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第 33章

 1. 創造。知恵者、義人の名において。
 2. 創造に讃えあれ。創造は啓示である。
 3. そして再びヤーウェは語り、エノク、即ちノアンダカンの映像付きの話を明らかにした。ノアンダカンは、ノアと呼ばれる。
 4. そして映像付きの話は明らかにされ、新時代に与えられ、オームの書に描かれる。
 5. エノクが500才と7か月14日になった時、更に幻によって次の映像付きの話が与えられた。  
 6. エノクは語った:「その映像付きの話の中で私は、天の天がどのように暴威的な戦慄に震えるのかを見た。」
 7. 即ち、あらゆる創造の群団が揺り動かされた。その数は無数であった。
 8. 強い振動によって、全ては震えていた。
 9. まもなく私は、創造がその栄光の御座に座しているのを見た。その回りには全ての知恵者、聖人、義人が立っていた。
10. 私、エノクは、驚異的な戦慄にとらわれた。即ち恐れと畏敬が私を捕らえた。
11. 私の尻は曲がり溶けた。即ち私の全存在が溶解し、私の顔に崩れた。
12. 燃える見張り人ミハエルは、別の燃える見張り人に命令した。その見張り人は、倒れていた私を再び起こした。何故なら私は、聖人の群団の光景、天の震憾と戦慄に耐える事が出来なかったからだ。
13. 燃える見張り人ミハエルは、私に言った。「どんな光景が貴方をそんなに震憾させたのですか?何故なら御覧なさい。今日に至るまで創造の慈愛の日が有り、創造は地上に恵み深く、寛容であったからです。
14. しかしこれは、地球人が自ら選んだ刑罰の暴威の日です。
15. 暴威の日がいつになるか、裁きと刑罰がいつやってくるのか、それは人間自らが準備をするのです。それは人間の行動の中のみに書かれています。
16. 時(時代)の日がやってくると、公正な裁きを否定し、創造の御名をいたずらに引用する者が多くいます。
17. しかし義人にとっては防衛となり、不義者にとっては審理であり刑罰であるその日は、準備されています。
18. その日には2つの怪物が分離されます。即ち女性と男性のそれです。
19. 女の怪物はレフヤタンと呼ばれ、海底に住み、
20. 男の怪物はべヘモスと言い、それは地上に住む。
21. 私は燃える見張り人の一人に両怪物がどのように、一方は海の底に、他方は砂漠の大陸に分離されるのか、その力を見せてくれるように頼んだ。
22. 彼は私に語った:「今は人の子である貴方は、ここで隠された事柄を知ることを求めています。」
23. 別の燃える見張り人が答えていった。彼は私と一緒に行き、天の高見で最初と最後に隠されているもの、そして地の底に、天の果てに、天の基礎に、風の貯蔵庫に、隠されているものを、私に示してくれた。
24. 即ち、私に答えてくれたのは、隠されたものを私に示してくれたのと同じ見張り人であった。
25. 雷が休息の場を持ちその音響が待たれると、雷と稲妻は分離されないこと、それらは一体ではないがやはり別れ難く、霊の力によって共に歩むという隠された事を私に示してくれたのは、同じ燃える見張り人であった。
26. 何故なら稲妻が走ると雷も音を出すからである。霊は落雷するまで抑止し、同時にそれらの間で分けられる。何故なら落雷の蓄えは砂のようであり、それらの一つ一つが落雷の手綱で締め付けられており、霊の力によってそれらは後に引き捌かれ、地上の地の量に応じて遠くに発放されるからである。
27. 海の霊は男性的で力強い。霊はその力に応じて海を手綱で引き戻し、同時に遠くに放ち、地の全ての山に撒く。
28. 霜の霊は、その独自の見張り人で、雹の霊は良い見張り人である。
29. 雪の霊は、その強さの故に放免され、それは特別の霊を持っていた。そこから立ち昇っているものは煙のようであり。その名は霜であった。
30. 霧の霊は、それらと一-緒に貯蔵庫の中にあらず、それは特別な貯蔵庫を持っている。何故ならその流れは、鮮明さ、光り、闇、冬、夏の中にあり。その貯蔵庫は光りであり、霊そのものは見張り人であるからだ。
31. 露の霊は、その住みかを天の果てに構え、それは雨の貯蔵庫と関連し、その流れは冬と夏に有り、その雲と霧の霊は結合し、一方は他方に与えている。
32. 雨の霊が、その貯蔵庫から外に動き出すと、見張り人がやってきて貯蔵庫を開け、霊を導き出す。同じく霊が全大陸に拡散されると、そのたびにそれは地上の水と結合する。
33. 何故なら海洋は、地上に住む人々のために有り、それは天に有る創造に創造される、地のための食物であるからだ。それ故、雨は容量を持ち、霊達は雨を迎え入れる。
34. これら全ての事柄を私は見た。義人が住む庭に至るまで。
35. これら全ての隠されたものを私に示してくれた燃える見張り人は、私に答えて言った。
36. 「これら2つの怪物は、創造の偉大さ、法則、掟により、人間自身に因って用意されたものです。
37. それらは法則と掟に従って飼育されねばならず、そうして義が成就され、無益にならないようにされています。
38. 地球人の独自の罪、独自の罪の誓約により、息子や娘達は、その父母と共に殺害されます。
39. しかし人々の独自の刑事裁判は、彼等の上に再び、静かになり、それは真に治まります。独自の刑事裁判が無駄にならず、生命を完全に壊滅しないためです。
40. この自ら生み出した人間の刑事裁判の日の後では、人間の裁きは更に慈愛、義、忍耐によって行われます。」
41. 即ち燃える見張り人は、私の質問を説明して言った。そしてこの映像付きの話の説明のみを与え、更にこれに関して私に説明された事柄について、沈黙するように命じた。
42. この映像付きの話を見た同じ日に、別の幻を見た。それは燃える見張り人が、長い紐を失わぬようにと私に知らせた。
43. 見張り人達は紐を取り、それにもたれて飛び、それから北の方に到達した。
44. そして私は燃える見張り人の一人に尋ねて言った。「何故見張り人は皆、長い紐を持ち、出発し、北に向かって飛んでいったのですか?」
45. 燃える見張り人の一人が言った。「彼らは計る為に行ったのです。
46. 彼らは、ずっと先の時間に向かって、地の北へと飛んでいったのです。彼らは日の平和の頭がいる平和の中心に義人の計りと義人の綱を義人の為に持っていくのです。そして義人達が、永遠に創造の御座を頼みとするためです。
47. それは、7000年の生命の後に始まり、義人は、義人の間で、日の頭の側に住むのです。この紐の計りは忠実な者に与えられ、義の言葉を固定させるのです。
48. そしてこの計りは、地のあらゆる秘密の深淵を明らかにします。そして義人と結束している全ての人達は、真に再び生き、誓われた約束を成就し、彼らは義人として公正でいるのです。
49. 砂漠を通って生命を失った人、大海や魚や動物に食べられた人は皆帰還し、選ばれた人の日、即ち日の頭を頼りとするでしょう。何故なら誰一人として、創造の前で生命を失いたくは無いからです。
50. そして天の上方にいる全ての人々は指示を得た。彼らは皆、力、声、そして彼らに与えられている炎に似た光りを持っています。
51. 初め義人達は邪悪な誓約により、創造に背いていましたが、償い、7000年の生命を納め、再び知恵者中の知恵者の元、即ち日の頭、ノコデミオンの下で公正であろうとしたのでした。
52. 即ち彼らは、聖なる運命の誓いを讃え、7000年の償いの生命の後新たに真実に生き始め、義人として地上に義をもたらすのです。
53. そして誰もが知恵にあって創造を褒め、讃え、崇拝し、話と生命の霊によって知恵ある自己を現れしましたが、それでも彼らは知恵と真理かから脱落し、地上で不義を生んだのでした。
54. しかし彼らは、日の頭、即ち知恵者の中の知恵者ノゴデミオンに従いました。彼は創造の力、即ち創造の法則と掟によって、即ち知恵者の御座である謙虚に座しています。
55. 日の頭は、天にいる聖人達の全ての働きを計ります。そして日の頭は処置の秤で、彼らの全ての処置を計るのです即ち彼は義人の全ての処置を計るのです。義人達は運命の誓いにあって一つであり、聖なる誓約を濡たし末す。
56. 彼が御顔をあげ。創造の御名により、あらゆる生命の隠された働きと、道と、創造の義の道に従った彼らの径を計ると、彼らは皆声を一つにして語り、存在である創造の御名を讃え、褒め、崇めるのです。
57. その声は、天の全群団と、天にいる全ての聖人と、創造に隣接する群団と、そこに生存する全てを呼ぶでしょう。
58. 創造に対して忠誠が為され、創造に感謝と讃美がなされるでしょう。
59. 全ては口を一つにして忠誠の霊、知恵と忍耐の霊、慈愛の霊、権利と平和の霊、善の霊にあって、讃え、褒め、崇め始めます。
60. そして全ては口を一つにして語るのです。「創造に讃えあれ。あらゆる生命を創られた創造の御名が永遠において、永遠に至るまで讃えあれ!」と。
61. 眠らないもの全てが創造を讃えるでしょう。天と地に有る全ての聖人、そして地上と生命の庭に住む全ての義人、そして創造の御名の聖性を讃え、褒め、聖化する能力の有る全ての光りの霊が、創造を讃えるでしょう。そして全ての肉なるものが、創造の御名を声高らかに永遠に褒め、讃えるでしょう。
62. 何故なら創造と生命の慈愛は、偉大で、寛容で、その働きと権威の全てもそうであるからです。即ち創造は生み出しただけの事を、創造の御名によって生きている義人と全ての人々に明らかにしたのです。」
63. 即ち私は、地上の全ての王と権力者を凌ぐ、知恵者である大いなるヤーウェを見た。
64. 即ちヤーウェは、王、権力者、貴人、地上に住む人々に命じ言った。
65.「ノコデミオンを認識できる時には、貴方がたの目を見開き、頭を上げるが良い。彼は選ばれた人として多くの名を持ち、多くの姿をとって地上に生まれ変わっている。」
66. そしてヤーウェは、その権威有る御座に座した。 そして義の霊が彼の上に注がれた。彼の口が語る話は全ての不義者や罪人を黙らせた。彼らはその御顔の前に平伏し恩寵を願った。
67. ヤーウェは語った。「まことにその日に、貴方がたは人の子となった知恵者の中の知恵者を見るだろう。その日には、全ての王、権力者、貴人、要塞を占める人々が立上り、謙虚な栄光の王座に座している彼を見、認識するであろう。
68. これは異なった時代に何時でも繰り返される。そして全ての者が、どの様に義が義にあり。彼の前で計られるかを見るだろう。彼の前ではどんな虚栄的な話もなされない。彼はその話の虚しさを知るからである。
69. 知恵者である子が子宮口に入り産みの苦しみを持つ時、難産でうめき苦しむ女の様に苦痛が不義者や罪人を襲うだろう。
70. 彼らの一部は他の一部を観察し、彼らは驚き顔を伏せる。女の腹から産まれるその子が、謙遜の栄光の王座に座しているのを見る時、苦痛が彼らを捕えるであろう。
71. 地を支配する王、権力者、地上を占領している全ての人々が、真に地上で全てを支配する者-即ち天に居る者と人の子達に隠されていた者を褒め、崇める時代がやってくるだろう。何故なら彼は、純粋霊として地上からずっと離れた水準域に住んでいたからだ。
72. 何故なら人の子である彼は、その威力を人の姿に置き、人の子等の間に行き、姿を表わすまで隠され、創造そのものが、彼を創造の水準に守っていたからである。
73. 聖人と義人の集団が播種されるだろう。そしてその日には、すべての義人が彼の前に立つであろう。
74. 権力の有る王、貴人、要塞を支配する全ては、彼の前でその御顔に倒れ、平伏し、人の子に彼らの望みを託し、彼に懇願して慈愛を求めるだろう。
75. その時日の頭は、彼らに急いで立ち去るように促すであろう。彼らの顔は恥辱で満ち、その上に闇が積るだろう。
76. 燃える見張り人達は彼らを迎え入れる。彼らは子供等と義人を虐待した事に対する独自の報いを自らに果す。
77. 彼らは、それを喜ぶ義人と誤りのない人々にとって、見物となるで
   あろう。何故なら日の頭の怒りが彼らの上に休まらず、知恵者の剣は彼らを打ち負かすからである。
78. 義人と誤りの無い人々は、その日に救われ、彼らはもはやその時から、罪人や不義者の顔を見ることは無いであろう。
79. 創造が識別して彼らの上に住むであろう。彼らは人の子と一緒に住み、再び人の子が自分の水準に消え去り、そこで永遠から永遠に生きるまで、長い間、食べたり、寝たり、起きたりするであろう。
80. 義人と誤りの無い人々は、地上から上げられ、その顔を伏せるのをやめ、生命の衣を着ているだろう。                   
81. それは創造の側で、日の頭により生命の衣となるであろう。彼らの衣は古くならず、彼らが獲得した栄光は、創造の前で減ることは無いであろう。
82. その日には、要塞を占める権力のある王たちは、自らに果した独自の刑罰裁判にかけられるであろう。
83. 僅かの平安を、と言う彼らの懇願は聞き入れられず、彼らは創造の前に平伏し、創造の前でその醜行を告白することが許される。
84. そして彼らは創造を褒め、讃え、こう言う。「創造に讃えあれ。生命、王、権力者、君主の創造、それは栄光の力、知恵の力、全ての秘密は創造にとって明らかな知識、
85. 貴方の力は類から類へ、貴方の栄光は永遠から永遠へと限り無し。
86. 貴方の全ての秘密は限り無く、無数であり、貴方の義は義において測り知れず、
87. 我等は今や創造とその栄光を褒め、讃えることを知りたり。それは全ての王、権力者の上に立ちしものなり。」
88. 彼らは言うであろう。「ああ、我等に平安を与えられたなら、創造を褒め、讃え、感謝し、創造の栄光を知っていたなら!
89. 今にして我等は、小さな平安に憧れるが、それを見出さない。我等は追放され、創造を保持しない。我等の前から光りが消え、闇が永遠に我等の内に留まる。
90. 我等は創造を知らず、創造の御名を褒めず、知恵の頭を、その全ての行いにおいて褒めなかったからだ。
91. 我等の希望と生命は、ただ我等の富と、表面上の人間的栄光の王笏にのみ向けられていた。
92. 苦難の日に創造は我々を助けない。知恵在る日の頭も我等を助けない。我等は悲惨から救われず、何の平安も見出さない。そして創造と日の頭が、その全ての行い、法則、掟、権利において真実であることを知る。それらは我等人間に、我等独自の何の顧慮もしない。
93. 我等はその働きのゆえに、創造の御顔と日の頭の前で消えゆくであろう。我等の罪の全てが、義の中で数えられている。」
94. こうして不義者は哀しみ泣くだろう。王、権力者、貴人、罪人の全てが。
95. 即ち彼らはこう言うであろう。「我等の意識は、不義なる財産で満ちているが、財産は、我等が地獄の苦悶の炎の中に落ちていくのを止めない。」
96. その後彼らの顔は、人の子の前で闇と恥辱に包まれる。人の子は日の頭であり、知恵者の中の知恵者、真のノコデミオンである。彼は知恵者の子として地上を遍歴し、愛と平安の水準から、苦しみの中に放たれている。
97. 法則と掟によりすべての不義者は、彼の御顔から排除される。そして義の剣が、彼の御顔の前で、彼らの間に住むであろう
