように、不和は全てを消耗させる。 1254. 和合が養い育てるように、分裂はすっかり台無しにする。 1255. 誠実な愛は、愛である。偽りの愛は、溺愛である。 1256. 終わりよければ、全てよし。 1257. 過ぎ去った瞬間は決して戻ってこない。 1258. 不義者はたった2本の手を持つ。1本は盗むために。1本は受け取るためにある。与える手が彼には不足している。 1259. 経験は長い道程であり、高い学校である。何故ならそれは、真実、知識、知恵の忍者であるからだ。 1260. 経験は何の希望も与えない。何故なら希望は、何の経験も与えないからだ。 1261. 経験は、どんな師匠の教えよりずっと大きい。 1262. 多くの人々に取って、何かを保持することは、獲得するよりずっと難しい。 1263. 最初に仕事、次に気膚らし、さもないと報酬は何も無く、まず第一に叱責がある。 1264. 第一に良く思案すること。それから慎重に考え、思い切ってする。 1265. 不義者は決して大した盗みをしない。だから後では彼らは、豚箱に落ち込む。 1266. 多くの人々は、人生が何のために役に立つのか、それを失う前に知っていない。 1267. 髭の無い男達はパン皮の無いパンのようだ。彼らは青白く死んだように見える。 1268. 髭に我慢できない女は、決して恋の炎に身を焼き尽くすことは無い。 1269. 良い男には髭がある。彼は働き者で、節約する。 1270. 顔一面に髭を付けた男は。決して女に不義を求めないだろう。 1271. 愚者は。ローマ法王より多くを知る。しかし法王は愚者より抜目が無い。 1272. 両手を組合せていたらパンは稼げない。たとえ赤い顔をして信心深くとも。 1273. 坊主だけが教会の説教壇に立つのではない。純然たる悪魔もそれに立つ。 1274. 不義者は水よりアルコールに多く溺れる。 1275. 病気に苦しむ者は子羊のような熊度を取る。しかし健康であると畜家の猫より、酷い猛獣になる。 1276. 人は不義者にいつも真実について尋ねる。しかし貧乏人にはいつも嘘の罪を着せる。 1277. 真実はたった一つであるにも拘らず、坊主、不義者、権力者は、千の真実があるように曲解することを心得ている。 1278. 光りが無いと、太陽すら闇である。 1279. 最も暗い夜の後ですら昼が'やってくる。同じ様に冬の後には春が訪れる。 1280. 動物を叩く人は、妻と子供も叩く。 1281. 沢山弾かれたバイオリンの方が、新しいバイオリンより、うまく演奏する。 1282. ただ遺産相続のためにあり、共同生活や援助のためにあるのではない親戚が、不義者の中に居る。 1283. 時は全ての木を、棺に変える。 1284. 稲妻はイラクサに落ちず、高い木や塔に落ちる。 1285. リンゴの花を尊ばない者は、リンゴに値しない。 1286. 創造は決して罰を加えない。人間が棒の両端を持って打つのである。 1287. 創造は全ての生命体に餌を用意している。しかし誰もそれを巣に投げない。 1288. 偉大な人間は、自分の過ちを数えられる人である。 1289. 不義者は全てを誘惑するが、賢者は不義者を知り、避ける。 1290. 孤独は知恵者の為だけにある。知恵の無い者は孤独に絶えられない。 1291. 泣き面に蜂。 1292. ライオンは、最高3匹子を持つ。それらはライオンである。 1293. 真に最も深い愛を知る者は、侮られる者である。 1294. 人は嘘をいうことが出来るが。彼の霊は決して偽らない。 十 1295. 怠け者は一生涯背中におぶさっていられる。背中から降ろされたら彼はこう言う。「私は疲れている」と。 1296. 良い忠告は苦い薬のようだ。薬は効けば効くほど苦い味がする。 1297. 自分の純潔を話し。泣く人間を信用してはいけない。 1298. 家が燃えると、罪人は屋根にいて逃げようとする。 1299. 怒りたい時には、その前に幾つが数えなければならない。 1300. 不当な幸福は、愚者が愛する愚かな人間のようだ。 1301. 多くの道がローマに通じている様に。多くの道が地獄に通じている。しかしローマからも地獄からも、どこかの道に戻ることは出来ない。人は独自の地獄に囚われて留まり、第一の意味は、全てに注意するということである。ローマは法王が人々を精神的な囚われ人にする。 1302. 小さな袋の中にすら多くの願望が場所を占める。子供のよだれ掛けのように。 1303. モミは青々と繁り、鉱石は成長する。しかし人間の栄誉は決して過ぎ去らない。 1304. 人間にとって良心の無い知識を持つより、知識の無い良心を持つ方が、いつも優れている。 1305. 創造により、木が天まで伸びないように配慮されている。同じく人間も、人間として創造にはならないようにされている。 1306. 不潔漢のみが自分の巣を汚す。 1307. 或る人にとっては、他人の布で裁断を学ぶ方が簡単である。何故なら自分自身は損をしないからだ。 1308. 乞食と怠け者は、口の中に入るものが少ない。 1309. 行いに怠惰で、祈りに熱心な者は不義者である。彼らは蹴飛ばされる。 1310. 不義者は、自ら挽いた鼠の糞を、コショウとして売る。 1311. 金は全て光らない。全ての行いが善で、愛があるのではない。 1312. 全ての旅人や世界周遊旅行者が、使徒ではない。 1313. 天網恢々、疎にして漏らさず。 1314. どんな品物も願って買わなければならないほど、高くは無い。 1315. 巨匠は天から落ちてくるのではない。経験によって自らを巨匠にするのである。 1316. 安心するのはまだ早い。昼が夜になる時が来る。 1317. 誠実な涙を流すことは、涙を抑えるより難しい。 1318. 全てどんなに高くても、坊主はいつもワインを持っている。 1319. 高慢な人は皆、自分が孔雀だと信じている。 1320. 稲妻がピカッと光り、雷鳴が轟いても、すべての稲妻が落雷するのではない。 1321. 吊るし台の木に死ぬより、追放された方が良い。 1322. 一万人が飲みすぎて死んでも、一人は必ず渇きで死ぬ。 1323. 料理されたものは熱いが、食されるとそうでもない。 1324. 幸福は、多くの人にとって、主に愚者に愛される金のようである。 1325. 口を去った邪悪な言葉は、蔓延し始める。 1326. 第一にパンのことを考え、次にお金のことを考えよ。 1327. 人は無口でいるより、早く話すことを学ぶ。 1328. 真の愛に陥ると、どんな人ももはや選択がいらない。 1329. どんな人間も背伸び出来なかったり。背中を丸めなければならないほど大きくも小さくも無い。 1330. 過ちを犯すことは人間的であり、学習は必須である。しかし許すことは知恵である。 1331. 火は炎症を起した傷をピリピリさせる。実呪されない愛の果ては、欲望で燃える死である。 1332. 火と水のように、真実もそうである。 1333. 他人に干渉しないが生活を助けること、それは知恵者のスローガンである。しかし愚者は、次の原則に従っている。他人に干渉せず、他人からも干渉されずに暮らし、暗い路地で襲うこと。 1334. 魚は釣針か手で捕まえる。しかし不義者は、嘘と偽りで人を捕らえる。 1335. 生計の為に熱心に働き、草むしりをすることは、祈るより何千倍もましである。 1336. 絶えざる呪いは、祈りの為に禍の鐘を鳴らす。 1337. 決して他人が何をしているか尋ねてはいけない。何故なら人は、自分白身の問題に留意すべきであるからだ。 1338. 決して他人の門の前を汚してはならない。彼はそれに対して感謝をする。 1339. 自分の腹の汚れを拭き取るが良い。何故ならおそらく隣人のそれには染みが無いからだ。 1340. 困っている時の友は少ない。 1341. 本物で真実の友は、指で数えられる。 1342. 不親切に与える事は、悪人の負担である。だから持っているものを気持ち良く与えよ。 1343. 平和は、全ての畑、全ての愛、全ての家族、全ての共同社会の肥しになる。 1344. 元気で大胆であることは半分勝利したことであるが、不義な財は簡単に消え去ってしまう。 1345. 勤勉な者にとって一週間は7日であるが。怠け者にとって70夜である。 1346. 不義者と愚者はモグラの様である。それに対して他人や隣人は、ずる賢い。 1347. 真の偽りは全てを所有できる。しかし真実は生命を持つ事が来る。 1348. 愚行を行う愚者は、全ての愚行のために存在する。 1349. 思考の代わりに、人々は人間を絞首刑にすることすら出来る。 1350. 多くの坊主、権力者、その他の不義者においては、思想すら税がかかる。 1351. いんぎんであることは、最大の粗暴であり、無礼である。 1352. 火傷をした子供は火を恐れる。何故なら肉体が大事であることを彼は学習したからだ。 1353. 経験はいずれも、巨匠の教えより多くのことを成す。 1354. 塩気の有る水は臭い。使用された鋤は光る。 1355. 使用された鍵は、知恵者がいつも知恵が有るように光っている。 1356. 坊主や権力者が人間の名誉を汚す時、思考すら禁じられる。 1357. 信仰者は、途方もなく忍耐強く謙虚である羊や犬のようだ。 1358. 死に対する薬草は無いが、知恵者)は死も信頼する。 1359. 最大の貧困は欲張りである。何故なら彼は決して満ち足りないからだ。死んで口に溢れる土を入れた時。初めて満腹になる。 1360. 財布の金は、全ての坊主と権力者を親しく呼べる。 1361. お金と欲張りは、苦しみと悲しみをもたらす。 1362. お金は盗人にし、不義は坊主や権力者にする。 1363. 栄誉を失う者は、全てを失う。 1364. 知恵の無い人々は多くを知る。知恵者は知ったことを行う。 1365. ゆったりとやっても随分はかどるが、師匠はその人の後で叫ぶ。 1366. 多く持ちすぎるより、十分持つ方が良い。 1367. 利口な雄鶏も、キツネに食べられる。 1368. 吠える狼は、実際の狼より恐れられる。 1369. 速度は魔法ではないが、ゆったりしている事は。柔軟性が有る事だ。 1370. 殺人者が長く生きないように、権力者は決して長い間統治しない。 1371. 健康は最大の富であり、労働の娘である。しかし健康は失われて初めて有り難がられる。 1372. 不義者である坊主、裁判官、権力者にあっては、暴力が権力より優先する。しかし彼らはそうすることによって、地獄の門に立つ。 1373. 強要された偽りの愛と、彩られた美は、決して耐久性と色彩を保持し続けることが出来ない。 1374. 与えることに無分別であってはならず、受取ることに盲目的であってはならない。 1375. 必要としている者に与えよ。そうすれば創造が二倍のものを貴方に与えてくれる。 1376. 真実、愛、知恵は、世界で最も貴重な財産である。何故ならそれによって生かされ、生命は明るくされるからだ。 1377. 不義者は甘くすると付け上がる。庇を貸すと母屋を取る。 1378. 信仰は思考より容易で、安楽である。だから多くの坊主や信者がいるのだ。 1379. 明き盲は愚かである。それが不義者の宿命である。 1380. 死人は青白いように、人は類を持って集まる。 1381. 均等に橋の上で荷を背負う者は、決して背中を折らない。 1382. 異なった血、異なった財産、異なった年齢、それは最善の夫婦となる。 1383. 不義な賭けで幸福を掴む者は、愛において不幸を掴む。 1384. 不義、幸福、ガラスは、何と壊れやすいのだろう。 1385. もはや変えることが出来ないものとして忘れる者は、幸福である。 1386. 金の宝石は人間を良くしない。 1387. 創造は絶え間無く全世界に挨拶をしている。しかし人間は創造に感謝しない。 1388. 知恵者は生命について配慮するが、愚者は安定した人生を配慮する。 1389. 創造の目は決して眠らない。その道は不可思議である。 1390. 結婚式、誕生、義も。大騒ぎしない。 1391. 評判が良くて誇示する人は。自分の勘定を決して支払わない。 1392. 善意は、まだ一度も人の足を折ったことが無い。 1393. 攻撃は最善の防衛である。しかしそれは死と悲しみをもたらす。 1394. 急がば廻れ。 1395. 優れた話は全ての道を短縮する。 1396. 善は善に役立ち、悪は悪に役立つ。 1397. 良い手本は、いずれも半分の説教を代理する。 1398. 良質の品を褒めて薦めてはいけない。何故なら良い品物は黙っていても売れるからである 1399. 宗派論者やキリスト信者は、皆、邪悪な法律家である。 1400. 敏速な報酬は敏速な手を作る。しかし郡長が来て言う。「私は賃金を差押える。」と。 1401. 遠く離れた兄弟姉妹より、近くの隣人の方が良い。 1402. 良い助言は絶えず貴重であるが、それは炎のように遣ってくる。 1403. 良い種は皆芽を出し、穀粒になる。 1404. 不義者がお金を持つと、世界は衰える。 1405. 急いで結婚すると、長い間後悔する。 1406. 血族結婚は恥であり。良くない。 1407. 結婚は、なるほど成年にするが、心配はそれ故に離れていかない。 1408. お金は絶えず世界を支配するが、知恵は生命を明るくする。 1409. パンを盗む者は、今日は紅顔であるが、明日は白骨である。 1410. 自らを助けよ。そうすれば創造が貴方を助けてくれる。何故なら創造は、貴方の内にも他の全ての人々の内にも在るからだ。 1411. 牢屋の中では最も甘い蜂蜜も苦い。 1412. 善なる話に花が咲く。 1413. 希望し、待ち焦がれる者は、愚者になる。 1414. 高い木は沢山の風を受け止める。しかし風は、広い野原の上をすばやく飛んでいく。 1415. 感謝に対する悪臭。報酬に対する蔑み、それは不義者のスローガンである。 1416. 忍び歩く者に対して、いつも身を護れ。何故なら音を立てる者は、貴方に何もしないからだ。 1417. 激怒している時に、笑うことの出来る人から身を守れ。 1418. 貴方は決して心配を支払うことが出来るほど、多くの借金をすることは出来ない。 1419. 70人の不義者が一人の賢人に導かれることは、70人の賢者が一人の愚者に導かれるよりずっと危険である。 1420. 坊主。権力者、その他の不義者は、罪人の晒し柱にかけられても尚尊ばれていると感じる。 1421. 籠が狭ければ狭いほど、自由は美しいと思われる。 1422. 