98. 即ちヤーウェは語った。「これが権力者、王、貴人、要塞を占める人々、その他、創造と日の頭の前に、不義者である人々に対する独自の処理であり、独自の裁きである」
99. 又私、エノクは、その場所に隠されたものの中に、別な姿をみた。
100. 私は燃える見張り人の声が、私に語るのを聞いた。「これが見張り人達です。彼らは天から地に下り、隠された事柄を人の子等に明らかにしたのです。そして人の子らが罪と誤ちを犯すように、仮らを誘惑したのです。
101. しかし彼らの所に知恵者の中の知恵者ノコデミオンが、アラハト・アテルサタ領域から近づいてきました。そうして彼が苦悩に満ちた人の子となり、彼と彼の創造の教えによって、全ての害悪と、全ての罪が取り除かれるためです。
102. 彼、人の子は、長い間苦悩の中に有り。予言者として何回も生ま れ変わります。地上で最初の使命を開始したのはエノクです。他の時代にはエリア、イザヤとしての使命を反復し、次にエレミア、イマヌエル、そしてモハメッドとして、彼らの後に続きます。
103. 従って、時代の時が完成し、彼の名が宝の番人と呼ばれる時、義人がその7000倍の罪を抹消し、運命の誓いを成就する為の第一歩が踏み出された時に彼は現代の予言者となるのです。
104. ノアンダカンが地上を見た時であった。彼は地上がどんなに歪み、その腐敗がどんなに近いかを見た。
105. 彼、ノアはそこから足を運び、地の果てまで行き、彼の先祖であるエノクに向かって叫んだ。
106. ノアは憂えた声で3回語った。「聞いてくれ、聞いてくれ、聞いてくれ。」
107. 彼はエノクに呼び掛けた。「地上に起こっていることが何か、私に話してくれ。地球は余りにも疲れきり、揺さぶられている。
108. 私が彼らと共に破滅しないように私に語ってくれ!」
109. 即ちノアンダカンは伝えた。この後直ぐに地上が大きく揺れ動き、天から声が聞こえた。そして、私は顔を伏せた。
110. 私の先祖であるエノクがやって来て、私の側に立ち、言った。「何故貴方は悲嘆に暮れた涙と叫びを持って私を呼ばれたのか!
111. 聞くが良いノアンダカン。法則と掟の結果が、地上の要塞に住む人々の上に成就する。彼らの終わりが来るのだ。何故なら地上に住む人々は、見張り人の全ての秘密と悪人の全ての暴力行為を知っているからだ。
112. 彼らは皆、その隠された力と、全地に豪雨の映像を注ぐその全ての力を知っている。
113. 彼らは地の埃から、どのようにして銀が生産され、どの様に水銀が地上に存在するのか、鉛や錫についてもその秘密を知っているのだ」
114. 私の先祖であるエノクは、私の手を取り私を抱き起こして言った。「行くが良い。何故なら私は、地上の運動についてヤーウェに尋ねたからだ。」
115. 彼は私に言った。「彼らは自分達の不義の故に、この裁きを成就させたのだ。もはや彼らが探求し、それによって地球とそこに住む人々が滅亡することを知った日の故に、私の前で計算が為されることは無いであろう。
116. 彼らのための避難所は、地球上にはどこにも無いであろう。何故なら彼らは自ら出来事を引きお越し、隠されたものが何か、彼らに示されたからだ。
117. だから彼らは自らによって裁かれるのだ。しかし私の息子である貴方は違う。何故ならヤーウェは、貴方が秘密の故のこの叱責について、清く正しい事を知っているからだ。
118. ヤーウェは貴方の名前を聖人の間で確固たるものにした。彼は貴方を要塞に住む人々から守るだ。そして彼は貴方の子孫を、義にあって王と大いなる栄光となるべく定めた。
119. 貴方の後裔から、義人と聖人の泉が大いなる数で、時代に引き起こされよう。
120. しかしヘブライ人と呼ばれる落ち着きの無いジプシーによって、その栄誉は貴方にとって戦闘的となる。
121. 彼らは不名誉な由来を貴方の栄光だと偽り、貴方を不当にも彼らの祖先であると言うだろう。
122. 彼らはアダムに遡る貴方の系統から生まれた民が、決してそうではないと、誹謗することを意図するだろう。
123. 今もそして永遠に、地上の要塞の支配者であろうとする考えを抱く、この非良心的な無頼の徒から、身を護りなさい。
124. だから貴方の後裔を最も遠き将来に至るまで、このヘブライ人から守るようにしなさい。何故なら彼らの不義ゆえに地上の子等は多くの死と、多くの害悪に苦しまねばならないからだ。
125. 彼らは強奪し、殺害し、彼らのものでない土地を盗み、目的を達する為に、彼らによって流される無実の血をものともしない。
126. 地上の全ての民が、このヘブライ人とその全ての後継者から身を護らなければならない。何故なら彼らは、最も遠い将来に至るまで落ち着きが無く、世界に影響を及ぼす強力な組織建設を貪欲に求めるからだ。
127. 彼らにとって由来の嘘は限り無い。真理を秘匿する事も限り無い。自らの誘惑者である彼らは、邪悪な巨人の子孫である。彼らは運命から逃れ、砂漠、森、山に逃げた。そしてそこから時が過ぎて突然殺人と激しい壊滅が生じ、支配計画が遂行されたのだ。」
128. この話の後、私の祖先エノクは、ヤーウェの見張り人と水の力を私に示してくれた。
129. 即ち私は、地上の人々が自ら放つことを決定した水を見た。そして要塞の上に留まり、住んでいる全てに裁きと腐敗がもたらされるためである。
130. ヤーウェは、その見張り人全てに手を挙げず待つようにと指示を与えた。何故なら見張り人達は水の力を支配していたからだ。
131. それから私は祖先であるエノクの眼前を去った。
132. そしてその日にヤーウェ自らが私に語った言葉が起きた。そして彼は言った。
133.「ノアンダカン見よ、貴方の持分が私の前にやってきた。叱責の無い持分、愛と正直の持分である。
134. 今見張り人達が貴方に木製の建物を作っている。彼らがそれぞれの仕事に出掛けて行ったら、私はその上に手を置き、その建物を守ろう。
135. そこから生命の種が生まれ、変転が生じ、地球は無人にならなくてすむであろう。
136. 私は貴方の後裔を永遠に創造の前で強固にし、貴方の側に住む人々を地上の表面に広めよう。
137. だからノアンダカンよ、祝福あれ、創造の御名において地上に植えよ。
138. 私ノアはヤーウェの話を聞いた。ヤーウェは昔の見張り人が、生命を新たに生じさせるべきであると語った。何故なら彼らは当時、地上に不義を示したからであった。
139. そして彼らが運命の誓いを守らない時には、あらゆる不義者と共に燃える谷に閉じ込められると。
140. 私は西に燃える谷を見た。それは私の祖先エノクが前私に示してくれた、金、銀、鉄、水銀、錫の山の側にあった。
141. そして私は大きな運動と、大波のあった谷を見た。
142. これら全ては起きた。燃える鋳造と移行する運動によって、それぞれの場所に硫黄臭が生じていた。それは水と結合した。
143. 不義者のいる地の谷は永遠に燃え続け、他の多くの谷を通り、火の河が出ている。そこで不義者達は自らを罰するのだ。そして彼らは要塞に住む全ての人々を絶えず再び誘惑している。
144. その日に水は、全て、王、権力者、貴人、不義者として要塞に住んでいる人々にとって、意識と身体の治しの為に役立つであろう。
145. 即ち彼らのために、自ら生み出した刑罰があるだろう。彼らの感覚は性的快楽に満ち、自らその肉体を罰するであろう。彼らは生命の創造を否定したからであり、明けても暮れても刑罰を見るが、創造について知ることは無い。
146. 肉体が燃える度合いが強くなると、彼らの意識に変化が生じる。
147. 創造の前で、虚しい言葉が語られてはいけない。
148. 何故なら不義者の上に裁きが訪れ、彼らは肉体の淫蕩、あらゆる害悪、激しい欲望と嗜好癖を信じているからで、その時、創造を否定しているからである。
149. その日は、全ての水は自らその変化に苦しむ。何故なら不義者自らが罰せられるその日には、水源の温度が変化するからである。
150. 見張り人達が、地球から再びその飛ぶ発光体に乗る日には、どの河の源泉も変化し、冷たくなる。
151. そして私は聖なる見張り人ミハエルの声を聞いた。彼は答えて行った:
152.「不義者が自らの行いによって裁かれたこの裁きは、王、権力者、貴人、不義の中に要塞を所有している人々のための証である。
153. 何故ならこの自ら指名した裁きの水は、全ての不義考の救いと肉体の死に役立つからである。彼らはその裁きを自ら招いたのである。
154. しかし彼らはこれら全てのことを見も、聞きも、知りもしないであろう。何故なら彼らは、水がそれぞれ変化し、火となり、長い聞、煉獄の場所となることを見ようとせず、聞こうとせず。知ろうとしないからだ。」
155. その後私の祖先であるエノクは、一冊の本に書かれたあらゆる秘密の印の全てを私にくれた。即ち、彼の映像付きの話全てを。
156. この書は、私の祖先であるエノクの手によって書かれ、それはオーム(OM)と呼ばれた。
157. その書には、創造と生命の全ての秘密が与えられていた。即ちエノクに与えられた全ての幻と。映像付きの話が印されていた。
158. 私の祖先であるエノクは、私のために幻や映像付きの話、教えの書の言葉と印を、オーム(OM)の書に集めた。
159. その日私は、聖なる見張り人ミハエルが、聖なる見張り人ルファエルに答えて、次のように言うのを聞いた。
160.「霊の力が私を引き裂き、私を報い起こす。秘密における裁き、不義者における裁きの厳しさ、罪人が自ら執行する裁きの厳しさに誰が耐えることが出来ようか。裁きは留まり、罪人は裁きの前に溶けて消える。しかしその後しばらくすると、再び彼らは古き不義の中に陥る。
161. 聖なる見張り人ミハエルは、再が聖なる見張り人ルファエルに言った。
162.「それを聞いて感覚と意識が感動しない者がいようか。この言葉に心が動揺しない者があろうか!
163. 自ら命じた裁きが不義者から出ていった。彼ら自身から出ていった。彼らが悪へと連れ出した全ての人々の上へと。
164. 全ては起きた。聖なる見張り人ミハエルは、ヤーウェの前に立ち、聖なる見張り人ルフアエルに語った:
165. 「私はヤーウェの目のもとで、そして創造の真理についての知識において、彼らの味方でも、不義者の味方でもないだろう。何故なら生命そのものが彼らについて怒っているからだ。彼らが創造そのものであるかのように行っているからだ。
166. それ故、まだ彼らに隠されている裁きが彼らの上に下る。それは絶えず再び、折々に起こる。不義者が義人になるまで。
167. 見張り人も公正な地球人も、この裁きの分前を得ることは無く、不義者のみが自ら選んだ裁きを、折々に、そして永遠から永遠に保ち続けるのである。
168. 荒れ狂う洪水による裁きの後、多くの時が過ぎ去る。この裁きの後、本来の過失者はその責任を除去されているが、その時から、不義者に驚愕と怒りの念を起こさせるだろう。
169. 本来の罪人が罪を負っていたのだった。何故なら彼らは地上の子等に、要塞に住む全ての人々に一切の秘密を示したからである。 
170. 見よ、予言者エノクによって与えられた、かつての過失者の名を。そして他の共犯者の名を見よ。
171. 見よ、ここにもう一度当時の罪人達の名がある。
172. 彼らの第1番目の者は、セムヤーサ。
173. 第2番目の者は、アレスティキタ。
174. 第3番目は アルメーン。
175. 第4番目の者は、コカバエル。
176. 第5番目の者は、トレエル。
177. 第6番目の者は、ルミアーレ。
178. 第7番目の者は、ダーネル。
179. 第8番目の者は、ヌカエール。
180. 第9番目の者は、バラーケル。
181. 第10番目の者は、アサセル。
182. 第11番目の者は、アルメルス。
183. 第1 2番目の者は、パタリアール。
184. 第13番目の者は、バササーエル。
185. 第14番目の者は、アナーネル。
186. 第15番目の者は、トゥリアーレ
187. 第16番目の者は、シマピンエール。
188. 第17番目の者は、イェタレール。
189. 第18番目の者は、トマエール。
190. 第19番目の者は、タレール。
191. 第20番目の者は、ルマエール。
192. 第21番目の者は、イセセール。
193. これらの人々は、当時存在していた見張り指揮官の頭、副指揮官、小副指揮官である。
194. 彼らの数は207人で、小副指揮官は160人を越えていた。
195. そして指導者であり、見張り人であり、首領である人々がいた。
196. 最初の人の名前は、ヤクンであった。その者は、誤ちを犯した見張り人達の子供を誘惑し、彼らを地上にもたらし、地上の人の子等である娘や息子達によって彼らを迷わせた者である。
197. 他の者は、ヘサバールと言う。この者は見張り人達の子等に邪悪な助言を与え、彼らを迷わせた。その結果、地上の息子や娘達の元で、彼等は肉体を堕落させた。
198. 第3の人はカドレールと言う。この者は、人の子等全てに致命的な打撃を与えた者である。彼は最初に地上の女を誘惑し、人の子等に死の道具、装甲、楯、屠殺のための剣、そして破壊するための全ての道具を示した。
199. 彼の手から地上の要塞に住む人々の上に、あらゆる暴力的死が出て行った。その時から、かつての全ての害悪が、未来の過失者によって再び除去されるべき最も遠い将来に至るまで。
200. 第4の人は、テネームエと言う。この者は、地上の人の子等に苦きと甘きを教えた。即ち彼らにあらゆる知恵の秘密を教えた。
201. 彼は人の子等にスケッチとパピルス紙に書くインク書きを教えた。そしてどうすれば真理が偽造されるのかを。そうして彼らはいつでも、今日に至るまで記号と筆記により偽りに耽ることが出来た。
202. まことに人間は、そのように鷲ペンとインクをもって真理を偽造するために創造されたのではない。又それをもって嘘と偽りが真理とされるように、偽りの誓いを記号と言葉に描くために創造されたのではない。
203. 何故なら地上の人の子等は、正にヤーウェの見張り人、天の全ての息子や娘等として創造されたからだ。彼らは公正であり、純潔を守るべきであった。
204. 彼らが公正で純血種を保てっいたら、全てを破滅に向ける死が、彼らに触れることは無かったであろう。
205. しかしこのことによって、彼らの知識ゆえに、彼らは破滅する。彼らの知る力により、私の心は焦粋する。
206. 第5の人は、カスデヤーと言う。地上の人の子等が霊力を邪悪に利用する時、霊力のあらゆる利用と、邪悪なショックを彼らに教えた。
207. 彼は狂気によって幽霊やデーモンを示した。それ以来、人々はそれを妄想している。
208. そして彼は、地球の女達が流産する時の母胎における胎児の衝撃を示した。又プシケの打撃によって、どのように人間が破壊されるかを彼に示した。」
209. 即ち私ノアダカンは、起こり、話された事柄を見、聞いた。即ち全ては語られたごとく成就された。
210. ここでヤーウェは啓示の提示を終えた。当時の過去におけるあらゆる事柄を理解するために、最も重要な事が語られたからだ。



第 34 章  ( 028頁 に記載 済)


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第 35 章


1. 創造、知恵者、義人の名において。
2. 法則であり掟である創造に、讃えあれ。
3. 予言者は創造の感覚に従って語る。それは創造の法則と掟によって与えられているものである。
 4. あらゆる生命体の創造である創造による平和と、正直さが人間に在るように。
 5. あらゆる霊的満たしと、物質的財産をもって人間を祝福された創造に称えあれ。
 6. 創造は、世界の基礎が置かれる前に、人間を王位に選んだ;人間が聖なるもので、非の打ちどころが無いようにと。
 7. 創造は創造の意に適うことにより、人間が創造の子供であるようにと、人間に愛を持って命令された。
 8. 創造の栄光を讃える為に、創造は人間に生命を通して命を恵まれ、生物と被造物が創造された。
 9. 人は創造の豊かな愛により、創造の中に救いを得、誤ちを排除する。
10. 創造はあらゆる知恵と賢さにおいて、人間に豊かに愛を体験させた。
11. 創造は人間に、創造の意志に従ってその秘密を人間に知らせた。創造はその意志を、法則と掟によって提供している。
12. そうして法則と掟が、その時々に応じて実行され、遵守されるためである;
13. そうして全ての事柄が秩序をもって統合されるためである;霊的にも物質的にも、両者が統合されるためである。
14. 法則と掟の中で、人間は創造の相続分を手に入れた。即ちそれは万物の意図と創造の意志の助言により人間に規定された;
15. 人間は生命を待ち受けるようにと、昔から創造の栄光を讃えられる資格者である。
16. 貴方がた人間は、創造の中にあれかし。貴方がたは真理の言葉-教え、法則、掟、秩序である創造を聞いた。
17. 貴方がた人間は、創造の中にあれかし。貴方がたは創造の知識を得、創造は聖霊で封印された。貴方がたに意図的に約束されているがごとく。
18. 救いのために、人間と創造の相続人の担保となっているのが聖霊である。人間はいつか、創造の栄光を讃えるために創造の中に入っていく。
19. 人間よ、貴方自身のために創造に感謝する事を止めてはならない。そして祈りの中で絶えず創造を想起せよ。
20. 創造の栄光が人間である貴方に知恵と啓示の霊をお与えになるように、創造を認識する為に。
21. 創造が貴方の意識の目を照らさんことを。そして貴方が、創造の前で何という希望、何という豊かな栄光を、創造が貴方に授けられたかを、認識することが出来るように;
22. そうして貴方は溢れるばかりの創造の偉大さと力において、貴方に何が与えられているかを認識するために。何故なら、貴方は知識を得、創造の強さである力が、貴方の中で働いたからです;
23. そうして創造が他の全ての生命の中にあっても、その力を働かせていることを貴方は知るのです。
24. そして創造の力は、全ての国の上に、全ての暴力、権力、支配と、その他挙げられ得るものの上に届くのです。
25. そして創造の力は、この物質世界だけでなく、目に見えない世界と霊界、即ち過去と未来の世界にも達するのです。
26. そして創造の力は、万物をその足元に置き、謙遜をもって自らをその上に掲げ、全ての生物の頭となられた。
27. 創造は全ての生命の肉体であり、霊であり、全てを果す、生命の満たしである。
28. しかし貴方がた人間は、創造の法則と掟に対する全ての違反と罪の中に死んでいる。
29. 以前と同じように貴方がたは此の世の運行に従い、周囲を暴力で支配している権力者に従い、即ち、悪と否定の力によって歩んでいる。それは今日、人の子等と彼らを囲む空中の中で業を行っている。
30. 貴方がた全ては、昔、邪悪な暴力の力の中を、肉と堕落の快楽の中を歩んでいた。そして肉の意志することを行った。貴方がたの感覚は、生れ付き怒りの子であった。
31. 創造は慈愛に富み、創造の法則と掟に従って貴方がたに再三再四生命をお与えになった。
32. 創造は、貴方がたが自ら定めた本質も含めて、再三再四貴方がたを目覚めさせた。
33. しかし貴方がたは、繰返し困窮と醜態の中に沈み、全での法則と掟を軽視した。
34. しかし創造は、貴方がたに生命を与え、貴方がたを何度も何度も目覚めさせた。創造がいつも貴方がたに、溢れる愛と善の富を示すために。
35. 即ち貴方がたは、何度も何度も愛によって救われた。貴方がたの貧しい知識のゆえに。しかしその救いは貴方がたに由来するものではない。そうではなく、それはその法則と掟による創造の賜物である。
36. 即ち貴方がたの生命は、貴方がたの業によるものではない。だから誰もそれを自慢することは出来ない。
37. 人間は全て、又その生命も、創造の作品である。良き業のために愛の中に創られ、創造は前以てその愛を用意された。そうして人間がその中を歩むためである。
38. だから貴方がたも、かつては創造によってのみ生きた人間であった事を考えよ。貴方がたは創造の法則と掟に組こまれていたからである。
39. 貴方がたは前世において肉であった。そして貴方がたは、より公正な人々によって不義者と呼ばれた。
40. いつでも貴方がたは知識も無く、貴方がた自ら真理を除外していた。だから貴方がたは何の希望も持たず、創造もなく、待つ者であった。
41. 創造の中に留まれ。たとえ貴方がたが、かつては創造から遠く離れていたとしても。
42. 予言者の時代とその真理により、貴方がたは創造に近づいた。たとえ貴方がたが、その真理を真に理解するためには、まだ遠く離れているにしても。
43. 聞くが良い。創造は貴方がたの平和である。創造は、霊と肉体から一つに成り、貴方がたが生きることが出来るように、両者の柵を壊した。
44. 創造は、生命にその法則と掟、秩序を与えた。そして創造が貴方がた自身の内に在り、貴方がたが貴方がた自身から新しい人間を創り、平和を作るためである。
45. だから知識と愛によって創造と和解せよ。そうして法令が満たされるためである。
46. 創造は遍在し、自ずと貴方がたを通して、平和と愛の真理を伝える。
47. もはや創造の客やよそ者でいるのではなく、創造の子であり、創造の意識者であれ。
48. あらゆる生命の礎石である、創造の法則と掟を基礎にして建てよ。
49. 法則と掟の全構造を互いに組み立て、それを基礎とせよ。そしてそれを創造の聖なる宮に発展させよ;
50. 創造の霊の住みかとして、貴方がた自身が共に建造する宮そのものである。
51. 貴方がたは予言者によって与えられたように、創造の愛の決議について聞いた。
52. 貴方がたが生命を獲得するにつれて、啓示の秘密が貴方がたに知らされた。
53. 貴方がたはそこから、生命の秘密とその了解を学ぶが良い。
54. しかし全時代において、今日、それが霊力により啓示され、言葉と書で記録される程、人の子等に全てが告知された事は無かった。
55. 即ち-法則、掟、教え、秩序が、永遠の永続性を持ち、決して消えることが無いことを。
56. それらは無知なる人々にも有効である。彼らはあらゆる創造の知恵と愛の相続人である。
57. まことに無知なる者も、肉体と創造の霊の一部を持つのである。即ち彼らは、法則と掟に於る、あらゆる約束を受け継ぐ同僚である。
58. まことに無知なる者も不義者も、創造の子である。たとえ彼らが創造を否定していながら、創造の自明の贈り物を受け取っているとしても。
59. 創造の威力により、人間には力が与えられている。だから人は変化し、創造に至る道を見出すことが出来る。そして彼が義人になるためである。
60. しかし如何にして、創造がその秘密の生命の決定を行うかを明るみに出すことは、人間次第である。その決議は世の初めから人間には隠されていた。
61. しかし創造の秘密の決定は、無知によって人間には隠されたままである。人間はその為に努力もしないからである。だから予言者によって真理が明らかにされねばならない!
62. どの様にして、創造がその秘密の決定を行うかを明るみに出す為に、そして今、創造の多様な知恵である力と威力が、人間に知らされる為に。
63. この永遠の意図を、創造は自らその法則と掟の中に定めた。そしてそれが人々の間で、人間によって実行されるようにと;
64. それによって人間は大胆さを獲得すべきである。そしてそれによって人間は、創造に関する知識の中に、通路と確かさを見出すべきである。
65. 人々の間で教導する者が、予言者であり、霊的指導者であり、ヤーウェであるべきだ。何故ならその者に、教えそのものにより、そして法則と掟に従うことにより、知恵が与えられているからだ。
66. それ故地球人よ、貴方がたの予言者の言うことを聞くが良い。
67. それ故、私は貴方がたに願う。貴方がたは勇気を挫かず、貴方がたに栄誉を授け、創造の為にこの栄誉の中に留まるようにと。
68. 栄誉と畏敬のゆえに、私は創造の前に膝まづく。創造は天と地に在り、子であり、人の子と言われる全ての上に在る、真の創造である。
69. 私は祈る。創造の法則と掟の富により、その栄光により、創造が力を与えるようにと。そして創造の霊により貴方がたの内なる人間性が強くなる為である。
70. そして私は祈る。創造が知識において貴方がたの内に住み、貴方がたが愛の中に固定され、基礎付けられるようにと;
71. 誠に貴方がた人の平等が、その知識の広さ、長さ、高さ、探さがいかほどのものかを、ついに把握することが出来るためである;
72. 貴方がたも創造の愛を認識し、貴方がた自身の認識を越える。そして貴方がたが、全ての創造の豊かさを満たすためである。
73. だから私は、貴方がたに、しかるべき使命に従って創造の中を歩む様にと、警告する。
74. 柔和、愛、忍耐の中を歩み、愛をもって一方は他方に耐えよ。
75. 勤勉であり、創造の平和の絆により、霊における一致を守るように。
76. 貴方がたは霊と肉体を持ち、一体としても使命を持った一つの目的に召命されている。
77. 貴方がたは創造、知識、真理を持っている。
78. 貴方がたは全ての上に在り、全ての中に在り、全てを貫く創造を持っている。
79. 法則と掟の量に従い、貴方がたの一人一人に賜物が与えられている。
80. だからそれは、誰もが可能な範囲に応じて、高く上昇するようにという意味である。
81. 貴方がたはすべて皆、法則と掟の知識と認識、成熟した人間性、法則と掟の完全な豊かさに達するよう、貴方がた人間は研究し、学ばねばならない;
82. そして貴方がたがもはや未熟でなく、誤った教えの風にあちこちと翻弄されないためである。その教えは邪悪な人間の悪意によって、宗教宗派として成立したもので、それはただ欺隔であり、人間に忍び寄り、そそのかし、だます。
83. 愛にあって真実であれ。全ての点で、万物の頭、即ち創造へと成長せよ。
84. 創造によって全肉体が組み合わされている。四肢は関節により他につながっている。
85. だから私は貴方がたに言う。そして創造の存在により証言する。貴方がたはもはや、創造の意義の正しさを疑わねばならない無知なる者や不義者として、放浪してはならない。
86. 無知なる者と不義者の悟性は曇らされ、彼らは自らと自らの生命に未知となった。
87. 彼らは創造もなく、無知の中を生きている。その無知は、彼らの頑なな感覚によるものである。
88. 無知なる者や不義者は、その良心が鈍くなり、あらゆることの猥褒に耽り、所有欲に満ちた不浄を行っている。
89. 創造はそのように人間に教えなかった。又創造の法則と掟もそのようではない。たとえ貴方がたが、法則と掟の真理が意昧するのとは違ったことを聞き、誤って教授されているとしても。
90. 以前悪の中をさ迷い歩いた無知と不義なる古き人を、貴方がたの所から払い除けよ。彼は貴方がたを偽りの楽しみによって堕落させた。
91. 貴方がたの人間を、貴方がたの中で新しく作り変えよ。そして貴方がたの悟性とプシケを清めよ。そうして貴方がたが人間らしくなるように。
92. 新しい人を着よ。それは誠実な義と厳粛さにあって、創造により創られた人間である。
93. だから貴方がた人間よ。嘘を語るのを止め、真理を語れ。
94. 誰もが隣人に真理を語るべきである。貴方がたは、互いに創造による人の子であるからである。
95. 腹が立っても罪を犯してはならない。そして太陽を、貴方がたの怒りと無分別の上に、決して沈ませてはならない。
96. もうこれからは、誹謗者や中傷者の道を歩んではならない。
97. もうこれからは、盗人は盗んではならず、真面目に働き、自らの手で生計を立てなさい。自ら持ち、必要な者にも与えることが出来るように。
98. 将来決して貴方がたの口から、邪悪な話、即ち腐敗した御喋りを漏らしては成らない。そうではなく、ただ善のみを、そして必要なことを話すが良い。貴方がたも、それを聞く人々にも祝福が在るためである!
99. 決して隣人を欺いてはならない。未知なる人も、貴方がたが封印されている人々にも。
100. 貴方がたから、あらゆる皮肉、憤怒、怒りを落とせ。又、戦争、叫び、中傷、あらゆる悪意、そしてことごとく他の害悪を払い落とせ。
101. これからは互いに心から親密さを示し、一方は他方に与えるが良い。創途もすべての初めから、貴方がたの誤ちが絶えず無傷で除去されるよう、貴方がたにお与えになった。
102. だから貴方がたは、真実の愛を持って貴方がたを愛している、創造の従順な子供であれ。
103. 創造の愛の中を歩むが良い。他の全ての生命も創造の愛の中を歩んでいる。
104. たとえ貴方がたは公正であっても、まだ中々義人にはなれない。だから性的不遵徳、不浄さ、所有欲に毒ついてはいけない。
105. 恥ずべき言葉を唇にすべらせてはいけない。又愚かな事柄や冷やかしもいけない。それらは貴方がたに似つかわしくなく、聞き苦しい。
106. 清潔で謝辞の言葉を話せ。無知なる者や不義者がその言葉を聞いて、貴方がたに攻撃出来なくなるように。
107. 全ての害悪は、偶像礼拝者の相続人であることを知れ。それは創造の御国に関与しない。
108. 似非聖職者や無知な者、分派論者や不義者による、詰まらない言葉にだまされてはいけない。何故なら彼らのために、絶えず世界に戦争、貧困、苦しみが起きているからだ。
109. 不従順のままであってはならない。そうではなく、人の子として創造の栄誉であれ。
110. 害悪の仲間でなく、光りの子であれ。何故なら貴方がたはかつて闇であったが、今は光りであるからだ。
111. 光の子のように真理の光りの中を歩め。何故なら光の輝きは、知識における混じり気の無い、愛、善、義、真理であるからだ。
112. 創造の法則と掟に従って、何が意に適うのか、絶えず吟味せよ。
113. 創造の法則と掟に従って生き、実を結ばない闇の業と結び付いてはならない。
114. 真理は全てを明らかにする。そして全ては絶えず光に達する。昼の光が夜を追放し、闇の秘密を暴くように;
115. 即ち貴方がたが如何にして歩んでいるのかに注意せよ;貴方がたは眠る時に目覚めていよ。そして死人から蘇れ。貴方がたはそのようにして光に照らされる。
116. 貴方がたが知恵の無い者として歩まず、知恵者であり義人として歩むように、観ていよ。
117. だから時を十分に活用せよ。何故なら時間は、無知なる者と不義者により邪悪にされ、害悪をもたらすからである。
118. だからどのように貴方がたが歩むかよく注意せよ。無理解者でなく、理解者である様に。それが創造の法則と掟である。
119. アルコールを止めよ。何故なら、そこから病気と無秩序な本質が生じるからだ。真理の霊に満たされ、酒のエキスに満たされてはいけない。
120. 人間とし互いに讃美し、霊的会話を導け。だから貴方がたは創造の栄光の為に歌い、演奏するべきである。
121. 貴方がたが得た事の全てに対して、いつも創造に感謝を捧げよ。そして創造にその御名を讃えよ。
122. 互いに創意の愛の中に調和せよ。そして互いに人間として調和せよ。
123. 貴方がたは男であり女であるが、女は男の臣下ではなく、男は女の臣下でもないことを考慮せよ、
124. 法則と掟の前に、又それによって、女も男もその権利に於て等しい。だから一方が他方に劣ることは無い。
125. なるほど夫は仕事をし、導く時、家族の頭であるが、それも妻達との共同による。
126. 夫は妻を愛するべきである。創造がすべてを愛するように。従って何かの点で、自らを妻の上に置く権利を握ってはいけない。
127. 夫は妻を聖化し、言葉の水浴によって清浄に保つべきである。
128. 夫も又万事において清潔であるべきだ。そして彼が家族と共に指導の長と言うだけで、なんら支配するのではない、同等の権利を持った共同体を築くためである。
129. 権利と義務にあって、男と女の間に不平等の斑点やしわがあってはならず、万事において平等の権利と義務があるべきである。
130. 即ち妻も自分自身の身体のように夫を愛し、夫に対して公平であるべきだ。
131. だから夫は皆、自分の妻達を愛し、妻は自分自身のように夫を愛するが良い。妻は夫を恐れ、夫は妻を恐れるのではなく、彼らは愛と誉れと尊敬にあって、畏敬の念を持つべきである;これが創造の法則と掟である。
132. 子供達は、両親と創造の法則と掟に従順であるべきだ。何故なら、その事が唯一創造の秩序に順じるからである。
133. 父と母は、創造のように尊ばれるべきである。それは創造によって命じられている。
134. 両親は、子供達を刺激して怒らせてはならない。又子供達も、父や母に対してそうであってはならない。
l35. いつも相互愛の中で警告し、許し合いなさい。創造が愛を持って貴方がたに対しているように。
136. 良い意志を持ち、不義者の合図でなく、創造の法則と掟の合図により、絶えず貴方がたの義務を行いなさい。
137. 貴方がたが自ら関与した量に応じて、再び迎えられることを知っておくが良い。
138. だから貴方がたも貴方がたの権力者、支配者、貴方がたが民の上に置いた高き人々も、自分の義務を行うべきである。
139. 不義の脅かしと刑罰を止めよ。そして貴方がたも創造の子であり、他の全ての人々に勝る権利と義務は持っていない事を考えに入れよ。
140. 創造にあっては官職や富による人望は無い事を考慮せよ。何故なら創造にあって全ては平等であり、同等の価値を持っているからだ。
141. だから貴方がた全ての者が、創造とその巨大な力にあって強くあれ。
142. 絶対に武装したり、隣人に対して武器を取ってはならない。疑いの余地無く、正当防衛である以外は。
143. 即ち、戦争、兵、軍団を避け、緊急時と防衛のためにのみ設置するべきである。
144. 誠に人は、血と肉を敵として戦うのではなく、人間自身の中に在る悪に対して戦うべきである。そうして彼は悪から解放されるのである。
145. 真理、愛、平和のために創造の武器のみを取り、人間自身の中に在る悪に対して戦い勝利せよ。そして人が人と成るためである。
146. 貴方がたの内に在る悪に対して抵抗し、創造の法則と掟によって貴方がたをしっかりと方向付けさせよ。そして貴方がたが、無敵の平和の戦場を維持確保できるように。
147. さあ、創造の真理を貴方がたの腰に巻き付け、装備し、創造の義の鎧を身につけ、創造の法則と掟の槍で武装して、いざ立ち上がれ。
148. 愛と知恵を持って旅装を整えよ。そして人々の中で平和の教えを勧めよ。
149. 万事に対して知識の盾を取るが良い。貴方がたはその盾で全ての不義の弾丸を防ぐ。
150. 知恵の兜と霊の剣を取りて、貴方がたは真理の言葉を広めよ。
151. 絶えず貴方がたの内で大きな声で、又は声を抑え、又は沈黙して、自意識を持ち、誠実に貴方がたの祈りを唱えるが良い。その時全ての行為を中断し、あらゆる注意を払って目を覚ましていよ。
152.平和と愛が絶えず貴方がたと共に在りますように、又真理と知識が在りますように注意せよ。
153. 創造、知恵者、義人の名において。
154. 創造の子であり、創造の法則と掟により生きている貴方がた全て、即ち貴方がたの子等の上に平和と愛が在るように。