外果皮が固ければ固いほど、実は柔らかい。外皮が苦ければ苦いほど、実は甘い。 1423. 人生の学校は全ての書物より優れている。 1424. 当然の怒りに落ちる者は、忠実であり。誠実である。 1425. 貴方が誰かと相続財産を分けることになった時。貴方は真に信頼出来る者を知るようになる。 1426. 聖なる怒りに叱責される事は。元気を回復させてくれる泉のようだ。 1427. 男が死ぬと、相続人は彼から髭を盗む。 1428. 人にアルコールが入ると、理性が消える。 1429. 裏切り者と愚者が世界を支配している。 1430. 不義者の家の中ではローマにいる法王と同じく、十分に口論出来ない。 1431. どんな喜びも純粋ではない。何故ならいずれの喜びも一滴の苦さか含まれているからだ。 1432. 神殿や偶像を祭った寺院では、堕落した不義者だけが通う。飢えで衰弱したネズミだけが、空の穀物倉庫に入っていくように。 1433. 地獄に至るにも天国に至るにも、全ての人は同じ距離をもつ。何故なら彼等は。自分自身の内を調べてみなければならないからだ。 1434. 砂漠の砂は安い。不義者の手の中にある贈り物のように。 1435. 激怒の中では、誰も良い影響を与えない。何故なら誰もが思い上がりを悲しんでいるからだ。 1436. 簡潔が機知の味である。簡潔な言葉もそうである。 1437. まことに、夫婦の懐に全ての家の運命がかかっている。 1438. ローマで栄冠を授けられている者は。世界中で嘲けられる。 1439. 混乱に乗じて利を占める。 1440. 最も美しいリンゴも虫がいる。不義者の間もそうである。 1441. 戦争よりアルコールで、もっと多く人間が死んでいる。 1442. 窮したときには、ぜいたくは言えない。 1443. 裁判で勝った者は、裁判が宝くじのようなものであることが決して判らない。 1444. 裁判官判決を下す世界は、滅亡する。 1445. 不義者よりもっと不義である者は、裁判官である。 1446. 高望みをした多くの者が、既に絞首台で死んだ。 1447. イラクサを下から上に撫でる者は、刺されない。 1448. 鐘の音は、高い塔でのみ美しく鳴り響く。 1449. 人の地位が高くなればなるほど、彼の人生は苦労の多いものとなる。 1450. 人が栄誉を享受すればするほど、人生は苦労の多いものとなる。 1451. 洞察力を持ては持つほど、思い遣りが出る。 1452. 夜遅ければ遅いほど、客が好ましければ好ましいほど、最も美しい祝宴が実現する。 1453. 思慕は大きく湧き上がる心によって募る。 1454. 教育や練習がなされていなければいないほど、人は妄想に苦しむ。 1455. どんなビンでも栓があるように、公正な女は皆夫を持つ、 1456. 全ての鐘は鐘の舌を持つ。公正な男が皆、妻を持つように。 1457. 人間の独自なやり方が、なるほど彼の気に入る。だから世界は愚者で一杯になる。 1458. どんな馬鹿にも誇りがあるように、愚者は自分独自の不幸に陥る。 1459. 利害得失無く、他人の事に気を取られずに、自分の事に責任を持て。 1460. どんな職人も独自の師匠であろうとするが、多くの者はその時、足の骨を折る。 1461. 誰もが自分の幸福を自分で作る。誰もが自分の門を開けたり、ハンマーで叩く。 1462. 誰もが自ら隣人である。しかし隣人は、同じく隣りにいる。 1463. 自分の家族を持つ者は、自分の庭で草むしりするが良い。 1464. 商売人は誰でも自分の商品を褒める。しかし多くの品物には欠哉がある。 1465. 愚者は自分の帽子を褒めるように、世界中を暴れ廻る。 1466. 全て鍋に蓋があるように、どんな娼婦にも堕落人間が付いている。 1467. 全ていつかは終わる、不義さえも。 1468. すべて穀粉にはふすまがあるように、惨敗の人にはみな叫びがある。 1469. 海の彼方にも人が住み、彼らの明日は今日である。 1470. 若者にも徳がある。老人はただそれを見ようとしない。 1471. 未発酵果汁は古い皮袋を破裂させる。又、樽の胴をはち切れそうにさせる。 1472. 公正な女とグラスは、絶えず不注意な者に壊される危険に瀕する。 1473. 法律の書は不義者の教義本であり、トランプ遊びは、彼らの法律の書である。 1474. 購入は賃貸しを償す。 1475. 骨の無い魚は無いように、欠点の無い人はいない。 1476. 泥棒のいない後援集団は無い。又籾がらの無い穀物も無い。 1477. 労働は市民の飾りである。祝福は努力に対する賞である。 1478. 邪悪な陰謀が働くところに、シラカバは成長しない。 1479. 追撃しない人は狩人でないように、文句を言わない人間はいない。 1480. 返事が無いのも一つの返事。 1481. 最も弱い鎖の環が、鎖の強さを決定するように、人間は自分の人生を決定する。 1482. 火の無いところに煙は立たない。 1483. 本物のバラには刺があるように、例外の無い規則はない。 1484. どんな知恵者も、あと一年も生きていたくないというほど年を取ったことは無い。しかし誰も死ぬことが出来ない程、十分若くは無い。 1485. 子供達は両親の話すことより、行っていることに、より注意する。 1486. 援助者であるために、小さすぎる人はいない。援助を得るには、大きすぎる人もいない。 1487. 子供逮が真実を話すように、愚者は嘘をつく。 1488. 子供の手はすぐに一杯になり、子供の怒りはすぐに静まる。 1489. 大人の手は一杯にすることが出来ない。何故ならその手は、貰ったものを絶えず直ぐに隠してしまうからだ。 1490. 貴方が誰かに、自分の悲しみを訴える行いをすれば、それが広がることは確実である。 1491. 完全に秘密にする事は、知恵者だけには託することが出来る。 1492. 坊主を信頼すれば、貴方は自分を馬鹿者にする。 1493. 賢い鶏がいるとすれば。イラクサの中にも卵を産むだろう。 1494. たとえ怠惰な者にとって労働が厳しい活動であっても、労働はいずれの手仕事にも属する。 1495. 笑っている坊主や権力者は、ニヤリと笑っている蛇と同じく、信用出来ない。 1496. 小さな贈り物は友情を保つ。大きな贈り物は強欲を駆り立てる。 1497. 小さな鐘はリンリンと鳴るが、大きな鐘は大きな音を立てる。 1498. 心配は年と共に増す。 1499. 小さな子供が両親の懐に抱かれるように、大人達は財布の上に横になる。 1500. 小さな原因はしばしば大きな結果をもたらす。大きな原因は、しばしばほんの小さな結果しかもたらさない。 1501. 小さな盗みと同じく、チリも積もれぱ山となる。 1502. 苦しみが訪れても、至る所で愛が門を開けてくれるとは限らない。 1503. 勝てば官軍、権力は法に優先する。 1504. 乞食が駄馬の所に遣ってくると、サウル王のように誇る。 1506. 雌鶏が鳴き、雄鶏がゴツゴツと鳴くなら、家計の具合が悪い。 1507. 病気は鳥のように早くやってくるが、去る時は歩いていく。 1508. 産まれぬ卵を決して気にしてはいけない。卵を産むことの出来る鶏すら、いないのだから。 1509. 時折の短い訪問が、刺青と親類を保つ。 1510. 老練の人がいない限り、決して客を招いてはいけない。 1511. 人が独身で長く過ごせば過ごす程、自堕落になる。 1512. 独身でいることは臆病であることだ。 1513. 独身でいる者は、時を損なう。 1514. 独身でいることを決めた者は、隠遁者になる者である。 1515. 長い衣装に足りない感覚、まことにそこには真実か含まれる。 1516. スカートが短くなればなる程、お下げは長くなる。 1517. 長い髪の毛をした男は考えが浅い。 1518. のろまはいつも仕事じまいする。 1519. ドアを解放しておくが良い。そうすればスパイや盗み聞きする人は過ぎゆく。 1520. 舌が思考より早いと、直に悪と禍が蔓を延ばす。 1521. 既婚者は髭を伸ばすが、独身者は髭を付けず往来する。 1522. .誠実に怠らなければ、偉くなる。 1523. 瞬間々々に死ぬかのようにして生きよ。しかし永遠に生きていたいと思っているように活動せよ。 1524. 古い世界に従って生きよ。そして新しい世界に吠えるように話せ。 1525. 実の付いていない穀物のみが、高く真っ直に立っている。 1526. ローマ法王がサイを投げると、法王直属の修道院長力涜春に走る。 1527. 悲しみはずっと続くのではない。焦燥のみがそれを悪化させる。 1528. 何かを貸すことは表向きの友達を作るが、何かを取り返す事は、必ず敵を作る。 1529. 仕えたり謙虚であることを、決して学んではいけない。そうすれば貴方は決して一人で支配しないだろう。 1530. 絶えず隣人の為に愛を行え。そして彼の垣を決して取り壊してはならない。 1531. 愛はどんな願いにも先んじる。しかし偽りの愛は盲目にする。 1532. 偽りの愛は。真の愛や咳がそうであるように、暴露する。 1533. 偽りの愛は時を奪う。そして時は、偽りの愛を再び放逐する。 1534. 偽りの愛は性交を煽り立てる。しかし真の愛は愛が熟するまで、性交を違反であり、破廉恥な行いだと見なす。真の愛は、7か月、7日、7時間経てば、自ずとそれを求める。 1535. 死んだトラより生きた犬の方が良い。 1536. 臆病を助成するより、隠者として生きる方が良い。 1537. 全てには時がある。揺り籠で泣く赤ん坊もそうである。 1538. 臆病から結婚しない者は。臭い泥沼にまみれる。 1539. 貴方が叱ることの出来るものを褒め、褒めることの出来る者を叱れ。そうすれば隣人が高められる。 1540. 嘘はいつも直ぐばれる。それは牢獄の綱に吊り下がっている。 1541. 享楽と喜びはその都度直ぐ死ぬが、悩みは非常に年を取る。 1542. 義に生き、平和に死んだとは、すべての不義者の喜びを台無しにしたと言う意味である。 1543. 大きくなく中庸な幸福が、最も長く続く。 1544. 多過ぎる幸福はすぐに死ぬが、中庸さは非常に年を取る。 1545. 知恵の無い者は、着ている衣装によって人々を迎える。知恵者は、彼らの悟性に従って迎え入れたり去らせたりする。 1546. 真実は印刷されたり加圧されるが、決して窒息させられたり殺されたりはしない。 1547. 大抵人生によって敗者であった人は、死にあって讃えられる。しかし人生においていつも勝利者であった人は、死において見捨てられる。 1548. 愚行と悟性は顔を見れば認識できる。しかしそれにも拘らず多くの人は破滅の一途をたどる。 1549. 大ホラ吹きは考えが浅い。その中に大きな真実も含まれている。 1550. 愚者の愚かさは目の中に光っている。そして彼らの涙は燃える灰汁のようだ。 1551. 知恵者は大ホラにだまされない。しかし彼らはいつも笑いと沈黙のみを保つ。 1552. どんな嘘付きも陰謀家も、知恵者をだませるほどうまくない。たとえ知恵者が沈黙し、からかわれるままに笑っていても。 1553. 愚者、精神異常者、無知な者、坊主、権力者、此の世の全ての不義者は、知恵者を欺むき、だますことが出来ると誤った信仰を持っている。しかし彼らは、知恵者がただ親切で好意だけしか無く、万事に沈黙し、そして悲しみの在る事に気付かない。 1554. 知恵者は嘘をつかず、欺かないから知恵者なのである。しかも知恵者は偽りを言わずに、真実を言い抜く事が出来る。他の人々はそれが出来ない。 1555. 訴えること無く悲しみを知れ。そうすれば貴方は人生を容易に耐えるだろう。 1556. 誠実に愛する事、そして歌う事、それは決して無理強い出来ない。 1557. 権力者や坊主に手を差し出すより、森や山の中で隠遁者として暮らした方が良い。 1558. 多くの人々は倒れるまで祭を祝う。そして彼らは酔っぱらい。ろれつが廻らなくなる。 1559. 人はまだ戦うことが出来るかぎり、平和を作らなければならない。さもなければ、彼は病み衰え、病気の虜になって床に伏す。 1560. 鉄は熱いうちに打て。冷めると曲がらなくなる。 1561. 一口の分量は、決して口より大きくならない。 1562. かゆくない時には、引っ掻いてはいけない。 1563. 塩付けにしたり貯蔵出来ない程、決して多く屠殺したり収穫してはいけない。 1564. 二兎追う者は、一兎も得ず。 1565. 無実な者は、他人が犯した罪の故に、好んで罰せられる。 1566. 人は野菜や果物より、廃物のことで大騒ぎになる。 1567. 地獄の中に誰かを探す者は、自らその中に隠れている者である。 1568. 多くの人はよく奇妙な事を思い付く。 1569. 下手な鉄砲も数撃てば当る。しかし多くの者は、標的を撃とうとして当てが外れる。 1570. 丸木から一台分のまきを割る人もいるし、一台分のまきから。小さな丸太を作る者もいる。 1571. 多くの人は長い間幸福を夢見、寝ている間にそれを失っている。 1572. 多くの人は、その人から革を盗んで靴を贈る。 1573. 多くの人は、走ることが出来ないうちに行動しようとする。多くの人は、話すことが出来ない内に、口をはさもうとするように。 1574. 女達は皆姉妹である。何故なら彼らは共通して同じ目的の為に恥部を持つ。しかし男は、皆兄弟ではない。なるほど彼らは恥部があるが、彼らの間には多くの堕落がある。 1575. ホモセックスを行う男達は堕落した者である。彼らは生命と創造を冒涜する者である。 1576. ヒユードラーク(蛇)は9つの頭を持つ。猫は9つの生命を持つ。人間は9つの邪悪な悪徳を持つ:殺人、戦争、信仰、盗み、悪臭、欲深、けち、偽り、無知。 1577. 失敗はそれを再び犯さないことによって取り除かれる。罪は損害の償いをし。損害を受けた者を助け、再び同じ罪を繰り返さないことによって取り除かれる。 1578. 何事も引き延ばしてはいけない。何故なら早く行ったものは。遅かれ早かれ金利をもたらすからだ。 1579. 何も出来ない事は恥ではない。しかし何も学ばないことは恥である。 1580. 北であろうと東であろうと、南であろうと西であろうと。故郷が最高である。しかしこのことは、自分の故郷を選択できる場合のみ限る。 1581. 背に腹は変えられぬ。 1582. 苦境は鉄もしんちゅうも破る。しかし決して人の心を破らない。 1583. 水が澄んでいるところだけ、底を見ることが出来る。しかし汚れた水の底も潜れば探測できる。 1584. 坊主、不義者、権力者を、貴方がたは正しいと思っている。何故ならまことに貴方がたは、いつも人民の下僕に過ぎないからだ。 1585. どんな賞も勤勉無くしては実!見しない。人は勤勉を成就する。 1586. 秩序は生命の半分である。だから貴方は全てに譲歩すべきである。 1587. 人生に秩序を持つ者は、多くの幸福と祝福を得る。 1588. 人生に秩序を持つ者に、嘘をついてはいけない。 1589. 定めた場所に在るものは。多くの時間と邪悪な言葉を節約する。 1590. はげ頭は、まだ長い間、僧侶にしない。 1591. 吟味は学習に勝る。しかしまず第一に、全て思案されるべきである。 1592. 時間厳守は、あらゆる正直な人間の礼儀である。 1593. 人生において時間厳守する人は、時間を回復させるものである。 1594. 時間にルーズな事は、人間の邪悪な性格を明らかにする。 1595. 時間厳守は、生命の半分である何故ならそれは時と祝福をもたらすからだ。 1596. 他の存在をからかって苦しめてはいけない。それも貴方力嗜しみを感じるように感じるからだ。 1597. 復讐は小さな不義を大災害にする。 1598. 遊ぶ体に錆が付く。だから決して休まず、決して錆ついてはいけない。 1599. 話すことは銀、沈黙は金である。 1600. 悪行は皆後悔させる。ゆっくりとだが確かに。 1601. 宇宙は一日にして成らず。 1602. 嘘付きは皆、真実を聞かねばならなくなる。 1603. スイバ(酸葉)は食事を愉快にする。しかし甘いものは要求不満を起させる。 1604. 赤面は、花や西洋ノコギリ草のそれの様に、最も美しい色彩である。 1605. コガネムシは年々歳々糞尿を転がし、そこに卵を産む。そして決して自分の産んだ子を知らない。不義者も一生涯そのように生き、盗み、殺害を犯す。そして来世がどんな邪悪な生まれ変わりになるかを知らないでいる。 1606. 鋭いハケは羊毛を掻き落す。しかしふくよかな女性の胸は多くの母乳を与える。 1607. ウニが精子を海に注ぐように、不義者は僅かな善を辺りに荒々しく撒く。 1608. タツの落し子は雄の袋に産み、そこで卵はかえり生まれ出るように。不義な女も子供の重荷を夫一人に背負わせる。 1609. 母や乳母が眠ると、子供が泣き叫ぶ。 1610. ほどほどにすると良い遊びが出来るが、遊びは決して中庸さを知らない。 1611. 礼儀と率直な手を持って、人は全地を旅する。 1612. 日和見で多数意見に従う者は、自分の不快な性格を明らかにする。 1613. 正直な娘を得たいと思う時は、正直に両親と付き合うべきである。 1614. 女達が派手に喧嘩をすると、低俗な言葉や亀裂が生じる。 1615. 不正直な女は、世界中で互いに長々と喧嘩する。 1616. 不正直な女は、ハイエナが一切れの腐った肉を争うように、互いに戦う。 1617. 互いに争う女は余り役立たず、実際の自分とは異なる別な何かを下品に芝居する。 1618. 女の基準は礼儀であり、仕種である。あらゆる立場において、自分と同じ人に親切で平和であるなら。彼女は正直な人間である。しかし時々でも、自分と同じ人々と争うなら。彼女は不正直な人間である。男も同じである。 1619. 争う女はハイエナの様であり、男の争いよりずっと始末におえない。何故なら女達の喧嘩は、いつまでも残っているが。男達の喧嘩はさっぱりしているからだ。 1620. 礼儀。真実、愛。言語。知識があれば、人はいつでもそれ程困ることは無い。 1621. 家族、共同社会、母国に、娼婦や男娼がいてはならない。 1622. 坊主や権力者とはうまくやっていけない。何故なら彼らは、貧しい者に毒のサクランボを与え。自らは良いものを食べるからである。 1623. 脂身でネズミを捕らえるが、シラミは指で捕らえる。 1624. 多くの人がいると宴会が出来、少ない人数だと倹約できる。 1625. 多く人がいると、非理性的に遣り繰りするが、少しの人数なら仲良くやっていける。 1626. 持参金はしばしば男の毒である。何故ならしばしば争いと不幸を寄贈するからである。 1627. 新しい友を得るために、古い友の関係を決して破ってはいけない。 1628. 船の側で泳ぐことは良い。しかしクモは巣の中で何をするのだろうか? 1629. 邪悪な愚者の手は、全て机と壁を汚す。 1630. 夜になると距離は全て倍になる。何故なら暗闇の中で。人々は不安で臆病になるからだ。 1631. 事件が起きてから人々は知恵に満ちる。しかしその出来事を忘れると、人々は又前のように皆愚鈍になる。 1632. 仕事を終えてから休むのは良い。何故ならそれは力と新たな勇気をもたらすからだ。 1633. 笑いの後に悲しみが訪れる。それはすべての愚者の行っている事だ。 1634. 食事の後、千歩歩くことができるのを見るが良い。 1635. 母の愛は最も美しい愛である。しかし創造の愛は最高の愛である。 1636. ~~ねばならないは、いつも固いクルミである。しかし~~してもよいは、優しい口付けのようである。 1637. 怠惰は怠け者のベンチである。知恵者の回復は。新しい行動となる。 1638. 早起きは3文の得である。夜は休息の時である。 1639. 真面目ですべてを食べ尽くさない人を信用し、観察し、絶えず与えるが良い。 1640. 夢は決してうたかたではない。何故ならそれは木のように実を結ぶからだ。 1641. 自ずと貧困は怠惰を求める。 1642. 愚者は決してベッドの中で死なない。登山家や深く泳ぐ者がそうであるように。 1643. 溜息をつくことによって、決して仕事の半分は終わらない。 1644. 点滴、石をもうがつ。人間の頭も酒によってそうなる。 1645. 強さは忍耐の庭に成長する。愛と恩寵もそうである。 1646. 備えあれば憂い無し。しかし愚者にはミルクもパンも無い。 1647. 朝の紡ぎは苦しみの種。タベの紡ぎは楽の種。 1648. 幸福な者は心配が無い。しかし心配の無い者は不幸である。 1649. 夫婦が長く続く為には。夫も妻も誠実であるがよい。 1650. 食事は脂肪を付ける。それは感じの良いものではない。 1651. 独立独行一一が男の本領。 1652. 若い時に辛い仕事をした者には、平安な老後が来る。 1653. 文書ではっきりと読まれても、筆者が死んで長い時が経つと、書かれなかったものは口から口へと偽造される。 1654. 誰もそれ以上知らないうちは、まだ書面には表わされない。誰もまだそれを知らない時、書付にしてそれは話される。 1655. 親戚は互いに好意を持っているが。ただ遠くの方からそうしているだけである。 1656. 餅は餅屋に任せておけ。そうでないと貧困の中でデップリ太ってしまうだろう。 1657. 美、愛、悟性のように、理性と義が一緒に揃うことは稀である。 1658. 美しく不義な女を朝に讃える毎く、夜には一日を讃えるべきである。 1659. 美しい姿はいつも大きな暴威を持っている。 1660. 知恵の無い者は、早く決断していつも腹立しい気持になる。 1661. 急いで飛躍しても、めったにうまくいかない。大抵それは不幸と小言をもたらす。 1662. 別れは全て、真実の愛に長所のみをもたらすが、偽りの愛は、離れることで破れる。 1663. 別れは、全ての偽りの愛にとって死である。 1664. まことに忠実は稀な客である。だから人々はそれを持つとしっかりと放さない。 1665. 忠実な人間には、創造自らが感謝を貯蓄してくれる。 1666. 酔っぱらいは皆、よろめく。偽りの愛もそうである。 1667. 人は絶えず自分の義務を行うが良い。創造も自分の義務を行っている。 1668. 正しい行いをし、誰も恐れてはいけない。それが貴方にとっていつも最良の担保である。 1669. 幸福な人には快活な主人が微笑みかける。 1670. 全ての不義を制圧して前進せよ。何故なら義が勝利するからだ。 1671. 高慢力が稀にしか効果が無いように、我儘も嫌気をもたらす。 1672. 名人も稽古次第。しかし見習はがらくたを作る。 1673. 真に好意が持たれるためには、賢くあってもならず、愚かであってもならない。 1674. 知恵者は決して好意が持たれない。何故なら彼は愛されるからだ。 1675. 死も無償ではない。何故ならそれは生命に係わるからだ。 1676. 死は無償ではない。何故ならそれは新しい命をもたらすからだ。 1677. 忘恩の習いではない。そうではなく人間の嘲りである。 1678. 不幸はウールの靴下ではなく、低能な人間の痛快さを持っている。 1679. 雑草が絶えず成長し新芽を出すように、人間は不義を掲げる。 1680. 過剰は樽をゆっくりと破裂させる。それに対してクサビは決して役に立たない。 1681. 不義な財は繁栄しない。不義者もそれに破れる。 1682. 全て不義は短期の真実を持っている。三番目の相続人は、もはやそれを見ない。 1683. 片目の人が盲人の間で王であるように、盗人は(死人などの)衣服を剥ぎ取った人々の中で神である。 1684. 御喋りをする人の間で、口数の少ない者は、最も賢い者である。 1685. 禁じられた食物は一番美味である。しかしそれを食べる者は、最後のものとなる。 1686. 小さな疑惑は友情の毒である。一度疑惑が生ずると必ず友情は壊れる。 1687. 傷つくのは簡単である。急ぐことは青ざめることである。 1688. 仲直りした敵は、継ぎ接ぎの友情と同じく信用出来ない。 1689. 試みはなるほど賢くするが、悟性はより優れた資本である。 1690. 不義者を赦すことは、復讐することである。 1691. 絞首刑にしたことが無くて、絞首台がどんなものか判らない。 1692. 敵を多く持つ者は、多くの栄誉を持つ。 1693. 船頭多くして船、山へ登るである試過ぎたるは及ばざるがごとし。 1694. 多くのものを一つに纏めることは、難しい。 1695. 一杯に入った樽は、響かない。坊主や権力者に身分が無いのと同じである。 1696. 伝え聞きやもう一度それを語ることから、人は嘘を付くことを学ぶ。 1697. 陰口に対して誰も安全ではない。何故ならそれは坊主や権力者によって言われるからだ。 1698. 行う前に考えなかったこと、それは既に多くの者に死をもたらした。 1699. 開始する前に、良く考えるべきである。 1700. 誠実に何かを始める者は、確実に勝利する。 1701. 禁じられた実は甘い。しかしそれに対して誰もが償いをする。 1702. 陰謀家は絶望するが良い。貴方は必ず絞首刑にされる。 1703. 上品な債務者はめったに、又は決して支払わない。 1704. 粧し込んで行ったり来たりする者は、ただお金だけを問題とする。 1705. 愚者の外観は長ったらしく伸び、愚行は何メートルも伸びる。 1706. 壁に耳あり、愚か者の耳が側立てている。 1707. 或る者に嫌なものは、或る者に喜ばれる。 1708. しらふの者力^考え。沈黙していることを、酔っぱらいはしゃべる。 1709. 知らぬが仏である。 1710. 自分がして欲しくないことを、他人にしてはならない。 1711. 決して愛を水で消そうとしてはいけない。 1712. 1つ知ることは非常に良い。2つ知ることは良い。3つ知ると、直に100を体験する。 1713. 良い釣り道具になるものは、時機を逃さず屈曲する。 1714, 朝の5時にする事は。夜の10時に良くなる。 1715. 太い穀物の茎は、実を付けない。 1716. 不義者が30才までに学ばないことは、一生学ばない。 1717. 長く続くものは。決して発酵しない。 1718. 義人から取るものを、不義者は再び不義者から盗む。 1719. 喜んでしたくないものを、最初に片付けるべきである。 1720. 我慢出来ないことは出来るだけ避けるべきである。避けられないことは、しばしば甘んじて受けねばならない。 1721. 屡々好きだから叱責される。しかし不義者は好きでないのに褒める。 1722. まず咲かなくては香らない。何故なら彼は、大赦そのものであることを信じているからだ。 1723. 門が開け放しなら垣根は何の役に立とう。鞍の無い馬、スープの無いさじ、夫のいない女。妻のいない男は何の役に立とう。 1724. 樽は、いつも一番最初に満たされたものの味がする。 1725. ベッドで死ぬために生まれた者は、絞首台で死なない。 1726. そうなると定められた者は、平らな地上でも足の骨を折る。 1727. 何の助言も受けようとしない者を、助けることは出来ない。 1728. 人は忠誠を誓っている人の首にも綱をかけるだろう。 1729. 知識は山をも動かす。しかし信仰は奴隷にする。 1730. 不義者は調子に乗ると酔っぱらって氷の上で踊る。 1731. 盲が足萎えの人の手を引くと、両者共その場を動くことが出来る。 1732. 法王が売春婦を慰めると、大修道院長は大酒を飲んで酔っぱらう。 1733. 法王が売春婦を妊娠させると、大修道院長は子羊に乗る。 1734. 坊主が信者から一個のリンゴを盗むと、法王は木全体を盗む。 1735. 坊主が貧しい男の所に来ると、盗めるものを盗む。 1736. アルコールの効き目が無いのは、酒呑みの責任である。酒呑みが何の役にも立だないのは、アルコールのせいである。 1737. 冗談や茶目が最善になると、知恵者は止める。 1738. 不義者は困ると僧侶になる。 1739. 見張り人が目を醒ましていないと、盗人が見張る。 1740. 坊主が洗礼を受ける時には、大酒を飲まねばならない。 1741. 不義者が酔うと、彼らは殴り合いの喧嘩をしなければならない。 1742. 困難が一番大きいと、創造は最も近ぐにいる。 1743. 堆肥の山は娼婦、男娼、ホモセックスの人々より臭くない。 1744. 老いた犬が吠えると、必ず未知らぬ人がいる。 1745. 義人か今日言うと、不義者は明日言う。 1746. 悪人の恩寵を受けると、負債を負う。 1747. するべきことが出来るなら、欲した事は全てできるだろう。 1748. 官職で身を飾る者は、それが自分を抑圧しても訴えてはいけない。 1749. お金が鳴らされると、ドアや門は開く。 1750. 2人の愚者が争うと、必ずそこにそれを喜ぶ第3者がいる。 1751. すべてのために戦う者は、全ての武器で武装していなければならない。 1752. 月曜日はいつも来週末の前提である。 1753. 最も多く嘆く者は、最も気持の良いと感じる者である。 