第 36 章


 1. 創造、斜1患者、義人の名において。
 2. 創造に讃えあれ。創造は解明である。
 3. 即ち予言者は昔、地上の人々に話されたごとく解明して話す。知恵者と予言者の椅子に、律法学者、権力者、高官、似非聖職者、裁判官が座っている。  
 5. 彼らは人間に、迷いの教義と、不十分で誤った人間の法則を教えている。
 6. しかし貴方がたに言おう。彼らが誤って行い語ることを、 為したり、語ったり、守ったりしてはいけない。即ち貴方がたは、彼らの業に従って行ってはならない。
 7. 彼らは貴方がたに正気でない教え、法則、掟、禁令、規定を教えている。それは彼らと、彼らの祖先が偽造したものである。そうして彼らは今や、その享楽主義者と成っている。
 8. 彼らは人々に重い法則や規約、そして教条を負わせ、重荷を括り、人々に背負い切れぬほど背負わせている。彼ら自身は、それを担うこと無く、指1本も触れようとしない。
 9. 彼らはただ彼らの仕事を全て行うだけである。そして彼らは人々に見られ、良い報酬を得るのである。
10. 彼らは聖句箱(ユダヤ教で旧約聖書の章句を記した羊皮紙を納める皮の小箱)を広くし、着物の房飾りを大きくし。彼らの権威を顕示し行使する為にガウン、スータン(聖職者の通常服)を身につける。
11. 彼らはシナゴーグや寺院で、机の上座に座ることを好み、教会や話の出来る場所では、どこでも第一列に座ることを好む。
12. 彼らは人々に挨拶され、師匠とか主人とか、タイトルを付けて呼ばれるのが好きである。
13. しかしどんな人間も、師匠とか主人とか、タイトルをもって呼ばせてはいけない。何故なら知識を認識した知恵者にすら、それは相応しくないことであるからだ。
14. 人間は自ら創造の法則と掟に従うまでは、教師とか霊的指導者とか呼ばれてはならない。
15. 何故なら知識の知恵を持たず、師匠とか教師と自分を呼ばせる者は、それだけで、ますます偽りを訴えられるからである。
16. 何故なら人間よ、次のことを知るが良い;不正に自己を高める者は低くされ、不当に自己を低くする者は、軽蔑されるからである。
17. 霊と意識において大いなる者は、単に偉大だと称し、霊と意識において小さい者は、単に小さき者と称し、霊と意識において中庸である者は、単に中庸であると称するが良い。
18. 自分を実際の姿より大きく呼ばせたり、小さく呼ばせる者は、賢くなく愚かな者である。タイトルや官職は、人間を実際の姿より偉大にしない。
19. 貴方がた、律法学者、権力者、高官、似非聖職者、裁判官、職務執行者、支配者に禍あれ。貴方がたは人々の霊的進化を閉ざし、誤った教義、教条、法則、判決宣言によって、人々の自由、展開を拘束している。
20. 貴方がたは酷い死を迎え、そう簡単には生命を獲得しないであろう。生命を得ようとする者を貴方がたは妨げ、彼らを偽りと倒錯の教え、教条、法則で毒する。
21. 貴方がた、律法学者、裁判官、坊主、権力者、職務履行者、支配者、偽善者に禍あれ。貴方がたは寡婦や孤児の家を食い尽くし、誤って導き、裁き、説教した。そして貴方がたは、見せ掛けの公正な生活を送り、見せ掛けの長たらしい偽りの祈りを唱えた。貴方がたは人々と土地を支配し、彼らを搾取し、隷属させた。貴方がたはその為に罰を身に招くであろう。
22. 貴方がたが大陸や海を横断して、貴方がたと同じ考えを持つ仲間を見つけても、それは貴方がたに何の役にも立たない。何故なら、貴方がたがたとえ一人を勝ち得ても、その者から非理性の子を作るからだ。あたかも貴方がた自身のように。それから彼は貴方がたと同じように無理解の中で倒錯の教えと法則に耽る。それは貴方がた自身が行うより2倍も酷いもので、そのことは貴方がたに損傷をもたらす。
23. 貴方がた盲目の指導者、教師、倒錯した教え、教条、法則、掟の職務執行者に禍あれ。何の誓いも立てられてはいけないのに、貴方がたは嘘と真理のために誓いを要求する。
24. 貴方がた愚か者は、否は否でなく、ハイはハイではないと主張した。そして誰か寺院で誓うなら、それは無効となるが、神殿の金や銀にかけて誓うなら、それは確約されると、倒錯した主張をしている。
25. 貴方がたは愚者で盲目だ。そして貴方がたは邪悪の申し子だ。貴方がたは誓いが何の保証も絆も無く、単なる礼拝的な無価値行為である事を知っているのに何を貴方がたは誓わせるのだろうか。
26. 貴方がたは又、こうも主張している;祭壇で誓うならそれは何もなら無い。しかし捧げ物や神にかけて誓うならそれは結ばれると。
27. 貴方がた盲目の人、倒錯した教師、権力者、高官、裁判官、支配者、職務者よ;誓いを求めたり、宣誓したりする貴方がたの権利は、誰のものであろうか。創造の法則と掟は言っているではないか、決して誓いが為されてはならないと。何故なら話や答えは、最大限ハイ又は否であれと。
28. だから:地上の何かや宇宙にかけて誓う者は、長続きしない過去のものにかけて誓う者である。それ故誓いは長続きしない。
29. 創造や創造の法則と掟にかけて誓う者は、何かにかけて誓う者である。それについて彼は何の権威も持たない。だからその中に彼の誓いも長続きしない。
30. だから;何かにかけて誓う者は、言葉の真理に対して罪を犯し、疑いをもたらす者である。
31. 貴方がた、律法学者、権力者、坊主。裁判官、職務者、支配者、偽善家に禍あれ。貴方がた全ては、偽りの人民指導について責任がある。高い税金を徴収しているからだ。貴方がたその際、法則と掟に於る、最も重要な事柄を軽視している。即ち人間の権利、自由、知識、創造の真理である。
32. 貴方がたに禍あれ。盲目の指導者、盲目の集団である職務者よ、貴方がたはこう主張している。これはするべきで、あれはやめてはいけないと;何故なら貴方がたは、ただ倒錯した教えと法則を広めているからだ。
33. 貴方がた盲の指導者、教師、権力者、坊主、裁判官、職務者よ、貴方がたに禍あれ。貴方がたは蚊であり、貴方がたは消化出来ないラクダを飲み込んでいる。
34. 貴方がたすべてに禍あれ。律法学者、職務者、偽善者、裁判官、権力者、指導者、坊主よ、貴方がたは鉢や杯の外側は清潔に保つが、その内側は略奪、貪欲、権力欲で満ちている。
35. 貴方がた全てに禍あれ。貴方がた盲と偽善者よ。何故なら貴方がたは、真理の曲解者であるからだまず杯の内側をきれいにすることを学べ。そうすれば杯の外側もきれいになるだろう。
36. しかし貴方がた盲と偽善者よ、貴方がたは次のような盃である;内側は毒と怒りに満ち、貪欲に満ちており、外側は権力欲と強奪で満ちている。
37. 貴方がたに禍あれ。律法学者、盲目の人、偽善者よ;貴方がたは外側を美しく手を掛けた様に見せる上辺だけの墓の様だ。しかしその内側は悪臭、遺骨、汚物で満ちている。
38. まことに貴方がたは次のようである;貴方がたは外側から見ると、人々の前で善良で敬虔で正直で法則に忠実であるように見える。しかし貴方がたは悪臭、偽善、偽り、欺き、違反に満ちている。
39. 貴方がたに禍あれ、律法学者、坊主、裁判官、職務者、権力者、教師、偽りの指導者、偽善者、盲よ、貴方がたは死んだ予言者に墓標を建て、義人の墓を飾り、こう言う。
40. 「我々が先祖の時代に生きていたら、彼らと共に予言者とその血の責任を負わなかっただろう。」と。 
41. まことに貴方がたは予言者と、彼らの上にもたらしたその血に対して責任を負った。
42. 何故なら貴方がたは、既に以前生きていたのであり、貴方がたは予言者を殺害し、彼らの上に血を流した貴方がた自身の先祖であったからだ。
43. 貴方がたは決して、予言者をその生存期間中に注意しない。だから予言者は貴方がた不義者の内で、いつも大抵、憎まれ者である。彼らは貴方がたに、ただ軽視され、害され、拷問され、打たれ、牢獄に投げられる。そして偽った人間の法則で、彼らは虐待され中傷される。
44. そして彼らが死んでからずっと後で、貴方がたがもっと大きな苦しみの中にあり、何の救いももはや見ない時、初めて貴方がたは、彼らを予言者として認識する。そうして初めて貴方がたは、予言者を予言者に高め、悪事に手を染めないように努める。
45. 貴方がた全てに禍あれ。貴方がた偽善者と盲目の者よ!何故なら、貴方がた独自の罰が貴方がたの上に下るからだ。それは貴方がたに生まれ変わりの変遷により定められている。
46. 貴方がたに禍あれ、精霊やデーモンの崇拝者よ。貴方がたは単純かつ高度な民から、こっそりと死者に呼びかけ、彼らと話したと偽って思い込み、幻覚を信じる;貴方がた全てに禍あれ。何故なら貴方がたはそれに対し、気がおかしくなって贖罪しなければならないからだ。
47. 貴方がたに禍あれ。律法学者、坊主、権力者、裁判官、職務者、支配者よ。何故なら貴方がたも、その様な行いに対して責任の印があるからだ。何故なら貴方がたは、偽りの容認によって同じように偽りの意見を明らかにし、それに従って進めているからだ。
48. 貴方がたは全て、死者や、真理を述べる事の出来る十分な知恵を持っている様な人に呼びかけることが出来る程十分偉大でけかい。
49. まことに貴方がたは、自ら予言者を殺害し、真理のあらゆる教えを偽造した人々の、独自の子供であることを証言しているのである。
50. 貴方がた自身は先祖であったし、その後裔でもあった。だから貴方がたは罪深い先祖であり、子孫そのものであり、一つであるのだ。
51. 貴方がたも曾祖父母や祖先の基準を満たしている。真実には彼らは、生まれ変わりにより貴方がた自身なのである。貴方がたも再び無理解のまま人生を終えるのだ。その為に貴方がたは、未来の生まれ変わりで再び学ぶ努力をするであろう。
52. しかし真に次のことを知るが良い;今日のように誤った行動、思考をし、真理に向かわず、更にそのような事を続けるなら、貴方がたの次の生命は死と腐敗であろう。そして貴方がたによって苦しめられ、殺害された予言者のように苦しみを嘗めるであろう。
53. 貴方がた蛇とまむしの輩は、何と小さく虫食まれた人間であろうか。何の悟性も無く、その感覚において弱いのに、どうして貴方がたはまだ、意識と霊に於て偉大であろうとするのか。
54. しかし貴方がたによって地上に流された全ての義の血が、貴方がたを襲う。貴方がたは自ら殺害した、貴方がた自身の祖先である最初の予言者から、貴方がたが現代に至るまで悩まし、拷問し、虐待し、誤って裁き、打ち、投獄し、殺害したあらゆる無実の人の血に至るまで。
55. 又同じく将来も、尚貴方がたによって流され虐待される全ての血が、貴方がたを襲うであろう。
56. まことに私は貴方がたに言う。これら全ての事は、貴方がたの上にそして遠く将来に至るまで、貴方がた種族の上に起るであろう。
57. まことに私は貴方がたに言う。貴方がたの責任により地上に邪悪な時代があるだろう。
58. 破壊されない何もかも、完全に破壊されるであろう。
59. 何故なら人々は、生命、創造、真理に対して不法を行い。全てを泣き叫ぶ人の血によって築いているからだ。
60. 略奪と殺害によって、地球人はこの世界を築いた。そして自分自身の友や家族を裏切り、自分の貪欲のために彼らを殺害した。
61. その刑罰が彼らの上にあるだろう。それは独自の権力によって自ら生んだものである。即ち彼らが、全ての無実な者と隣人に対して行ったことが、彼らに起るだろう。
62. 創造の法則と掟がそれを望むのである。何故なら地球人がそれに違反したからである。
63. 見よ、私は前以て貴方がたに言う。私の言う通りになるであろう。
64. 地球人は第三次世界大戦に捕らわれるであろう。 そして多くの戦争と鬨の声が地上に鳴り響くであろう。
65. 一つの民は、他の民に対して蜂起し、家族の一員は他の一員に対して立ち上がる。
66. 地上に焼死体が転がり、人々は害虫のように根絶される。そして創造の法則と掟が成就されるのである。地球人は狂気にも、そこに至るまで挑発してきたのである。
67. 多くの民が滅亡するであろう。独自の罪により、偽善者や盲目の人々の罪により、坊主、偽りの教師、指導者により、そして権力者、裁判官、職務者、創造に背く人々により。
68. 人々の間の蛇やまむしの輩は、独自の罪により滅ぼされる。彼ら自身の罪により。
69. 地上に死の太陽が輝くであろう。その狂気を阻止することは何もできない;
70. そして地球人は改心して、創造の道を歩むのでなければ、自らを罰し、その全ての殺人の罪のゆえに破滅すると言う、古き預言が成就することになる。


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第 37 章


 1. 創造、知恵者、義人の名において。
 2. 創造に讃えあれ、創造は完ぺきさである。
 3. 予言者は物事の完ぺきさを教えている。古くからそれについての教えがなされているように。
 4. 創造の法則と掟は、全宇宙に有効であるから、それは遵守され、留意されるべきである。
 5. 創造の法則と掟は、霊の法則と掟である。即ちそれは、秩序と生命の法則と掟でもある。
 6. 創造は、秩序として、そして生命の基準として、権利のために法則と掟を公布した。
 7. そしてヤーウェは権利のために生命の基準として公正に法則と掟を公布した。
 8. 即ち人間が知恵と賢さの中を歩むべき道として、法則と掟が程よく与えられている。それによって人間は、公正となり、完全となるように。
 9. 人間が創造とヤーウェの法則と掟に従うなら、正しく生きるのであり、完成する。だから人は、他の法則と掟を持ち出す必要は何も無い。
10. 創造とヤーウェの法則と掟は、法則と掟として有効である。だからそれだけが有効であり、従われなければならない。
11. しかし人間が、自然のままの所与の法則と掟に背くなら、彼は不十分で非論理的な人間の法則と掟を持ち出す。それは倒錯した理解、処理、統轄の上に築かれたものである。
12. 人間はその意識において臆病である限り、人間によって作られた法則と掟も、小心で倒錯した教えに等しく、即ち完全性を必要とする。
13. しかし不当にも人間は、創造の法則と掟を軽視するなら、独自の法則と掟を創り持ち出す事も止むを得ない。しかしそれは欠陥に満ち、全てを誤謬に導く。
14. 人間によって作られた法則と掟は、いつも完ぺきさに欠け、殺人と悪を生み出す。そうしてまず全ての害悪が広がり、制御出来ずに蔓延すると、もはや人間はそれについて指導権を持たない。
15. 法則と掟は、知恵と論理によってもたらされる時にのみ価値を持つ。
16. 論理は、知恵と真理の認識を必要とする。
17. 人間の法則と人間の掟は、それが創造の法則と掟に基づかなければ。いつも力が無く、破壊的でもある。又ヤーウェが彼の知恵において公布しているように、創造の法則と掟に基づくヤーウェの法則と掟も同様である。
18. 創造の法則と掟は、人間の全生命を貫いている。又人間の直接の存在に関係付けられてもいる。
19. そのように創造の法則と掟によって、人間は、その度の生命の完全さの尽きるまで、その摂理において、自己の生命を生きるように定められている。そうして彼の霊と意識がこの道で完成するためである。
20. しかし人間が自殺によって自らを裁くなら、彼は法則と掟からそれることで、創造の計画、そして法則と掟に違反する。
21. 人間は自ら、初めと終わりを勝手に定める事が出来ないと言う点で、独自の生命と死を決定する権利を、持っていないことを認識せよ。
22. 法則と掟は、自殺が正当化されるような出来事や事情は、無いといっている。
23. 従って、第二又は第三者の手によって、権利を持って行使されて良い自殺も無い。即ち、殺人又は慈悲の殺害によるものである。
24. たとえ人間かどんなに多くの罪と重荷を背負い、やっかいな苦労を作り出したとしても、決して自分の死を勝手に自ら決定したり、他人に決定させたりする権利は無い。
25. 人間は、勝手に、自分の生命と死を自ら定める権利を、横領してはならない。
26. 同様に人間は、勝手に他人の生命や死を決定する権利を、決して横領することが許されない。
27. 人間のどんな罪も失敗も、認識に至る道である。それを通して人間は霊と意識において完全になる。
28. 自殺又は殺害によって失敗や罪を避けたり、他人によって回避される者は、認識から勝手に逃避する者で、その者は生まれ変わった時、もう一度残りの人生を体験し、埋め合せをしなければならない。
29. それによって完全に至る自然な生成過程が遅くなる。そのことは全く創造の意志ではなく、その法則と掟にもない。
30. いずれにせよ、自殺は臆病な逃避であり、低俗な臆病さである。それによって創造の法則と掟は踏みにじられる。
31. 地球人よ、次のことを考慮せよ;人間的悟性から見ると、創造は完全であるように見える。しかし真実はそうではない。何故なら人間と同じように、創造も完全になるからである。
32. まことに創造は霊であり、故に生きている。しかし創造も、その時の終わりまで完全にならねばならない。
33. 創造は、それ自体の中で一つであり、創造は一人で完全になることが出来る。創造自体により、被造物により、そして再び完成する新しい霊の絶えざる生産により。
34. 新しく生まれた雲は、なるほど創造自体の一部であるが、まだ最小部に至るまで無知である。
35. まだ最小部に至るまで無知である新しい霊が創られると、それは人間の肉体の中で生き、学び始める。
36. その様に人間の体に入った無知である霊は、人間には愚かに見える。だから彼は霊について、この人は倒錯していると言うのである。
37. しかし霊は決してそうではない。何故ならこの人間の中に在る新しい霊体は、ただ知らないだけで、全ての知識、知恵においてまだ空虚であるというに過ぎないからだ。
38. 従ってこの新しい霊体は、まず一生涯人間の体の中に生き、知識を集め、いくらかの知識を得るのである。
39. しかし人間の体は、一定の時を過ぎると再び死ぬ。そして霊体はあの世に行き、初めの生命の時のようにもはや無知ではなくなる。
40. 霊体は生まれ変わることにより、再び人間の体の世界に戻る。そして新しい学習の時を開始する。
41. 霊体は再び、更に知識と新しい知恵を学び集合させる。それによって霊体はどんどん無知から逃れ完成していく。
42. そのようにして多くの生まれ変わりを経る時が来ると、人は言うのである。この霊と人間は正常で混乱していないと。
43. しかしこれは霊体の終局でも成就でもない。何故なら霊体は知識を得ると、意識的に最大の知恵を求めるからだ。
44. 霊体は次の生命と生まれ変わりにより、益々成長し、完全になり、創造のように発達し、最後の窮極には創造自体と一体と成る。そのことは創造の法則と掟により、初めから霊体に定められている。
45. 即ちこういうことである。創造が一つの人間の霊体を創ると、これは人間の体の中で多くの生まれ変わりを経て、独立して成長し、完全になる。そして霊体は遠い将来いつか完全になり、創造に戻り、創造と一体になるのである。
46. そのことによって創造自体も完成するのである。何故なら知識と、知恵におけるこの完成の道は、創造自体によって成立し、創造のみがそのような知識とその様な知恵を所有し、それを行っているからだ。
47. 誠に私は貴方がたに言う。創造が新しい霊を創り、自ら広がり完全になることを止める時は来ない。休み、微睡み、沈思する時以外は。
48. 即ち創造も休息を必要とする。創造はある一定の期間眠り、創造活動を行わない。それは全て生きるものの特徴である。
49. 人間の生活が昼と夜を持ち、それが労働と休息に分かれている様に、創造も活動したり、休息する時を持っている。
50. しかしその期間は人間のそれとは異なる。何故なら創造は生き、その法則と掟に従って活動しているからだ。それは霊の法則と掟である。
51. 人間のための法則と掟は、物質的生命の法則と掟である。
52. 物質的生命は、その総合時間に制限がある。しかし霊的生命は永遠に続き、終わりが無い。
53. 創造霊の一部を持つ人間は、創造の霊的法則と掟と物質的生命の秩序に組されている。
54. 創造そのものは、創造の起源の法則と掟に組されている。それは永遠の絶対的である秩序と法則と掟に従って息づいている。
55. しかし初源の創造も、完成の法則と掟の監督下にある、たとえそれが思念に応じて、創造自体が生み出された全ての創造の初めであり、創造の源であるとしても。
56. 創造の秘密は人間にとって測り知れない。それは7つの倍数形の数で計算されなければならない。
57. しかしこれは秘密であり、法則と掟に属することである。それは人間が完成して完全となり、完成した霊体と成り、もはや物質的人間でなくなる時にのみ、人間の悟性が解くことの出来ることである。
58. しかし生命の法則と掟は、知恵者に隠されていない。何故なら彼は認識し、それに従っているからだ。 
59. 従って知恵者は、次の認識を所有している。即ち創造と創造の起源の秘密は、7が多様に7倍化された数、7数にあり、計算されること。即ち彼は知識に達し、それを所有している。
60. 即ち創造もその時を持う。その期間創造は活動したり、休息したりする。その時は、又もや数-7で計算と予測がなされる。
61. 創造は、微睡みの懐の中で7つの永遠時間を休息し、無であり、宇宙も無かった。
62. 創造は、ただ自らの中に微睡み、何の被造物も何も創らなかった。
63. しかし創造は、7つの永遠時間である7つの周期により微睡みから醒め、被造物と生命の全ての創造を開始した。
64. そうして創造は、7つの永遠時間である7つの周期を休息したら。7つの生きて目覚める周期、そして7つの永遠時間の間、創造は生命と被造物を創造し生む。
65. 創造が再び休息を必要とし、7つの永遠時間を深い微睡みの中に休息し、新しくなるまで。
66. 創造が再び休み微睡むなら、創造は絶対的絶対の構築の中で、これ自体の創造である以外、もはや創造からは何も生まれない。
67. もはや何の被造物も生命もない。他に被造されるものもない。
68. 創造のみが、それ自体の中に7つの永遠時間である7つの期間留まる。創造は休息し、再び目覚め、新しい生命と新しい被造物を創るまで微睡むからだ。
69. 創造がそれ自体の中で一つであるように、全ての生命も、どんな被造物も、それ自体の中で一つである。
70. 人間、全ての植物、全ての動物が、それ自体に於て一つである様に、創造の法則と掟もそれ自体の中で一つである。万物において一体であるためである。
71. 人間は全てが2つに別れている事を信じているが、そうではない。何故なら全ては統一しているからである。
72. 人間が2つのものに見えると信じている者は、真実には一つである。だから人は、外観の二重性を一つとして見なければならない。
73. 従って人間の中にある霊体が創造と一体であるなら 彼は人間として創造と一体なのであり、別々の二体ではない。
74. 人間の肉体が他の形態と物質である霊の一部であるなら、肉体は霊と一体であり、即ち二体ではない。
75. 従ってこの教えは、次のようである。2つの事柄が絡み合ったり、互いに組み合わさったり、互いに存在していても、それはいつも一体であり、決して二元性ではない。
76. 二元性(二重性)は、ただ迷妄の支配下にあるに過ぎない。何故ならそれは、非論理と純粋な人間的、物質的裁量で思考されているからだ。しかし人間が霊の知識を持って思考すれば、彼は全ての法則に備わる論理を見出す。
78. 人間の思考のみが倒錯する事があり得るが、創造の自然法則と掟は決して迷妄することは無い。
79. 従って次のことが言われる。全ては統合から出発し、二重性(二元性)は、絶えず見掛けだけのものである。何故なら人間はその浅い非論理的、無理解思考に於て、一元性を理解しないからである。
80. 従って絶えず全ては一体であり、全てはこの統合性の中から出発している。だから二元性は存在しない。何故なら二元性だけがその存在によって、創造の自然法則に違反するものとなるだろうから。
81. 従って人間は、その思考においても完成するべきである。そして見掛けの二元性を一元性だと認識し、それによって創造の法則と掟に従って行動するためである。
82. 人間はただ無理解のゆえに万物の中に二元性(二重性)を作り、そして理性と自然の法則に反している。
83. 人間が全てを一元的に行うなら、彼は統合関係を認識しており、知恵における知識がある。だから山に向かって「動け」と言うなら、山は動く。
84. その様に全ては、創造とその法則と掟においで一つである。従って全ては、あらゆる被造物と物質において一つであり、誤りの無い一元である。
85. さて、知恵者が事物はいつも二元であり、否定と肯定であるが、各々はそれ自体一つであり それら組み合わされて一つになっていると言うなら、これは真理である。   
86. 絶えず二元性に見えるのは、ただ外観だけである。何故ならそれ自体において、又組み合わされると、全てはいつも一体であるからだ。
87. 悪も、それは一体であり、同時にそれ自体に善であるから、それ自体で一つであるように善もそれ自体で一体である。何故ならそれは同じようにそれ自らが悪であるからだ。
88. 即ちそれぞれの一元にはも肯定と否定が分裂し、一体に組み合わせにれている。何故ならそれ力が、創造の自然の法則であるからだ。
89. 従って次のようになる。二元性はその度、見掛け上だけのものであり;真実には、それぞれの部分がそれ自体で一体であり、両者が組み合わされて再び一体と成るのである。
90. さて人が、三元であるとさえ主張するなら、彼の意識は礼拝儀式、混乱思考、又は誤った教えによって迷妄しているのである。
91. 一体は、いつも全体として、又は、それ自体に一体を形成している2つの部分から成っているのである。
92. この様に人間も、それ自体に一体を形成している2つの部分を持つ一体である。即ち霊と肉体である。それらは共に一体を形成している。しかしそれぞれは、それ自体において同様に一体である。
93. 霊無くして肉体は生きてはいけない。又肉体無くして、霊は物質世界に生きることは出来ない。
94. 何故なら霊と肉体は一体であるからだ。人間によって、偽りにも二元性であると言われていても。
95. 霊は肉体のように、霊の法則と掟に従って生きている。何故なら霊もそれ自体において二部分であり、それ自体は、それぞれの部分の一体化であるからである。従って霊とそれ自体で一体である。
96. 霊の両部分は、生命(知恵)と力(エネルギー)である。
97. 霊の生命(知恵)無くして、力は利用されない;しかし知恵も、力無くして生じることが出来ない。
98. 即ちそれは、それぞれの一体による二物をいつも必要としている。それは一緒になると一つの一体である。即ち一体における2つの一体と言うことになる。
99. 従って人間とは次のように解説される。即ち人間は、それ自体において一体であり、その一体は2つの同部分から成っている。それらは又、分離体においても、組み合わされた形においても、それ自体において一体である。
100. それ自体で、それぞれ一体を具現している人間における2つの部分、とは、霊と肉体である。
101. しかし偽って真理を告知せず、次のように教えられている。即ち人間又は霊は、三元の中に生きていると。この教えは誤謬であり、偽りである。何故なら、それは創造の法則と掟に従って教えられていないからである。
102. 即ち人間も、真理を知る知識において完成しなければならない。そしてこれを正しく知るためである。
103. 知識と知恵は人間の中で一体を形成する。そして人間は、その一体を完成させなければならない。
104. 愛と真理は人間の中で一体を形成する。そして彼は、それを完成させなければならない。
105. 創造の名において。これは創造の法則と掟によって定められていることである。だからそのように或るべきである。

第 38 章

 1. 創造、知恵者、後人の名砲おいて。
 2. 創造に讃えあれ。創造は解明である。
 3. 予言者によって解明され、説明されている。どんなことも解説により、人間に説明されなければならないと。そうして彼はそれへの理解を見せる。
 4. どんな意志も、創造の意志ほど大きくない。創造の意志は、創造の法則と掟を明らかにする。
 5. 創造の法則と掟は、昨日も今日も有効である。又明日も明後日も永遠にそうである。
 6. 創造の法則と掟は、それによって起らなければならない将来の事柄に対する決定であり、予定である。
 7. 従って全ては起り、人間の中の真理の知識は、遅かれ早かれ豊かな収穫を得なければならない。
 8. 即ち全ての出来事は起らなければならない。法則と掟の規定と、必然的に結果を導く様に生まれた原因によって。
 9. ただ地球人は、まだこの真理の教えを受け入れる準備が出来ていない。
10. 何故なら彼は、真理と創造に対して不法を行い、その為に厳しい自己刑罰に苦しまねばならないからである。
11. 見よ、地球人よ、貴方は一つ一つに解説を求める。だが解説されると、貴方がたは理解しない。何故なら貴方は理解しようとしないからだ。
12. だから、昔から貴方に言われていることを、もう一度聞くが良い。地球人よ、そして貴方が遂に理解し、真理を認識するためである;
13. 解説され、説明された事柄を理解し更に真理の教えの中に歩め。
14. 理性と悟性も与えられた。ただ貴方は、前者も後者も役に立てないだけである。
15. ただ貴方がたのほんの僅かな者だけが霊の秘密を理解し把握できる程に理性と悟性を発展させ、開いた。
16. しかしそれは大抵の地球人に欠けている。彼らはまだ臆病で小さく、信心深いからだ。
17. 貴方がたの意識は無知で虚しい。だからまず、彼らは思考することを学ばねばならない。
18. その事は、真理の話や真理の教えより、彼らをずっと優れて考え深くするだろう。
19. 真理の知識は、思考することで学習されなければならない。何故ならこれより他に道は無いからだ。
20. 誠に知識と真理は、独自の思考により達成される時にのみ、価値に満ち、善である。
21. 独自の思考は、思考の善を、それ自体に秘めている秘密を、解決する事を要求する。
22. まだ人間は臆病で知識も無い。創造の法則と掟、そして霊力は、まだ彼に知られていない。
23. だから人間は、まず真理を認識し、創造の法則と掟に従って生きることを、学ばなければならない。
24. そうして初めて彼はゆっくりと知識を得、霊と意識に力がつく
25. 持つ者は、まず実が収穫されるためには、先に種が蒔かれねばならないという意味で、その者にも与えられる。
26. 何故なら、持つ者は与えられるからである。そして彼がたっぷりと持つためである。
27. しかし持たない者は、持っているものまで取り去られる。即ちそれは、種を持ちそれを蒔かない者は、種も取られてしまうと言う意味である。
28. だから次のことが言われる;持つ者には与えられるが、持たない者は、持っているものまで取られてしまうと。
29. しかし人間は真理を理解しない。 何故なら人は、見る目を持って見ず、聞く耳を持って聞かず、自分の悟性で全てを理解しないからである。
30. 人間の感覚は真理に対して塞がれ、隠されている。そしてその耳は喜んで悪を聞く。その目も喜んでまどろむ。
31. 全て彼らは、目で見、耳で聞き、悟性をもって理解する必要が無いように、望まないからである;
32. そして彼らは、真理と創造の所与の法則と掟を理解する必要を持たない。彼らは悪の道からもたらしたもの、望まないものによって援助と知識を獲得するだろうから。
33. 人間は創造の法則に背いているから、自らを呪い、安息を奪っている。
34. 人間は不義にも、創造の上に立つと言及している。
35. 何と言う邪悪な誤謬、何と言う邪悪な僣越であろうか。
36. 何故なら反逆のみが、この異常な振る舞いであり、不名誉な独断であり、悪人の自己生産であるからだ。
37. 彼らにとって、真理の道は長く遠いものであろう。
38. 彼らにとって、知恵と知識に至る道は遠い。
39. 創造の法則と掟に従う道は、彼らにとって遠いであろう。
40. 彼ら不義者と共に、地球人よ、貴方は創造の法則と掟の外側を歩んでいるとされている。
41. つまづき(宗教的、道徳的酒精を損なうもの)の故に世界と人々に禍あれ。彼らの上にその違反の為につまづきがやって来る。
42. つまづきを持つ人に禍あれ。彼は自ら免れない刑罰を生むからだ。
43. 手又は足がつまづきとなるなら、貴方は手又は足を失うだろう。そうしたらそれにかまってはいけない。
44. まことに貴方に両手両足があり。それに対し霊と意識において小さく萎縮しているより、一本の手足を失い、その代わり霊と意識において偉大である方が、貴方にとってましである。
45. 又貴方にとって目がつまづきを作り、貴方が盲になっても、それに構ってはいけない。何故なら見える両目を持った見える盲であるより、創造の法則と掟を、貴方の霊と意識の力で見て取る方が、貴方にとって優れているからだ。
46. 地球人よ、貴方がたの肉体は健康であるが、彼らのプシケと意識は病になり、欠点がある人々に属さないよう注意せよ。
47. 知覚と、霊の教えである真理の探求をせよ。何故ならこの道のみが、真理と生命に至るからである。
48. 人間よ、貴方は学習する能力がある。又探求し、認識し、知識のための能力もある。又創造の法則と掟を学習し、遵守することも出来る。
49. 何かの事柄で貴方が倒錯しているなら、貴方の誤謬を取り除き、真理の道を歩め。
50. 貴方の隣人が倒錯し誤った教えに耽っているなら、彼の所に行き、それを叱れ。しかしこれは彼と貴方だけの間で行え。
51. 彼が貴方の言う事を聞き理解するなら、貴方は一人の隣人を勝ち得た事になる。そして貴方から彼に対する援助がなされるべきである。
52. 彼が貴方の言う事を聞かず、霊の教えに値しないのであれば、彼から離れよ。何故なら、貴方の与えた最大の可能性を水泡に帰させた彼は、霊の教えに値しないからである。
53. まことに独自の意識を、非理性者の非理性により混乱させるより、非理性者に悲惨な道を歩ませた方がましである。
54. まことに私は貴方がたに言う;不義者や非理性者がこれを望まない時に。理性を悟るより先に、石が柔らかくなり、天が崩れ落ちるだろう。
55. だから彼らが真理の教えに好意的でないなら、彼らや非理性者や不義者から身を護れ。
56. 豊かな地に落ち、芽を吹く所に、いつも真理と知恵の種を蒔くが良い。
57. 何故ならまことに芽を出す種のみが、実に成長し、良い収穫をもたらすからだ。
58. 貴方がた人間よ、行くが良い。そして義人になれ。
59. 不義者の道を行ってはならない。偽りの律法学、高官、権力者ではなく、世界の四方八方で求める者、欠乏する者の所へ行くが良い。
60. 出て行き人々に教え、彼らにこう語りなさい;自然の法則と掟は、創造の法則と掟であると。
61. 人間の内にある霊の力は、人間の生命であり。人間の内にある霊の一部は、創造の一部である;
62. 何故なら人間の中にある霊の一部は、創造により、彼に、生命のために与えられているからだ;
63. 人間の中にある霊の一部が、彼に生命を与え、存在に変化するようにと;
64. そして霊も生き、完成するためである。いつかそれは創造自体の一部として、完成して創造の中に入っていく。
65. 行くが良い、そして人々に真理を教えよ。そして貴方がた自身と貴方がたの隣人が義人になるように。
66. 貴方がたが人生を満たし、創造の法則と掟に従うように。
67. 創造の法則と掟に従って人間となれ。そして義務を果し、義人であるように。
68. しかし、まことに注意深くあれ。何故なら貴方がたは、真理を携えて、羊の衣を着た狼のただ中に行くからである;だから貴方がたは蛇の様に賢く、鳩の様に素直であらねばならない。
69. だから不義者から貴方がたの身を護れ。何故なら彼らは貴方がたの真理の故に、貴方がたを迫害し憎むからだ。又彼らは、貴方がたを法廷に引き渡すであろう。
70. いつも目と耳と感覚を開き目を覚ましていよ。何故なら真理の教え故に、貴方がたは、裁判官や君主や役人の前に連れていかれるからだ。
71. 逃げる事が出来るなら逃げるが良い。しかし真理の教えを広めよ。
72. 逃げることが出来なくても心配してはいけない。何故なら貴方がたの霊力が、貴方がたを見捨てず、絶えず貴方がたに言うべき事柄の知識を、貴方がたに語るからだ。
73. いつも創造の真理を証言する証人と成り、弱気になってはいけない。
74. 語る時には、真理を口に出して言うが良い。何故なら、貴方がたが話すのは、貴方がた自身ではなく、貴方がたが義にあって公正であるなら、知識ある貴方がたの霊の力が、絶えず貴方の口から語るからである。
75. しかし真理の教えゆえに。貴方がたは憎まれることを知るが良い。しかし最後まで耐える者は大いなる者である。
76. 無知な者や不義者は、知識のある者や義人に憎しみを表わす。何故なら真理と知恵の道は、広く、愛は、ただゆっくりと浸透するだけであるからだ。
77. 人間は創造の法則と掟に従って生きるなら、先ず彼は真理にあって正しく生きる。
78. 然し乍ら人間の目的は、単に物質的存在の満たしと解明ではない。
79. 何故なら;人間の中にある全ての非人間的なものは、死ななければならないが、人間の中にある創造的なものは全て復活し、創造を抱擁しなければならないからだ。
80. 人よ、宇宙を、創造が無限に住む場所と見なせ。
81. 人間が所有する全てのものは創造に由来している。即ちそれは、創造の所有物である。
82. 人間はその総合的霊と物質の意識に適った生命を変遷し、完成するべきである。そしてその生命が創造と一体になる為である。
83. 即ち創造が何かをするなら。彼は創造に近い意識の中で、それを行うべきである。               
84. だから人は、決して他人に真理の強要を試みてはいけない。何故ならそれはただ半分の価値しかなく、又は完全に役に立たないだろうからだ。
85. 人は他人に教える前に、まず自分自身の霊と意識の進歩に注意するが良い。そして彼は先ず自らの内に、創造の調和を創り出さねばならない。
86. まことに無知と知恵の無さより大きな闇は、人間の中に支配しない。
87. 人間の勝利は、その全容量において、創造的なものに対抗する全ての権力を引き裂き滅亡させる事である。そうして創造的なものは、いつも勝利することが出来る。
88. だから人は、自らにおいで善と悪に対する判断力を開発せよ。
89. だから人は、自らにおいて万物に対する正しい捉え方を開発せよ。そうして知恵者に成り、公正になり、又創造の法則と掟を満たし、従うが良い。
90. まことに人間にとって、認識は必要から出てくる。即ち何が現実であり、何か非現実であり、又何か価値に満ち、何が無価値なのか、そして何よりも何か創造により、何が創造によるものでないのかの認識である。
91. 人間は宇宙的な一体と成らねばならない。それによって彼は再び創造と一つに成らねばならない。
92. 人間よ、それ故貴方がたの生命を自然の法則と掟に等しくせよ。そうすれば貴方がたは、創造の法則と掟に従って生きる。
93. たとえ人間の悲しみがどんなに大きくとも、創造の力は彼の中に在り、測り知れず、それよりもっと大きい。そうして創造は、いつも全ての害悪に勝利する。
94. 人間が物質的人間としてただ自己の意識の中にのみ生きるなら、彼は自己の霊から無限の彼方にいるのであり、同じく創造とその法則と掟からも遠く離れている。
95. 創造の法則と掟に対する、人間の献身が大きければ大きいほど、彼は己れの中に深い平和を秘めている。
96. 人間の幸福は次にある。即ち真理を求め、それを見出し、そこから知識を収集し、知恵に達し、即ち、創造の感覚の中で思考行動することである。
97. ただ人間は、人間的物質的生命の状況によって、自己の創造的霊力を意識的に展開させ用いる。
98. だから人間は、日々自分の力と能力を展開させるよう試みよ。何故ならそうしてのみ、彼はそれを必要とする体験に達するからだ。
99. 人は創造と一体にならない限り、彼は死を理解することが出来ない;
100. 何故なら不明確に対する不安が、彼の中に座しているからだ;しかし不明確は、先ず不安によって、完全と、そしてそれが全知であることを認識することが出来る。
101. 人間は認識と知恵に従って生き、単に自己を本能やインパルス(衝動)に導かせてはならない。そして創造の法則と掟に従って、公正に生きなければならない。
102. 人間は境界を持つ森の中にさ迷うのではなく、自己の霊と意識を拡大し、知識と知恵を求め、見出すが良い。
103. そのようにして人は自分の人生目標に近づき、万物における創造の原則を認識するのである。
104. これらの事物は何千もの光となり、それらは途中で人間を助けるであろう。
105. 人間は真剣に完全を望むなら、全ての知識と全ての知恵に到達するであろう。
106. 創造の法則と掟は、真理と知恵を、無限に求める用意のある、全ての人々に仕える。
107. そうして彼らは、自己において可能な限りのすべての方向を克服し、霊的能力を絶えず高く開発させ、完成するのである。
108. 人は決して、自己の肉体的害悪を考察する試みをしてはならず、ただ自己の霊、意識、創造の存在の現実のみを考察せよ。
109. 創造のみが、彼の運命であり、彼の摂理であるという予感が自分の内にある為に、ただそれ故に真理を求める衝動が人間の中にはいつもある。
110. 人間は、偉大で知恵者で善人であるべきであるが、それは決して彼を満足させない。何故なら創造の法則と掟が、彼は絶えずもっと大きく知恵を得、素晴らしくなることが出来ると定めているからだ。
111. だから人間には限界が無い。又、愛、平和、喜び、知識、進歩にも限界が無い。
112. 何故なら現在という位置は、絶えず創造の法則と掟に従って、人間により凌駕されなければならないからだ。