1754. 相続人の愛を信じている者は、真実を略奪させる者である。 1755. 嘘偽り無く正直に語り、自ら相続財産を捨てる程十分に偉大な人は、ほんの僅かである。 1756. 人を呪わば穴二つ。 1757. 真の愛から結婚する者には美しい昼と夜がある。しかし偽りの愛から結婚する者は、昼も夜も彼にとって地獄と成る。 1758. 一生のために学び尽くしたい者は、墓に入って良い。 1759. 十分忍耐する者は、勝利を得る。 1760. 裸足で歩く者は、魚の目に悩まされる。 1761. 家を立てようとする者は、1に対し30を見込んでおかなければならない。 ![]() 006 1762. 一度条件を付けると、いつも文句ばかり言うようになる。 1763. 相談せずに大衆に従う者は、自分独白の意見を持たないが、多くの愚者を周りに持つ。 1764. 自分の意見を主張出来ない者は、女でも男でもない。 1765. 川を干上がらせようとする者は、源泉を止めなければならない。 1766. クルミを割らない者は、核に達しない。 1767. 法王を父に持つ者は、全てに権利を持ち、全ての害悪を行うことが許される。 1768. 法王を従兄弟に持つ者は、枢機卿職について心配することは無い。 1769. 義は義人のみに在り、坊主。権力者。闘士にはない。 1770. クロイツェル(ドイツ。オーストリアの小貨幣)を尊ばない者は、決して上手な家政が出来ない。 1771. 鞭を恐れる者は、ただ鞭で支配することが出来るだけである。宗教教義を恐れる信者が。教条だけで生きることが出来るように。 1772. 真実を行わない者は、直ぐにそれを失う。 1773. 見張る者は。盗人のように罪を負う。 1774. 全ての選択は、その苦痛を持つ。 1775. 階段を高く登ろうとする者は、一番下の段から登らねばならない。 1776. 一度嘘を付く者は、決して真実を保持しない。 1777. 一度的を射ただけでは。まだ長い間、射手には成れない。 1778. 寄食者は長い間眠り。他人に養われねばならない。 1779. 他人のために生きている者は、既にとっくに自分のために生きているのである。 1780. 荒々しい犬は、まだ長い間。強くはない。 1781. 一度嘘を付くと、その者が真実を話しても人は信じない。 1782. 受ける者は大声ではっきり話し、与える者は頑強に沈黙せよ。 1783. 誰かに真ひから喜んで何かを与えたい場合、その人は尋ねだりせず、行って与えよ。 1784. 公正な真実の事柄のために寄与する者は、自ずと良い報酬以上のものを得る。 1785. 創造とその真実のために寄与する者は、確かに3度平和で愛に満ちた生まれ変わりをするであろう。 1786. 使命により定められたあるべき姿より、高位に付く者は皆、そうありたいと思った地位より何倍も下に落伍する。 1787. 水晶の瓶やガラス窓のある者は、やたらに石を投げるべきではない。 1788. 雨に濡れて立ち、雨に濡れて働く必要の無い者は。乾いた中に座り。笑うことが出来る。 1789. 不正な価値を流布させる者は。殴られる。 1790. 天国を理解できるためには、地獄を体験しなければならない。 1791. 地獄を通る者は。どんなに楽園力演しいかを知る。 1792. 地獄に生まれる者は。地上で楽園に居ると錯覚する。 1793. 下手に吹いて火を起こす者の目には、火花が敗る。 1794. 何かを自分で案出する者が親方であろうか、自分で何かを出来る人力;精通者であろうか! 1795. 誰が弟子であろうか・・・全て皆そうである。誰が死ぬだろうか・・・皆死ぬ。 1796. 賢くない者は不必要なものを買う。だから彼は負債を持ち、絶えず持っているものを売らねばならない。 1797. 戦争を説く者は、悪人と不義者の従軍聖職者である、 1798. 脅し、その際笑う者は、直に貴方を殺す。しかし長い間怒って脅す者は。決して貴方を殺さない。 1799. 保証人や抵当を使って何かを与える者の悟性は、虫に喰われている。何故ならこうしたやり方は、一人の義人も信頼を導くことが出来ないからである。 1800. 交換欲のある者は、詐欺を遺伝している。 1801. 子供達はいつも騒々しい。一人は歌い、一人は叫び、一人は殴る。 1802. 子供達は朝早くから晩まで、小さな犬の乳児のように騒々しく戯れ。叫ぶ。しかし神経は決して参らない。 1803. 子供達は、叫び、叱責、罰、殴打によって教育されないし、出来ない。何故なら彼らは大人に成ろうとする小さな人間であるからだ。 1804. 子供達が歌ったり、喚いたり、殴ったりすることに対して、理解することの出来ない者は、結婚する資格が無い。当然子供も持つ資格が無い。 1805. なるほど子供達は、叫び、歌、殴打によって大人の神経を曳きずるが、そのことで能力があるかないか、両親の一人であるか無いか、自分自身の子供を持つか持たないか、証明される。 1806. 大人は皆かつて子供だったのであり、他の全てより優れていなかった。それなのにどんな権利を持って大人は、子供達を侮辱したり、罵り叫んだり、殴ったりまでするのだろうか! 1807. 子供達を罵り叫んだり、侮辱したり、体面を汚したりする者は、誰も結婚する資格も、自分の子供を持つ資格も持たない。 1808. 子供達を罵倒したり、嘆き叫ぶ者は、大人、動物、植物にも同じような事をする。 1809. 非理性的なものは、叫ぶ子供ではなく、大人、動物、植物と同じく、子供とも交際出来ない大人である。 1810. 植物や動物を労り過ぎて駄目にし、人間を汚物のように取り扱う愚者が居る。即ちそれはプシケの調和が錯乱していることを証明している。 1811. 動物より人間を軽視する者の、脳の中は純粋である。 1812. 動物を人の子のように見なす者は、人間の敵であり。創造の皮剥人である。 1813. 動物を愛撫し、キスする者は、生命を馬鹿にする者である。 1814. 動物を愛の好餌と見なす者は、殺人者と同じである。 1815. 霊に混じり気は無い。愛は純粋である。だからその要求も純粋である。 1816. 男達がヒステリーだと死者が出るが、女達がヒステリーになると秩序が乱れる。 1817. 女が邪悪になると口喧しくなるが、邪悪な男は手を出す。 1818. 男達が共に争うと激しくぶつかりあい、頭を殴りあうが、それですっきりする。 1819. 女が喧嘩すると髪の毛を引っ張り合う。彼女等は野蛮に一対のハイエナのように振る舞うのだ。 1820. 争う男達は地獄に居る。それによって事故の犠牲者が出される。 1821. 闘争欲を持って戦う者は、時折盗んだり略奪する者と同じである。 1822. 闘争欲を持って戦う者は、夜親友を襲う者に等しい。 1823. 愚かさは愚者の飾りである。不幸はその低能さの報酬である。 1824. 争う者は。彼が人間になる時以外、公正ではない。 1825. 夫婦における意見の相違は。初めに解決されれば良い夫婦になるが、後々までそれが続くと、夫婦は崩壊する。 1826. 初めにある意見の相違は良い夫婦を作り、利益をもたらすが、年取ってからの意見の相違は、夫婦を分裂させる。 1827. セックスが強いと自慢する者は、ペテンにかけ、あからさまに嘘を付く者である。 1828. 性交の秘密を破る者は、巨大な豚である。 1829. セックスに関して絶えず二心をもって話す者は、無能であり、自分のパートナーにただ性急な性的満足を与える者である。 1830. 絶えずセックスについて話す者は、全てのタブーを破るだけでなく、この方面では不適者である。何故なら彼の力は、ただ口の中だけにあるからだ。 1831. 粉を挽きたいと思う者は製粉機を必要とする。良いお湿りがあるためには、その前に蒸し暑さが要る。 1832. 嘘を付く者は気の毒だ。彼は愚者の衣を着ているからだ。 1833. 贈り物を尊大に与える者は、まず第一にそれに対する感謝と報酬を望む。 1834. ただ希望するだけで、行動や働かない者は、貧しい者である。 1835. 鶏の刻に就寝する者は早起きをする。犬の側で寝る者は、いつも眠り、蚤と共に目覚める。 1836. 家の中で犬や猫を飼う者は、病気やペストにかかる。 1837. 猫が鼠を噛むと、ペストが人間のマットに落ちる。 1838. リューマチは邪悪である。だから決して家の中に「猫を持たらさない」 1839. 創造、又はその被造物に向かって唾を吐く者の顔には自分の唾がかかる。 1840. 盗んでも獲得しない者は、必ず損じる。 1841. 聞こうとしない者は、感じなければならない。痛みが彼に欝憤を漏らす。 1842. 夏と秋に収穫しない者は、冬厳しく貧しい。 1843. 時宜に適って来ない者は、邪悪な争いを挑発する。 1844. 時宜に適って来ない者は、自ずと損をする。 1845. 時宜に適って来ない者は、幸福と真実を逃す。 1846. 真実を見ようとしない者には、どんな眼鏡も役に立だない。 1847. 時宜に適って来ない者は、知恵者には成らない。 1848. 道理を持うて人を怒らせることが出来無い者は、知恵者には成らない。 1849. 持つことが出来なければ、その時、歩かねばならない。 1850. 節約出来ない者は、全ての利益も役に立たない。 1851. あまり高望みをする者は、必ず頭をぶつける。 1852. 子供がいない者は真の喜びも悲しみも知らない。子供を持たず死ぬ者は、十分な喜びを体験しなかった者である。 1853. 馬や牛を打つ者は。女や子供を鞭打つ。 1854. ゆっくりと。しかし確実に行う者は、必ず目的に着く。 1855. 他人に親切にしてやったと言う者は、再びそれを生活の為に欲する。 1856. 満腹の者だけが断食を讃える。何故なら彼らは絶えず間食しているからだ。 1857. 子供達は正しい枠内で教育されねばならない。さもないと彼らは軽い船に乗せられる。 1858. 栄誉と利得を衣装に置く者は、虫力1喰う。 1859. たとえ自らが困っていても、隣人にパンを与えない者は、死んだ方がましである。 1860. 既に懇願に臆病であった多くの者が。拒絶に嘆いた。 1861. 他人を信頼する者は、自分自身を信頼する。 1862. まず血気を抑えた者が大人である。 1863. 自分を低俗にし、低俗に生きる者は、動物に食われる。 1864. 既に今日喜ぶなら。明日まで待つべきではない。 1865. 暖まろうとする者は、まず暖炉を持たねばならない。 1866. 多くの人々は自らが聖所である。しかし他の人に取ってば畏れ(嫌悪)である。 1867. 自らが敵である者は。どんな時でも友ではない。 1868. 民が低俗であればあるほど。死刑を叫び、求める。 1869. 不潔な人、低俗な人、豚(汚れた人)は、棺を叫び求める。 1870. 極悪な人間だけが死と苦しみを要求する。そして殺害しなければならない者のか際さに寝そべる。 1871. 死刑の必要性を叫ぶ者は、地獄を準備する。何故なら彼には、永遠にずっと、殺人者に対する同じ法則が当てはまるからだ。 1872. 死刑の必要性を求めて叫ぶ者は邪悪以上のことをする。何故ならそれを推挙する者は、殺人者そのもののようであるからだ。 1873. 死刑を宣告したり執行する者は、いつか哀れにのたれ死する。 1874. 大鹿が誤って互いの角を絡ますと、互いに動けなくなり、殺さなければその角ば外れない。 1875. 自分自身をロバにする者は、他人め袋を背負わされる。 1876. 隣人の幸福を喜ぶ者は、自分の幸福に花が咲く。 1877. 豚の餌に紛れ込む者を豚は食べてしまう。自分を羊にする者を。狼力|食べる。 1878. 不義者は皆。草(erase)につまづき、鼻(n a s e)に落ちる。 1879. 適量を要求する者は、多く得る。多過ぎる要求する者は、何も得ない。 1880. ぜいたくに沢山食事をする者は早死にを催促する者で、無価値な遺言を作る者である。 1881. 権力者、大修道院長。坊主、ローマ法王から食を得る者は、直にそれがもとで死ぬ。 1882. 勇敢な者は勝利する。小胆な者は漏らす。 1883. 待つことが出来る者は非常に多くを得る。忍耐しない者は弄ぶ。 1884. 不注意にバラを折る者を、必ずバラは刺すであろう。 1885. 良い忠告を得たい者は、その為に見、聞き、沈黙するが良い。 1886. 親戚や至る所でいくらか重きを成そうとする者は、全ての人々をたまにしか訪問するな。 1887. 真に自分の過失を告白する者は、自ら自分の気持を楽にする者である。 1888. 貴方を助けるには余りに弱すぎる者も、貴方を傷つけるためなら十分強い。 1889. 怒ったり凶暴になったりする者には、決してナイフを渡してはいけない。 1890. 最後に笑う者が一番良く笑う。他人を食いつくす者は、残り者のみを食べる。 1891. 傍観は多くの人にとって労働より楽しい。傍観する者は、どんな仕事も楽である。 1892. 不和の種を撒く者は、他人の利益のために労働する。 1893. 自分のパンを食べる者は、自分の歌を歌う。 1894. どんなソーセージも客に従って焼かれる。 1895. 雇人は親方に似る。 1896. どんなジャムも、作る人に従って味が異なる。 1897. 老人が歌う時、若者は不安がる。 1898. 若者は決して老人から学んだようには歌わない。 1899. 勝つ者も居、企む者も居る。得る者も居、失う者も居る。 1900. 人は自分で床を敷くように寝る。そして人は、自分の考えるように話す。 1901. 谷に向かって叫ばれるどんな木霊も、皆、戻ってくる。 1902. 不義者が人間を破滅さまようとする時は、彼らに毒を盛る。 1903. やる気のある者に拍車をかけてはいけない。 1904. 全ては無常である・・一生涯・・。だから決して小胆であってはならない。 1905. 不義者に羨ましがられたくなければ、自分の幸福を一人で喜ぶが良い。 1906. 貴方は自分に知恵を尋ねるなら、まず第一に真実を携えることを学ぶが良い。 1907. 戦争が勃発すると、多くの地獄が広がるだろう。 1908. 貴方の贈り物は。貴方の使命でもある。 1909. 不義者がパンを秤るところでは、集団社会が苦境に苦しむ。 1910. 法王がワインを注ぐところでは、大修道院長は木で首を吊る。 1911. 良心と知識は。裁判官。権力者。法王、坊主を作らない。 1912. 信仰が王であるところでは、嘘が王子である。 1913. 法王が穀物を食べ尽くすところでは、僅かのパンし力S嗅らない。 