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004

第 39章

 1. 創造、知恵者、義人の名において。
 2. 創造に讃えあれ。創造は教示である。
 3. そして教示の言葉は、予言者によって解説される。それは次のようである。即ち;
 4. 創造は、教示の認識により、貴方がたに、貴方がたの権利と平和を与えるということである。
 5. 生命と創造の変遷のために役立つ全てのものは、創造の力と認識によって贈られる。そしてそれが教示として役立つためである。
 6. それによって、人間に最も大いなる約束が贈られている;
 7. そうして人間が創造の性質を授かるために。しかし、人間は、破滅をもたらす世の享楽により、その性質を失っている。
 8. だから地球人よ、貴方の全ての肉をそれに向け、貴方の知識にあって徳を、徳にあって認識を立証せよ。
 9. そして、認識にあって中庸を、中庸にあって忍耐を、忍耐にあって、創造に対する畏敬の念を表わせ。
10. そして創造に対する畏敬の念にあって兄弟姉妹に愛を、兄弟姉妹の愛によって、全ての人間に対する愛を示せ;
11. 何故なら人間がそのようなことに富むなら、彼は創造に対する認識にあって、実りが無く腐敗することが無いからである。
12. しかしそのようなものを己の中に持たない者は、盲目で、暗中模索者である。
13. そして盲の暗中模索者は、自分達の罪から清められる事が出来ることを忘れてしまった。即ち;
14. 真理に従い、創造の法則と掟の教示の中に生きるなら。
15. だから地球人よ、貴方の使命と選択を確実にするために、それだけ余計勤勉であれ。
16. 何故なら貴方がその様にするなら、創造の永遠の御国に至る入口は、豊かに貴方に差し伸べられるであろう。
18. だから地球人よ、たとえ貴方がたがそれを知っていても、私は再三再四貴方がたにそれを思い出させることを怠らないし、止めないであろう。
19. そうだ、誠に貴方がたはその事を知っている。しかし貴方がたはそれに従わない。だから私は、貴方がたは知っているのであるが従わない真理で、貴方がたを強くなければならないのだ。
20. 誠に私は貴方がたを、覚え、目覚めさす為に、此の世に生きている限り、貴方がたに教示する事を正当だとみなす。
21. 何故なら私は、まもなくこの世を去らねばならないことを知っているからだ。私にそれが定められているごとくに。
22. しかし貴方がたを教示する為に、最大限の事がなされなければならない。だから私は勤勉になろう。そして貴方がたが私のいなくなった後でも、私が貴方がたに与える記述された言葉による教えを、覚えるためである。
23. 誠に貴方がたが、霊の所与の教えに従うなら、貴方がたは単に賢い寓話に従うのではなく、創造の法則と掟に従うのである。
24. 創造の法則と掟は生命の力である。そして貴方がたはこの力を創造そのものから受け取るのである。
25. 貴方がたの思考、声、行動によって、貴方がたに誉れと賞讃があるように
26. そして貴方がたは、創造の法則と掟に従うなら、うまく行くという預言的言葉を持っている;
27. 暗闇に輝く強い光の様にそれに注意するように。夜が明け、貴方がたの感覚と思考に、明けの明星が昇るまで。
28. そして貴方がたはいつも次のことを知っているべきだ。即ちどんな教えと教示も、創造の法則と掟の正しさに拠って与えられていることを;
29. 物事の一つ一つの説明は、創造の法則と掟に相応し、人間に理解される為に人間的価値を装っており、預言により次のように与えられている;
30. 何故なら誠に;純粋なる人間の意志から、まだ一度も創造の法則と掟による真理の教え、又は予言が生み出されたことは無いからだ。
31. 何故なら全ては、いつも創造の聖なる力によって促され、創造の名において、予言者である人間によって話されたからである。
32. しかしいつも民の中には偽予言者もいた。今も、貴方がたの間に偽予言者や偽りの教師がいるように。彼らは有害なセクトを作り、創造を否定している;
33. 神々や聖人を選び、人間を買収して急ぎの劫罰の為に信仰させた。
34. 多くの者は、その無規律な行状に従い、彼らのために真理の道が冒涜されている。
35. 彼らは貪欲からでっちあげた言葉と、生気の無い見せ掛けの真理を持って、貴方がたから利益を得ようとしている。
36. しかし彼らには既にずっと以前から、自分自身による独自の判決が準備されている。まことに彼ら独自の劫罰は眠らない。
37. 創造の法則と掟は、まだ一度も不正を容赦せず、絶えず罪人を独自の刑罰に引き渡した;
38. 罪人が自らを処罰し、絶えず独自の法廷で罰せられるためである。
39. 創造の法則と掟は、まだ一度も世の中の罪人を容赦しなかった。そうではなく、絶えず確定された自己刑罰を真理とならしめた。
40. 創造の法則と掟、それはいつも義人を救った。何故なら法則と掟は、敬虔な者を誘惑から救うことを非常によく知っているからだ。
41. 不義者は自ら独自の裁きの日を保留している。そして彼らは自分達の刑罰を見出す。
42. しかし厚かましく強情な者、創造の尊厳を冒涜する者は、最大の自己刑罰を背負い、裁きの灼熱で焼かれるであろう。
43. 彼らは罪人であり不義考である。何故なら彼らは正しい道を捨て、さ迷っているからだ。
44. そうして彼らは、不義への報酬を愛する悪の道に従っている。
45. だから彼らは、自分達の自己刑罰を全て愛さなければならない。それはあらゆる恐ろしい事物の中の驚愕となるだろう。創造の法則と掟の教示が語っているように
46. 彼らは枯れた井戸のようであり、龍巻に駆り立てられる雲のようだ。彼らの分け前は最も暗い闇である。
47. 彼らは偽教師であり、偽予言者である。何故なら、彼らはただ誇らしげな言葉を語っているが、その背後には何も無く、一つの真理も無いからである。
48. 彼らは正に誤謬から逃れようとしている人や、求めることによって真理の中を歩み始めている人々全てを、歪曲により肉の楽しみにそそのかす。
49. 彼らは偽りの教えで人々に自由を約束する。彼ら自身は、隷属と腐敗の奴隷であるにも拘らず。
50. 何故ならまことに、誰かに克服される者は、自ずとその奴隷になるからである。
51. 誠に彼らが創造の認識から逃れるなら、彼らは世の汚物に属するのである。彼らはそれに何度も繰返し誘惑され、克服される。
52. そして彼らの終わりは、以前にも増して不道徳で邪悪になるだろう。その為に彼らは、彼らに隷属されている奴隷よりもっと酷い状態になる。
53. まことに彼らにとって、義の道について聞き、それを自己の利得のために利用し、一方、その道に背を向け。真に求めている者を偽りの道に導くより、それについて、何も聞かなかったことの方が良いであろう。
54. まことにその時、彼らの身の上に次の真理の諺が起る。即ち彼らは、自分の排泄の中を掻き回し、犬は吐きだしたものを再び食らい、雌豚は水を浴びた後、再び汚物の中を転げ回る。
55. それはつまり;因果応報という意味である;人が谷に向かって叫ぶと木霊が返ってくるように。
56. 貴方がた地球人よ、全ての霊を信じるのではなく、それが創造から出たものであるか、霊を吟味せよ。
57. 何故なら多くの偽予言者が世に出ていき、人々を惑わし。宗派的隷属に置いているからである。
58. その為に、貴方がたに語り予言している、創造の霊を認識するべきである。
59. 創造のみを認め、全ての神格、偶像、聖人を軽視する霊は、皆、創造の霊である。
60. 創造のみを信じない霊は、創造の霊ではなく、偽予言者が偽教師である。
61. 空疎なイデオロギー、偽予言者、偽教師、彼らは闇の子である。
62. 彼らは世の人間である。だから彼は世について話す。だから世の人々がそれに聞き従う。
63. しかし創造の霊は、創造のものである。
64. 創造を認識する者はそれに聞き従い、世の者は、世の者とさせる。
65. そのことから貴方がたは、真理の霊と誤謬の霊を認識する。
66. 貴方がた地球人よ。互いに愛し合いなさい。何故なら愛は、創造によるものだからである。
67. 愛する者は創造によって生かされ、創造の法則と掟を知る。
68. しかし愛されない者は創造を知らず、創造が愛である事を知らない。
69. まことに創造が愛であるように人も愛に満ちるべきである;
70. 人は、創造と隣人を愛さなければならない。



第 40 章


 1. 創造、知恵者、義人の名において。
 2. 創造に讃えあれ。創造は自然である。
 3, 予言者は、自然の中に与えられている真理を人々に解説する。
 4. 人間が理解するものを、彼は感性の微光の中に発見する。
 5. 創造よ、貴方にとって、全ては世の設立される前に既に太陽のように明るかった。
 6. 人間は創造ではない。だから彼は、知識と知恵を育むよう学び、把握しなければならない。
 7. 教授や予感により彼は多くのことを回収する。それによって彼は、知識を得、知恵者と成る。
 8. 確かに彼にとって隠された創造の光は、創造の御顔の前で、燃える炎に満ちた大海のように輝く。
 9. 創造である貴方に人は全能をもって祈るべきである。貴方は決して人間に探求され得ない。人間は決して覆い無しで貴方を感じ得ることは出来ない。
10. 創造である貴方を、万有は讃える。人間は貴方を、荘重に尊ぶべきである。
11. 貴方の光の大海の、畏敬で震える静けさの中から、一滴の霊と生命を人間に浸透させよ。そして彼が真理を見るように。
12. 予言者が、いつも他の埃の子等の間に歩んでいた時、彼らはしばしば野外の自然の舞台を探した。
13. 彼らは自然の中に自分達の観察を委ね、自分達の教訓を維持した。
14. 彼らは野外の自然の中で、人々に、創造による、創造の心づかいを指摘した。
15. 彼らは自然環境から、意義に富み最も目覚めさせる映像を借用した。彼らはそれを例に用いたり、直接の教えとして用いた。
16. 何故なら創造の被造物-これら全ての天地の不思議-それらは秘密に満ちた美しきベールであり、その中に創造自らが、死ぬべき人間の眼前で身を覆っているからだ。
17. しかし創造は、死ぬべき者の眼差しの前で身を隠したままではいない。創造は彼らの前で隠れたままいるのではなく、彼らの力と弱さの割合に応じて、その姿を表わす。
18. 即ち人間の力と弱さに応じて。何故なら誰が創造の荘厳なる直接の眼差しに耐える事が出来ようか。
19. 創造の光は、その輝く壮麗さにおいて威力的で、人間の目と知覚に耐えられるものではない。
20. 人間の目が、覆いの無い太陽の輝きを観察しようとすれば、その輝く光の過敏によって、ただ目がくらむばかりである。
21. だから予言者は自分達の弟子を、しばしば野外の、測り知れない自然の聖所に連れだす。
22. そして予言者達は、万有の無限に向かって、輝く宇宙の星を差す。
23. 彼らは無限の空間に向かって、それが創造の住みかであることを示した。
24. そして彼らは再び下に向い、地上の野に咲く花を指した。それらがどのように成長し生存し、人間的な意昧で働いたり紡いだりしなくても、どのような壮麗な衣を着ているかを。人間はその花ほどに美しく光り輝くことは出来ないであろう。
25. 又予言者は空の鳥を指した。鳥は小さな種を蒔き、それを刈り取ることもしない。それにも拘らず創造に養われている。
26. 又予言者は、どの様にして創造がすべてを配慮されているかを示した。即ちどんなスズメも、法則の意志に定められずには屋根から下りることは出来ない。(法則:原因と結果)
27. だが地球の人間も、自分の狭い部屋から、野外の自然の中に足を踏み出すべきである。そこで人間に拘束された霊は、創造の環境の中で再び自由を感ずる。
28. そうして霊と意識は、多様な生命の努力の後、再び元気を回復する。
29. そして人間は追いかけ回され、責め苛まれる無価値な心配から開放される。
30. 彼は野外の自然を歩き、創造の壮麗さを見、認識する時、彼を抑圧している日常世界の煩わしさから立上り、元気を回復し、慰められる。
31. 地球人よ、予言者的巨匠の足跡に従え。そうすれば貴方は、自然の中に真理の教えを把握できる。
32. 誠に、より高尚な舌を以って、創造の業そのものが語るように、創造の愛を理解して語り得る人が、どこにいようか。
33. まことにそれ自体は、単に創造を由来させる反映に過ぎない。創造の被造物の豊かさから生じる、唯一の予感に対立する、人間的教えによる机上の知識全ての何が、人間の目に顕著になったであろうか。
34. 人間は自然が、その胸元に、彼を呼んでいるのを感じなければならない。
35. まことに人間は、閉ざされた部屋の中では別人である。そこでは余りにも多くの些細な事情が、彼に不快な警告をする。そして彼のプシケと気分までも抑圧し、重大なものすべてを破壊し、取り去る。
36. 人間は、天の創造の朝焼けに包まれ目覚める自然の純粋な歓喜に満たされる時、別人である。
37. そして彼は友の側にいて、風にそよぐ茂みの爽やかな日陰で快活な話に弾む時、別人である。
38. そして人間は、愛すべき夜の静寂が、その平和を彼のプシケと意識に広げる時、別人である。
39. 又人間は、星に覆われた夜の聖なる華麗さが彼を戦慄させる時、遠くの世界にまたたく光がその輝きを地上に落とす時、別人である。
40. 即ち人間は、創造の光明があらゆる秘密を持った、永遠を覆っている、無知という暗い幕を羅して輝く時に、別人である。
41. 地球人は、ついに目覚めなければならない。真理を見、そのあらゆる壮麗さを認識する為に
42. 彼にとって生命は、創造の真理を認識する時に、生きる価値があり、喝采に鳴り響く。
43. 常に至る所で、人間のために生命よ、歓声を上げよ。
44. 嵐よ荒れ狂い、風よ全地でざわめき、雷よ轟き、千の木霊に屈折して響け。鳥は茂みから喜びの歌をさえずる。
45. 人間よ、生きよ。常に至る所で創造の最高の愛の全貌の中に、自然の□を通して生命を告知したように。
46. おお、創造よ、全ては何と素晴らしいことか。余りにも好ましく美しく知恵がある。そして余りにも正確に定められ計算されている。最もか弱き苔の形成に至るまで。
47. それにしても無限なる全体の中で、如何に全ては完全なのであろう。如何に全ては、正にそのように仕組まれているのだろう。そして如何にしてそうなり、他にそうなることはあり得ないものなのだろう。
48. ああ、どんなにか地球人は、これら全てのことを究めたいことであろう。しかし如何にして彼にそれが探求出来ると言うのだろう。
49. 人間は沈黙し、創造を崇拝しなければならない。何故なら彼の霊と意識には、創造にあって不可能な事は無いという、一つの考えのみが残っているからだ。
50. 正直な者にとって、全被造物の素晴らしき関連性は、しばしば卓越した脅威に値する;
51. 何故なら大であれ小であれ、総合的創造の働き無しには、何も無く、繁殖せず、生きず、存在しないからである。
52. 人間が胸に差す最も小さな花でさえ、自ずと最も遠き世界と調和している。創造の作用なしには、野の草原に咲くことも無ければ、花壇に咲くことも無いからである。
53. しかし、ああ、何と僅かな地球人しか、これを予感し、知っていないことだろうか。
54. 多くの地球人の想像では、あらゆる力の領域は、狭い循環に限られている。
55. 彼らは、全て地上で起きることは、全て地上にのみ生じ、地上のみにあると誤って信じている。
56. 彼らは、無限の天体の全てを見ない。それは総合的に地球より何倍も大きいのであるが。探淵な宇宙から見ると、ただ小さな星のように微光を放っている。
57. これら全ての星は、彼らにとって高々夜の化粧の様にしか見えない。そして彼ら人間、地球が、この無数の星の存在があるお陰で、生存できることを軽視している。
58. まことにそれらは、より高い摂理を持っている。
59. 地球は何ら独立した、宇宙の特別な一部ではない。地球は、全体と密接に結合している。そして全体は地球人と人間に。
60. 創造の被造物である全宇宙は、唯一つの巨大な一体であり、創造は全ての中に全てと共に全ての上に全てと混ざり合い作用している。
61. 全宇宙構造の中には、それが分離されるなら、何も無い。全ては一つであり、同じ生命があり、全ては一つであり、同じ本質がある;即ち創造の本質である。
62. そうだ、地球人よそして再三再四、最も小さなものも最も大きなものも、思い出せ。何故なら貴方が地上で見出すものは、最も遠い天体と結び付いており、この結合にあって一つであるからだ。
63. 貴方が食べるパン、貴方が渇きを癒す水、着物の型、貴方の民の風習、作法、活動、貴方の言語、貴方の体に生えている最も小さな毛、全ては、他の全てと一体である。
64. 全ては、ただ、全ての生命の相互作用により一緒になっているのである。巨大な遠隔にある最も遠い世界によってすら。
65. 貴方は海岸に転がる砂や石を見るだろう;そうしたら、どの様にそれらが、その場所にやって来たかを自問するがよい。
66. まことに大波や小波がそれをそこに洗い流したのだ。しかし波はどんな力を持って、如何に高く上がるのだろうが?
67. 波は風により、寒暖により、そして海流により動かされた。しかし何が海流、寒暖、風を生じさせたのだろうか?
68. それは月の引力であった。月は地球から384000km離れた所に軌道を持ち、そこで太陽や、その他の星の引力による相互作用の中で、地球によって固持されている。
69. 人間はどのようにして、月が地球の周りを一定の軌道を描いて回転しているかを見、その引力を感じている。その引力により月は、月下に横たわる大海の水を引き寄せては、再びその拘束からはなすのである。
70. 即ち波は、遠く隔った海岸から戻り、何時間かして再び押し寄せてくる。そして引き潮と満潮を生じさせている。
71. だから月は、海の上にあると海岸から水を引き、更に月は回転していく。すると解放された水は、高いうねりとなって元の位置に戻ってくる。
72. それは波を形成して押し寄せ、再び浜辺に上昇する。そして以前去った自分の岩床を埋めるのである。
73. これが潮の干満である。それは24時間以内に規則的に2回やって来て、再び後退する。それは月の昇り沈みという相互作用に順ずる。
74. まことに全ての地帯では、全てが異なっているが、その相互作用において、それはいつも一つである。
75. 相異性から生じる地域の多様性、その住民と産物、南極と北極で地軸を被っている永遠の氷、それらは金てにあって一つである。
76. イグルー(エスキモー人の雪で作った円形の住居)に住む人。獣皮を身につけて悠然と歩く人、腰巻きを巻いて歩き回る人(未開人)、彼らも一体である。
77. 北の高緯度にある氷河は、植物、花、果実が繁殖する温和な地域の、温暖気象と共に一体である。
78. 暑い地域にある砂漠も、雨と雲が交替に訪れる地帯と一体である。
79. まことに或る場所ではヤシと良い芳香を放つ香辛料が、他の場所にはリンゴやナシが、又他の地域には、ただ氷上や、氷の中に生きる生命と疎らな地衣類が生育している。
80. 全てそれぞれの地帯でその種類がある。人間も、姿、色、衣類、生活習慣、思考方法、傾向において、植物や動物と同じく全て異なる。
81. 要するに人間も、とりわけ地球の相互作用や位置に応じて必然的に異なってくる。即ちどこで、地球が他の惑星と同じく、太陽の回りを回転しているかによって。
82. ただ太陽と垂直に向い合っている大陸のみ、太陽はその光線を垂直に落とし、最大の熱を生じさせる。
83. 地球の極地帯やその他の遠隔地域には、太陽の光線は水平、又は斜めに落ちる。だから光線は穏やかで、より冷却した天候が生じる。
84. 何故なら地球は、太陽に対する斜めの傾斜に応じて、太陽の回りを上昇したり下降したりしながら自転し、太陽の光線が、楕円軌道を描く地球の同じ場所の細い帯状地帯に、いつも垂直に触れるのではなく、地球が広い帯域上であちこちに移動するからである。そこから四季が生じる。
85. 地球が太陽に近づき、太陽のその斜めの光線が太陽により近い熱い地帯の縁、即ち赤道に近づくと、この地域は、より多くの暖気を受ける。そして春や夏が生じるのである。
86. 再び地球が太陽から離れ反対の端に向かうと、次第に暖気は消え、秋が訪れる;次第に寒くなる氷が張り。冬がやって来る。
87. 相互作用により、そのようにならなければ、単一で変わらぬ四季と或るであろう。寒い所はいつも寒く、暑い所はいつも暑くなるであろう。
88. 地球の位置が、その永遠に規則的な自転と周期移動によって変化しなかったら、太陽の灼熱にあたる地球表面は焦げてしまうだろう。何故ならそこでは、太陽光線が止む事無く垂直に落ちるからである。
89. 全ては焦げ、硬化し、ガラス化し、一つの生命も無く、人間にとっても完全に居住不可能になるだろう。
90. その近隣地帯は秋又は永遠の春に成り、一方、地球の遥かに多くの部分が、巨大な雪と氷群の下に深く永遠に埋もれてしまうだろう。何故ならそこに太陽の光が決して近づく事が出来ないからである。
91. 今日、魅力的に花咲く野、民の群れる村や町のある所は、氷のように冷たい荒れ地になるか、或いはガラス化した熱があるだろう。
92. 即ち全ては創造の相互作用にあって一つであり、それによってのみ生命は繁殖し、生育出来ることが認識できる。
93. 天体、大なり小なりの創造の万象の位置と、その相互作用から、最も異なる地球の自然風景が生じる。
94. 又同じ相互作用から、最も異なるあらゆる創造の生命の性質、気象、風上、動植物、人間の相違性が生じる。
95. あらゆる世界の地域に人の子の互いに異なる、食品、思考方法、行動のやり方、活動の仕方も生じる。
96. だから熱帯地方に住む人は生命維持のために温暖地方や氷河地帯に住む人とは、全く異なった食べ物をもっている。
97. 又衣類の種類も異なる。環境や状況の危険に対する、予防処置や住居も同様である。
98. そこから又全く異なった職業や仕事の種類、別な風習、作法、人間関係が生じる。そして又これら全てから、人間の尊厳と、人間の権利の為の異なった創造が生じる。
99. あらゆる外的環境、寒暖の支配、乾燥と湿気、大地の不毛と豊饒さ、飲料と食品の影響は、人間の肉体の性質にとって重大な意味がある。
100. 既に人間の皮膚の色がそれを証明している。人間の皮膚の色は、氷河地帯から熱い赤道地帯に至るまで異なっている。
101. 万年雪地帯の近くに住む人は、より白色がかった膚の色をし、白に至る。動物の毛すらそこでは例外ではない。
102. 人の白色がかったり、黄又は白い髪の毛は、より寒冷地帯や寒い地帯に自然に応じてよく見られる。一方温暖な陸地のそれは、褐色又は最も深い暗青色まである。
103. 南の方に行くと人間の膚はより褐色になり、青みを帯びた褐色まである。
104. しかし人間の流儀も事情に応じて、次のようにはっきりと示される;即ち氷河地帯の住民は肉や魚油を食べて生きており、鈍感、不活発で、余り大きな事を課さない。
105. しかし荒涼たる土地に住み、野菜、果物を食べて生活し、四つ足動物の牛乳や肉、そして鳥や卵から栄養をとる人間は、活動的、勇敢、進歩的、闘争的、そして自由を愛する。
106. ワインの産地に生活する人々は、いつも、より精神過敏であり。屈託が無く、快活で、活発である。
107. 熱い地域に住む人々は、無気力、激情的、冷酷、不活発、好色、盲目的、卑屈である。
108. その際、必然的に人の宗教宗派的観念は、多かれ少なかれ特別な地域に優勢となっている。思考方法、道徳、性向、風習、しきたり、気質を受け入れている。
109. 従って寒冷地帯の人々の偽りの信仰は、真面目、赫争的、狂信的でない、感情的と言うよりむしろ悟性的な問題である。
110. 温暖地帯の偽りの信仰は、むしろ激情的、狂信的な想像力の問題であり、淫逸で、感情的、快活であるが、いずれにせよ残虐で殺人的である。
111. 人間の誤った宗教や宗派は、耐えず、そしていつも、ただ人間の実際の姿の反映に過ぎない。
112. 大陸や生命体の自然な特性の多様性は、創造の知恵ある意図に応じて、人々の間に密接な関連をもたらすべきであり、賜物の全てを用い、愛にあって、一方は他者に好意を抱かねばならない。
113. 一個の人間が、決して一人で十分ではなく、自分の幸福の為に隣人の援助を必要とするように、一つの民も或る完成度に達しようとするなら、他の民を必要とする。
114. 創造は、創造によって創られたすべての被造物を、被造物として愛される。それ故、人間は互いに兄弟姉妹の様であるよう、その法則と掟、そして全ての自然界に定められている。
115. それ故創造は、他に欠けている者を一方に授けている。
116. まことに人間は、相互の援助と交互の教示によってのみ、その悟性の力を育成し、認識を豊かにして、生命を高尚にすることが出来る。
117. しかし彼らがこれを達成出来る以前にまず少なくとも互いに近寄り、必要不可欠にならなければならない。
118. 交尾の時期を除いて、動物達は互いに独立して生活している。そして親は子すら忘れる。
119. どんな動物も、自分の食物を簡単に見つけ、その僅かな必要を満たすことが出来る。
120. しかし動物は、より高い完成努力が与えられている人間と同じ霊を所有していない。
121. 人間が動物の真似をし、互いに相手の事に構わず地上を歩むなら、もはや人間は、動物以下であろう。
122. 優越した力を発展させるために、歩みを早めるような目的は、存在しないであろう。
123. 即ちこの点で、永遠の法則と掟と、永遠の世界秩序を保つ全自然界は、次のことを目的としている。全て地上的なものは、人間の中で霊的目的に、即ち、人間の中の創造的なものに向けられていることである。
124. ここで人間は、見渡し得ない原因と結果の一連による無限の連鎖に、驚くばかりの眼差しを投げているのである。
125. おお、全能の創造よ、地上のものは、何と素晴らしく霊的なものに触れるのだろうか。貴方は何という知恵をもって、大いなる全自然界に在る全てを、互いに統一した、一つの組織に編み込まれたことだろう。
126. 天と地は、貴方の知識の中で混ざり合う。貴方にとって不可能なことは無いと言うごとくに。
127. 何という巨大で多様な歯車装置であろうか。そして何という無限の交替が、この地上に在るのだろうか。そして全ては、貴方が自然界に生んだ、貴方の意志と相互作用によってのみ引き起こされるのだ。
128. 輝く天体-太陽だけが、その遠い天から余りにも威力的に地上の自然界に全ての属性に地上の人の子の、本来の生命と活動に作用を及ぼしている。
129. 即ち、地上に於る最も並みはずれ、最も平凡な現象の最初の原因が、遠い天体から人間に照らされる光と暖気の輝きの中に在る。
130. ただ太陽は決して欠乏しない。太陽の光をどこから受け取るのであろうか。そう人間は自問する。
131. そして地球が、毎年毎日暖気と生気を与えてくれる輝きを渇望して太陽の周りを移動するように。太陽も再び、太陽に随行する他の全ての世界と移動する。
132. まことに太陽は、他の中心点即ち、銀河系と、その中心太陽の周りを移動している。そしてその中心太陽は、再びどこか測り知れない永遠の万有の彼方に在り、人間の目に隠されている場所で輝く、より大きな太陽の周りを移動している。
133. そしてこの太陽は再び、どんな変遷を遂げ、どんな存在なのだろうか?
134. まことにそれを思うと、向う見ずな人間の想像力の翼は垂れ、私は創造の無限な全能を思い、口を閉ざす。
135. 偉大なる創造である貴方、貴方はどんな人間も口に出して語ることの出来ない、力、愛、知恵を持って、太陽、月、星を、貴方の創造宇宙である、岸の無い永遠性の中に導かれる。
136. 貴方の意志は、全ての生命が互いに光と生命を送ることであり、地上に花咲く草の茎ですら、最も遠き生命に触れ、連結して生きることである。
137. 誰が、おお創造よ、貴方の崇高さと威力を究明することが出来ようか?
138. 人間は、貴方の声を自然界の口から聞く。しかし貴方が地球を築いた時、人間はどこにいたのだろうか?
139. おお、死すべき者よ、貴方は知っているだろうか。誰が自然界の基準を定め、誰がその上に規範を引かれたかを?
140. 誰が隠されたものに知恵を与え、誰が悟性の思考を与えるかを;地球人よ、熟考せよ。