1914. 法王、権力者、坊主がワインに酔う所では、殺人と戦慄が横行する。 1915. 法王が立ち去ると差し支える所には、刺客坊主が送られる。 1916. 良い煙突が煙るところには、平和と愛が鼓舞する。 1917. 家の中を不和が支配している所に、小間使の凶悪がある。 1918. 不義者が3人集まると、一人は愚者の長である。 1919. 義務が話されなければならない時、沈黙は犯罪である。 1920. 高らかな宣言を聞く時、門の前に嘘が立っている。 1921. 人間の目を覆い暗くすると、何も役に立たなくなるのが人間である。 1922. 泄応のあるところには、道がある。少なくとも細道、又は小道がある。 1923. 不義者の居るところには、殺人や殺害がある。 1924, まきが割られる所には、鋸屑と木っぱがある。 1925. 沢山のお金と富を持つ人の側には悪がある。しかしお金も富も無い所には、悪が二度ある。 1926. 裁判官が暴力を振るうところでは。権利が止まない。 1927. 幸福が遣ってくると、邪悪な謙遜が消える。 1928. 義人がどこかに家を持つと、不義者はその隣に寺院を置く。 1929. 原告が居なければ裁判官も居ない。それは絶えず調停者が居るより、何千倍も優れている。 1930. どこかでジュジュと言う音がするなら、まむしのやからは遠くない。 1931. もはや取りだすことが出来ないところに、坊主は興味を失う。 1932. 根をつかせる者は、農夫になる。 1933. どこかに疑惑が生じると、どんな平和も消える。 1934. 或る人に罪を負わせる事は、立証するより簡単である。 1935. 真珠を身につける者は、しばしばどれほどの血がそれに付着しているか知らない。 1936. 創造無しに、人は砂漠に行くことが出来る。しかし一つの命も生きない。 1937. たとえ犬に恩義を負っても、犬は彼を主人と呼ぶ。 1938. 貴方は自分の善行をいつも隠すべきである。川にその例を見よ。川はその源泉を隠している。 1939. 娼婦や男娼が品行方正になると、彼らは淫売宿の主人になる。 1940. 不義者がラクダに乗ると。2つのコブの上に乗ろうとする。 1941. 疑いは多くのかこつけを持っている。 1942. 真に愛する人々の間にある意見の相違は、全く重大ではない。何故なら互いに愛しあうことは、からかいあうことだからである。 1943. 義と不義に対する唯一の相似性は、「義」である。 1944. 隣人を公訴するなら。自分白身の公訴を聞く。 1945. 死者は絶えず最高の友である。 1946. 専制君主はいずれも一一内面から外面に転ずる一一自分白身の奴隷にすぎない。坊主、裁判官、権力者、不義者も同様である。 1947. 満腹した者だけが、クルミは固い殻を持っているという。 1948. 金の靴を履いて旅する者は、ただ次の暗い路地に入るだけだ。 1949. 創造が不義者も創ったかのように、創造を叱責してはならない。何故なら不義者は、自ら生まれたからである。 1950. 川が秘密を知ると。まもなくその秘密は全ての庭に知られる。 1951. 夜の人間の話は雪のようだ。太陽がそれに当ると雪は溶けて消える。 1952. 両親に従わないと。貴方は不義な裁判官に従う。 1953. 財布にお金を持っていると、誰もが貴方の友情を求める。 1954. 友達力し人もいなければ、貴方の杖と話すが良い。 1955. 舅と一緒に飲んだり食べたりしても良いが。彼と商売をしてはならない。 1956. 坊主と握手をした後では、指の数を数えよ。 1957. 知恵者は、たとえ人力殲を愚者と言って罵倒しても。決して愚者には成らない。 1958. 一週笥のうちの一日を創造に捧げない者は、彼に手を差し伸べる価値が無い者である。 1959. 他人は皆。互いに親戚である。何故なら彼らは全て人間であるからだ。 1960. 坊主や権力者は、知恵者の頭にぶつかって頭蓋を砕く。 1961. 若いころに学んだことは、花尚石に書かれるが。老いて学習するものは砂の上に書かれる。 1962. しばしば愚者のところに行く愚者は、最後には不随になって帰ってくる。 1963. 利己的な聖職者や裁判官は、スーダン(黒い長い服)や官服を着ているが、彼らは人々を奴隷にし、酷使する。 1964. 愚者の生活は日記帳のようだ。彼はそれにただ良いこと、きれいなことだけを書く。 1965. 人の生命は火の様だ。暖かさ、火花、煙で始まり、塵と灰で終わる。 1966. 楽園はただ、人間のプシケの中にのみ見出される。 1967. 知恵の言葉は。あらゆる地の塩である。 1968. あらゆる生命体において、雌は、人間におけるよりずっと高く評価され尊ばれる。 1969. 名声はいつも一番最初の人に当然帰する。たとえ後継者がずっとうまくやりこなしたとしても。 1970. 人間で最も恥べき者は、弁明を受け入れない者である。しかし知恵者は全く何の弁明も求めない。何故なら罪のない行いによって、彼には弁明が与えられているからだ。 1971. 不義な女は家の中で、猫はその足が、ほんの稀にしか一致しない。 1972. 同じに二人の者がうまく歌うことが出来るが、話すことは出来ない。 1973. 抑制は決して長い間続かない。何故なら自由の力が支配するからだ。 1974. 時は金なりと言われている。何故ならお金が世を支配しているからだ。 1975. 心の動揺は新しい認識と共に大きくなる。 1976. 満足はあらゆる富を凌駕する。 1977. 真に満足することは偉大な芸術であるが、満足しているように見せ掛けることは大きな靄である。 1978. 満足し、満足し続けることは巨匠の業である。愛に満ち、おまけに誠実であることは、真の幸福である。 1979. 真実を埋めるために、十分なスコップはない。 1980. 復響する者は、皆、カタツムリになる。 1981. 刺を踏みにじろうとする者は、まず靴を履かねばならない。 1982. バラを折る前に、その香しい匂いをかぐが良い。後ではバラは枯れてしまうからだ。 1983. 巣の中の鳥は、サルタン(回教国君主の称号)だ。 1984. 創造の無い人生は、塩の入っていないスープのようだ。 1985. 不義は知恵者の頭に当って砕ける。 1986. たびたび教会に行く者は、人生を諦める者である。 1987. 多くの人間にとって、人生はただ夢と願望から成る。しかし知恵者は、過去と未来から学び、生きる。 1988. 名声は最初の人に相応しい。2番目の人には、検閲が相応しい。 1989. 最も優れた弁舌者は、いつも聴衆者の耳を目に変える者だけである。 1990. 無為は不義者の遊び仲間である。 1991. 決して無理解を持って子供を苛めてはいけない。何故なら彼らも、貴方や私と同じ人間だからだ。 1992. 子供達が遊んでいる時には遊ばせておくが良い。何故なら彼らにも、貴方と同じように目的があるからだ。 1993. 不義者のみが、子供達から遊び道具を奪い、死に至るまで彼らを苦しめる。 1994. 怠惰な者は占星師になる。執心な泥棒は利己的な聖職者や権力者に、そして独善家はたけり狂う殺人者になる。 1995. 一度火の中に落ちる愚者は、決して再びそこから出ない。 1996. 愚者はいずれもその舌の先で踊る。 1997. 妻は夫のプシケの牧人である。 1998. どの冠も、皆、全ての重い真実より重い。不義の冠は圧殺するが、真実は生かす。 1999. すっかり踏みつけられた小径は、重い牡牛によって破壊される。 2000. 歪曲したわだちは、酩酊感覚によって生じる。 2001. ダイヤモンドの下には、真珠より多くの涙が流されている。 2002. ビールを楽しむ者は、それで自分の勇気を励ますだけである。 2003. ビールはワインと同じくアルコールで、精神異常へと導く。 2004. 全ての中で最も美しい花は、赦しのそれである。 2005. 知恵者のインクは、殉教者の血よりずっと価値がある。 2006. 全ての客を尊ぶべきである。たとえ客が不義者であったとしても。 2007. 真実の教義書は、ポケットに入れて運ぶ楽園の庭のようである。 2008. 良い知恵者は、多くの良い知識者を育てる。 2009. 義人の厩舎の中に入っている家畜は、直に理性的な本質になる。不義者が知恵者の間で公正になるように。 2010. 寓話。説話、伝説は。いつも真実への架け橋である。 2011. 盗んだり取ったりする手は、決して与えることに慣れていない。 2012. たった1時間の無政府状態だけでも。77年の独裁者より、もっと多くの損害の源と成る。 2013. ただの1時間の義は。千年の専制政治より多く与える。 2014. 自分の責任で結婚しなかった者は、折れた翼をつけた鳥のようだ。 2015. 貴方に日陰を与えてくれる木を。決して倒してはいけない。 2016. 犯罪に対する死刑は、犯罪者と何かの方法でそれに関与した、全ての人間に対ずる無慈悲である。 2017. 健康、愛、平和が、ほんの時折短い訪問をする全ての人々を祝福する。 2018. 良い質問をすることは、多く知っていることを意味する。 2019. 恒常の日の光りは砂漠を作り、恒常の愛は知恵者を作る。 2020. 巧みな偽善者は、いつも悪い集団の中に居る。 2021. 自分に通じた良いものを食べ、すべての控え目な人々のように着よ。 2022. ローマ、メッカ、アクラ、エルサレム、それは死の都。都市が「聖なるもの」であればあるほど、そこの住民は邪悪で破廉恥で不義になる。 2023. シラミがたかっている者は。蚤やシラミがトビムシかガセラであると思っている。 2024. 噛もうとしない手には、キスせよ。 2025. 人は不義のように妊娠を隠しておくことが出来る。 2026. 創造、生命、死を、からかうべきではない。 2027. 繭から絹を作ることは男達によって工夫された。そうして愛する女達が着物を着ながらにして、裸のように軽く歩くことが出来るためである。そのことは彼女等に似合う。 2028. 「立て」と人が貴方に言う場所に、決して座るな。 2029. 裸婦は、創造の全栄光を明らかにする。 2030. 不義なユダヤ人とキリスト信者と、決して食事を共にするな。何故なら彼らは、貴方の誠実さを借りて自分の畑に肥料を施すからだ。人真似をする者に味方する権力者や、利己的な聖職者もそうである。 2031. 座れる時には決して立つな。立てる時には決して座るな。 2032. 義を持って祈り、失敗を取り除き、罪を蹟うことが、最善の後悔である。 2033. 何千という川も、まだ決して一枚のシャツも破ったことが無い。知識、愛、真実は、世界を建設した。 2034. 一つ一つの真実は、全ての金より優れている。 2035. 誰も知るべきでないことは、友にも言ってはいけない。 2036. 娼婦や男娼は、水力V牛乳に成らないように決して後悔しないだろう。 2037. 知恵は。14の部分から成る、その内の7つは、沈黙に封印されている。あとの7つは、簡潔な言葉の中に封印されている。 2038. 不義者が貴方に夜だと言ったら、まず天を見よ。 2039. 風が吹くと、良いホウキのように隅々まで差別無く吹く。 2040. どんな義人も、裁判官の基地には行かない。 2041. ただ3つが結合するだけで、一つの町を破壊できる。 2042. 信仰によって山をも動かしたと聞いたら、それを真実と思ってはいけない。しかし知恵者が知識によって山をも動かしたと、貴方に話したなら、それは確かに真実である。 2043. 人の性格が変わって良くなったと耳にしても、それは決してそうではないことを確かにせよ。 2044. 他人が悲しむなら、話も多くの人にとってただの石である。 2045. 人を欺く者は、創造をも欺く。 2046. 坊主を訪れる者は、静かで、盲目で、唖で、聾であるべきだ。そうでないと、坊主が呪いを連れてくる。 2047. 自分自体を取り扱うように、人々か貴方を取り扱うなら、彼らは貴方に、ほんのわずかの不義し力石わないのだが。 2048. 剌(苦痛)を種蒔く者は、そこにバラが花咲くのを期待することは出来ない。 2049 . 誰かが不治の重病に見舞われると、その者は、あらゆる藪医者、信者、加持祈祷を信ずるが、名医を無視する。 2050. 足の不自由な者は、片足の骨を折った人の所を訪問すべきである。 2051. 池の中で眠る者は、水死体と成って目覚める。 2052. 夜、鳥が窓から家の中に入ってきたら。窓に明かりをつけ、他の明かりを消すが良い。 2053. 鍵穴から覗く者は、両目をえぐり取られる。 2054. 一度泉の水を飲んだ者は、遅かれ早かれ再び泉に戻る。 2055. 一度だけでも敵と7日歩いた者は、敵に属する。 2056. 知恵者は食べるところで知恵ある錯覚をする。しかし知恵の無い者は、食べるところで愚行を犯す。 2057. 女性が尊敬されるところでは、創造も満足する。 2058, 徳の無い所には、自由も無い。 2059. 鶏が鳴かなくても、夜は明ける。 2060. いずれの浮浪者も最後に入る穴は、牢獄である。 2061. 狼は決して子羊になら無い。 2062. 人間にとって世界は鍋で、人間はさじである。 2063. 不義者から遠ざかるようにせよ。何故なら彼らは自分で自分の頭を打つからだ。 2064. たとえ貴方が非常に多くを知っていても、絶えず知恵者から助言を得るようにせよ。 2065. ニワトリが肥料の山塊で鳴く時、農夫は既に草を刈っている。 2066. 犯罪者の入る最後の穴は、墓場である。 2067. 知恵者が溺れる水は、知恵である。 2068. たとえ貴方が非常に多く知っていても、まだ知恵者には遠い。 2069. 義人の心は、失われ再び発見されたロバを喜ぶ。 2070. お高く留まっている者は、創造を忘れる。 2071. お高く留まっている者は、自分が騎士でなく、放り投げられることを忘れている。 2072. 水は決して自分の道を失わない。たとえ岸に氾濫してもそうである。 2073. 7 7 7 7の狂気の沙汰がある。だが良い人間の悟性はたった一種しかない。 2074. 森を通り抜けるまで決して母トラを呪ってはいけない。その後で貴方は全ての呪いが無意味だと知る。 2075. 不義な女は、多くの男による不義の報酬である。 2076. 女と男は、いつも同じ価値がある。・・彼らは愛であるか、剣である。 2077. 人は人間を必要とする。しかし山は山を必要としない。 2078. 