第 41 章

1. 創造、知恵者、義人の名において。
 2. 創造に讃えあれ。創造は考察である。
 3. 予言者は、創造の梯子に関する考察をする。 
 4. 私の霊よ高きところに。何故なら貴方は、塵より、より高尚なものの為に選ばれたからだ。
 5. 貴方は決して失われなかったし、これからも失われず、今も失われない。貴方は決して死の犠牲にはならない。
 6. 永遠が飛翔し、貴方の翼に乗って朝焼けの中を飛び抜け。
 7. そこに虫が、あそこに天が歌い、そこに創造性が輝く。
 8. 貴方の闇の夜から抜け出して、あらゆる存在の大いなる梯子よ、大胆に宙に揺れよ。
 9. 霊よ、天球の至る所に昇れ。絶えず高く、更に高く、創造の華麗さに至れ。
10. 何度も何度も創造の家政は自然の中で私のプシケを、筆舌に尽くし難き歓喜と驚きをもって満たしてくれる。
11. そして再三再四、私は自然の考察へと戻る。
12. 私が測り難き全世界構築を創造の家と見なす時、私は無限を、私の意識で把握する能力を持つ。
13. そして私は再三再四、次のことに気づかされる。即ち私は、創造の壮麗さの全考察の中で、私の注意の、非常に僅かな一部分しか与えることが出来ないことに。
14. そして私は、創造によって創られた事柄の最も小さな部分にさえ、その完全性と測り難さを発見し、それが又途方もなく広い宇宙空間の中に光り輝いている時、私は取るに足りない小さき者と成る。
15. 私のプシケと私の意識は、どんな言葉を使っても表現出来ない。静寂の歓喜の中に震える。
16. 自然と私は創造の中に溶けていくような感じがする。そしてまことに私は天の啓示に包まれるのだ。
17. 喜びに満ちた歓喜の涙が私の目に溢れる;私は祈りたい。しかし私は余りにも感動して、それが出来ない。そして私の涙だけが、創造に対する賛美の祈りとなる。
18. まことに多くの弱き死ぬべきものは、途方もない事柄に憧れ、天からの印を特つ。
19. しかし見よ、思慮の浅い者よ、貴方は天からどんな印を求めるのか。何故なら貴方の手に触れ、貴方の目が見るそのことだけが、不可思議であるからだ。
20. 貴方はただそのことを知らないだけだ。そして貴方の足は、貴方が見ず予感しない世界の上に、貴方にとって不可視に漂うちりの中を不注意に歩む。
21. まことに貴方は、多くの驚くべき現象を目で見る。しかしそれら全ての現象は、貴方にとって闇である。
22. 地球人よ、貴方は、貴方の創造の全能、知恵、偉大さについて、品位のある表象をしているだろうが?
23. 幸いにも、貴方がこの表象をしていたら、貴方は次のことを知るだろう。即ちこの創造の家の中にそして無限の宇宙の宮殿の中には、小さ過ぎるものも、大きすぎるものも、貧しすぎるものもない事を。
24. 貴方が感嘆して目を見張る此の世の偉人、金持ち、権力者の富と、栄光の全ては何であろう。
25. 貴方を魅惑する彼らの成金趣味的住居、大理石宮殿、その部屋、金の装飾、じゅうたん、そして絵画は何であろう。
26. 全ては生命の無い無常の塵から集められ、芸術豊かな手で、互いに配列された塵に過ぎない。
27. しかしそれらすべて死すべき-全てより、無限に偉大なものは、世界と万物の創造である。そして無限の華麗さに満ちたものは、宇宙の建物であり、世界の建物である。そこから創造の遍在的荘厳さが貴方に光を当てる。
28. まことにこの測り難き創造の宮殿には、小さすぎるもの、貧しすぎるものは何も無い。
29. 何故ならまことに全ては、その商い意義を持ち、全てはその中で、互いに密接で永遠の関連性を保っているからだ。
30. まことに世界は。地球、月、太陽、星、銀河系、その軌道を巡らせる巨大な力と同じく、クモの糸にもつながっているのである。
31. しかし地球人よ、貴方は取るに足りないと思われる小石を踏みつける。ただそれが側を流れる川岸に横だわっているからだ。
32. かつてこの小石は山の岩石のづ郭であった。そして勢いよく流れる水が。それを河岸に洗い流したのだ。
33. それは風化し、いつか上になる。成長した植物は石の一部を取り去り。動物はその植物で栄養を取り、再び人間が動物を味わって楽しむ。
34. だから小さな砂利ですら、河岸に無駄に横だわっているのではない。何故なら世界の全てと同じく、石にもその摂理が在るからだ。
35. かつて漁師が、大洋の海岸で黄金色の琥珀を見つけた。そして人間の虚栄心がその石を宝石にした。
36. 知恵者は琥珀の中に隠れた力を発見した。更に一連の発見によると、次のようになった。即ちこの石の力は、雷と轟く雷鳴を生み出すそれと親和性があると。
37. 冬になると天から何十億もの雪片が舞い落ちる。そしてこれらのどの雪片も顕微鏡で見ると氷の星のようだ。
38. おまけにそれらは規則的で、何百もの輝く小さな繊維を持って、どんな死すべき者の手も、決して創り出すことが出来ないような繊細さと美から創られている。
39. 雪の結晶は貴方の手に落ちると、その暖気で素晴らしい自然な氷のフィクグリー(金銀線総に)は溶けてしまう。
40. 星の結晶の代わりに貴方は突然小さな露の雫を得、その湿気も素早く蒸発してしまう。
42. 僅かな水分は蒸気となり空中に昇る。そして貴方の手に落ちた雪の氷の星は、軽やかな姿に成って、その雪の源に戻る。
42. 即ち雪の結晶は自己の摂理を完了したのである。それは貴方に、創造の不可思議な世界に対する注意を促した。一方何十億もの雪片は大地を暖かく包み、後、溶けて水を供給する。
43. 即ち創造は、かつて高尚なる全能の言葉を語られた;「なれ」と。そうして宇宙が出来、生命が生まれた。全ては輝き、堂々と運動をした。成ったもので全て無駄なものは何も無かった。
44. 地中の最も取るに足りない虫ですら、全体的に見ればその摂理を持っていた;そうして最も小さな種子の粒も、創造の使命を与えられている。
45. 全ては一つであり、全ての中に一体が在る。全ては一つ一つの存在の為に、この無限の創造の中に在り、一つ一つの存在は、測り難き全宇宙のために在る。
46. 普遍的内的親和性は、事物の全統一性によって支配する。最高のものは、最も深きものと普遍的創造の調和を保つ。そのように最も遠きものは隣のものと、最も取るに値しないものは、最も考察すべきものと同様の調和を保つ。
47. 又貴方がた-私の霊と私の意識よ、貴方がたはこの輝きに満ちた無限の知恵の中に築かれた世界の一部である。
48. 私の霊と私の意識よ、まことに全ては貴方がたの為に在り、貴方がたは全世界のために在る。
49. 地球人よ魅惑的な多様性と、不完全なものから、より優れたものに変化する漸次的進化を見る。
50. 進歩は止まらない。何故なら進化は更により優れたものから完全にそして完全から存在へと進んでいくからだ。
51. それが進化の連鎖である。これがすべての本質を包み抱く。それは遠きに在り、近きに在る鎖の成分のように、互いに連結している。
52. この連鎖は変化に富む湖上表面に置かれ、大海の深淵を歩み、地球の最も探い深淵に至るまで沈んでいく。
53. 同じ連鎖が空中と雲を貫き、無限の宇宙空間へと急ぐ。そして途方もない遠隔へと人間の視界を去る。
54. それはほのかに微光を放つ星として、ただ唯一の鎖の成分が、地上の人間に光を落とす所に消えてく。
55. この連鎖が、真の創造の天の張子である。 その上で完成は一歩一歩その度合いを増し、人間の足元の周りに漂う塵から変容された、永遠を変遷する霊に至るまで開始される。
56. この鎖の成分と階段は余りにも多く、人間はその低俗な言語で、その数を表現することは出来ない。
57. まだ人間は地上に生育繁栄し、生存する植物や動物の全種類すら知っていない。しかし彼は、既にその内の非常に多くを地上の創造の梯子の中で知っている;しかしだからと言って彼は創造に近づいたであろうか?
58. 植物の間だけでも、一種又は多種の動物や人間を、 自ら養分を与えて育てていない植物は無い。
59. 動物はしばしば目に見えない程小さなものまでも、これらの植物に寄生しているかその中に住み、植物と他の動物に再び食物として役立っている。
60. まことにこれら全ては小さな世界である。それら自身は、又他の、より小さな世界を含んでいるのである。
61. 驚きを持って、人々は、地上のものの全ての元素を結び付ける、秘密に満ちた力の作用を知覚する。
62. そうして存在に次ぐ存在が生じる。それらは風化したり、枯れたり、死んだり、消滅したり、それらの一部は元素として新たな結合と形態に変化する。
63. 人間の目が、永遠の法則と掟に従って作用する。それぞれの力の暗黒の分野を、照らしつつ観察出来るなら、全く新しい世界のベールが払われるであろう。
64. 全自然が、人間にとっていわば透き通って見えるようになり、もはやどんな自然の秘密も、彼には隠されないであろう。
65. 人間はここに、地球の暗い溝の中にどのようにして金属が生成され、そこで何という魔法によってバラの花がその壮麗な色彩で粧し込むかを見るであろう。
66. まことにより高等なる天の精霊とその存在よ;人間よりずっと崇高なるもの、如何にそれは到逮しがたい崇高さで虫を超越し、又は朝生まれ、夜には老いて死ぬかげろうを超越していることだろう。
67. まことにより高等なる天の精霊とその存在よ;創造の実体よ。人間は如何にしても、その最高の水準を創り出すことは出来ない。
68. 多分地球人はいつか、今はまだ影の中に在る究め難きものを、明るい眼差しで見るかも知れない。
69. しかし今迄、ただ死者のみが創造の証人であったにすぎない。彼らは光線として創造を包んでいる。一方生きている者は、死すべき者の悟性ではまだ解く事の出来ない、闇の謎の下にさ迷っている。
70. まことにまだ、そうなのである。ただ死者のみが、人間が太陽を見るより、もっと明るい創造を見ているのである。
71. 土、岩石、塩、多様な金属、水晶は、人間の目にはただ原料であり、物質として利用出来る物にすぎない。独自の増殖や進化のための生命も無く、特別な器官もなしに。
72. しかしそれらは真実には、無限の連鎖の最下部の成分であり、全被造物の第一段階ではなかろうか。
73. しかし、既にそれらだけの中に何という無限の華麗さがあろうか。
74. 金や銀の威力は、人間の感覚すら抑制しない事があろうか。そして硬いダイヤモンドの幾つにも屈折する輝きと、赤色光線を放つルビーの燦めく炎が、人間の意識を魅了させないことがあろうか!
75. まことに既に人間は、何千種類もの岩石を知っている。しかし人間はまだずっと、全てを知ることは無い。
76. それらの岩石は、その姿形と色彩において多様である。即ちそれらは、その構造と生命において多様である。
77. 又水晶の規則的な構成は人間の目を魅了させる。まことに地上のどんな名人も、これを模造することも、又自然そのものが形作ったように研磨することは出来ない。
78. 一度でも覗いてみるが良い、地球人よ。多くの石でさえも、そっと畳まれた繊細な葉から形成される最も繊細な草木と同じく、繊細である。
79. 多くは最も繊細なクモの糸のようであり、どんな風であれ、その性質において繊細で、金銀細工のようである。
80. 長い繊細な糸が丸まったものが石綿である。そして人間はそれを互いに解きほぐし、それを紡ぎ、それで衣類を織ったりする。
81. 即ち人間は衣類を纏い、それで又日常生活の他の事物を生産する。しかし強奪的な形でそれを行っている。必要とあればその為に贖罪しなければならない。何故なら場合によっては、人はそれで恐ろしい死を招くからである。
82. 何故ならまことに創造の梯子の中には、次の法則と掟も含まれているからだ。地球は略奪的に又は過度に搾取されることはならず、もしそうするなら、刑罰が課されることになる。
83. まことに岩石の性質も多様である。何故なら。繊細に輝く毛として成長するものがあるからである。
84. そして金や銀のような幾つかの貴金属は、あたかも枝や繁った葉を持つ木々のように、岩礁の間に手足を伸ばしている。
85. 地の金属や石は、背の低い苔や地衣類(藻類と菌類が一緒になった植物)のように悠然と根を張っている。教育の無い者は、それらをあるがままの姿として認識しない。
86. しかしこの石の世界に多様で無数の苔、地衣類、草、茎、草木、多年性草木、潅木、木々の群がる植物界への、その遅々たる移行を見出す個所が在る。
87. そして見逃すことの出来ないのは、松露とバラの間に生じる、絶えず大きく或る完成の順位である。
88. 松露は、根の無い土くれのように見え、膨れ上がるようにして芽を出し、地表下に枝を付けない。しかしバラは明るい光のある所でのみ繁茂し、太陽の光の中で樹枝、葉、刺を付ける。
89. 見逃すことの出来ない等級は、茸、ナシダケ、高くそびえるカシの間にも顕示される。
90. ナシダケや茸は、夜地中からによきによき伸び、数日のうちに再び腐ってしまう。しかしカシの木は何年も成長し、何百年もの年輪を形成する。
91. 地球人よ、見逃すことの出来ない等級を考察せよ。そして何百才になるカシと、何千年と成長し、全渓谷をその木陰で包んでしまうアフリカのカテロスの木との間にある完成を見よ。
92. まことにより高度な植物は、既にその活動において動物を養う。
93. それらは正に動物が卵から生まれるように乳状に富む種から生まれる。
94. それらは大地から養分を取り、その根全体が口と成る。
95. 正に人間や動物の血管に血液が流れるように、植物の中には樹液が上下して流れている。
96. 又正に、人間と動物におけると同じく、植物にも牡と雌があり、それらも性の秩序下にある。
97. それらは辺りを舞う花粉又は花粉を運んでくる昆虫により、直接又は間接的に受粉する。
98. そして雌花は、雌の動物や人の子である女と同じく受粉される。
99. 植物も、動物や人間と同じく汗をかく。又同じく死んだり、食べ物が無くて苦しんだり、過剰な熱さや寒さに苦しむ。
100. 植物は、いわば大地にしっかりと根差した動物のようであり、動物は任意に歩き回る植物のようである。
101. 人間よ、考察せよ。貴方は多くの植物が眠るのを見る。植物は日が沈むと。その柔らかな葉を閉じて眠っている事を告げる。
102. しかし動物のように、他の植物は先ず夜に目覚め、太陽が沈むと咲き出すものもある。
103. 恥らうオジギソウは、目に見える形でその感受性を表わす。それは触れられたり傷つけられると、葉をたたみ枝を引っ込める。
104. こうして楠物の感受性は、人間や動物と同じ様な感受性と、生命を持っていることを示している。
105. まことにここに、植物界と動物界が互いに密着し、植物が動物に変遷して行くぼやけた境界がある。
106. 海中には貴重な紅珊瑚が生育し、木のように海底に育つ。
107. その家の産物は硬い石灰組織であり、それは珊瑚の中に住む虫によって築かれる。
108. 多くの海の大きな島は、珊瑚、弱き虫達による石灰石組織から成っている。島はその様な弱い本質から生み出されたにも拘らず。植物、森、動物、村民、人間を住まわせる。
109. 海中のタコ類は、大技、小枝、葉を持つ、糸のような粘液質の植物に例えられる。
110. 虫や蟹は水中を泳ぎ回る。大小の枝が小さな被造物に絡み付くと、頭足類の葉である吸盤はそれに吸い付いて離れない。
111. 枝の腕は、小さな生物を植物の茎に運ぶ。そこではオウムが口を開け、虫又は蟹を餌として飲み込む。
112. まことに全てに注目に値する感受性を持つ最も完全な植物から、随意の運動を持つまだ不完全な動物に至る移行には、ほとんど気が付かない。
113. しかし上昇する完成は、自然の全連鎖により進行する。そして多くの系列を持つ段階は絶えず高くなる。
114. 上昇する完成は、珊瑚から始まり貝類に、貝類から昆虫に、爬虫類に至るまで動物界の段階によって移行する。
115. そして更にそれは、蛇の類から水に住む鰻や大海の全ての驚異に、大群の魚からトドや海の巨大な哺乳類である鯨に至り、空中を飛び、すばやく跳躍する殆どの鳥のような翼ある魚に至るまで移行する。
116. 鱗の代わりに羽を持ち、鰭の代わりに翼で飾る鳥は、雲層圏を飛び抜けるが、それでも四足動物と親戚でもある。何故なら、その運動の仕方はコウモリに似ているからである。
117. 他に飛ばないが、走る砂漠の気高いダチョウのようなものもある。その翼は、ただ足を補助するものにすぎない。
118. まことに多くの動物は、その等級において既に人間に近い。たとえ人間が隔絶した非動物的進化をしたとしても、人間の姿、振る舞いにも似ている。
119. 猿は人間に似た生物である。原初の第二人類のような姿をしており、振る舞うが、やはり全ての状態において論争の余地の無い、動物である。
120. しかし人間は、最初の創造以来人間である。人間は、地上の存在連鎖の中で最も崇高な成員である。
121. 人間は真っ直に顔をおこして世の中を進む。その目は天を見ている。彼は意識的変化と、自然、植物、動物の世界を支配する。
122. 人間は、石、空、水、地の世界を支配する。彼は空から鷲を落とし、深海から魚を引き上げる。
123. 彼を導くのは、もはや純粋自然本能である盲目な闇の本能ではない。そしてもはや純粋な餌探しの衝動でもない。       
124. 何故なら人間の中には、積極的で物事を照らす理性が支配しているからだ。それは彼の特質である。しかし彼は屡々それを意識的に軽視する。
125. それに加え、人間は自由で創造的で進化する思考と、知らせ合う言語の賜物を持っている。
126. 人間はその霊と意識を持って高く飛翔し、自分自身をずっと凌駕している。
127. まことに既にあちこちで、創造の啓示である最初の火花が、人間の意識の中に輝く時が来た。
128. 人間のみが地上で創造について意識する。義人は創造に至るまで立上り、その法則と掟に従う。
129. しかし多くの者は、創造を見下し、創造を軽視し、足で蹴飛ばす。一方義人は創造の栄光の御座にひれ伏し、地上世界のちりとなって、畏敬に満ちて創造を崇拝する。
130. 秘密の光に照らされ、人間は永遠の道に急ぐ。そして喜びに震え、彼は不朽なものを手に入れようとする。
131. まだ彼は永遠に生きないが、既に創進に与えられた創造で身を飾っている。そして創造が、生命の主であることを信じている。
132. まことに見掛けは死んで辺りを飛び交うちりと、高められた人間のプシケの間から生まれた途方もない間隔は、広がらない。
133. 人間は思考し、創造は導く。しかし人間が導びかれている間、創造も思考する。
134. 人間が思考し導くところには、多くの誤りがあるが、創造が思考し導くところには、生命が在る。
135. 生命と進化の梯子は創造によって創られた。創造のみが法則と掟を生み出す。人間はそれに従って生きるべきである。
136. 人間よ、一度最も低級な被造物から、人間が立っている高等な被造物に至る何百万もの段階に続く階段を作っている、見通すことの出来ない連続を、観察するが良い。
137. しかしどうであろうか。人間の高さが既に最後の高さなのであろうか。それで創造の天の梯子は終わってしまっているのだろうか?
138. 壊れやすい人間が、その高さで、既に直接創造の尊厳にあって秀でているだろうか?
139. 地球人は一度意識の眼差しを持ち、地上の原野を去り、測り知れぬ遠くに無数の世界が漂っている領域を高く見上げよ。そして貴方はその巨大な遠隔の故にただかすかに輝く微光を見る。
140. 地球人よ、この光景に貴方はどんな気持になるだろうか。貴方はその向こうの高所に新しい階段があり、新しい存在物のいるのを見、考量するであろうか。
141. まことに貴方は遥か遠方を見る。しかしそれは十分ではない。何故なら、貫通不能のベールが華麗に満ちた光景を覆っているから。
142. 望遠鏡や反射望遠鏡で、確かに貴方は多くのことを体験した。遥か彼方にある、小さな星のいずれも天体であることも知った。それは地球と同じくらい大きかったり、しばしば地球より何千倍も大きかったりする。しかし貴方はそれで何を見。それから何を学んだというのだろうか?
143. 今、私かこの地上で見るもの全てから推し量り、向こうの高き所にまだ私に暗く隠されている事物の全てを見る時、私はその向こうの空の上に世界が在り、それは地球とよく似ており、そこにも植物、動物、人間が生きていることを認識する。
144. ただ理性と悟性によってのみ次のことは認識される。向こうの高所にも天体が在り、その偉大さと華麗さの隣では、地球は価値の低い生命を持った、はかない飛塵にすぎないことを。
145. だから向こうの空の上に在る世界は、より高等な生命、又はより下等な生命が住んでいる。それは一歩一歩、地球生命の段階に発達したり、地球生命をずっと凌駕していたりする。植物や動物生命においても、人間においても同様である。
146. そして創造の段階系列は、全ての完全を遂げる全ての可能性を持つ世界によって、その序列と共により高く昇り、絶えず上昇する。
147. 地球人類は、創造の全能による最も完全な存在である、という推測が許されるであろうか?
148. まことに人間は地球上ては下等である。しかしただ物質領域においてだけ、そうである。
149. 他の領界、他の世界、他の天体、そして宇宙のどこかでも、人間はそうなのであろうか?
150. いやそうではない。何故ならその系列はまだどんなにか無限に長く、地球人類より優れ、より完全であるからである。
151. 天の霊体、より高き生命、ヤーウェ、霊的指導者、そして知恵者、如何なる名称で、貧しき地球人の舌が貴方がたを飾ろうと、貴方がたは、永遠により、光の源泉に、創造の聖人へと高揚する。
152. 地球人よ、十分に公正になり、創造の崇高な段階に達せられるか、考察して問うが良い。
153. 誠に邪悪な時代によって、地球人に為される質問は次のようである。いつか彼らは地球から解かれ、いつかより高き霊の系列に高められ、絶えず高く創造の高みへと突き進んでいけるか。という問いである。
154. 或いは創造が再びまどろむ時、創造の再崩壊の火の中に消滅し、自ら定めた裁きが、生命を破壊するかという問いである。
155. まことに貴方がたは、より高き天球の霊体であり、存在である。完成の最後の梯子段に昇り、名もない愛と喜び、平和と平安の中を漂っている。貴方がたは創造に近く、既にその壮麗さの中に住んでいる。
156. しかし貴方がたは創造の本質であるが、まだ創造と一体ではない。だから貴方がたも、創造の尊厳の前には無のように消滅する。
157. 貴方がたも、それ自身により創造そのものである。創造のみから、生まれている。
158. 創造は過去に在り未来にも在る。そして貴方がたも創造の側では、ただの影にすぎない。
159. 貴方がた地球人よ、貴方がたの最高の完成と幸福は、単なる創造の輝きの弱々しい放射にすぎない。
160. 創造は無限の完成であり、真の光の大洋である。どんな人間生命も、その中をかい間見ることは出来ない。
161. 創造、おお創造よ。汝名の無き人、定め難き人よ、貴方の尊厳に対する思いが、内なる所で戦慄と歓喜をもって私の意識にのぼる時、私は滅びで再び塵の中に倒れる。
162. おお、貴方は私の創進、全能に満ちたお方。私の意識が至福の感受性を持ち、貴方の披造物の奇蹟の中に沈む時、意識の想像力の翼に乗って岸の無い永遠性を漂う時、星から星に急ぎ、世界から世界へと、ますます創造の偉大さに対する高らかな賛美をみる時、私は圧倒的な力をもって支配され、私の不十分さと無を感じる。
163. 私は貴方の無限の宇宙に群がる何十億、その又何十億という存在の中で、ほんの取るに足りない塵の粒にすぎないことを感じる。
164. そして私は、貴方が愛と義を持って私を見下していて下さることを納得する為に、私の全エネルギーが必要であることを感ずる。
165. そしてまことに私が、その様に考察すると、貴方は法則と掟によって、私の事をいうも考えていて下さるという、貴方の愛の無限さについて、明るい光が私に差し込む。
166. 何故なら何をもって、おお創造よ。私が貴方の進化の段階系列の既に余りにも高い位置を、私に当てがうことが許されたことは、一体、私は何によってそれに値したのだろうか。
167. まことに私は植物であり得るだろう。又は虫やほこりの粒子でもあり得るだろう。しかし私はそうではない。何故なら貴方の愛によって、貴方は私を、無から人間に生み出して下さったからだ。
168. 貴方の啓示が私の内なる所で反射している。私は、思考する事と永遠を期待することが許される。貴方の愛が永遠で無尽蔵であるように。
169. まことに私は疲れること無く戦い、貴方の創造の梯子をより高くよじ登ろう。
170. 私は戦い、私の雲の教育と発展によって、聖なる歩みに決して疲れない。
171. 私は、私の雲の進化のために戦おう。そして私の上に更により高くそそり立つ、存在に近づこう。
172. おお全能の創造よ、私に強さを与え給え。何故なら私は無であり、何も持たないからである。
173. 貴方の愛によってのみ、私は本来の私であり、自分の持つものを持つ。
174. 独自の手からでなく、私はただ貴方の永遠の慈愛に呼び掛け、貴方の永遠の愛に呼び掛けなければならない。
175. 貴方に、おお創造よ、称讃と感謝が捧げられよ。貴方の法則と掟に従って全てが成るように。


第42章  ( 027頁に記載 済)




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