何故なら山は、知恵者の所に遺ってこないので、恵者が山に行くからである。 2079. 不義者の所で、それぞれの贈り物が次の贈り物を待っている。 2080. キツネが説教を始めたら、すぐに自分の鶏に注意すべきである。 2081. チーズがまずいのは、酪農夫が眠ったか、争ったかである。 2082. 羽は飛ぶ。不義な言葉のように。 2083. 全ての賭事は、愚者と泥棒によって成される。 2084. 該当者から。他に何も委任されなければ、第三者的に語れ。 2085. 邪悪な助言をする者は、そこから生じる負債を決して支払わない。 2086. 邪悪な者の舌は、しなければならない全てを破壊する。時が、為された全てを破壊するように。 2087, 人は貧者の焼きリンゴの香を遠くからかぐように、金持ちの病気もそうである。 2088. 利得と損失は、兄弟である。 2089. 愚者は最大の口を持っている。 2090. いつも正しいことを行え。そしていつも最初の者であれ。 2091. 仕事をするべき時、どんな人も怠け者ほど多忙になり得ない。 2092. 創造が創られたものはすべて美しい。しかし人間は、感覚と製作により醜さを生み出す。 2093. 20年目を醒まし、20年学び、20年花咲き、20年知恵者であり、20年枯れるが良い。 2094. 砂漠に居た者は、どのようにして果物を干すか知っている。 2095. いつか怪物になる人間は居ない。又怪物である人間も居ない。 2096. 怪物は、人間の不安に満ちた思考における恐怖の極点であり、その中心には、無邪気が横だわっている。 2097. 怪物は、単に人間的不安の生産物である。 2098. 不安は、戦慄、怪物、恐怖の像を生み出す。不安は何と粗野で病的空想をすることであろう。 2099. 怪物は、単に文化的に伝えられた形態であり、その上に社会が独自の拒絶を作り上げているだけである。 2100. 不安や驚愕は、怪物、醜い人間、恐るべきものと見なす者が居なくても、人間の中に存在している。 2101. いわゆる怪物に出会い恐れる者は、怪物を自分自身の内に持つ者である。彼はそう思い感じているからである。 2102. 臆病な人間が不安と無理解から、或る存在に、あらゆる不確かさと無理解さを見、それを怪物と呼んでいるのである。 2103. 創造は決して美以外の何ものも創らなかった。ただ不義な人間のみ力叩艮界と価値の切り下げを生む。 2104. 人間が臆病な不安を生じさせると、すべての怪物。おらゆる醜いもの、あらゆる恐ろしいもの、あらゆる可愛いげのないもの、あらゆる不釣合なものが生じてくる。 2105. 異常なものは醜いのでも愛らしくないのでもない。又恐ろしくも怪物のようでもない。 2106. 不義者の所にいる女は、主婦、低級な仕事をする女奴隷、女娼婦である。彼女等は女友達、母、人間、真の女では決してない。 2107. 性急と後悔はいつも共に属する。 2108. 談話における良い知恵の金言は、暗闇の中の鷹のようである。 2109. 或る者が叱責されると、全ての者がそれを信じる。しかし誰かが賞賛されると、ほんの僅かの者だけが、それを知ろうとする。 2110. 結婚式にロバが招かれると、すべてが踏みにじられる。 2111. 誰かが貴方に味方して嘘をつくなら。その人は貴方に反対する嘘もつく。 2112. 自分自身の失敗を認識し、知る者は、他人の失敗を探す時間は無い。 2113. だったの3つの事柄によって、不義者は地球を統治している。それは金、殺人、刑罰である。 2114. 貧困は不徳ではない。しかし貧困を余り強烈に暴露しない方が良い。 2115. 年老いた両親や靴下の穴は、不義者によって好んで避けられる。 2116. 老いた両親、その他の老人、破れた袖を、辱める者は居ない。 2117. 色彩も余りに頻繁に陳列されると。その色を失う。人間も俳優やサーカスの人達のように、悲しみを貰い。退屈になる。 2118. 2人居て、1人が争いたくない時には、他の者と争うことは出来ない。 2119. 良い名声が得たければ、決してベッドの中で顔に太陽を浴びせてはいけない。 2120. 忘却の木は、血が流された所では決して繁らない。 2121. 海が蜂蜜に変化すると、不義者はさじを失う。 2122. 知恵者は全ての人々のために海を渡る。しかし多くの不義者は、父や母、又は兄弟、姉妹のために、小川すら渡らない。 2123. 不義者はしばしば非常に多く知っている、と信じている。しかし彼らは、女の人がどこが一番傷付きやすいところなのか、どこに最も喜ぶ魅力を感ずるのかすら知らない。 2124. 雫は、落ちる時に最も大きい。 2125. 両親は絶えず家の中の客である。 2126. 女の乳首は男だけでなく、女をも刺激する。 2127. 白い不義の悪魔は白、黒い不義の悪魔は黒、黄色い不義の悪魔は黄、その他の色をしている。それぞれの不義の悪魔は、その他の色をしている。しかし悪魔が存在し、悪魔の状態が人間自身の中にないのであれば、実際・・悪魔はどの様に見えるであろうか。 2128. 小心な坊主、法王、宗教宗派の聖人は皆、創造による全ての被造物を破滅させる。 2129. 坊主や権力者は、彼らに善を施すためではなく、陰謀的に搾取する為に、信者や市民から寄付や税金を取る。 2130. 折悪しく現われる嫌な客は、坊主や権力者が時に適って訪れるように、質が悪い。 2131. 醜行は、見知らぬ者によって赦され、両親、子供、兄弟姉妹、知恵者、友はそれを忘れる。 2132. 創造が、あらゆる害悪を生んだのではなく、人聞かそれを生んだのである。 2133. 知恵者は語った:「私の第一の妻は、私に結婚生活を与えてくれた。私の第二の妻は、私に神経痛を与えた。私の第三の妻は。幸福をもたらした。私の第四の妻は、愛、調和、平和をもたらした。何故なら人間の男にとって、一人の女だけでは十分ではなく、二人の女は喧嘩をし、三人の女は二対一に分かれ、四人の女は互いに愛し、自分達の夫を愛するからだ。」 2134. 沈黙をもって、人はすべての不義者を怒らせる。 2135. 知恵者は、決して不義者のように話さない。不義者は言う。「お母さん、僕を生む時、僕に幸福を下さい。それから僕のために僕を汚物の山に投げで下さい。」と。 2136. 知恵の無い者は、一度だって不機嫌を胸にしまっておかない。不義者はそのことを知らない。 2137. 多くの法王はローマに足を踏み入れた。多くの坊主や不義者は、聖都に、多くのロバはエルサレムに足を踏み入れた。多くの権力者は教会や寺院に足を踏み入れた。しかし彼らは決して真実を見出さなかった。 2138. キツネは歯を持っているかぎり敬虔ではない。 2139. 坊主、権力者、不義者を友にするなら、貴方が人生を失う時、いぶかってはならない。 2140. 変化は生命を豊かにする。知恵者や長老ですらそうである。 2141. 大人に成って不義な両親から離れている事は、良いことをしている。 1242. 人と知り合いになりたいなら、彼に資格を与えよ。 2143. 怒りは力の無い水のように、役に立たない。 2144. 宗教宗派が何であるかは、次のことから認識される。即ち教会堂や偶像を祭った寺院が建っている所から余り遠くない所に、少なくとも一軒の酒場が並んでいることである。ある時には、三軒も並んでいる。 2145. 全ての知恵者は兄弟姉妹である。 2146. 透視者、占星師、奇跡の救済者、坊主のみを信ずる者は、自分の人生を眠りの中で夢心地に過ごしてしまう。 2147. 無産者にとって、汚れの無い火打石より、しみのあるダイヤモンドの方が価値がある。 2148. ひもじくなったら絵を描いたり、芸術品を作ったり、詩作したりせず働くが良い。さもないと貴方は役に立たない寄食者と成る。 2149. 芸は芸である。しかし芸術家も自分の手仕事でパンを稼がねばなら ない。さもないと彼らはひもじい思いをする。 2150. 怒りに溢れた時、法廷や裁判官の所に行力ヽず。知恵者の所に行くが良い。 2151. 邪悪な人々は、たとえどこに行こうと、足跡を残す。 2152. 法則や掟を傷つけることは。絶えず至る所で犯罪と同じである。 2153. 最も小さな昆虫でさえ、殺すことが出来る。だからそれから身を守るようにせよ。 2154. 権力者、坊主。不義者の臣下であってはならない。何故ならいずれにせよ。貴方は絶えず彼らの奴隷か、役蓄に過ぎないからだ。 2155. どんな海水が船を運ぼうと、海は船を深遠に引き込む。 2156. 強硬と柔軟がー緒になると、全てを克服する。 2157. 若い独身男性の生活は、しばしばワイシャツのボタンに例えられる。何故ならボタンは、大池細い糸だけで縫い付けられているからだ 2158. 男は決して女を殴ってばならない。たとえ棒が。親指より細くとも! 2159. 坊主や権力者は、あらゆる人間の不幸である。 2160. 醜行に対して、他の不義者を叱責しない不義者は、自ら自分の体面を汚す。 2161. トラが犬の水準で中傷されるように、不義者はごう慢である。 2162. 死人と聾唖者に口無し。 2163. 知恵者は宝をとっておかないが、それでもいつも十分にある。 2164. 知恵者は与えれば与えるほど、多く持つ。 2165. 酒呑みは、いつも酪酎しているため、決して彼らはしらふの自分を見ることは出来ない。そう出来れば、彼らにとっても心身のためになるのだが。 2166. 最も色あせたインクも、どんな追憶よりずっとましである。 2167. 最も高い塔でさえ、大地に建っている。 2168. 坊主や権力者の御殿は金に満ちている。しかし知恵者の小屋は愛と義に満ちている。 2169. 坊主や権力者の嘘は、剣である。彼らはそれが錆つかないように気を使っている。 2170. 不義な女は、外観の10分の1を自然のお陰とするが、残りの10分の9を装飾に負う。しかし義ある女は何も飾り立てず、10分の10自然な美しさを持っている。 2171. 評価し得ない宝は、真実、知識、愛、そして知恵ある論理である。 2172. 真面目で威風があり、ユーモア的であるのが知恵者である。 2173. 弁士は、決して敵に事欠かない。 2174. 不義者は犬のようだ。一匹が一切れの肉を盗むと、何十もの犬が、それを助ける。 2175. 空っぽの頭脳は、山彦がすべての地殻に吸い取られ、又再生され反 響するように、全ての提案に対して開放している。 2176. 自らをそしる時にのみ、人は軽視される。 2177. おべっか使いは、自らを軽蔑し欺く、愚者である。 2178. 日々の苦しみは永遠に続くが、喜びの日はたった一日しか続かない。 2179. 無知な助言は、坊主や権力者のようである。即ち搾取するものであり、殺人者である。 2180. ネズミが、自分の穴の前で穀物を食べないように、不義者は自分の家の戸口の前で盗んだり、だましたりしない。 2181. 何千マイルの旅も、全て第一歩から始まる。 2182. だったの一秒でさえ、お金で買えない。 2183. 人は、坊主、権力者、不義者を、蛇、トラ、ハイエナよりもっと恐れなければならない。 2184. たった一人の坊主、権力者、又は将軍の名声も、何万人もの屍の上に成っている。 2185. 知恵者の言葉は矢のようである。しかし不義者の言葉は、折れた扇のようだ。 2186. 人の話は皆、自己の思考を写す鏡である。 2187. 何かのために決定するなら。問題は既に半分成されたことである。 2188. 人間にとって。学ぶ時と死ぬ時がある。山の上の展望は、いつも同じである。たとえそこに至る道が多くあっても。 2190. 不義でいるより死んだ方がましである。 2191. 知恵者は自分の運命を最善の為に定め、それに適応する。誤ちは、無思考、軽率、性急、強情、我が倫によって生じる。 2193. 征服を喜ぶ者は、人命の損失を喜ぶ者である。 2194. 坊主や権力者は沈黙しない。しかし知恵者は十分沈黙する。そして沈黙が多くを語るのである。 2195. 山に登って初めて、杖を捨てるべきである。 2196. 泉を掘りだすのは、咽喉が渇いてからでは遅すぎる。 2197. 大きな鶏も、小さな穀粒を食べる。 2198. 公正で優れた善は安くないが、不義な善は安価である。 2199. 良質の鉄は釘のために用いられない。良い男女も、坊主、裁判官、権力者、又は兵士に、利用されない。 2200. 千人の男達が陣営を用意することは出来る。しかし家庭を作るためには女がいる。 ![]() 007 2201. 多くの人は靴が無いために腹を立てる。しかし足の無い不幸者は、腹を立てない。 2202. キツネに捕まった鶏に、もはや選択の余地は無い。 2203. 全宇宙には、たった一つの創造のみがあるのに、地上には、3500の宗教がある。 2204. 一国民が争いに満ちると、まず愚者がうまい具合に繁盛する。 2205. 弓が弦に置かれると、いつでもそこから放たれる。 2206. 女が忠実でないと。人々は窓から家の中に唾を吐きかける試男が忠実でないと、その男は自分のドアの前で、唾を吐く。 2207. 人は貧しくなればなるほど、多くの不義者にあう。 2208. 食べれば食べるほど味覚を失う。沢山料理を混ぜあわせても、そうである。 2209. 男は妻達を愛すれば愛するほど、もっと立派な人物になる。 2210. 芳香が甘ければ甘いほど、多くの蝿が周りをブンブン飛ぷ。 2211. 良い本を開き、少し読むたびに、人は何かを学ぶ。 2212. 世界中のガラスは黒い ・・不義者が不義であるように。 2213. 幸福は求めることではなく、見つけることである。 2214. もし貴方が未来のことを問題にしないのであれば、いわゆる現在を悲しみ、過去を呪うことになる。 2215. 学びて思わざれば、即ち暗く、思いて学ばざれば、即ち危うし。 2216. 宮殿に住めば、貴方は泣くが、小さな家に住めば、貴方は快活になる。 2217. 毎日力^祭日であるが、祭日は毎日無い。 2218. 誰も解明した後でないと、天の高さと広さを知ることが出来ない。 2219. 山の頂上は、そこに登って初めて知られる。 2220. 旅行したことが無くては、誰も宇宙を知ることは出来ない。 2221. 決して自慢したり不作法であるべきではない。何故なら思いがけず貴方を若い頃から知っている人と一緒になるからだ。 2222. 話だけでは、まだ食事は料理されたことにはならない。 2223. 自らを導くことが出来る時のみ、貴方は集団や民を導く事が出来る。 2224. 集団、民、又は人類を導かねばならないとしたら、最善の知恵を持って、自分白身を導くように、そうするが良い。 2225. 水の中の蛙は、象よりもいつも卓越している。蟻が陸の鯨より優れているように。 2226. 一度泥棒や不義者を、彼らが盗んだ肉をどの様に食べるかでは無く、如何に刑罰に苦しんでいるかによって観察せよ。 2227. 全ての不義者が、自分達の子孫や先祖を恥辱に落としめる。 2228. 粗悪な銀に対して、人は単なる老いた豚の堅い肉を買う。 2229. 貴方が不義者の一人なら、閉ざされた家の窓やドアの後に座っていることが出来るが、天から禍が落ちてくるだろう。 2230. 真実は人間に取って厳しく。美しくない。しかしそれを愛する者にとっては、ビロードのように柔らかく、香油のように快感があり、此の上なく愛すべき女性の様に美しい。 2231. 祝福は、愛に満ちて単独に遣ってくるが。不幸は、めったに単独で遣ってこない。 2232. 既に老人力ぶやくざ者であれば、どうして若者は悪党になら無いことがあろうか! 2233. 誠実さによって恐れることは、武器で打つよりも効果がある。 2234. 塔の場合、その影が無いと淋しい試権力者や坊主の場合、彼らの中傷が無いと淋しい。 2235. 美徳は相続させられるものではない。それは時々教え込まれ。学習されなければならない。 2236. 77の悪行も、たったの1つの善行のために、忘れられる。 2237. 不幸は全ての男女に訪れる。たとえ彼らが真実と義に忠実であっても。 2238. 全ての人に対して、たとえ彼が不義者であっても。愛すべき客のように振る舞うが良い。 2239. 全ての人間は生来平等であるが、教育と自己開発が彼を変え、異なった者にする。そうして彼らは、ある特定の振動とインパルスに従って生きる。 2240. 子供が父の怒りより怖がるものは、父の沈黙である。 2241. 誰かが他の人に耳打ちすると、それはしばしば77マイル離れた所まで聞かれる。 2242. 人が共同作業すると、堆肥の山も金に変わる。 2243. 自分の歯が痛んだ時、歯痛で苦しんでいる人に同感することを覚える。 2244. なるほどアルコールが人間の感覚を酔わすのであるが、人間試アルコールによって酔うのである。 2245. 天の雨雲力倆を降らせば、それは何によっても回避されない。 2246. 嫌がる牡牛に飲ませたり、食わせたりすることは出来ない。 2247. 風が交互に吹く時、多くの人々が異なる意見を持つ。 2248. 暖かい南風が、冷たい北風を克服しないと、北風は南風を克服しない。 2249. 空中に舞い上がるか、山に登らないと、平野を展望することが出来ない。 2250. 虎穴に入らずんば、虎児を得ず。 2251. 性交の場で妻の唇が「十分です」といって夫を見る。そして夫は妻の目が「もう一度」と言っているのを見る。何故ならそれは、夫の真面目な努力に対する、妻の畏敬ある愛の感謝であるからだ。 2252. 誰かが全てのことを軽く考えるなら、その人は、多くの困難にあうだろう。 2253. 高い馬に乗る(お高くとまる)と。いつも降りるのに不安で臆病になる。 2254. 恥知らずを笑う者は、恥知らずな者より、ましではない。 2255. チェス遊びを黙って傍観できる人は、真に卓越した人である。しかし学習しているチェス戯家を、指示も与えずに傍観する者は、敗者であり、へたなチェス戯家である。 2256. 染みは、汚れた指できれいにされない。 2257. 他人の生命を救う者は、自分の生命に7年加えることになる。それは3回だけ可能である。 2258. 殺人する者は、自分の生まれ変わりを7千倍にも汚す者である。 2259. 殺人とは単なる人殺しではない。それは破壊であり、自己破壊である。 2260. 富だけが有り、子供が無い者は、本当に富む者ではない。 2261. お金は無いが、子供のいる者は、決して貧者ではない。 2262. 地上の夫婦は決して3人以上の子供を持ってはならない。そうでないと彼らは、殺人に等しい犯罪を犯すことになる。 2263. お金の有る者は、怪物である。しかしお金を何も持っていない者は、虫である。 2264. 幸運を持つ者は、良い連れ合い、良い友に出会い、良い子供を持つ。 2265. 良く稼ぐ人は余り辛苦しすぎる事は無い。しかし辛苦する者は、うまく稼がない。 2266. 或る問題に簡単に同意する者は、自分の言うことをめったに守らない。 2267. 痛みを持って働く者は、喜びを持って良く食べる。 2268. 真面目に笑うことが出来ない者は、商売をするべきではない。 2269. 何も学ばない者は、夜のような暗闇の中に生きる者である。 2270. 自分の良心を名誉心の犠牲にする者は、灰を得るために、自分の子供を焼く者に等しい。 2271. 食欲と断食を良き範囲内に保つ者は、負債を回避する。 2272. 考える人間が30才になれば、天候の3分の1は理解できる。 2273. 嘘付きは決して真剣に愛することも出来ないし、両親を尊敬することも出来ない。 2274. 成功したければ、知恵者に助言を求めよ。 2275. 賢明でない者は偽善的なマネージャを頼りにし、不正な思考、処置を取る。そして親友のために知恵者の助言を無視する。 2276. 知っていること、知っているという事を知る事、何も知らないこと、そして自分の無知を知ること、それが真の知識である。 2277. 愚かで犬のように恭順な者は、宗教宗派的で、権力者や坊主のおべっか使いである。しかし賢者は、知識があり、創造を学ぶ。 2278. 天国に導くのは、ただ人間のプシケである。決して道路が導くのではない。 2279. 地獄は人間の中にのみ有り、人間が無理にそこに自分を押し込むのである。 2280. 老齢は大抵人間の頭を白くするが、知恵者にはしない。 2281. 小さな知恵も善に作用し、真実の助言を与える。 2282. 裸で寒さの中にいるより、粗末な寝袋だけでもあった方が良い。 2283. お金をかけて継ぎの当てられた服より、清潔で、破れていない服を着る方が良い。 2284. 仕事で女性を評価し、踊りで評価してはならない。 2285. 女達だけが、しなやかな軽映さを持って美的で優美に踊るが、男達の踊るその動きは、吐気を催させる。 2286. ただ女性的で、半女性的な男性のみが女性とダンスを踊る。真の男性は円内でリズムカルな動きをする。 2287. 踊る女性達の円内にいるどんな男も、美学と女性の清さを破壊し、踊りの中で彼が展開するおう吐を明らかにする。 2288. 誰の靴を燃やそうと、火にとってはどちらでもよいことである。 2289. 土地を貰うことは賃金ではないが、負債を楽にする。 2290. 土地を貰うことは生活生計の援助手段と成るが、負債は貧困の質札である。 2291. 土地を貰う事によって前進しない者は、まず節約しなければならず、絶えず進歩のときを見失う。 2292. 農夫の牛は、畑に施肥する。 2293. たとえ盲には空が見えなくても、彼の心に青空が無いわけではない。 2294. 河を歩いた者が、一番良く河を知っている。 2295. 嫉みは決して空の家に入って来ない。 2296. 金持ちでない不義な寡婦の涙は、乾くのが早い。 2297. 貧者の誇りは、決して長く続かない。 2298. 死そのものは目に見えない。そして決してラッパを吹きながらやって来ることはない。 2299. 死に至る道は、たとえどこで死のうと、いつも同じ長さ、幅、距離をしている。 2300. 嫁と婿の袋は、決してたっぷりと一杯になることはない。 2301. 鶏は決して眠っているキツネのワナに入らない。 2302. 貴方を守ってくれる木をいつも尊び、心配してあげよ。 2303. 「全ての美徳と義を絶えず中心に」と、汚い悪人は言う。そして権力者、裁判官、不義者、坊主の間に、腰をかける。 2304. 瞭里を保留する者は、世界の全ての金を埋めてしまう者である。 2305. 誠に貴方のロウソクで、他のロウソクに火をつければ、少しも失うことは無い。 2306. 泥棒は、全ての人の中に泥棒を見る。 2307. 坊主の嘘や権力者の嘘が、ラテン語であるとするなら。多くの学識者がいることだろう。(訳注ラテン語の知識が有る人は、学識者とされている) 2308. 坊主と権力者が一体になると、信者や市民は全てを失った。 2309. 真の幸福を獲得する者は、ほんの僅かであるが、死は、全ての人間が獲得する。 2310. 象はフラミンゴと一緒に踊るべきではない。何故なら彼らの足と体は鈍重であるからだ。 2311. 大きな鐘が鳴ると、小さな鐘の音は消される。 2312. 片足で跳ぶ者はいない。一方の足が負傷しているからである。 2313. 強く引っ掻くと初めは気持良くなるが、後でピリピリと不快になる。 2314. 犬が吠えるからといって、やっぱり義人は義人である。 2315. 一目惚れの不義の愛は決して偶然ではない。しかし早晩破壊に至る。同様に一目惚れの誠実な愛も決して偶然ではないが、永統する。 2316. たとえどんな色をしていようと、何も首輪を着けていなかろうと、高い首輪を着けていようと、犬は犬である。 2317. 愚者も沈黙している限り知られることは無く、普通の人間である。 2318. 僅かの雲も、太陽と月を隠す事が出来る。 2319. すべての悪行は、胸の内に証人を持つ。 2320. 喜びは、二日の悪い日の間に有る、元気回復である。 2321. たとえ泥棒のポケットの中に突っ込まれていようと、お金はお金である。 2322. 上手な家政、良い夫婦は、良い家族も作る。 2323. 損害を受けた後で良き忠告に従うことは、死後、薬を飲むに等しい。 2324. 美しい住まいのみが満足な家を作るのではなく、公正な夫婦の方がずっとそれをする。 2325. 或る者が足を挫いたら、他の者が首を折ることは、何の慰めでもない。 2326. 既に若い泥棒を追放するが良い。そうすれば彼は、年老いてもはや盗まない。 2327. 希望は全ての愚人の収益である。 2328. 不義者の約束を信頼する者は、飢え死にする可能性がある。 2329. 静寂な水の中に最大な魚がいる。同様に侵入者も、静寂が支配している所に押し入る。 2330. 既に子供が溺れてしまってから、井戸の蓋をしても遅すぎる。 2331. 農婦力明巴溜で溺死するのは、農夫が肥壷の蓋を開けておいたからだ。 2332. 恐れが大きいほど、危険は近い。 2333. 髭力澗題になるなら、坊主だけでなく、山羊も説教できるだろう。 2334. 全ての権力は才能と美徳を妨げる。 2335. 人は目を閉じても決して眠らないように、一人の人間を強制させることは出来ない。 2336. 人は創造の為にちんばをひくが、悪の為に跳ぶ。 2337. どんなに空高く飛ぶ鳥も、地上すれすれ又は直に地上で餌を探す。 2338. 自らを欺く者は、全ての詐欺師の中の詐欺師である。 2339. 尋ねることを恐れる者は、皆、学ぶことを恥ずかしがる。 2340. 助けを借りずに立てる者は、上手に座る。 2341. 心の中に余裕を持つ者は。家の中にも余裕を持つ。 2342. 全ての人々の肉スープを味わう者は。口に火傷をし、胃をこわす。 2343. 義を持たねばならない時、無実な者は決して逃げてはいけない。 2344. お金を浪費する者は、欠乏を収穫する。 2345. 富は決して知恵者にせず。盗みは金持ちにしない。 2346. 老いた泥棒は、最も邪悪な牢番である。 2347. 新しい束縛は、古いそれより多くの憤まんをもたらす。 2348. 老いた欺師は、最も邪悪な政治家になる。 2349. 親密さは、軽蔑をもたらす。 2350. 慈愛は自分の炉(家庭)から始まる。 2351. 感謝は、あらゆる美徳の内で、最も軽視されている。 2352. 忘l、はあらゆる悪徳の内で、最も最悪なものである。 2353. たまたま人のいる場所が、いつも称賛される地ではない。 2354. そもそも人生が判った時には、既に半生が終わっている。 2355. 今迄どんな海も、川に元の場所に戻れと命じたことは無かった。 2356. 下手な水夫は、海水の代わりに暗礁に舵を取る。 2357. 金持ちの誤ちは、お金で覆われるが、薮医者のそれは、土で覆われる。 2358. 巨人は小人を愛し、小人は巨人を愛する。 2359. 臆病者は、自分の血を見るまで戦わない。 2360. 不義者が引き起こす汚辱を、義人は抑えない。 2361. 貴方の道に立ち塞がろうと、そうでなかろうと。貴方を侮辱することは出来ない。 2362. 偽りの愛は、やぶにらみにする。 2363. 誠実なキスは、誠実な愛、平和、義の鍵である。 2364. 戦争や意地悪な行為を、人は鋼に書き。善行は砂に書く。 2365. どんな新しい情報も、良い情報ではない。 2366. 子供が苦しむ時、まず腕が痛み、その後大分経ってから心臓が痛む。 2367. 至る所に水溜りがある。 2368. 敵(反対者)が一人もいない人間は、偉大さに欠けるか、幸福に見放された者である。 2369. どんな重荷も、独自の言葉を持つ。 2370. 雪と氷の1マイルは、その3倍に相当する。 2371. 全ての下手なバイオリン弾きが、自分の家だけでバイオリンを弾くのではない。 2372. 人の場合、その舌(言質)を取るが、牛の場合、角を捕まえる。 2373. 年老いた愚者にさえ、まだ新しい嘘が教えられる。 2374. 犯罪は全て明るみにだされる。 2375. 子供の間にいる人間は、長い間子供のままである。 2376. 一つのケーキを食べ、同時に贈る事は出来ない。 2377. 舌は自分を他人に理解させる、最初で、中間で、最後の1段である。 2378. 未来の時は、過去より多くも少なくも無く、貴方自身のものである。 2379. ロウソクは知恵者のようだ。知恵者は他人に光りを与え、消滅する。 2380. 知恵者は行動する前、行動中、行動後に知恵がある。 2381. 地獄すら、人間のように怒りを知らない。 2382. ペンは剣より強し。 2383. 最も多く誤ちを犯す者には、最も少ない享楽がある。 2384. 或る者の愛は、他の者の毒である。 2385. 早起きは3文の得。 2386. 真実の最大の飾りは、厳しさと赤裸々である。 2387. 人間の最大の富と栄誉は、敵(反対者)である。 2388. 賢者は不幸によって、二倍注意深くなる。 2389. 知恵者は赤面する必要が無い。何故なら彼らは、その様な必要の無いペンとインクのようであるからだ。 2390. 同一の木に、愛、憎しみ、享楽、危険が成長する。 2391. 希望を持って進むと、貴方は負ける。 2392. 全ての傷のために、薬草や軟膏がある。 2393. いつも敵、罪人、敗者に、話す事を許してあげよ。 2394. 貴方が聞く言葉を決して信じてはいけない。そうではなく全てを認識し、吟味し、そして知るようにせよ。 2395. 怠惰な人間の偶像は、坊主と権力者である。 2396. 知恵者は曲がった線の上にも、真っ直に書く。 2397. 知恵者は忙しい手や、仕事で汚れた手に注意せず、清潔な手に注意する。 2398. 人はお金を持っていると恐れの中に生き、何も持っていないと危険の中にいると思い込む。 2399. 日が照っている時に、干し草を作るべきだ。 2400. 希望はしばしば大きな錨をつける。しかし最後に錨は船を海底に連れ去る。 2401. 義人は挑発されると、牛乳が暖気によって酸っぱくなる様に、エネルギッシュになる。 2402. 共感しても手を差し伸べなければ、食塩の入っていないスープのようだ。 2403. 苦しみは多くの発明の母である。 2404. 全ての人が、自分の家は城である権利を持っている。 2405. 眠っている犬を起こすことは、噛まれることを意味する。 2406. どんな美も、膚より深く浸透しない。 2407. 人は着物を着るようになってから、もはや自己を知らなくなっている。 2408. 光ではなく、通りに注意せよ。 2409. 溺れるか、泳ぐかであれ;鳥は食べるか死ぬかである。 2410. 口とグラスの間でしばしば沢山こぼされる。 2411. 棒も石も、まだ足の骨を折らない。 2412. 汚名は辛くない。 2413. 罪や悪は、人が考えるより絶えず大きくなる。 2414. 言葉は葉のようであるが、行いは果実のようである。 2415. 死者はいつも、川の流れをもって押し流す。 2416. 美徳だけで、そこに愛が無ければ十分ではないだろう。 2417. 人は次の2つの事柄に決して腹を立てるべきではない;変えることの出来ないものと、変更するものである。 2418. 人の無理解は、彼らが理解出来ないことに感嘆するまでになる。 2419. 無知は、自ら進んで得る不幸である。 2420. 多くの人々が知恵者に出会うが、ほんの僅かの人が彼に挨拶する。 2421. どんな鳥も飛んでいる真っ最中に、羽を生え替えない。 2422. 叱責が鳴り響かない家に、禍あれ。 2423. 金言は知恵者によって作られる。しかし愚者はそれを書き、真似をして語り、改ざんする。 2424. 愚者は偉ぶるために、知恵者から盗んだ言葉を語る。 2425. 卵が欲しければ、鶏を鳴かせなければならない。 2426. 喧嘩好きの人は、どんな垣根にも棒を見つける。 2427. 働き者は、いつも一人の悪人に試されるが、怠け者は、700人の悪人に試される。 2428. 野菜や木を植える者は、他の多くをも愛する。 2429. 雄豚に雌豚を与える者は、子豚を維持しなければならない。 2430. 人が貴方に美辞麗句を言うなら、彼は貴方に空のさじを当てがう。 2431. 一度撃ち命中する者は、絶えず再び撃つ。 2432. 真実を認識する者はお金も拒まない。しかし愚かな信者は。坊主や見せ掛けの神々偶像の為に全てを失う。 2433. 最悪の苦難に充ちた時代に、黄金の生活を求めるべきではない。 2434. 愛は歩くことが出来なければ、這う。 2435. 孵化する時に。雛鳥を数えるべきではない。 2436. 人か大人になっても子供のようであるなら、自分と他の全ての子供達も彼を愛する。 2437. 人間と非人間がいる。両者は人間の様相をしている。しかし前者は人間として振る舞い、後者は豚のように振る舞う。 2438. 結婚する者は、恋愛結婚する者であり、全生涯の為にそうするものである。他の方法を取る者は、惨めで憐れむべき被造物である。 2439. 不義者は豚のようだ。彼らは忠告を聞こうとせず、自分自身の主義に従って生き、悪臭を発して他人を嘲笑し、泥沼を掻き周し、いろんなふうに自分を汚す。そして十分汚れたら、今度は無実な者達を汚し、砲火を浴びせ傷つける。 2440. 不義者はいつも自分を正しいと思い、約束を守らず、罪の無い者を疑い侮辱する。そしていつも自ら後悔する。 2441. 他人の問題に不当に介入し、配偶者の手紙又は書を勝手に読んだり、その他の個人的な秘密を暴く者は豚と同じだ。豚は自ら見分けが付かなくなるまで汚れ、真珠の養殖池を掻きまわす。 2442. 不義な者には助言を与えるべきでない。何故なら彼は、全てを個人的に受け取り。それから無実な者を汚し害する。 2443. 不義者に決して教授を求めてはならない。何故なら彼は、ただ親切を装い、理解が有る振りをするからだ。一方、同時にそれに対する防御をし、自己憐情して攻撃されていると感じる。その後、後から自分自身の家族を汚く罵り、苦しめる。 2444. 不義な主人は、彼の店を経営し利用する不義者を持つ。しかし不義な主人は、なるほど損害は認めるのであるが、その原因がどこに有るか判らないから、自己憐憫や卑俗さの中で、それを自分の家族に償わせる。 2445. 不義者の約束は守られない。正に発言されるまでの有効性を持つ。 2446. 不義者は麻布のようだ。麻布はヨレヨレになると糸目が見え、ほぐれる。 2447. 大抵の不義の妻は、不義な夫を持つ。彼は自分自身の失敗と罪を、妻の責任にして無火の償いをさせる。 2448. 不義者の妻は大抵公正で勤勉である為、夫に女奴隷のように扱われ、ずっと低い報酬を貰って解雇される、 2449. 人は怒って、多くのことを愚かにも興奮して語る。そうして語られたことは、何の評価も無いか、ほんの僅かの評価しか持っていない。怒りはたったの数分続くだけであるが、冷たい邪悪な計算は、何時間、何日、何か月、何年と続く。 2450. 妻の要求を理由も無く満たしてやらない夫は、堕落者にも劣る。 2451. 不義者は利己心が有り、独裁的で自惚れている。そして自分の家族を奴隷のように見なす。 2452. 義人や勤勉な者は夜大酒を飲む。しかし不義者は、昼も夜も大酒を飲んでいる。 2453. 奴隷制度は不義者の毛皮である。 2454. 坊主、権力者、不義者の袋は、決して一杯にならない。 2455. 不義者の偽りの友情は、誰をも乞食にする。何故なら不義者はただ受けるだけで、与えようとしないからである。 2456. ペニヒ(硬貨)は与えられる時には安いが、稼ぐときには高い。 2057. 狼はたとえ十分に食べるものがあっても、他人のものを食べつくす。 2458. 不義者は屋根の無い家のようだ。 2459. たった3人の善人がいる。1人は死者、2人目はまだ生まれぬ者、3人目は義人であるが、義人はほんの僅かである。 2460. 祭日は不義者にとってはかない。彼らは王様のようにやってきて、乞食のように去っていく。 2461. 不義者は許婚けには全てを与える:音楽、お金、美を、そして妻には、飢え、渇き、自堕落を与える。 2462. 貴方が隣人の行いや言集を笑うなら、それは自分自身を笑うことである。 2463. 隣人の顔を笑う者は、自分自身の顔を笑う者である。 2464. 真実に真心を持って愛すれば、決してライバルを持たない。 2465. 罪が無いということは、心配が無いということである。 2466. 死が訪れると、金持ちは十分のお金を持てなくなるが、貧乏人はもはや負債が無くなる。 2467, まだ一度も家を建てたことが無い者は、壁が大地からズタズタと伸びてくると思っている。 2468. 全ての人が不義者を知っている。しかし不義者は誰も知らない。 2469. 木霊の谷のみが、全ての言語を知っている。 2470, 孤児や継子は、あらゆる行為による実証の際、育ての親の邪魔になる。 2471. 義人にとっては、どんな雑草でも花であるが、不義者にとっては全ての花が雑草である。 2472. 急がば回れ。何故なら、性急さだけではどんな法則も掟も成立しないからだ。 2473. 人は結婚するには、しばしば若すぎるが、真の愛を学ぶためには、若すぎることは無い。 2474. いつも公正であれ。そうすれば決して恐れる必要が無い。 2475. 希望は多くの人の生命を抑える。何故なら彼らは、期待することが妊婦のそれにおけるものだと考えているからだ。しかし希望が、嘘、偽りである事を知ったら、最後には彼らは奈落に落ちる。 2476, 義有る人間を、創造と同じく賛美せよ。しかし決して賞賛してはならない。 2477. 全ては絶えず以前とは異なる。・・飢え、渇き、眠りを除いては。 2478. 2人の泥棒が口論すると、盗まれた者は自分の財産を取り戻す。 2479. 天気が悪い時に、真実に従って生きない者は、天気が良い時、地獄に向かう。 2480. 誕生を逃れない者は、死をも逃れない。 2481. 真実と知恵は、愛のように義務を負う。 2482. 全ての情は、病的兄弟姉妹である。 2483. 全てを理解することは、全てを忘れることである。 2484. 山と谷も、大地が変位すると出会う。 2485. 上等な衣装が有るより、家の中に何か喰べるものが有る方が良い。 2486. 急いでいる時には、ゆっくりと着衣せよ。 2487. 人間の耳は、思考への道である。 2488. どんな歩みも脚に合わせなければならない。 2489. 多くさん考え、多くさん書くが良い。しかし多く話してはいけない。 2490. 聞かざる、言わざる、見ざる。これが知恵者の行動様式である。 2491. 愚者は皆、不義な医者を相続人に指定する。 2492. 人間のみが、自分を万物の霊長であると妄信している。 2493. どの水もその源泉はきれいである。 2494. 音そのものが音楽を作る。 2495. 老いた馬鹿女(雌牛)や愚か者(牡牛)は皆、いつも愚鈍(仔牛)であった事は、一度も無かったかのように考えている。 2496. 談話と法廷の中では、いつも不在者が:罪人である。 2497. 極端にはいつも摩擦が在る。 2498. 誠実な友の誠実な友は、又我々の誠実な友でもある。 2499. 真の友は、我々の真の友でもある。 2500, 人が愛する人間は、決して醜くは無い。 2501. どんな製粉機も、側を流れる水で挽かない。 2502. 人間は運命によって、自分自身と他の人の為に形成される。 2503. 何が聞いたことを覚えていず、自ら何等きれいな言葉を組み立てることが出来ないのに、どうして人は美しく話すことが出来ようか! 2504. 他人を助けると巧徳が有り、他人を苛める者には苦しみと悲惨がある。それが法則である。 2505. 不義者は自分白身と自分のお金のことだけを考える。だから人が彼にお金のことを尋ねると、彼は気分を害する。何故なら彼は自分の感覚を失い、略奪されると信じてしまうからだ。 2506. その人が生まれ、生きていることによって人々が繁栄するなら、その人は本当に生まれた者である。 2507. 栄誉と名声を享受する者は真に生きる者である。お金のみを求め、他人に援助の手を拒絶する者は死者に等しい。 2508. 風が花の芳香を世界の隅々まで運んでいくように、善人は高潔な人間の長所を広める。 2509. 人が不埒らちなことをする時、彼を止める友は、もはや友ではなく教師である。 2510. お金のために激怒する者は、誠に一切れの腐肉のために、自分の種族を害するハイエナに等しい。 2511. お金のために争いを始める不義者は、自ら禍を誘き寄せ、不安と誤った感覚の中で自分の家族を破壊し、自分の商売を破壊する。 2512. 不義者は死を考えると、水で濡れた一枚の硬い皮のように、熱心さが挫けてしまう。だから彼は臆病になって死を考えず、突然の死に驚かされる。 2513. 火が乾いた枝葉に燃え付き焦がすように、お金に対する思いも不義者の感覚の中に侵入し、生涯の仕事を破壊する。 2514. 精通者が与える助言に従わない妄想の人は、腐った林檎のように破滅する。 2515. 知識有る感覚の理解者が、正しい場所で時宜に適って相応しい人に寄進することは、理解者である彼に祝福と成功をもたらし、それは永続する。 2516. 真実に対する愛、物惜しみ無く与えること、そして義は、高潔な人間の偉大な利点である。しかしそれを放棄する者は、恥辱、不名誉、損害を招く。 2517. 真実と権利を見捨てた人と決して同盟を結んではいけない。その人は見掛けは義人と結託しているかも知れないが。不誠実と低俗により、まもなく義人達から離れていく者である。 2518. 真実により法則と掟が守られ、提携と探求により学問が、清潔さに因り美が、良き振舞によって家族が、会食者により穀物が、系譜によって厩舎の動物が、絶えざる監視によって牛が、質素な着物を着ることによって女性は守られる。 2519, 風が絶えずその方向を変え、ある時はあちら、ある時はこちらから吹くように、不義者も絶えずその方向を変える。 2520. 創造の法則は全能である。それ故、軽蔑者はそれで滅びる。 2521. 金持ちでない者は、金持ちと長い間うまく遣っていく事が出来ない。何故なら彼の感覚は腐っているからだ。 2522. 賢者は、全ての普通の被造物が絶えず再び自然に還るように、自分の本性に従って処置をとる。 2523. 愚者は困っている時に、いつも不義者によって搾取される。だから彼は、絶えず自己を苦しみに導き、不義者によって自己を苦しみに追いやる。 2524. 拝金主義者は娼婦と同じく正直でない。彼らの幸福は長続きせず、彼らの悟性は愚者や無知な者のそれである。そして彼らの所業の全ては、無常である。 2525. 人は善人のみと一緒に住み、良い交際をするべきであり、善人と意見を交わし、親交を結ぶべきである;悪人とは何の係わり合いも持たず、企画をしてもいけない。 2526. ただ善人のみが、善人を苦境や不幸から救うことが出来る。 2527. 貴人は義によって満足を見出すが、賤しい人は大金と財産を喜ぶ。 2528. 予期せぬ富の流入は、人間の満足を破壊する。 2529. 人間にとって、勝利が絶えず喜びであらん事を。 2530. 人は自分の感覚を支配するかぎり、義の道に留まる。 2531. 権力者との戦いは、不賢明な弱者に死をもたらす。 2532. 権力者は弱者を打ち砕いてしまうまで、自分の場所で不義に留まる。 2533. 不義者に従う人々の幸福は、他人に依存する。 2534. 不義者の内面には決して喜びが無い。そして自分自身の人生に対しても、何の信頼も無い。 (32章 終り) ![]() |